セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

【オンラインセミナー】感情マーケティングとは?文章は感情を伝えるもの

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前回に引き続いて、オンラインセミナーの原稿を準備しています。

 

ネットビジネスで稼げないと考えている人は、次のような悩みがあるのでないでしょうか。

「単調な記事しか書けず、ありきたりな文章になっている」

「わかりやすい記事を書いても、一向に広告が発生(制約)しない」

「オリジナリティが低く、人の気持ちを動かす記事が書けない」

 

私は感情マーケティングという言葉を知ってから、ネットの収益が大きく増えました。

 

2018年の8月に発生額が初めて10万円を超えます。その後、2019年の1月には69万円、2月には99万円、3月には122万円です。自分でもびっくりするくらいに、発生額が右肩上がりに増え始めました。広告の繁盛記もありますが、それでも増えたのは間違いないですね。

 

2020年の1月には、発生額で300万円を超えると思っています。

 

稼げていない時は、文章は情報を伝えるためにあると思っていました。感情マーケティングを学んでからは、文章は読み手に感情を伝えるためにあると知ります。

 

感情マーケティングを一言で説明すると、読み手の感情を刺激し人を動かす文章を書くことですね。

 

この言葉は、神田昌典氏の「あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ」から来ています。この本に感銘を受けた私は、神田氏の本を読み漁りました。

 

そして、彼の本を何度も読み返すことで、次第に自分が書く文章でも活用できるようになりました。読み手の感情がわかると、面白いように売りたい商品を売れます。

 

私が所有する2つのWEBサイトは、どちらも日単位で100〜150PVしかありません。それでも、1日に3〜6万円の発生があるのは、ユーザの感情を刺激しているからです。

 

長い間ブログやアフィリエイトを続けていて稼げない人は、この感情マーケティングを理解していない人が多いです。ユーザにわかりやすい記事を書くことで、報酬が発生すると思っていますね。

 

以前の私は、文章を書く仕事をしているにも関わらず、他人に興味を持つことはありませんでした。しかし、現在は以前よりも人に興味を持つようになりました。なぜならば、相手の心の変化を知ることで、それがダイレクトに収益に繋がるからです。

 

ネットビジネスで稼げる過程で、この感情マーケティングはひとつの転機になりました。ここでは、感情マーケティングについて、次の3つを説明します。

  

  1. 文章とは感情を伝えるものである
  2. 感情マーケティングとの出会いは?
  3. ネガティブなキーワードほど、成果率は驚くほど高い

 

①文章とは感情を伝えるものである

分かり易い文章で情報を整理するのが、自分の仕事だと思っているライターは多いですね。そう考えているブログやアフィリエイターは全体の8割だと思います。

 

しかしながら、情報を整理して伝えるだけでは、十分でありません。何故ならば、情報を整理するのは、誰がしても変わらないからです。また、情報を得たいユーザは、あなたの文章を読んだとしても、実際に行動に移すことはないですね。

 

私たちが素性の知らない他人の文章を読んでネットでモノを購入するのは、感情が大きく動いたからです。知らない情報を教えてもらったからではありません。

 

では、感情を伝えるとは具体的にどういうことでしょうか?

 

次のことを考えてみましょう。

「どういう時に、私たちが他人を信用できると感じるか?」

「どういう時に、私たちの感情は大きく動くのか?」

「どういう時に、深刻な悩みを相手に相談したいと思えるのか?」

 

例えば、がん保険の営業がお宅訪問に来ます。

 

私たちはがん保険に入りたいと思っていないのに、がん保険の中身をわかりやすく説明したところで契約しないですよね。このお客さんはがん保険に興味を持っていないし、そもそも情報を知りたいとも思っていないからです。

 

しかし、この保険販売員が父親をガンで亡くした過去を持っていたらどうでしょうか?目に涙を浮かべながら、残された家族の気持ちや保険の必要性を訴えられたらどう思うでしょうか?

 

その販売員が本心で語るほど、成約率も高くなりますよね?これは極端な例ですが、感情マーケティングの重要性がよくわかると思います。

 

②ネガティブなワードほど成果率は高い?

ネガティブなワードで流入したユーザーほど、成果率は高くなります。

 

例えば、次のワードでは成果を得るのは難しいです。

「英会話 おすすめ スクール」

「英会話 無料スクール」

 

なぜならば、ユーザーが知りたいのは情報だからです。逆に次のワードの方が成約率は高くなります。

「英会話 聞き取れない 悔しい」

「英会話 挫折」

 

なぜならば、読み手の心の変化を起こしやすいからです。例えば、このワードでYahoo知恵袋を検索すると、

 

英語挫折しました・・・

先週から、語学学校でアイエルツコースを受講しています。
最初のプレテストで、高得点をとってしまい、周りがアイエルツ7ポイント以上のクラスにはいってしまいました・・・・。でも全然授業についていけなくて、みんなの言っている言葉も聞き取れなくて、もう勉強が嫌になりました。

英語の自信がなくなってしまったため、ルームメイトとも英語で話すのが億劫になってしまい、一日家にいて日本語のyoutubeとか見ています。どうやったら英語をまた好きになることができるでしょうか・・・。もう勉強いやです。

めんどくさい。

参考:Yahoo知恵袋

 

私たちは、このようなユーザーをターゲットにするべきです。なぜならば、ユーザーは具体的に強い悩みやコンプレックスを持っているからですね。相手に共感した上で、解決策を掲示してあげれば、ユーザは納得して商品を購入しくれます。

 

「英語を学びたい」だけのユーザは、私たちのターゲットではありません。具体的なワードで検索しないユーザは、深刻な悩みがないためどのみちお金を払わないですね。

 

悩みが深いユーザ向けに記事を書くと、1ページ目に表示させる必要は無くなります(もちろん1ページ目の3記事以内に表示するのが理想ですが)。深刻な悩みを持っている層は、正しい答えを知るために深いワードで何度も検索するからです。

 

誰に向けているかわからない曖昧な記事だと、発生までいきません。

 

 

③感情マーケティングとの出会いは?

感情マーケティングとは、左脳(論理的、分析や解析)と右脳(直感や感情)をバランス良く使い文章を書くことです。割合としては、左脳が8割、右脳が2割くらいが良いですね。

 

左脳だけだと相手に感情が伝わらないし、右脳だけだと説得力に欠けるため、ユーザは納得してくれません。

 

現代社会は、右脳よりも左脳が求められる時代です。私たちの周りを見渡した時に、仕事に効率や合理性を求める人の方が昇進していますよね。ビジネス上の課題を分析や解析して、より早く解決策を見つけられる人が高い評価を得ます。

 

産業革命以降、私たちは効率や合理性をずっと求めてきましたね。人間に変わりが機械がどれだけ効率よく働けるかに投資してきました。ネット社会に入りWEB化も同じ流れですね。オンラインで管理するソフトウェアの大半は、効率良く業務を管理することですね。

 

機械化やネット化に求められていることは、効率化と合理化です。そして、行き着く先までたどり着いたのが人工知能ですね。人工知能が私たちの仕事を最適化する時代では、クリエイティブを発揮する以外で生き残る道はありません。

 

クリエイティブとは、直感や感性である右脳を使うことですね。左脳だけ使おうとすると、どこかで限界に達します。

 

本来、女性は男性よりも右脳を使います。しかしながら、女性の社会進出が進み、女性も左脳を使う人が増えていますね。

 

私は社会人になってから左脳中心で生活していました。システムエンジニアを選択し、左脳を使う仕事を選んだからです。自分が会社員を辞めたのも、左脳だけで生き続けることに限界を感じたからだと思います。

 

私が右脳を意識するようになったのは、今の仕事を初めて出口のない行き詰まりを感じていたからです。

 

「7つの習慣」という本によると、ある出来事をきっかけに私たちは右脳を使い始めます。大切な人を亡くしたり、仕事を失業するなど、左脳だけで対処できない大きな悩みに直面すると、人は右脳(感情や感性)に頼り始めます。

 

なぜならば、左脳だけでは処理しきれなくなるからです。失業やリストラをきっかけに、今まで興味がなかった占いや宗教に助けを求めるのも同じ理由ですね。

 

私たちは、右脳を使うようになると、感覚が鋭くなります。右脳を使うことで、今まで見えなかった景色が見え始めます。それは、他人の感情や心の大きな変化です。

 

スピリチュアルな話をしたいわけではありません。人間の直感力は、科学的にも証明されています。

 

そして、その図形を選択する際、考える時間を全く与えないで直ぐに答えてもらったり、或いはある程度の時間を与えて見直す時間のある条件下で答えてもらい、その正解率を比較しました。

その結果、見直す時間がない場合は正解率は95%だったのに対し、1.5秒程度の見直しが許される環境下では70%の正解率に低下していたそうです。即ち、考えたり見直したりする時間がなく、直感で判断する方が良い結果を与えるという訳です。

参考:「考えるな、直感を信じろ」が科学的にも正しい可能性、と英大学 - まぐまぐニュース!

 

私たちは論理的に考えることも大事ですが、左脳だけでは必ず行き詰まる時があります。バランスよく右脳も使えなければ、大きな課題に直面した時に乗り越えられないですね。

 

右脳をうまく使うことで、感情的な文章を書くことができます。感情的な文章を書くことで、人の心を動かし行動させることもができます。

 

 

まとめ

  1. 感情が伝わる文章を書く
  2. 読み手の悩みをまず可視化する
  3. 可視化することで、ユーザーが心を開いてくれる
  4. 大きな変化があると、ユーザーは行動に移す

 

感情が人の行動を動かすと知ってから、どうすれば心を許して話してくれるか注意を傾けるようになりました。面白いことに、私が相手のことを深く知りたいと思い、話を聞くほど、相手は自分の悩み事を素直に話してくれます。

 

そして、それは文章でも同じですね。私が読み手のことを深く理解することで、自然とユーザの反応率も高くなります。

 

次回は、感情マーケティングを利用した記事の書き方を紹介します。