セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

セミリタイア準備中、年収400万円よりも年収200万円の方が幸福度が高いと思う理由

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年収400万円よりも、年収200万円の方が幸福度が高い生活を送ることができると思っています。

 

理由は自分の時間が確保できること、もうひとつは社会保障などの税負担があるからです。

 

日本は超高齢化社会を迎えているため、社会保障費が1988年の約40兆円から2015年の約120兆円と3倍程度増えました。日本でサラリーマンとして生活する限りは、この税負担からは逃れられません。今後もひとりあたりの負担は上昇していきます。

 

若者は日本を脱出した方がいいという話ではなく、できるだけ個人の負担が減る方法を考えた方がベストです。

 

どこで幸福を感じるかは人それぞれなので、万人に通じる答えはありません。仕事やプライベート、自分のやりたい事、どうバランスを取ったらいいかは個人の感覚で変わります。たとえ年収が300万円に満たない正社員の仕事でも、心から楽しめる仕事であれば続けた方がその人は幸せになれます。

 

自分の年収は今年で500万円程度でしたが、それでも仕事の負荷、これからもこの退屈な仕事が生涯続くのかと思うと、たとえ今後も順調に収入が増えたとしてもストレスになると思った。

 

今の生活を継続させることに労力を使うよりも、年収が100~200万円を目標にした方が幸福度は高いと思いサラリーマン生活に終止符を打つことにしました。

 

個人的には300~500万円あたりが精神的に一番きついのではなないかと思っています。

 

年収が300万円台だと、これ以上下がったらまずいなと思って必死に働きます。意外と収入が少なくてもいいと開き直っている人は、やりたいことができているのでそれほどストレスは大きくはありません。収入が減る代わりに自由度は増します。逆に300万円前後だとちょっとでも手を抜くと貧困層の仲間入りをするため必死に働きます。税負担が1万円増えれただけでも即生活費の圧迫に直結します。

 

年収が400万円台だとちょうど平均的な金額です。平均的に生きてきた人が集まるエリアです。もう少し頑張ればもっと上に行けそうだとなんとなく思えるし、下には下がいるからと変な安堵感を持ちます。中途半端でダラダラと現状維持を続けてしまいます。

 

 

人生はバランスが大事だと思う理由

 

本業で得られる年収は高ければいいというわけではなく、バランスが重要だと思っています。得られる収入が多くても、自分の時間が確保できない、仕事のプレッシャーが大きい、高い生活水準を維持するために使っていたら満足度は低い。

 

40歳手前でプロジェクトマネージャーをしている上司がいるが、彼は毎日日付をまたぐくらい遅くまで仕事している。家族や子供もいるが、平日は家で食事を取ることはありません。忙しいときは週末も会社に出るくらい多忙です。

 

仕事も複数のプロジェクトを管理、新人や外国人の教育、上司からのプレッシャーも強いです。ITの世界では技術のアップデートは常に起こるため、5年前の知識では通用しなくなります。こういう社員を真近でみると、人生ではバランスが大事なんだなと気付かされます。以前、有給の休み明けに出社したら、この社員の方にその日の定時以降に無断で会議の予定を入れられていました。

 

自分の時間を大切にしない人は他人の時間も配慮できません。

 

会社のために一生懸命がんばっているから周りも理解してくれていると勘違いしているので、できるだけ距離を取ってかかわらない方がいいです。

 

退職後は初年度の税金が生活を圧迫する

 

昨年の自分の年収は440万円でした。仕事を辞めたあとの初年度支払う税金の計算をしてみましたが、だいたい50~60万円程度になりそうです。

 

年収500万円で退職後に国民健康保険に介入した場合、月3万~3万5000円の支払いがあります。さらに住民税を足すと月に5万円程度の出費になります。

 

会社を辞めたい! 充電中の生活資金はいくら必要か | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

この分は、無収入の状態で1年間支払わなくてはなりません。昨年の収入に対する税金になるため、基本的には免除できません、あくまですでに貰った分の給与に対する課税です。仕事を辞めたあとに、高額の請求書がきてびっくりしたという人は少なくありません。

 

退職後は失業手当に期待する人も多いですが、昨年度の税金の支払いですべて消えてしまいます。

 

月給が20万円で貯金ができないまま、職場が耐えられなくなり自己都合で仕事を辞めたという人はキツイかもしれません。その後、国から税金の催促状がくると国に対する失望感だけが残りそうです。

 

あらためて税金を見直してみると、多くのお金を国や市町村に収めていることがわかります。

 

仕事を辞めて月に5万円を目標に生活しようと思っているときに、初年度は税金だけで月5万円払わないといけません。先月の給与明細を見てみると、毎月これだけの支払いをしていました。

 

健康保険、1万3000円
厚生年金、2万4000円
住民税 、1万7400円
所得税 、7000円

 

合計で6万円弱です。安定した収入があるうちは、さほど気にしないですが、改めて税金の高さを思い知ります。失業保険があっても、初年度の税金を支払うために使うことを考えると、実質国からの援助はありません。

 

サラリーマンを辞めるためのコストのようにも見えてしまいます。

 

これからはできるだけ公共施設を利用しようという気にさせます。

 

アマゾンで書籍を買うのではなく図書館に行き本を借りる、カフェで仕事をするのではなくWifi付きの図書館へ、民間の設備が充実したスポーツジムではなく区が運営するジムへ、居酒屋でお酒を飲むのではなくテーブルとベンチとトイレが付いている公園へ、ディズニーランドではなく区が運営する博物館や美術館を利用しようと思います。

 

Amazon:フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

 

上位の4%が全体の所属税の半分を納税している

 

日本は累進課税を導入しているため、税負担は年収が増えるほど大きくなります。

 

年収ごとの手取りをまとめたサイトを見てみると以下のようになります。

 

収入、税負担
2000万円、700万円
1000万円、270万円
600万円、130万円
400万円、80万円
200万円、37万円

 

平均年収.jp|年収の手取りって実際にいくら?

 

実際には配偶者がいるかどうか、年収1000万円を超えると節税する人も増えるため、一概には言えないですが。


人生の大半を仕事に消費し汗水たらしてようやく600万円の年収を稼ぐサラリーマンの税負担は130万円、対して働きたいときに「楽に」働くフリーターの税負担は37万円です。税負担だけで100万円の開きがあります。年収が100万円を切ると、100万円の控除を受けられるため税金は徴収されません。自分はここを狙っています。

 

自分の会社で年収600万円というと、家族といる時間を犠牲にして必死に働いているプロジェクトマネージャーがようやく辿り着けるレベルです。

 

興味深いことに、年収が少ない人の所得税の負担は減っています。グラフをみると1999年と2017年で所得税の負担は大きく増えてますが、年収が200万円以下は逆に減っています。1999年年収が100~200万円以下は2.4万円、2017年は1.5万円です。

 

年収でこんなに違う 所得・消費税、あなたの負担は:日本経済新聞

 

税金は収入が多い人から徴収するのが鉄則です。

 

税金を上げる話になるとお金持ちが負担するべきだと主張する人は多いですが、すでにお金持ちは多くの税金を負担しています。所得税だけをみるとトップ4%が、税収の5割を負担する程です。

 

国と国との間の境界が薄れている時代にお金持ちばかりに集中して課税してしまうと、税金の安い国に逃げられてしまいます。お金持ちを誘致する政策を国レベルで行う政府は少なくありません。

 

年収が300~500万円は全体の過半数を占めます、平均的で割合が多いこの層から自然と取る事になります。

 

固定費をゼロにする

 

年収200万円だと生活が成り立たないと考える人は多いですが、安定収入がないという立場に立って家計を見直してみると現状に甘んじてしまい無駄ばかりあることに気がつきます。

 

固定費を見直してみると住宅費に6万円、生命保険に1万円、携帯電話に8000円。

 

住宅費は会社に近い場所を選んだ結果高い家賃を支払っていますが、仕事を辞めたら実家でもいいわけです。食費が毎日かさむのも職場まで出勤しているからです。時間さえあれば誰だって自炊します。

 

独身であれば公的な健康保険に加入しているため、特別な理由がなければ生命保険に入る必要はありません。生命保険は保険屋が儲けるだけで無駄な金融商品です。終身保険のような貯蓄型の保険が人気ですが、インフレ下では確実に損をします。

 

Amazon:保険会社が知られたくない生保の話 (日経プレミアシリーズ)

 

携帯電話も24時間安定してネットに繋がっている必要はありません。電話もスマホのアプリがあれば不便なく利用できます。リタイア後は海外に住む期間が長いことを考えると、格安スマホでさえいらないと思っています。

 

そうすると毎月の固定費はほぼなくなります。

 

仕事を辞めて安定収入がないうちは、月に5~6万円の生活を目標にしていますが、副業、株式投資の配当金、足りない分はフリーターで稼ぐ、年に200万円稼げれば、手元に100万円残すことができます。

 

500万円稼いで税金を払い、300万円の生活水準で暮らし、毎年150万円貯金をする生活も悪くはないですが、今のサラリーマン生活のように場所も時間もすべて会社に縛られるのであれば、自分にとっては満足度は低いです。

 

たとえ600万円稼ぐことに成功し、200万円手元に残せたとしても幸福度はあまり変わらないと思う。まずは年収100万円を目標に、やりたいことができた方が自分は満足できる。

 

国民年金や国民健康保険に加入しておけば、収入がなければ年に数万円程度の負担で日本の質の高いセーフティネットを利用できる。自営業などが加入する国民年金は実質破たん状態にありますが、足りない分は厚生年金から補てんされています。

 

制度上、得られる収入の割に負担が大きく苦しい生活を強いられるのはサラリーマンの中間層です。

 

結婚や子育ては?

 

今では共働きが前提の世の中になったため、ひとりの収入が少なかったとしても大きな問題はない。正直ありがたい世の中だ。

 

年収が500万円で2人で働いたら世帯年収が1000万円、年収が200万円でも世帯年収は400万円になる。2人で暮らしたらかといって大きく生活費があがるわけではない。400万円あれば十分に貯金しながら暮らしていける。

 

子供を育てた場合、幼稚園から大学まですべて公立でも学費は1000万円、すべて私立に通わせると2500万円掛かるといいます。

 

子育て費用はいくら必要?幼稚園から大学卒業まで? | 保険比較ライフィ

 

教育は大事だと思うが、学校教育にはそれほど価値はないと思う。教員の待遇が良いか悪いかは別にして、社会の厳しい競争から逃れてきた公務員が教えられることはそれほど多くはないからだ。

 

ちなみに大学まで通わず高校まで行ったとしたら500万円、子供を育てるのに教育費が500万円ならそれほど悪くはない。

 

個人的には高校さえもいらなくて中学だけでも十分だと思っている。受験に受かるために勉強して、複雑な数学や物理の問題が解けても社会に出て役に立つことはない。

 

極端な例でいうとひとりの子供に私立に通わせて2500万円使うよりも、5人の子供に500万円ずつ使った方がいい。その方が社会としてもみな助かる。子供から見てもひとりで親からプレッシャーを与えられるよりも数が多い方が分散されていい。

 

大学は勉強したい人だけが進めばいいと思っている。どうしても本人が進みたいなら奨学金を借りて通えばいい。

 

自分の彼女は、母子家庭だったけれど学校の成績が優秀だったので高校も大学も政府からお金が出ていたらしい。大学は中国を選択したため、生活費も最小限に抑えられた。

 

生活が苦しいからという理由で子育てを諦めるのも何か違うと思う。

 

自分が納得出来る人生を選択した方が良い

 

年収が400万円よりも200万円の方が幸福を感じやすいと思うのは、それほど日本経済が縮小し本業だけの収入ではお金を稼ぐのが難しくなった上に、超高齢化社会でひとりあたりの税負担が増しているからだ。

 

本業プラス副業で収入を増やすのもいいが、本業で仕事が忙しいうえにさらに副業で頑張ると余計自分の時間が減って苦痛を感じる。現代人は時間に余裕がある人は多くないのが現実だ。

 

20年前の年収400万円と今の時代の400万円とでは意味は全く違う。

 

1990年には高齢者1人を現役世代5.1人で支えていたけれど、現在は2.3人で支えている。2030年には1.8人だ。2050年には4人で3人を支えなければならない、とてもじゃないけれど支えられない。

 

2015年は2.3人で1人、2060年には? 何人の働き手が高齢者を支えるのかをグラフ化してみる(高齢社会白書:2016年)(最新) - ガベージニュース

 

高度経済成長期のように給料が右肩上がりで上昇しない上に、社会保障費が40兆円から120兆円に膨らんでいるのであれば、普通の人の生活が苦しいのはある意味当たり前である。さらにこの先も高齢者の人口は増え、生産人口は急激に減るためひとり当たりの負担が増していくのは目に見えている。

 

大学から優良企業へ就職という道を逃したのであれば、収入が少なくても自由に生きる道を選択した方が、満足した生活を送れる人は案外少なくないのかもしれない。安定したサラリーマンの生活をとるか、自分が好きな道に進むか、20年前は前者を選んだ方が正解だったかもしれないが、20年後は後者を選んだ方が確実だろう。

 

定年後に自由な生活を夢見ている人は多いと思うが、介護を受けたり寝たきりにならずに日常生活を送れるのは男性であれば71歳、年金支給が70歳まで延長され定年まで働き続けた場合、自由に楽しめる期間はたった1年しかない。

 

そう考えるとリタイアは早いに越したことはない。

 

サラリーマンをやめる決断をしてよかったと思う

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