セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

【オンラインセミナー】感情マーケティングを利用した記事の書き方は?

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以前の記事で紹介しましたが、私は感情マーケティングを利用することで、収益が大きく増えました。

 

【オンラインセミナー】感情マーケティングとは?文章は感情を伝えるもの

 

どれくらい伸びたかというと、2018年の8月に発生額が初めて10万円を超えました。扱う広告の繁盛期も理由にあるが、2019年の1月には69万円、2月には99万円、3月には122万円です。(※確定ではなくて発生額)

 

感情マーケティングの活用が、長いブランクを脱する大きな転機となりました。

 

感情マーケティングとは、神田昌典氏の「あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ」から来ています。この本が出版されたのは1999年です。20年も前に書かれた本がネット世界でも通用するのは、私たち人間の本質的なことがテーマだからです。

 

広告媒体は、新聞やテレビ、セールスレター、ネットと変わっていますが、根本的なことは変わりません。なぜならば、人間が商品を購入するときの思考は皆同じだからですね。

 

ここでは、感情マーケティングを利用した記事の作成方法を紹介します。

  1. 感情を見せると人は心が動く
  2. 感情の訴える文章は全体の2割で良い
  3. MSG性が強いストーリーを共通化して挿入する

 

①感情を見せると人は心が動く

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私たちは人間は、誰かが泣いている姿を見ると心が大きく動きます。泣く以外にも、私たちは感情に反応する生き物です。感情とは「興奮」「愛情」「恐怖」「怒り」「悲しみ」「喜び」がありますね。

 

相手の感情が強いほど、私たちの心は大きく動きます。

 

例えば、退屈なスピーチで眠たくなっていても、突然話者が壇上で泣き始めたら多くの人が注目しますよね。涙の理由を聞くために、必死に耳を傾け始めます。

 

感情とは、私たち人間が子孫を残すために作られた防衛反応だと言われています。例えば、「恐怖」の感情は危険から逃れるためにありますね。森で猛獣に遭遇した時に、恐怖を感じなければ逃れることはできないからです。

 

暗闇だとなんでもない事でも、過剰に恐怖に反応しますよね。何故ならば、危機意識が弱いといざという時に逃げ遅れるからです。

 

生き残る上で作られた本能なので、私たちは感情をコントロールできません。悲しい写真を見たら、必ず私たちの感情も動きます。感情が伴う出来事や写真は、記憶に深く刻み込まれるように、感情的な文章は人の心を大きく動かします。

 

感情に訴える文章とは具体的にいうと、

「喜怒哀楽が伴い読み手の記憶に深く残る、共感できる体験談」

 

例えば、子供の頃にいじめられた体験談は、多かれ少なかれ必ず誰にでもあります。他人のいじめられた体験談を聞いた時に、心が大きく動揺するのは幼い頃に感情が動いた体験談と重なるからです。

  

②感情に訴える文章は全体の2割だけ

読み手の感情に訴える文章は、全体の2割もあれば十分です。なぜならば、感情だけに頼る記事は、説得力が生まれないからです。

 

例えば、文章に限らずリアルの世界でも、何が言いたいか良くわからない話をする人がいますよね。特に、宗教や占いは抽象論になりやすいです。抽象論だけ説明されると、聞いている方は距離を取りたくなります。

 

当然ですが、自分の感情だけをぶつけても、相手の心が動くことはありません。読み手を納得させるための、論理的な文章能力も必要です。

 

反対に、左脳だけに頼った論理的な文章も良くないですね。なぜならば、ユーザーが共感できるポイントがないため、感情移入できないからです。論理的な文章だけだと、知りたい情報を得たら、ユーザーは商品を購入せずに高い確率で離脱します。

 

「英会話 おすすめ 無料スクール」という記事は、アクション手前で訴求しやすいと言われます。しかし、私はその考えは間違いだと思います。なぜならば、ユーザーは情報が知りたいだけだからです。

 

複数のサイトを比較しながら、必要な情報だけを取得するため、商品が発生する確率はかなり低いです。また、実際には発生したと思っても、ブラウザのキャッシュが残っているだけで、実際には別サイトで発生している事が多いです。

 

(別サイトでユーザが同じ商品をクリックすると、キャッシュが残るため自サイトでも発生になる)

 

私も昔はランキング系の記事で上位表示しようと努力していました。しかし、ランキング系の記事はライバルが多い上に、たとえ上位表示しても発生や確定まで行かないです。掛けた労力の割に、無駄な努力に終わりますね。

 

私の場合は、記事の3箇所に感情的な文章を意識して入れます。

  1. 「冒頭の最初にユーザーの悩みを完結に述べる」
  2. 「見出しのひとつで、ユーザーの悩みを可視化する」
  3. 「商品をオファーする前に、ストーリー性が高いMSGを伝える」 

 

③MSG性が強いストーリーを共通化して挿入する

MSG性が強いストーリーは、共通化して全ての記事に挿入します。そうすることで、1度の修正で全記事を反映できるため、何度も手直しできますね。手直しするたびに、濃いストーリーに変わります。

 

コンテンツを共通化すると、同じ記事を2度書く必要がなくなります。そのため、記事毎の書くスピードが飛躍的に上がります。方法論やノウハウなど、他ページでも多用する内容は共通化した方がいいです。

 

そうすることで、少ない時間で記事を書き終えられますね。ページを開くと5千文字の記事でも、実際に手を動かして書くのは3千文字だけです。3千文字ならば、1時間もあれば記事を作成できます。

 

毎記事に同じ文章があると、ユーザーから見て煩わしいと思うかもしれません。しかしながら、ブログのようなファンサイトではないので、検索流入の場合は読まれる記事はひとつだけです。

 

2つ目の記事を読むユーザーは、いますぐ客である可能性が高く、他ページと被っていても高い確率で反応してくれます。

 

ストーリ性が強い記事とは、英会話関連の記事であれば次のように記載します。

 

私が英語を勉強しようと思った最初のキッカケは、IT業界のブラックに就職したからです。ブラックに就職した私は、毎日会社に行っても仕事がなくいつも暇をしていました。

国立大学を卒業した友人は、大手優良企業に就職し順調にキャリアを積んでいます。劣等感を持つようになり、飲み会に誘われても断るようになります。

誰からも必要とされていないのに、毎日満員電車に乗って会社に出社しなければならない。雨が降ったある日の帰り道、無理して大学まで通わせてくれた母親のことを思い出し、自然と涙が溢れました。

私はこの現実を変えるために、英語の勉強を始めました。英語ができれば、他のSEと差別化できると本気で思ったからです。そして、その2年後に海外勤務できる会社に転職できました。

  

単純にオンラインの英会話を勧められるよりも、ストーリーに共感してくれた人は、アクションしてくれます。深い悩みを持っている人ほど、よりストーリーに共感してくれますね。

 

まとめ

私はネットの収入が5千円もない時に、会社員を辞めました。会社員を辞めて1年近く経ち、それでも一向に稼げるようになりません。実家の部屋に閉じこもり誰とも会話をしない生活が数ヶ月続きました。

 

悪夢にうなされ、夜中に何度も起きます。今まで経験したことがない不眠症にも陥りました。

 

もうダメからもしれないと思った時に、今まで感じれなかったものが敏感に感じられるようになりました。それは、直感や感性です。そして、神田氏の本を読むようになり、その活用方法を具体的に学びました。

 

それ以降は、論理的思考だけではなく、直感や感性を重視してコンテンツを作成しています。これで大きな結果が出たのは、過去1年間のパフォーマンスを見れば明らかですね。

 

次回は、 「あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ」の中身について詳しく紹介します。また、この本からどうやってアフィリエイトに活かすかも紹介します。