海外セミリタイア生活者にとって、KindleやFireタブレットは必須のアイテムになっている。
Kindleのunlimitedプラン(月額980円)に加入すれば、対象の書籍をタダで読むことができる。例えば、1日中お金を使わずにのんびり読書したい時に、Kindleがあれば無料で読むことができる。
自分はこのサービスをかなり重宝していて、月に50冊くらいはunlimitedの本やコミックをダウンロードしている。「インベスターZ」や「ブラックジャックによろしく」もタダで読むことができた。
Kindleは本を読む機能しかないが、Fireタブレットがあると本の他に、映画やゲームをデバイスにダウンロードしてオフラインで楽しむことができる。セミリタイア後は海外に行く機会が増えるので、移動中も有意義な時間を過ごすために購入することにした。
Amazonプライム会員であれば4000円割引きできるため格安で購入することができる。Kindle端末とFire7タブレットは4980円、8インチのFireHD8でも7980円で購入することが可能だ。
自分は最初にKindle端末を購入したが、移動中に映画も見たいという理由でKindle端末を知人に売り8インチのFire端末を新しく購入した。どちらも「買取王子」という買取サービスを利用し、そのお金で端末代を捻出した。
買取王子でアマゾンギフト券を入手する
家にある古本やCD、DVDなどいらないものを買い取ってくれる「買取王子」というサービスがある。このサービスの利点は、自宅までダンボールを届けてくれるので、ダンボールに整理した後、翌日に宅配業者が回収に来てくれることである。
個人的にはKindleを購入する機会に、本棚いっぱいにある紙の本を整理する良い機会だと思っている。セミリタイア生活者であれば、物をスーツケースひとつに収まるくらい最小限に減らした方が何かと便利だ。紙の本が増えると移動する際に邪魔になる。
自分は元々紙の本を購入していたが、地方から東京に移動する際に部屋にあった大量の本を処分した。その際に初めて買取王子を利用したが、届いた書籍用のダンボール6箱に本を詰めて「13860円」になった。
その後東京に半年ほど滞在し、仕事を辞めるタイミングで半年の間に購入した書籍(ダンボール1箱分)を再び買取王子で売却し「3161円」を得た。
実家に戻り、学生時代や引っ越すタイミングで実家に送った大量の書籍やコミック、昔着ていた洋服も全てこれを機会に売ることにした。多分、全部で2万円くらいにはなるだろう。物を整理すると身軽になったようで気分が良い、現在はスーツケースひとつに自分の物が全て収まる。
書籍を売却し得たお金は、アマゾンのギフト券に交換することができるので、このお金でKindle端末やKindleの書籍を購入している。
地方にいた時に売却した200冊くらいあった書籍の一部
買取王子の使い方
買取王子の公式ホームページに遷移し、ヘッダーメニューの「買取申込」を選択する。
箱に詰めるだけの買取サービス 買取王子 - DVD・本・家電を宅配買取
次の項目に入力するだけで手続きは完了する。
①商品の種類を選択
②ダンボールのサイズと箱数選択
③宅配キット到着希望日
④宅配キット受取希望日
ダンボールを配達業者に渡した後は、だいたい2週間程度で査定が終わりメールで通知してくれる。商品の明細についてはこちらから依頼しないと教えてくれない。
そのため、高価な商品を値段を見ながら売るか確認したい場合は、買い取ってくれる店舗に直接持っていく方がいい。自宅にいながら、楽に要らない物を処分したい時に買取王子は便利なサービスだ。
Kindleタブレット安く購入する方法
Amazonのプライム会員であれば、クーポンを使用し4000円引きで端末を購入することができる。カメラ、ネットサーフィン、本やコミック、映画が観れて7インチのタブレットが4980円で購入できるのはお買い得だ。
Amazonの商品ページに飛ぶと、「クーポンコード」というのがあるので、このクーポンコードをコピーしておく。通常の買い物と同様にレジに進み、お届け住所やお支払い方法を入力する画面に、「Amazonギフト券・Amazonショッピングカードまたはクーポン」という入力欄があるので、そこにコピーしたコードを入力する。
すると割引が適用されるため、8980円のタブレットを4980円で購入することができる。
自分は映画をみる理由でFire端末を購入したかったので、7インチではなく8インチの端末を購入した。8インチも4000円引きのクーポンが使用できるため、11980円のタブレットが7980円になる。
以前使用していた、Kindle端末はフランス人の彼女にあげた。リンクしているAmazonのアカウントを解除し、端末の初期化して使用する言語をフランスに変えると、フランス用のAmazonに切り替わるので問題なく使用できる。
KindleとFireHD8の比較
Kindle端末からFireHD8に切り替えたのだが、切り替えて感じたメリットとデメリットについて述べていく。
メリット
・暗い場所でも本を読むことができる
・性能は良くないがカメラが付いている
・移動中にオフラインで映画を見ることができる
・タブレットだけでKindleストアで楽に本を購入できる
Kindleだと使いにくいので全てPCから購入していた
・マンガがKindleよりも読みやすい
・イヤホンなしでも音がクリアに聞こえる
デメリット
・端末が期待していたよりも重いと感じる
Fire369g、Kindle161g
・12時間バッテリーなしで使用できるが、Kindleは白黒だけなので数週間保つ
・Blue Shade機能でブルーライトを遮断してくれるが、それでもKindleに比べると目が多少疲れる
値段が安いのが最大の魅力だが、KindleからFireHDに移行すると若干の不満が残る。海外に行く機会が増え、移動時間が増えるとFireHDの方を重宝するのかもしれない。何れにしても、Kindleは彼女に渡して有効活用してくれているので問題はないのだけれど。
FireHDを購入した最大の理由は、飛行機や移動するバスの中で映画が見れることだ。海外に行くときは、語学を勉強するモチベーションが上がるため英語の映画やTVドラマを見たくなる。
だがひとつ注意する必要がある。海外のIPアドレスでは映画をダウンロードできないので、あらかじめ日本でダウンロードしてから持ち運ぶ必要があることだ。
映画をダウンロードする際にタブレットの容量が8GBしかないと、2時間の映画で2GBくらい消費してしまう。他にもゲームや書籍をダウンロードしていると、映画を3本入れれば容量がいっぱいになってしまう。これでは自分の場合、地方の実家から東京にバスで移動するだけで全て見終わってしまう。
そこで、SDカードを購入しておくことをお勧めする。32GBで1680円、64GBで3000円だったので、自分は64GBの方を購入した。来月から2ヶ月フランスに滞在し、その後1ヶ月フィリピンに滞在する。そうすると32GBでは少し物足りなく感じた。
海外のIPアドレスでは、著作権の関係でHuluもAmazonプライムビデオも視聴できないので多めにダウンロードできた方が安心する。