セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

【2018年11月】ブログ・アフィリエイト37万2千円(過去最高)

3ヶ月ぶりにネットビジネスの収益結果を更新します。

 

最後に更新したのは、2018年の8月でしたね。発生額が20万円に達しなかったですが、10万円を超えて大きく伸びた事に喜んでいたと思います。

【2018年8月】ブログ・アフィリエイト19万5千円(過去最高)

 

11月はそれよりもさらに大きく伸びて、アフィリだけで37万2千円で着地しました。スノーボールのように、着々と収益のパイが膨らんでいます。

 

過去に更新していなかった2ヶ月分の収益結果や、大きく収益が増えた理由を自分なりに考察してみたいと思います。

 

11月のネットビジネスの収益は?

今月はA8の発生額で37万2千円、アドセンスで1万円と少しでした。

 

アドセンスの方は、自動広告で特に何もしていないですね。貼り付けているのは、このブログだけです。ブログはずっと更新していないので、大きな変化はありません。いつも、1〜2万円の間で推移しています。(何も手をつけなくて、月に1万円ていうのも凄いですよね)

 

A8の発生件数は26件です。件数が大きく伸びたわけではないですが、扱う案件の単価が大きいので高いだけです。

 

過去5ヶ月の収益の推移は?

過去の5ヶ月をみると、順調すぎるくらいに発生額が増えているのがわかります。1〜6月時点では、10万円を超える事すらなかったことを考えると、凄いですよね。

 

07月、7万8千円

08月、19万5千円

09月、28万円

10月、24万円

11月、37万円

(キャンセルを除いた発生報酬額)

 

8月で20万円近くに達した時は、9〜11月は大きく減ると予想していました。扱う広告の閑散期に入るからです。しかしながら、実際には期待に反して大きく伸びました。

 

特に、11月はびっくりするくらいに増えています。1日で過去最高の6万円が発生した日もありました。

 

ただし、これは確定額ではないので、この金額が銀行口座に振り込まれるわけではありません。以前からブログでも伝えていますが、確定率は非常に低いです。今後は、サイトのユーザー数を増やしながら、確定率を改善していく事になります。 

 

収益が大きく増えた理由

収益が増えた理由を自分なりに分析してみます。考察結果が正解かどうかよりも、過去の作業を振り返る事に意味がありますね。

  1. 1社だけだけど、広告主から特別単価をもらえた
  2. 報酬が高い案件を扱うようになった
  3. アクセス数は増えてないが、リライトした事で記事の質が高まった
  4. 作業時間を減らした事で、集中できる時間が増えた

理由1:広告主から特別単価をもらえた

8月にある広告主に問い合わせを行い、運よく特別単価をもらえました。今のところ問い合わせしたのは、この1社だけです。

 

この広告は、ある月に8件の報酬が発生したのですが、そのうちの7件がキャンセルされていました。流石に、これだとビジネスとして厳しいと思い問い合わせた結果、その1ヶ月後に特別報酬をもらいます。特別単価は、通常の報酬額の2.3倍でした。

 

また、キャンセル理由を聞き少し書き直した事で、確定率も改善しました。

(改善した効果なのかかなり曖昧ですよね...確定率は、良い意味でも悪い意味でも広告主次第だと思います)

 

この案件を専門Bサイトのメインで扱っていたので、発生額に貢献しています。この時に感じたのは、1つの広告に集中するのはリスクが高いと思いました。

 

理由2:報酬が高い案件を扱うようになった

元々、報酬額が高い案件を扱っているのですが、さらにもう一段階上の案件も扱うようになりました。

 

この広告が専門Aサイトと相性が良く、初月から順調に報酬が発生しています(金額が高いが、確定率は低いので改善の余地がある)。

 

特別単価とこの案件の単価が高いので、ここ数ヶ月の報酬額を大きく押し上げています。発生件数も増えていますが、それほど大きくはありません。

 

理由3:リライトで記事の質が高くなった

基本的に自分の作業の9割は、過去記事のリライトです。

 

というのも、2018年の1月〜4月の間に、専門サイトAとBを製作しました。この時に作成した記事(2〜300記事くらい)の品質が悪く、以降の5月〜11月はずっとリライトし続けています。質が悪すぎるのは、削除していますが、何十件も及びます。

 

この1年間で最も学んだのは、質が低い記事は1円の価値もないということですね。

 

リライトはまだまだ終わりそうにありません。書くたびにライティングスキルは伸びるし、新しいマーケティングやセールスコピーの書籍を読むたびに知識も増えているので、エンドレスのように続きます。

 

 

その結果、記事数は増えないのでアクセスも大きく伸びないが、アクセスに対する発生率は日々改善されています。

 

AサイトもBサイトも、1日のユニークPVは100前後です。PVと比較した発生額はかなり多いですよね。少ない資源(PV)で収益が増えると、費用対効果も高く自信にも繋がります。

 

ユニークPVが増えれば自然と発生額も増えるので、戦略を立てやすいですよね。

 

理由4:作業時間を減らしたこと

自分の場合ですが、作業時間を減らすごとに収益は増える傾向にあります。

 

アフィリエイトを本格的に始めた当初は、椅子に座り1日に12〜14時間くらい作業していました。この時は、不安が大きすぎて、作業していないと心が不安定になっていたからです。将来に対する危機感もありました。

 

この時期に書いた記事が低品質すぎて、リライトが多い原因ですけどね...

 

人間は不安を抱えていると、マルチタスクになり脳のメモリが消費されるので作業効率が落ちますね。

 

最近は記事を書くという純粋な作業は、1日に4時間程度です。

作業時間を減らすことで、

どうしたら、効率良くアウトプットを増やせるのか?

どうしたら、集中できる時間を増やせるのか?

そのために、働いていない時間をどう過ごすのか?

 

ということを考えるようになりました。今は、昼の3時以降は好きな読書をして過ごします。また、夜はパソコンに触る事がなく、知人に会うか、外を歩く事でリフレッシュする時間に使っています。

 

これも、いい結果に結びついているのではないかと思っています。

 

課題は確定率と確定率と確定率

確定率が低すぎる事が、今現在の1番の課題です。ここ1年間は、発生額を増やす事に集中してきたが、そろそろ本格的に確定額を見直す必要に迫られています。

 

まず、確定率は基本的には、私たちアフィリエイターは改善できないですね。

なぜならば、確定率は広告の認知度や広告主の意向、それからサービスを利用するユーザーの気持ちに依存するからです。

 

ただし、次の2つの対策ができると思っています。

 

  1. 広告主と直接コンタクトを取り、キャンセル理由を聞き改善する
  2. 広告主にサイトを認知してもらう
  3. 確定率が低い広告主の案件は専門サイトから削除する

 

まず、広告主とコンタクトする事で、キャンセル理由を教えてもらう事ができます。キャンセル理由によっては、記事の書き方次第で改善できますね。

 

また、キャンセル理由も大事ですが、広告主に認知してもらう事の方が重要だと思っています。確定やキャンセルのボタンを押すのは、機械ではなく人間ですね。やはり、相手を知っている方が、確定のボタンを押しやすいのは間違いありません。

 

なぜならば、否認条件はアフィリエイターが驚くような曖昧な基準も多いからです。「ユーザーに〇〇の意思がある事」など...

 

8件中1件しか確定されなかった案件が、問い合わせた結果によって、50%くらいに改善されたのは偶然ではないと個人的には思います。

 

もちろん、問い合わせる事によって広告主がサイトを見ます。その時に、相手に有益なサイトだと認識されないと意味がないですけどね。

 

また、確定率が低い広告は積極的にサイトから排除した方が良いですね。A8のランクが上がり、EPCや確定率を見られるようになりました。すると、確定率が5%以下の広告まである事をこの時始めて知ります。

 

アフィリエイトを始めた初心者は、確定率が低い悪質な広告を選んでしまいますよね。確定率が低いものは、あえて単価を高く設定していたりもします。

 

ちなみに、このような詐欺に近い広告は、積極的にサイトから削除して良いと思います。アフィリエイターに優しくない広告主は、その広告を利用するユーザーにとっても優しいわけがないからです。

 

最近になってようやく知りましたが、まともだと言える案件は10社もあれば2〜3社しかありません。まともな広告主にリソースを集中すれば、確定率の問題も次第に改善していきますね。

 

広告主の担当者は、私たちアフィリエイターはタダでWebの宣伝や集客するわけではない事を知って欲しいですよね。

 

 

2019年に向けての目標

紙のノートに目標を書くと、本当に実現できる事が分かったので、積極的に目標を書き込むようになりました。少し早いですがネットビジネスに関する2019年の目標はこのようになります。

 

  1. 2019年の6月末までに、報酬額で100万円
  2. 2019年末までに、確定額で100万円
  3. 専門の2サイトを完成させ、新しいジャンルに2つ挑戦する

 

できれば、今製作している専門の2サイトを軸に、報酬額を100万円まで増やしたいと思っています。ユニークPVが3倍(500〜600)になれば、実現できるので高すぎる目標ではないですね。

 

そのあとは、新しいジャンルの2サイトに取り掛かろうと思っています。今は、専門知識が深い領域で勝負していますが、より市場が大きく競争相手が多いものに挑戦するつもりです。

 

今まで得てきた知識があれば、うまく乗り越えられると思っています。

 

この1年間は思うように結果が出ず、苦しい思いをたくさんしてきました。でも、その時期を乗り越えて、今の自分がいる事にとても感謝しています。

 

このネットビジネスを通して、人生の意味や生き方、自分の人格や性格も考えるきっかけになりました。20代の頃には、なぜビジネスで成功できなかったのか、自分に欠けていた物もわかりました。

 

個人ビジネスで収益が増えるごとに、人間として成長できる事も理解できました。1年前に収益を上げられずに苦しんでいた頃と比較して、別の世界が見えるから不思議ですね。

 

2018年はネットビジネスの土台を作る事ができたので、来年は大きく成長できる年になるのではないかと思っています。

 

→ 【2018年8月】ブログ・アフィリエイト19万5千円(過去最高) 

【資産状況2018年11月】518万円(月比+3%)、ネットビジネスは37万円

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2013年、130万円
2014年、236万円(年比+80%)
2015年、362万円(年比+53%)
2016年、518万円(年比+43%)

2017年、567万円(年比+9%)

 

2018年

01月、532万円(月比-7%)

02月、556万円(月比+7%)

03月、544万円(月比-3%)

04月、589万円(月比+8%)

05月、571万円(月比-4%)

06月、547万円(月比-5%)

07月、ーーー

08月、502万円

09月、ーーー

10月、ーーー

11月、518万円

 

3ヶ月ぶりにブログを更新します。

専門サイトを制作することに集中しているので、月に1回していた資産状況や収益のまとめがルーズになっていました。月に1回状況を見直すのは、作業する上で重要だと思っているのですが、なかなか難しいですね。。

 

ネットビジネスの収益も更新していなかったが、最近は自分でもびっくりするくらいに順調に推移しています。

 

発生ベースですが先月(2018年11月)は、37万円で過去最高額でした。「2018年は35万円を達成する」と7月に紙のノートに目標を書いたのですが、1ヶ月早く達成した事になります。

 

やっぱり、紙のノートに目標を書くと達成できるのは本当かもしれません。

 

資産の状況

久しぶりに金融資産をチェックしました。

今月は518万円。2018年の年始で比較すると14万円のマイナス。4月の最高額から比較すると71万円もマイナスですね。

 

ただし、資産の増減はほとんど株価です。8月、9月はシンガポールに滞在し15万円ほど消費しましたが、それ以外はほとんど減っていません。

 

ネットビジネスの収入も少しずつ増えてきているので、純粋なキャッシュでマイナスになる事は今後なさそうです。食費も家賃も掛からない実家で生活しているので、大きな出費は書籍を購入するくらいです。

 

両親のおかげで、とても有意義な生活ができていますね。他人のために労働しない事ほど、素晴らしい事はないと思っています。朝起きてから寝るまで、自分がやりたいと思える事に全力で取り組めています。

 

1年半前に会社員を辞めた頃と比較すると、資産は80万円ほどマイナスです。でも、普通に考えたらすごい事ですよね。無職生活を始めて1年半、フランスやセブ島、シンガポールに滞在していました。

 

純粋な現金だけの増減で見ると、40万円前後だと思います。収益は大きく増え始めているので、今後は旅行しても減ることもなさそうです。

 

唯一怖いのは、日本株の金融資産比率が高いので、株価が暴落した時に受ける影響ですね。

 

最近の状況

9月の2週目にシンガポールから戻り、10月には東京に戻る予定でした。ですが、まだ実家に滞在しています。。

 

今の予定だと、東京へ移動するのは来年の1月末ですが、それも伸びそうな気がしています。。

 

今年の7月頃からある教会に行くようになり、アメリカ人や日本人の友達が増えました。そのため、実家を去るのがちょっと寂しくなってしまったんですよね...

 

また、教会に行くことで良い習慣ができ、良いルーチンで仕事ができています。このタイミングで移動するのは、勿体ないように感じています。

 

まず、お酒もタバコも辞めれた事が大きいですね。日曜は教会に行くため作業をしない、月曜の夜は料理教室、火曜の夜は英会話、水曜の夜はアメリカ人の宣教師とバスケ。

 

あとは読書やスポーツジム、オーディオブックを聴きながらウオーキングする習慣など、以前よりも充実した日々を過ごしています。

 

それ以前の生活は、メリハリがなく家から一歩も出る事がなかったので。この頃に書いていた専門サイトの記事は、低品質ばかりでしたね。作業する時間を意図的に減らした方が、質も生産性も改善する事がわかりました。

 

ネットビジネスでは、低品質の記事をあげても1円も価値が生まないので。

 

ネットビジネスの状況

ネットビジネスは、ここ数ヶ月で急激に伸びています。最後にブログを更新した時は、こんな感じでした。

 

7月、7万8千円

8月、19万5千円

(キャンセルを除いた発生報酬額)

 

最後に記事を更新したのは8月で、まだシンガポールにいた時ですね。そこから、3ヶ月間ブログを更新してません(した方が良いと思いながらも、怠けていました)。

 

簡単にまとめただけですが、アフィリの結果だけ見ると、このように推移しています。

 

9月、28万円

10月、24万円

11月、37万円

 

2018年の半期は10万円を超えることすらなかったのに、明らかにボールの玉が大きくなっているのがわかります。

 

9月の時点で、以前よりも大きく増えた事に驚いていました。

 

しかしながら、10月と11月は扱っている広告の時期的に閑散期に入るので、大きく下がると予想していました。蓋をあけてみると、期待に反して大きく増えています。逆に12〜2月は、繁盛期になるのでさらに大きく増えるのは間違いありません。

 

ただし、良いニュースばかりではありません。

 

改善すべき点はまだまだたくさんあります。キャンセルが多いので、確定報酬額はまだまだ低いです。改善しなければならないポイントは、まだまだたくさんありますね。

 

ただ、この1年間(アフィリエイトを11月に始めてから)は、発生額を増やすことを目標に頑張ってきたので、この結果には素直に満足しています。冷静に考えたら、1年間でここまで増えるって凄いですよね。

  

今月は、久しぶりにネットビジネスの収益の方も更新しようと思います。

 

最後に更新した時の記事です。

→ 【2018年8月】ブログ・アフィリエイト19万5千円(過去最高)

 

北海道電力の原発(泊原子力発電所)は本当に再稼働しなくて良いですか?

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久しぶりに時事ネタについて書きます。

昔は、アクセス数やバズ狙いでこのようなトピックの記事を書いていたのですが、最近は全く書かなくなりました。

 

理由は、アクセスやバズ狙いで記事を書いていると心が荒んでいくだけだし、何よりも長期でみた時に費用対効果が悪すぎるからですね。

 

こんかいは、単純に北海道電力株の掲示板を見ていて、自分の意見を言いたくなったので書くことにしました。別にアクセスが欲しいからとか、ポジショントークがしたいからではありません。

 

北海道電力の再稼働について触れる前に、最初に自分の立ち位置と前提について明確にしておきます。

  • 震災後に電力株を購入した長期ホルダー。
  • こんかいの北海道全域が停電(ブラックアウト)した理由は、電力不足が原因。
  • もしも、原発が動いていたら(原発に限らず電力に余裕があれば)、全域停電は防げた(ただし停電する地域はあった)

という前提で論を展開しています。

 

ちなみに1部停電ですが、これはたとえ原発が稼働していても防げないですよね。人口密度が全都道府県で最下位の北海道(67人/km2、東京は6263人/km2)ですから。郊外の過疎地帯が停電するのと、札幌などの大都市が停電するのでは天と地ほど差がありますね。

 

本文に出てくる数値は、Yahooファイナンスの掲示板を参考にしただけなので、間違っている可能性があります。

参考:北海道電力(株)【9509】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

 

北海道電力の株価が下げたら買いたい 

私は震災後に電力株を購入しています。電力は社会を支えるインフラだと思っているので、短期的な売買目的ではなく、10年、20年の長期で保有するつもりです。

 

電力会社に儲けて欲しいので「再稼働賛成派」ですが、再稼働しなくてもどちらでも良いと思っています。なぜならば、原発が再稼働せずに電力コストが増えても、それを負担するのは利用者、日本国民だと考えているからです。

 

私たちに電力を買わない選択肢はないので、10年、20年の単位でみたら震災前の株価に戻ることを期待しています。

 

電力自由化で競争が激化し電気代が安くなると言う人もいますが、各国の自由化を見ればわかると通りその可能性は低いですね。同じ理由で、大手電力会社の影響力が弱まることもないです。

 

電力の生産者は大手電力会社という事実に変わりはありません。安全審査や自然災害のための安全対策や設備投資で費用はかさみますが、全て日本国民が負担することになります。

 

なので、今よりも北海道電力の株価が下げれば買い増ししたいです。

   

北海道全域が停電した理由は、電力が足りていなかったから

こんかい北海道全域がブラックアウトした原因は、電力が足りずにショートしたからです。

 

火力発電は原発よりも災害に弱いので、弱い震度でもすぐに安全停止します。地震に限らずこのようなリスクがあるからこそ、原発、火力、水力、ガスなど発電所を増やしてリスク分散しているわけです。

 

原発を全面停止して以降は、火力に集中しているので大きくバランスを欠いてるわけです。

 

ブラックアウトを防ぐためには、需要に合わせて電力を柔軟に調整し常に余る状態を作らなければなりません。震災以前にベース電源として、安定して電力を供給する役割を果たしていたのは原発ですよね。

 

それが不安定な火力に変わったのですから、当然ショートするリスクは高くなります。

 

2010年震災前の原発の割合は32%、震災後は2%、原発の代わりに電力を埋めているのは老朽化した発電効率の悪い火力です。余力がない状態で発電しているので、こんかいのような地震で、数台止まっただけでショートします。

 

このようなリスクは、電力会社や専門家が原発を止める前に再三言っていたことですよね。しかし、政治家や世論は火力を動かせば電力は足りているという理由で止めましたよね。

 

ちなみに北海道電力は、「電力が足りなくなる」という理由で最後まで泊原発停止に反対を訴えていました。なので、大停電で北海道電力が責められていますが、この事故で最大の被害者は北海道電力ですよね。

 

今後も北海道の電気代は増えるしかない

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参考:値上がり続く電気料金、原発再稼働との関係は? | THE PAGE(ザ・ページ)

 

震災以降、電気代は増え続けています。

北海道電力は、電気料金の値上げの理由を火力発電の燃料費が2000億円増えているからだと回答しています。当然ですが、資源を手に入れるために中東やロシアから石油を購入し、船を使い何ヶ月も掛けて輸送し、燃料を精製しているわけですから。

 

この有限な資源を巡って、アメリカ、イスラエルと中東の国々は何度も戦争を引き起こしていますよね。

 

一方で、1ワットも発電していない柏原発の維持費のために年間523億円が使われています。さらに、再稼働による安全対策として2013年に1513億円が投入されました。

 

こんかいの災害を受けてさらに設備投資が必要になりますね。非常時のために本州から電源を送る必要があるとコメントしている人もいるので、本州からの連係線を増強し北海道全域に敷く必要もあります。

 

つまり、電力料金はまだまだ上がる余地があります。

 

 もしも、冬に停電していたらどうなった?

ブラックアウトが起きたのはまだ暖かい時期だったから良かったですが。

 

外の猛吹雪で極寒の中、こんかいの事態が起きていたらどうなっていたでしょうか。北海道ほどではないが、私も冬の寒さが厳しいところで暮らしています。冬に電気が1日でも止まると死活問題ですよね。

 

猛吹雪で外に出れず、家の中にいても寒くて布団から一歩も出られない。日照時間も短い中で何日も過ごすことになります。

 

原発が稼働していたら全域の停電が防げたという前提ですが、11〜4月の寒い時期に地震が発生していても、いまと同じように原発に頼らない選択肢を取れたでしょうか?

 

原発を好き嫌いの感情論ではなく、もっと真剣に考えた方が良いのでは。リスクについては専門家の人が何度も発言していましたね。

 

こういう人は現実が見えていない?

 関電もそうだけど、停電されたら違約金を電力会社から利用者に支払う契約にしないとだめだわな。そうすれば、電力会社が非常電源を整備するだろうし、ブラックアウトなんて事態はおこらなくなるだろう。

空売りしたい人の意見ですが。

 

安全や信頼、リスク分散はタダでは買えないですね。

必要な安全に比例して電気料金は上がります。ああすれば良いこうすれば良いというけれど、電気利用者との折り合いを付けた結果が現在の結果ですよね。

 

電力不足に関係なく節電はした方が良い

政府や電力会社が節電を呼び掛けていますが、これは原発が稼働してもしなくても守った方がいいですよね。

 

日本だけではないですが、電力の無駄に関しては言いたいことがあります。

 

原発再稼働を賛成か反対かなんて気にしているのは国民の2割もいないですが、原発反対と言っている人が、電気の無駄使いをしていると本気でイラっとします。

 

シェアハウスに住んでいましたが、夏になるとリビングに人がいなくても、朝も昼も夜もエアコンは常に全開(電気代は固定費だから)、部屋のトビラや窓が開いていても関係ないですよね。エアコンだけではなく、電気やテレビも同じです。

 

実家の母親は、6月に寒いからと暖房を付け、7月になると暑いからと冷房を付けます。ちょっと寒いと思ったら暖房、ちょっと暑いと思ったら冷房。冬寝るときは電気カーペット、夏に寝るときはエアコン。

 

部屋に誰もいなくても大音量でテレビが付いていることも。

 

こういう人たちが原発再稼働に反対していると気分が悪くなります。ちなみに自分は、夏も冬もエアコンや暖房をなるべく使わないように生活しています。身体は体温を調整する機能を持っているので、冷暖房に頼らない方が身体の調子は良いですね。

  

まとめ:北海道の原発は本当に再稼働しなくて良いですか?

原発を再稼働してもしなくてもどっちでも良いと思っています。再稼働しなければ、その分の電気料金を負担するのは日本国民だからです。正直、どっちでも良いですよね、そこで生涯生活すると決めた人たちが、稼働の可否を決めれば良いことです。

 

ちなみにですが、もしも自分が北海道に住んでいて、このような大規模停電が発生すれば、間違いなく他の場所に移動します。

 

停電がまたいつ起きるかわからない状態で、節電を呼びかけられ、仕事に支障をきたすところで働きたくないですから。しかも、将来的に電力料金が値上がり、生活コスト全般も大幅に上昇しますね。

 

結局のところ、原発を停止することで誰も得はしないですよね。

  • 電気料金の負担が増え、競争力が下がることを避け企業の工場は撤退する
  • 停電のリスクを恐れて、外国資本も逃げていく
  • 北海道で生産している乳製品、野菜が高騰し、全国で外国産を購入する人が増える
  • 生活の利便性が低い上に、生活コストは高いので若い人は本州に移住する

 

菅官房長官や道知事は、「柏原発再稼働は絶対にありえない」と発言しているようですが、それは北海道道民の民意なんでしょうか?それとも選挙選のため?

 

最後にタラレバ論ですが、こんかいの地震で福島みたいになったらどうするんだと言う人がいますが、この論争はキリがないですよね。

 

「福島の原発事故は、何百年に何回の可能性で起きる事故ですか?」

「クルマの死亡事故発生率を知って、毎日運転していますか?」

「飛行機に乗っているときに、ハイジャックされたらどうしますか?」

 

結局のところ、私たちはリスクと利便性を天秤にかけた上で、必要なものを利用しています。

 

正直、千年に1度起きるかレベルの大事故で、原発を無条件に全機停止したのは愚策でしかないです。こんかいの大停電で余計にそう思いました。北海道のように、他の電力会社からの融通も効かず、火力だけでは補えない地域もあるのですから。

 

「原発を動かしながら、火力や自然エネルギーに移行しよう」とならないのが、私にはやっぱり理解できないです。

 

トピックと関係ないですが先月は過去最高だった。

→ 【2018年8月】ブログ・アフィリエイト19万5千円(過去最高)