セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

仕事を辞めて収入がない人が知っておきたい、世帯分離することで「国民健康保険の減額」と「国民年金の免除」する方法

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会社を辞めたら、国民年金と国民健康保険の手続きをしなくてはならない。 

 

早速、会社から発行された離職票を持ち区役所へ向かった。前年度の税金の支払いを逃れることはできないが、仕事を辞めてから収入がなければ国民年金は免除、健康保険は減額する事が可能だ。

 

前年度の税金の支払いを逃れるために海外転出届けを出すことで容易に逃れる事ができるが、日本のセーフティネットを利用できなくなるためデメリットの方が大きい。

 

例えば国民年金の場合、仮に40年間全額免除したとしても月に3万円の年金を受け取る事ができる。(満額受給は6万5千円)

 

健康保険に加入している場合、日本の医療機関を3割負担で利用できる。また、医療費が高額になった場合も申請すれば一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が払い戻される。

 

少ない負担で最大限のメリットを享受できる。海外転出届けを出す人も多いがこうしたメリットを捨てる事になるのでお勧めできない。将来実現するかどうかはわからないが、ベーシックインカムが導入された時に受け取る資格も喪失する。

  

前年度の税金の支払いは失業保険で相殺できるので、素直に支払っておいた方がいい。

 

 

健康保険から国民健康保険の切り替え  

 

日本に居住する以上は必ず国民健康保険に加入しなければならない。市役所の健康保険の窓口に行き退職したことを伝えて、離職票と身分証明書を提出すれば、その場で新しい保険証を発行してくれる。

 

健康保険は前年度の収入から翌年の支払いから決まる。そのため、基本的には支払いを逃れることはできない。

 

軽減、減額制度は各自治体によって異なるので、住民票をおく自治体で相談する必要ある。34万円減額できたケースもあるがどこでも通用するわけではない。

 

こんなに違う!ぼくが退職後の国民健康保険料を34万円節約した方法 | Demiblog

 

収入がない年の健康保険の支払額を確認したところ、世帯合計で年間の収入が40万円以下だった場合に7割減額されて、年間で1万円前後のコストになると説明された。減額がなければ4万円とのこと。

 

ひと月1000円以下で日本の高額医療を利用できることになる。

 

世帯合計を低く抑える必要があるので、まだ現役で働いている親がいる実家に住所を置く場合は「世帯分離」の手続きをする必要がある。世帯分離とは名前の通り、同じ家に住んでいても世帯を別にする事。

 

世帯分離は住民異動届を担当しているところで受け付けてもらえる。

 

世帯分離は、介護費用を節約するための手法。例えば、子供夫婦と退職して年金暮らしをしている高齢母親が一緒の世帯だと、世帯年収が高いため母親の国民健康保険料も高くなります。母親が無収入だと保険料は安くなるので節税できる。

 

母親からして見れば、自分の収入がないのに高額な保険料を支払うのは理不尽だろう。母親の立場を自分に置き換えることになる。

 

厚生年金から国民年金への切り替えと免除

 

健康保険は自治体により異なるが、年金の場合は全国共通のルールだ。年金手帳と離職票、身分証明書があれば、窓口で国民保険へ切り替える事ができる。

 

その際に免除の申請もするかと聞かれる。この場合の免除とは、「失業による特例免除」のことを指す。

 

国民年金に加入すると一律1万6千円の保険料は支払うことになる。最近は厚生年金に加入しない零細企業や非正規社員も国民年金の加入者が増えている。厚生年金は、雇用主からしても労働者からしても負担が大きいからだ。

 

無職で収入がない状態で1万6千円の支払いは生活を圧迫するので、免除可能だ。

 

来週に住所異動届けを出して、収入がある親の実家に移動すると職員に話したら、免除じゃなくて猶予だと指摘された。免除を受けるためには世帯合計が一定額以下である必要がある、そのため親に収入があれば免除を受けることはできない。

 

世帯分離をするつもりだと話したら職員の顔色と声のトーンが変わった。

 

国民健康保険を担当していた職員の方は丁寧に対応してくれたが、保険の担当者の対応はかなり雑だった。免除じゃなくて猶予だと言われたが、その猶予の中身についても、免除するために必要な条件についても説明してくれなかった。

 

年金制度が崩壊することはないが、国の財政が厳しいのは間違いない。職員の判断なのか、役所からそういう指導を受けているのかわからないが、国民保険の免除はやはり歓迎されてない。

 

色々聞きたい事があったが、怪訝な顔をされると非常に聞きにくい。

 

実家に帰ったら、住居届けと世帯分離を申請して、再度保険の手続きに行くことになる。

 

国民保険のメリットと厚生年金のデメリット

 

国民年金、厚生年金と賛否両論があるが、個人的には厚生年金から脱出できてよかったと思っている。

 

厚生年金は企業と労働者が折半という形になっているが、企業から見たら人件費だということを忘れてはいけない。また、強制徴収されるため政府から見たら一番取りやすいのがサラリーマンの厚生年金である。

 

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年金だけで見ると、74歳の人は収めた年金額に対して3100万円のプラス。対して2005年生まれの9歳では2510万円のマイナスとなっており、その差額は実に5610万円にも上ります。

 

60歳以上は年金の「納め得」で、55歳以下は「納め損」。世代間格差に見る社会保障費の問題とは?|みんなの介護ニュース

 

一時期話題になったが、現行の厚生年金の制度は世代間格差を助長している。厚生年金に対して国民年金はまだ良心的だと言える。

 

20歳の社会人が月に1.5万円の保険料を40年間支払った場合、国民年金の支払総額額は720万円になる。満額の受給は年間で78万円、65歳から平均寿命の80歳まで生きた場合、受給総額は1180万円になる。

 

また、40年間免除した場合でも月に3万円受け取る事ができ、その場合は支払いがないにも関わらず540万円受け取る。40年間無収入で支払いを免除するような人は、生活保護に走ることになると思うが。

 

こうした背景もあり国民年金は制度上成り立っていないが、足りない分はサラリーマンから強制徴収した分から補填されている。

  

自分は将来設計を国に任せることに違和感を持っている。世代間格差を見ればわかるように現行の制度は若年層ほど損をするように設計されている。現在の10代、20代は国に自分の将来を任せるよりも、自分で設計した方が賢いだろう。

 

サラリーマンも公務員も自分で税金を管理した方がいいと思っている。サラリーマン時代の自分もそうだが、強制徴収にすると税金を支払っているという感覚が麻痺してしまう。大事なお金を毎年自分で納めれば、社会の見方も変わる。図書館や博物館など公共の施設をもっと利用しようという気持ちが生まれる。

 

個人的に年金制度はなくてもいいとも思っている。年金制度の起源は世界大戦前のドイツだが、もともと年金という仕組みがなくても世の中は回っていた。それほど歴史があるものでもないに関わらず、年金なしには世の中が成り立たないような風潮がある。

 

サラリーマンという働き方が広く普及したのも戦後のことだ。その前は大半が個人事業主やフリーランスだった。

 

世代間格差を見ればわかるように現行の制度は成り立っていない。成り立っていない制度を無理に維持するよりも、ベーシックインカムのような新しい制度に移行して欲しいと思っている。という理由もあり、個人的には自分のように国民年金に流れる人が増えることは大歓迎だ。

 

免除や減額制度は積極的に利用したい。

 

免除することに罪悪感がある?

 

年金や税金の支払いを免除することに後ろめたさを感じる人もいるかもしれない。生活保護ではないにしろ、税金を納めないと非国民だという風潮があるのは間違いない。実際にニートは社会に価値を生まない寄生虫みたいにネットやメディアで言われている。

 

働いていないからという理由で彼らを安易に批判はできない。

 

自分でビジネスを始める人は世の中にたくさんいるが、彼らは最初から収入があるわけではない。大半は安定収入を自ら断ち、リスクをとって新しいビジネスを始めるのだ。収入がない新しくビジネスを始める人に過度な税負担を強いると、誰もリスクを取らない社会になってしまう。

 

リスクをとり挑戦する人がいなければ社会に活力は生まれない。リスクをとる人を社会は安易に責められないだろう。

 

個人的には、個人事業主、フリーランスやニートの間には違いなんてほとんどないと思っている。

 

自称ニートという肩書きを使ってブログを運営したり、書籍を発行している人はたくさんいるが、彼らは立派な収入があるのでニートというよりも、個人事業主というカテゴリに属するだろう。

 

フリーランスの税金事情についてはまだまだわからない事だらけなので、これからも勉強していかなくてはならない。

 

 

最初に必要な手続き、前年度の支払いが多いことを知らない人は多い

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30代でセミリタイアするために具体的に必要な3つのステップ

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まず、大前提として本業の仕事をすぐにでも辞めてセミリタイア生活する事を勧めているわけではない。本業の仕事がストレスなく楽しく続けていけるのが一番いい。平日でも充実した生活を過ごし時間に余裕があると、本業以外の副業にも力を入れる事ができる。

 

本業の仕事が長時間労働でかつ楽しくない、年収が3〜400万円程度で稼げないのであれば、無理にフルタイムの仕事に固執する必要はないと思っている。セミリタイアを目標にするかどうかはおいといても、選択肢のひとつに加えておいた方がいい。

 

逃げ道を用意しておく事で、仕事が精神的に楽になる。仕事が辛すぎて自ら命を絶ったり、精神が病んでしまうのは逃げ道がなく追い込まれてしまう事が原因だ。

 

いつでも仕事を辞められる状況を作っておくと、会社に依存しなくて済むため定時に帰りやすくもなるし、有給休暇も消化しやすくなる。

 

30代でセミリタイア生活を送るためには

・収入の半分で生活する

・500万円のタネ銭を作る

・ブログを運営する

 

この3つのことは最低でも準備しておきたい。 

 

 

収入の半分で生活する

 

セミリタイア生活に突入すると安定収入がなくなる。そのため、いつでも生活費を抑えられる生活を準備しておくと気持ちに余裕が生まれる。生活コストさえ上げなければ少ない収入でもいくらでも暮らしていく事が可能だ。

 

サラリーマンを辞める直前は、手取り23万円で12〜13万円の生活をしていた。内訳はだいたいこのようになる。

 

家賃、6万円

携帯、通信、1万円

保険、1万円

食費、2万円

娯楽費、3万円

 

セミリタイア後は生命保険を解約し格安SIMに乗り換える事で、1万5000円安く抑える事ができた。また、職場にいるために外食したり、マッサージなど行く機会もなくなったため、現在は家賃を入れても10万円以下の生活をしている。

 

家賃が高い東京に住んでいても、シェアハウスに住むことで生活費を安く抑える事ができる。会社から徒歩5分の部屋に住んでいたが、共用部屋に住むことで、光熱費込みの家賃を6万円に抑える事ができた。

 

会社を辞めると家賃6万円のシェアハウスに住む理由もなくなる。東京の郊外に住めば3万円代でも物件が見つかる。

 

生涯シェアハウス暮らしがいいとは思っていないが、安く生活でき外国人や異性との出会いの場を提供してくれるので、独身者であれば迷わず利用すべきだと思っている。

 

アマゾン:38歳独身、シェアハウスで青春しています

 

お金がないと言っている人は、生活費の大半を家賃だけで消費している人が多い。家賃を見直すだけで、収入の半分で暮らすことは十分可能だ。

 

 

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セミリタイア準備中、かんぽ生命の終身保険を解約したら払戻率は62%だった、20万円ドブに捨ててきた - セミリタイアしたサラリーマン投資家

 

 

500万円のタネ銭を作る

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セミリタイア生活を送るためには、いくらあれば実現可能かという議論をよく見かける。こういう質問をする人は、ある程度セミリタイアするための資金は貯めれたけれど、一歩踏み出す勇気がなく誰かに背中を押してほしくて質問している。

 

自分よりも少ない資産でセミリタイアした人を見つけても、この人は副収入があったからとか、特別な才能がある人だからと、セミリタイアしない理由を探してしまう。

 

セミリタイアするためにお金がたくさんあればいいのは間違いないけれど、資産額は絶対ではない。自分は500万円も資産があれば十分だと思っている。

 

500万円であれば、4〜5年もサラリーマン生活を続ければ十分に貯める事が可能だ。少ない生活費で生活できる人、毎月10万円消費したとしても4年間は生きて行く事ができる。

 

これだけお金があれば、好きな事でお金を稼ぐ準備期間として自分は十分だと思っている。その後は好きな事で徐々にお金を稼ぎ、生活費の損益分岐点を超えるようにする。仕事を辞めた後は、今までできなかった事が自由にできるようになるため、自分がやりたかったことでお金を稼ぐ環境が生まれる。

 

なぜ500万円かと言われると明確な理由はない。300万円しかなければ、自分ならお金がないことにストレスを感じて夜眠れなくなってしまうかもしれいない。資産額は精神安定剤のようなものだ。気持ちに余裕が持てないのであれば、もっとお金を貯めてから仕事を辞めた方がいい。

 

ただ、この気持ちの余裕を買うためにやりたくない仕事を我慢し続けるのはナンセンスだ。資産が100万円しかない時は、500万円あればというが、500万円増えれば、次は1000万円、次は2000万円という。安心を買いたいだけにしかすぎない。

 

自分もお金がなくて不安だったが、資産が3000万円あるセミリタイア生活を目標にしているブロガーも自分と全く同じ悩みを持っていた。

 

 

そのブログには、資産が3000万円になると株に投資するのが辛くなる。資産が増えても自分を律して生きなければならない。たとえ、1%の値動きでサラリーマンの月給は軽く吹っ飛ぶが、朝早くから会社に行き、わけのわからない上司の指示に従う。3000万円もあれば誤差のように感じる1000円の外食ですら、セミリタイアのスピードを落とさないためにも我慢する必要がある。

 

この文章を読んだ時にセミリタイアに踏ん切りがついた。たとえ3000万円まで資産を増やしても同じことを思っているなら、大して変わらないだろう。結局お金を増やして安心を買いたいだけであって、これが絶対条件にはならないと気づいた。

 

今年の夏でサラリーマンを辞めます。資産は500万円、副収入は1万円以下、フランス人の彼女に養ってもらうことにした - セミリタイアしたサラリーマン投資家

 

ブログを運営する

 

収入の半分で生活する、500万円のタネ銭を作る以上に大切なのがブログを運営すること。ブログなしにセミリアイア生活の継続は不可能だ。

 

本業の仕事で働きながら収益を増やすことは大切だが、たとえ収益が満足なレベルに達しなくても方向性だけしっかり定まって入れば、仕事は辞めていいと思っている。

 

お金は黙っていても後からいくらでもついてくるものだからだ。自分は以下のことを目標にブログ運営をしている。

 

1.ブログを育てる

2.固定ファンを増やす

3.ブログに最適なマネタイズを考えていく

 

人によって解釈は色々あるがまずはブログを育てる、固定ファンを増やす、最後に余裕ができたらマネタイズを考えて行くのがベストだと思っている。

 

マネタイズに必死になっているブログはどこか面白みがない。マネタイズに必死になる人は大概お金が足りていない状態にいる。お金がない状態は全てに置いてマイナスの要素を与えることになる。心に余裕を持ってブログは運営した方がいい。

 

投資やギャンブルで失敗する時は決まっていつも決まっている、損をして取り戻そうと勝負を仕掛けた時だ。

 

収入の半分で暮らし、ある程度お金を貯めておけば焦ってお金を稼ぐ必要はない。2〜3年かけて、自分の好きなことを発信し、共感してくれる人を集めてからでも収益化を考えるでも十分だ。

 

 

お金がない人が短期間でネット収入を得ようとすると、ブログで稼いでいるアピールをし価値の低い情報教材を売りつける事になる。そのお金で稼ぐことに成功したら情報教材の単価を上げて行く。この繰り返しになる。

 

稼げるアピールをすれば情報弱者が集まるが、薄っぺらいサイトが出来上がっていく。

 

セミリタイア生活者はお金のために働きたくないから本業の仕事を辞めるのに、ブログでお金のために働いていたらサラリーマン時代の労働と何も変わらない。

  

ブログと株式投資とセミリタイアの関係、生活コストを劇的に抑えられる人ならブログはセミリタイアの手段になり得る - セミリタイアしたサラリーマン投資家

 

セミリタイア生活の裏技

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フルタイムの労働から離れてセミリタイア生活を送るためには、人生観に共感できるパートナーを探すのが、実は1番の近道だと思っている。

 

そのためにもブログを始めておいた方がいい。リアルの世界では場所という制約があるため、同じ考えを持つ人を見つけるのは難しいが、ネットの世界では共感してくれる人がいくらでも見つかる。

 

1人では難しいことでも、2人の方が何倍も楽に目標を達成する事ができる。

 

例えばひとりがフルタイムで働けば、もう一人はフルタイムで働く必要はなくなる。ひとりが場所と時間に縛られない働き方で成功すると、もうひとりもフルタイムの仕事から解放される。

 

また、個人で400万円ずつ稼ぎ世帯年収800万円を目指すよりも、1人200万円を目標にすれば世帯年収は400万円になる。年収200万円の仕事なら好きなことを基準に仕事を選択する事ができるし、時間的な余裕も生まれる。

 

好きな仕事でかつ時間的な余裕ができれば、生活の質は向上する。

 

1人で暮らすよりも、2人で暮らした方が安く生活する事ができる。キッチンやリビング、エアコンや家具を1人で専用するのはコストが高いだけでメリットは何もない。

 

若くしてセミリタイア生活を実現するためには、この3つに加えてパートナー探しも同時にした方がいい。ただし消費が激しいパートナーは論外だ。

 

セミリタイアした人に勧めたい書籍11冊

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30歳を過ぎて100万円がない人はクソらしい

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お金を貯めたいなら地方に住むよりも東京に住んだ方がいい理由

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セミリタイア生活を実現したいサラリーマンが夏休みに読んだ方がいい本11選

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自分は幸運が重なって31歳の若さでセミリタイア生活を実現する事ができた。この生活をして思うことは、働かない生活が誰にとっても必ずしも幸せではないということ。

 

組織の中で活躍できる人もいれば、組織の中では生きづらさを覚える人もいる。

 

理想は本業の仕事で楽しく稼げる事が一番いいと思っているが、そうではない人も一定数以上いるのは間違いない。そういう人は逃げ道として、セミリタイア生活がある事を知って欲しいと思っている。逃げ道があると人は精神的に楽になる。

 

 

ソース

Kindle読み放題

ヤル気を起こすのは不可能です。ヤル気は錯覚にすぎません。 自分にとって自然な方向に進んでいないときに、はじめてヤル気が必要になります。それも持続しませんし、たいして効果がありません。外からヤル気を植えつけようとしてもめったに長続きしませんが、内側から起こったヤル気は持続し、実行力があります。

 

自分はこの本を2回読み直したら人生が変わった。セミリタイア生活を送るかどうかは気持ちの問題でしかない、本気でやろうと思えば翌月からでも可能だ。

 

サラリーマン時代は、好きになれない仕事に一生懸命好きになるように努力していた。自己啓発本を読んだり、専門の参考書を読み漁って勉強したがやっぱり好きになれなかった。

 

自分がやりたいことの正しい方向にさえ向かってさえいれば、無理に努力する必要はない事がわかった。好きな事を情熱を持ってやり続ければ、黙っていてもその道のプロになれると思うようになった。

 

仕事の本質を考えると、人がやりたくない作業をお金をもらって誰かが代わりにやることでしかない。だから仕事はつまらない。やる気を起こすために、セミナーや啓発本などでモチベーションを上げるしかない。

 

仕事は楽しいかね?

Kindle読み放題

 

「目標を立てるな」

「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」

「明日は今日と違う自分になる、だよ」

「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」

 

目標を立てるなという考えが斬新だった。会社員時代はいつも目標を持ち、計画を立て、その通りに行動する事を強要されていた。同年代の社員が、新人にスケジュールの大切さを教えている。

 

しかし、このやり方では労働者として成功できるかもしれないが、人生では成功できない事がわかった。この本を読んでからは、後輩や外国人社員にあえて仕事がいつ終わるのか聞かないようにした。いつ終わるか聞いてしまうと、それがやらなくてはならない義務になってしまうからだ。

 

セミリタイア成功術

 アマゾン:1円

 

1999年カナダに移住した著者は、「好きなことだけを仕事にする」をテーマに、個人起業の道に進みました。自分の人生を意味のある展開に持ち込みたい、と切望した末に、カナダ人のセミリタイア的な生き方に触れ、大いに感化されました。 

 

著者は、移住先のカナダでやりたい事が決まっていたわけではない。それでも就労ビザを発行するため、現地に法人を設立し海外生活を実現させてしまった。

 

憧れの海外生活を送るためには、海外駐在、現地採用、ワーホリや語学留学を思い浮かべる人は多いと思う。現地法人を作る事で自分の就労ビザを発行するやり方は斬新だった。

 

この本を読んでから、自分も海外に滞在する拠点を作るために法人を作る事を考えている。例えばミャンマーやラオスは初期費用が少なく、現地に起業する事ができる。

 

5年間セミリタイしてみた 

Kindle読み放題 

 

著書は2011年に40代で20年近く勤めた会社を早期退職して、セミリタイア生活に突入した。彼の書籍で印象的だったのは、安心して早期退職できるかどうかは貯金の額ではないという。また、500万円の貯金額でも十分に可能だという。

 

仕事は探すのではなく自分にあった生き方をしていれば自然発生するものだ。生活費の300万円は銀行貯金にとっておいて、残りの200万円はやりたかった事をやるために使う。やりたくたい仕事で疲れきった魂を1年かけて洗濯する。

 

これを読んだ時、自分の貯金額も500万円しかなかった。仕事を辞めても何とかなるかもしれないと徐々に思うようになったのは間違いない。

 

年収100万円の豊かな節約生活術

アマゾン:250円

 

生活費月3万円、20年間定職に就かず生きてきた自称プータローの著者。せっかく東大を出て一流企業に勤めたがそれも辞め、一体どんな窮乏生活をしているかと思いきや…ベランダにはハーブ菜園、食卓はご馳走、毎週のように友人を招いて宴会と、まったく貧乏臭くない生活ぶり。どうしてこんなに豊かな暮らしが実現できるのか?

 

人生とは時間そのものなので、自由に使える時間が増えると幸福を感じやすくなる。セミリタイア生活というと、家に引きこもってインスタントや小麦粉、米など貧乏な暮らしを想像する人は多いが、必ずしもそうというわけではない。

 

たとえ年収が100万円しかなくても十分満足した生活を送る事は可能だ。外でお酒を飲むのを辞めて、自炊すれば質の良い料理を食べることも可能だ。自分も食費に関してはあまり節約せずに買いたいものを買うようにしている。

 

しないことリスト

アマゾン:716円

 

人生でやりたい事は何かと聞かれると答えられない人は多い。自分も他人に言えるほど立派なやりたい事があるわけではない。やりたい事が見つからない時は、やりたくない事を探してみた方がいい。やりたくない事を探すとそれがやりたい事になる。

 

自分は毎日満員電車に乗り会社の椅子に座り仕事をしたくないと思っていた。その結果、自分が1番やりたかった事は、働かない生活だという事がわかった。会社を辞めて働かない生活を紹介するブログを運営するようになった。

 

TraveLife 

アマゾン:674円

 

レバレッジコンサルティング代表・本田直之氏は、現在ハワイ、東京に拠点を構え、年の半分をハワイ、3カ月を東京、2カ月をヨーロッパ、1カ月をオセアニア、アジアなどの国で生活する。これまでに訪れた国は50カ国を超え、世界中を旅しながら、毎日のように3つ星レストランから屋台まで幅広く食べ歩き、サーフィンやトライアスロンを楽しむ生活をしている。

 

自分も旅は人生そのものだと思っている。いつからかはわからないが世界を旅して生きたいなと思うようになった。

 

2017年7月に仕事を辞め、彼女が住むフランスを拠点に好きな時に好きなだけ旅に出る事ができる。まさに自分がやりたかった生き方を実現する事になる。会社に縛られず好きな事を出来るってこれほど幸運なことはない。

  

気持ちが楽になる働き方、長時間労働を辞める

Kindle読み放題

会社では「長時間労働をやめて」「残業ゼロ」を実現しており、仕事以外の時間を大いに楽しんでいます。なぜサラリーマンでありながら、そんな生活をおくることができるようになったのか。
それは僕がある時から、たとえ非難されてでも、本当の自分の気持ちと向き合い、他人の目線よりも自分の気持ちを優先して生きていくと決めたからです。

 

仕事が嫌でもう働きたくないと思っている人の大半は、長時間労働をしているケースが多い。誰だって仕事だけで1日が潰れてしまうのは嬉しくないだろう。

 

仕事を辞めるリスクは本人が考えるよりもはるかに大きい、長時間労働が解決できたら辞めるという選択肢を取る必要もないのかもしれない。

 

自分はこの本を読む事でサラリーマン時代に定時に帰りやすくなった。定時に帰れるかどうかは本人の意思の方が強い。周りの人間は自分が思うほど他人の行動を気にしていない。

 

仕事を辞めるかどうかは、毎日定時に帰るようになってからでも遅くない。定時に帰る事で上司に止められるような会社なら辞めればいいし、毎日定時に帰宅しても人生が楽しくないのならその時は別の道を探してみればいい。

 

副業ブログで月に35万円稼げる

アマゾン:1500円

Kindle部門別1位獲得の人気電子書籍「サラリーマンが副業ブログで35万円稼ぐまでの奮闘記」を元に、「本当に稼げる方法」を書籍にまとめました。 

 

セミリタイア生活を始めようと思ったら、すぐにでも始められるが最低限ブログだけは運営しておいた方がいい。月に35万円稼ぐ事は容易ではないが、月に5万円程度のお小遣いレベルの収入を得るのなら誰にでも可能だ。

 

セミリタイア生活を考えている人は、ブランドや贅沢品に興味ある人は少ない、少ないお金で生活している人ばかりだ。月に10万円稼ぐようになれば、たとえ貯金がほとんどなかったとしてもセミリタイア生活は継続可能になる。

 

バビロンの大富豪

アマゾン:1272円 

人生の指針と勇気を与えてくれる「黄金の知恵」と感動のストーリー! 読了後のあなたは、すでに資産家への第一歩を踏み出し、幸福を共有するための知恵を確実に身につけていることだろう。

 

フルタイムの仕事を辞めたら安定収入がなくなり、自然とお金と真摯に向き合う事になる。そのため、セミリタイアする人にとって金融の知識は必須だと思っている。

 

バビロンの大富豪では、「収入の半分は自分のものとして取っておく」という考えがあります。手取り年収400万円の人が、毎年半分の収入を投資したら200万円、十年後には2000万円の資産になる。

 

2000万円はセミリタイアするのに十分な軍資金だ。

 

株式投資の未来

アマゾン:2376円

投資家に本当の利益をもたらすのは、企業の急成長ではなく永続である――株式投資の常識を覆し、銘柄選択のあるべき姿を提示した、株式投資の新しい教科書。成長株投資や割安株投資の誤り、そしてバフェット流のバリュー投資手法の正しさを、過去100年以上の膨大な市場データをもとに立証。 

 

すでにセミリタイアした先駆者をみていると、最近のセミリタイア者は株式投資に関する知識、金融リテラシーが高い人が多い。社会人1年目からお金を貯めているため、30歳を超える頃には資産2〜3000万円もち、配当の不労所得、ブログ収入を得て楽に生活を送っている。元々お金を使わない生活を送っているため、セミリタイア後もほとんど資産を減らすことがない。

 

また、歴史や哲学などを読書から学び自分にとって何が幸福なのかを理解している。

 

これかのセミリタイア生活者は、金融リテラシー、歴史、哲学など必死の知識になるかもしれない。

 

クリエイティブに生きる事が求められている時代

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会社から解放されて自由に生きるために

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