大学を卒業すると大半はサラリーマンとして生きていくことになる。毎朝電車に乗り、毎日決まった場所に出社していれば、毎月決まった日に銀行口座にお金が振り込まれるので生きていくことには困らない。
けれど、毎日同じルーチンワークの生活に満足できない人が一定数以上いる。自分もそう思う内のひとりでサラリーマンを辞めてから2ヶ月が経った。
サラリーマンで一生を終えないために、勤労所得以外の方法で場所や組織に縛られずにお金を稼ぐ事にトライしてみた方が良いと思う。
1.自己アフィリエイト
本業以外で収入を得ようと思ったら、真っ先に思い浮かぶのはコンビニや飲食店のアルバイトだ。最近は副業を認める企業も増えてきたが、昔から生活がリアルに厳しい人は本業とバイトを掛け持ちしている。
バイトは手軽に誰でも収入を発生させる事ができるが、個人的には良い方法だとは思わない。本質的にはサラリーマンが本業より低収入で長時間労働するのと変わらないからだ。バイトで賃金を得るくらいなら、残業した方が会社からの信頼も得られるし、仕事も覚えられるのでまだマシだと思う。
バイト以外で本業の仕事をしながらでも短時間で効率よくお金を稼ぐ方法がある。アフィリエイトのサイトに登録して、自分で広告収入を発生させるやり方だ。
FX口座開設やクレジットカード発行の案件は、ひとつで2万円を超える高額報酬のものもある。2週間ほどで月に10万円稼ぐことも可能だ。
上記以外の案件でも、保険や住宅リフォームの見積もりなど、面談をするだけで高額報酬が発生するものもある。お小遣い感覚で週末にやって見るのも悪くはない。
本業以外の仕事、インターネットだけを使って実体験でお金を稼ぐと価値観が代わり、これだけで生活して行きたいとモチベーションに繋がる。
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2.株や不動産投資する
株式投資や不動産投資だけで生活するのはハードルが高いけれど、働かない生活を目指すのであれば効率が良い方法だ。株式投資で発生する配当金や、不動産で発生する家賃は完全な不労所得だ。労働時間に比例せず、資産が大きくなればなるほど得られる含み益が大きくなる。
ただし、不動産を所有するためには借金をする必要があるためリスクは大きいし、株式投資の利回りは大きくないためコツコツと資産を積み上げる必要がある。年間で年間で120万円、月に10万円の収入を高利回り3%の配当金だけで得ようと思うと、4000万円の資産が必要になる。
セミリタイア生活をするために理想は、本業で得た収入から毎年1〜200万円程度株式に投資する。10年掛けて1〜2千万円の資産を築き、配当金を再投資してさらに資産を積み上げていく事で、会社の依存度を減らしていく事だ。
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3.ブログやホームページを運営
ブログやホームページを運営し、広告を貼るだけで数10万円以上稼ぐ人がいる。自分も最近になってようやく月1万円以上稼げるようになった。
月に10万円以上簡単に誰でも稼げるわけではないけれど、続ければ続けるほど少しずつだけどお金を稼ぎ易い環境ができてくる。一度お金を稼げるようになると他の分野でも継続的にお金を稼ぎやすくなる。
ブログでお金を稼ぐことの利点は、場所に縛られずにインターネットとパソコンさえあれば収益が発生することだ。場所に縛られないということは、世界中どこにでも自分が好きな場所に住む事ができる。
現在はフランスのパリに滞在しているけれど、パリにいて報酬が発生した時は日本にいた時より何倍も感動した。
クリック型報酬のグーグルアドセンスを使えば記事を毎日更新するだけでも報酬は発生するけれど、審査が厳しかったり、記事を更新する事が目的になったりと長い目で見て狙った記事で稼ぐ事ができなくなってしまう。
アフィリエイトに登録して自分で狙った商品を紹介して報酬を発生させた方法がノウハウが蓄積できる。
ブログで稼ぐようになるには長い年月が必要になるので、サラリーマンで稼いだお金を株式に投資しながらせっせと貯めながら、ブログを運営していくのが良い。
4.お金を使わないこと
本気で仕事を辞めて自由に生きていこうと思うと、収入面だけではどうしようもない現実的な問題にぶち当たる事になる。年収400万円得ているサラリーマンが、仕事を辞めて同じだけの報酬を得ようとするとセミリタイアは不可能だ。
年収400万円得るためには、株式投資だと1億4000万円の資産が必要になるし、ブログやホームページだけで月に30万円稼ごうと思うと、高額なブログ塾に加入したり情報教材に手を出し、返ってお金を失う事になる。サラリーマンの収入並みにブログで稼げる人は全体の1%もいない。
会社組織から自由に生きる事を最優先するならば、お金を使わない生活を心掛ける必要がある。
月に20万円の生活費を払っているといつまで経ってもリタイアできないが、月の生活費が5万円だとハードルは下がり、誰でも実現可能な範囲になる。
自由な生活を得るためには代わりに失うものが出てくる。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるとか安く抑える方法はいくらでもある。
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5.リソースを活用する
収入源を増やし、支出を減らしてもひとりだけの力でリタイア生活を送るのは難しい。十分な収入で意気揚々と仕事を辞められる人なんて全体の1割もいないと思う。
普通の人がセミリタイア生活を送るためには、使える資源を最大限利用した方がいいと思っている。
例えば、生活費が掛からない実家だったり、パートナーと協力してお互いの負担を減らすなどだ。贅沢な生活を望まなければ、1人で生活するのも2人でも生活するのも生活コストは大きくかわらない。
何年も仕事を辞めたいと思っていたけれど、本業以外で収入がないという現実的な問題でずっと踏み出せなかった。ようやく仕事を辞めれる道が見えたのはパートナーの存在が大きかった。彼女が日本を離れて海外の複数国で働く事になり、滞在費は彼女の会社が負担する事になった。
日本に滞在するときは生活費がかからない実家に住む、海外に滞在するときは家賃を払わない、働かなくても出ていくお金が減るのでなんとかなると思った事が大きい。
もちろん両親がずっと健康でいるわけでもないし、彼女ともずっと交際を続けていけるかもわからない、本来ならばしっかり計画して万全の状態で仕事を辞めるべきだと思っている。それでも、一度しかない人生なので後悔しないようにヤりたいように生きるのが一番だと思う。
実際に仕事を辞めてみて思ったことは、意外とお金を使わずに生活できる方法がたくさんあること。リタイアしてからフィリピンの留学にタダで滞在する方法があることも知った。