UPVが200前後のサイトを2つ運営しているだけだが、先月(2019年10月)の確定額は、過去最高額で90万円でした。
1PV当たりの収益を計算したところ54円でした。アフィリエイトサイトの業界平均は3〜4円なので、14〜18倍も効率良く稼いでいることがわかりますね。
少子高齢化で日本全体のPV数が増えない事を考えると、少ないパイの奪い合いをするよりも、効率良く稼ぐ事を考えた方が良いですよね。薄利多売を狙うだけでは、ライバルたちと消耗戦に突入するだけです。
なぜ、少ないPVでこれだけ稼げているのか、その理由を自分なりに考察してみました。
1PV当たりの収益は54円もある
- Aサイト:日UPVは200、PVは300
- Bサイト:日UPVは150、PVは250
- 2サイトの収益は90万円、月16500PV
- 1PV当たりの収益は54円
収益が発生しているサイトは2つだけです。先月の10月の2サイトの収益は90万円でした。月90万円の収益を2サイトの16500PVで割ると、1PV当たりの収益は54円です。
アドセンスをメインにした場合の1PV当たりの収益は0.2円、アフィリエイトをメインにした場合は3〜4円と言われています。
ということで、まとめます。
- Adsenseメイン:1PVあたり0.2円程度がせいぜい
- アフィリエイトメイン:1PVあたり3~4円も夢じゃない
- リスティングサイト:1PVあたり30円以上を稼ぐ
わかりやすく、100万PVあたりの収益を書いておきますね。
ブログにおける1PVの価値について書いてみる。広告収入を増やしたいなら、アクセスアップと同時に1ページあたりの価値を改善しよう。 - その他の読みもの
私のサイトでは、14〜18倍効率良く収益を上げている事になります。1PV当たりの収益が54円であれば、月1万PV集めるだけで54万円の収益を上げられますね。
1PV当たりの収益が高い理由は?
- 専門性が高いサイトを運営する
- PVを増やす事を目標にしていない
- 単価が高い商品だけを扱う(単価1〜3万円)
- ユーザーの検索意図を理解し、反応率が高い
アフィリエイトサイトでも、1PV当たりの収益が5円もあれば、かなり優秀なレベルだと言われています。しかしながら、私のサイトでは1PV当たりの収益は54円もあります。
なぜこれだけ高いのかというと、専門性が高いサイトを運営し、かつ単価が高い案件だけを扱っているからです。
現在は、ほぼ全日本国民がインターネットにつなぐ時代です。超少子高齢化で、日本の人口はこの先も減少するしか道はありません。対して、ネットに記事を投稿する人間の数は増え続けていますよね。
PVの取り合いしか頭になければ、お互いが消耗するしかありません。厳しい時代を生き残るためには、PV当たりの収益を上げるしかありません。
1杯300円の牛丼を1千人に売り30万円目指すよりも、3万円のフルコースを10人に売る方が効率は良いですよね。安い牛丼を薄利多売するのと比較して、3万円のフルコースを売るためには、私たちは脳をフル回転させて考える必要があります。
この考えるための作業をする事で、私たちのビジネスのレベルを上げられます。逆に言うと、考える作業をせずにひたすらに記事を投稿する作業は、飲食店やアルバイトの単純労働と同じです。
1日150UPVしかないサイトで、月90万円も稼げるのは、正しいユーザをサイトに訪問させた上で、必要な訴求を行なっているからです。
PVが多ければ稼げるは幻想に過ぎない?
- ビギナー|月間2,999pv以下:0円〜数百円以上
- 脱ビギナー|月間3,000pv~:千円~数千円以上
- ノービス|月間1万pv~: 数千円~1万円以上
- アマチュア|月間3万pv~:1万円~数万円以上
- トップアマ|月間10万pv~:3万円~10万円以上
- エキスパート|月間30万pv~:30万円~50万円以上
- セミプロ|月間50万PV~:50万円~100万円以上
- プロ|月間100万PV~: 100万円~数百万円以上
- トッププロ|月間300万PV~:数百万円~1000万円以上
- 神|月間1000万pv~ 1000万円~1億円??
ブロガーの9割が陥っている事だが、PVが多ければ稼げると考えるのは幻想です。
私たちがPVの罠に陥る原因は、初心者向けのサイトや入門書で、PV当たりの収益を気にさせられるからです。私がブログを始めた当初、まずは収益を上げるために、アクセス数を増やす事しか頭になかったです。
ブログ部のブロガー番付を見ながら、月3万円稼ぐためには月間10万PV稼ぐ必要があると考えていました。しかしながら、月間10万PVを稼ぎ出す過程で、私たちはたくさんの過ちや失敗をします。
- アクセス数を増やすために、パズ狙いの記事が次第に増える
- テーマから外れて、カテゴリを次々に増やす
- カテゴリが増えるたびに、専門性がないサイトになる
- PVを増やすために、たくさん記事を投稿する
- たくさん記事を投稿することで、記事の品質が劇的に落ちる
月に20万PVを超えても、月の収益は1万円以下でした。このような経験を得る過程で、PV至上主義に疑問を感じるようになります。
ブログ経由で他のブロガーさんから相談される機会が多いが、大半がグーグルアドセンスを軸に収益を考えています。そして、40万円など高いコンサル料金を払っても、アドバイザーからは、まともなアドバイスを受けていません。
コンサルで金儲けする人でも、正しい知識を持っていない人はたくさんいますよね。稼げていないブロガーの9割は、アクセス数を増やす事に必死になり専門性が低いサイトを運営しています。
ブログのタイトルとカテゴリを見れば、稼げないサイトだとすぐにわかります。
「英語」「プログラミング」「ブログ運営」「海外旅行」など、自称プロを謳う趣味や読書感想レベルのブロガーがたくさんいますよね。彼らは自分より下の情報弱者を食い物にするために、自己のブランディングにも力を入れていますね。
初心者にグーグルアドセンスを勧めない理由は?
- 理由1:PVを集めることが収益に繋がると思い込む
- 理由2:他の方法で稼ぐことを考えない
- 理由3:専門性が低いサイト運営に走る
初心者ほど、グーグルアドセンスを利用しない方が良いと思っています。
なぜならば、PVを集めることが収益に繋がる思い込むからです。実際には、PVを集めようとしない方が、収益を大きく伸びす事に成功します。なぜならば、ターゲットを明確に絞り、記事の質を向上する事が明確な目標になるからです。
PV集めを戦略にしてしまうと、他の方法で稼ぐことを考えなくますね。
戦略をなくした結果、記事を無駄に乱発し、タイトルやカテゴリに矛盾が生まれ、専門性が低いサイトになります。
個人的には、グーグルアドセンスとアフィリエイトサイト、どちらも両立する事に対しても反対です。なぜならば、単価3万円の広告を踏む可能性があるユーザが訪問しても、アドセンスの10〜40円の広告をクリックして、離脱されるからです。
また、アドセンスを貼る事で、ユーザに対して正しい訴求ができているか判別するための数値も解析できなくなります。アフィリエイトがしっかりしていれば、アドセンスを貼る必要性はそもそもないですよね。
特にサイトがしっかりできていない状態で、アドセンスに頼ると正しい知識やスキルを学ぶ機会を自ら失くす事になります。
まとめ
ブログ運営でアクセスを求めるべきではありません。月間10万PVのサイトを運営したとしても、月に3万円稼げたら良い方で、大半は無駄な労力に終わりますよね。月間30万、100万と増やせるのは一種の才能だと思います。
それよりも、自分が凡人だと思うのであれば、しっかりと戦略を立てて、正しいやり方でサイト運営をしましょう。
PV数は一過性に過ぎない知識やスキルですが、マーケティングやコピーライティングは、すべてのビジネスで応用できるスキルですね。広告媒体やサイトのテーマ、時代が変わっても使えます。
なぜならば、アフィリエイトを通じてビジネスの本質を学べるからですね。