セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

ブログと株式投資とセミリタイアの関係、生活コストを劇的に抑えられる人ならブログはセミリタイアの手段になり得る

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ブログだけで暮らしていけるほど稼げているわけではないが、セミリタイアとブログは切っても切れない関係にある。セミリタイア生活を将来送りたいと思っているなら、ブログだけはすぐにでも初めておいた方がいい。

 

おそらく、今後も日本経済が縮小を続け、高齢化社会で社会保障費が圧迫していく、個人事業主が加入する国民保険をサラリーマンの厚生年金で補填する状況が続くのであれば、自分のように十分な副収入や資産がないままセミリタイア生活に突入する人は増えていくと思っている。

 

自分がセミリタイア生活を決断したのは、資産が500万円、副収入が5000円以下のときだ。500万円なんて3〜4年ほど頑張れば誰でも簡単に貯められる。

 

アメリカのフリーランスの割合は3人に1人。日本は現在1割にも満たないが、アメリカの後を追って割合は増加すると思っている。クラウドソーシングやクラウドサービスの普及で、組織に縛られない働き方は増加傾向にある。

 

組織から個人の時代に移りつつある。

 

自分が想定とする読者は、資産が300〜1000万円未満でフルタイムで働きたくないと思っている20代後半から30代前半の現役の独身サラリーマンである。

 

いつセミリタイアするか明確な目標が定まっていなかったとしても、将来のためにブログは初めておいた方がいい。時間が経てば立つほど検索エンジンから認知されるようになり、アクセス数が時間とともに比例して増えていくからだ。

 

同じ内容の記事を初日に投稿しても10アクセスしか稼げなくても、1年後に投稿したら1000以上になる。

 

ブログはセミリタイアの大きな武器になり得るが、前提としてブログだけで生計を立てるというのは、現実的ではないということも頭に入れておく必要がある。あくまでブログはセミリタイア生活の補助的な位置付けにしておいた方がいい。

 

ブログだけで生計を立てて、パートナーや子供を養っていくのは現実的ではない。全くないこともないが、そういう人はブログが普及する前の先駆者だったり、勤め人でも高いパフォーマンスを発揮できる極一部の限られた優秀な人達だけだ。普通のサラリーマンが後発で同じことをやるのは、サラリーマンで稼ぐよりもはるかに難しいことを忘れてはいけない。

 

過度にブログに期待してしまうと返ってそれがストレスになってしまう。

 

それでも自分がブログを勧める理由は、劇的に生活コストを抑えられる人ならばセミリタイアの手段になり得るからだ。

 

 

セミリタイア生活の経緯

 

自分がセミリタイア生活に突入したのは2017年8月からだ。最終出社日は7月11日だった。

 

明確にセミリタイアしたいと思っていた訳ではないが、会社から依存せず生きたいと常々思っていた。こう思うようになったのは、社会人1年目に大きな挫折を味わい、サラリーマン生活に魅力を感じなくなってしまった事が大きい。

 

会社員生活は自分が想像していたよりも退屈でつまらないものだった。このまま定年までの40年、この生活が続くのであれば生きている意味はないなと思えるほどだった。そして、会社に依存することなしに生きていけない自分にいつも嫌気がさしていた。

 

セミリタイアに突入したのは株式投資を始めて4年、ブログを始めてから1年がようやく経った時だ。

 

自分がセミリタイア生活に突入できたのは、株式投資で大金を手にしたからでも、配当収入だけで生活できるようになったからでも、ブログで生活できるだけの副収入を得られるようになったからでもない。

 

彼女が2年間で3カ国で働くという会社のプログラムに合格し、生活費を払わずに海外で滞在できる拠点を持つことができたからだ。家賃は彼女の会社が支払うため、自分が支払うことはない。

 

自分にとって毎月の支出の大部分を占めるのは家賃だ。シェアハウスの共用部屋に住むことで最小限に支出を抑えているが、それでも月に6万円消えてしまう。1ヶ月の生活費よりも家賃費の方が高い。

 

たとえ、ブログ収入がほとんど発生しなくても、家賃さえ支払わなければセミリタイア生活ができると思うようになった。

 

株式投資を始めた経緯

 

セミリタイアするという明確な目的を持って株式投資を始めた訳ではないが、投資のやり方を見るとわかるように潜在的にはかなり意識していただろう。

 

投資対象は全て業績回復株に絞っていた。業績回復株とは、大きな問題が発生して株価が一時的に暴落した銘柄をさす。倒産リスクが常について回るが、当たればリターンが大きい投資手法だ。

 

この投資手法の最大のメリットは、格安で配当金を得る権利を獲得できることと、業績が回復したら市況に関係なく株価を大きく押し上げることの2つだろう。そしてこれとトレードオフの関係にあるのが倒産リスクだ。

 

つまり博打に成功すればセミリタイア生活が一気に近づく。

  

例えば東京電力の株に100万円投資しているが、事故前の元の水準まで回復すれば5倍の500万円の資産価値になる。同時に配当金を再び支払うようになれば毎年15万円の不労所得を手にすることになる。資産が急激に増えることに加え、100万円で投資した銘柄から、毎年15万円の配当金を得ることになる。

 

思い描いたシナリオ通りに進むかどうかわからないが、可能性がないとは言えない。60万円で購入したシャープは現在180万円の価値がある。この水準でもまだ配当金は復活していない、まだまだ上がる可能性はある。

 

そんなことを思い描きながら、毎日会社の椅子に座り株価をチェックしていた。

 

しかし、徐々にこのやり方に徐々に疑問を持ち始めるようになる。

 

株式投資だけでセミリタイア生活を実現するためには、あとどれくらいの月日が必要なのだろうか。もともと贅沢品やブランドには興味がないため、順調に持ち株を増やしているが、それでも投資を始めてから4年、資産はようやく500万円を超えたというレベルだ。

 

もちろん自分の少ない収入から比べれば十分だったと思っている。

 

たとえ、高配当銘柄だけを買い揃え資産が3000万円に達したとしても、年に受け取れる配当金は90万円しかない。ここからさらに課税もされる。労働時間ゼロで収入があるのは価値があることだが、これだけではセミリタイア生活が現実的でないことがわかる。

 

シャープのように順調に株価が上がれば有難いが、タカタのように紙くずになる銘柄もある。単純に年間100万円ずつ資産が順調に増えたとしても、3000万円貯めるだけでも30年の月日が必要になる。

 

リーマンショックからもうすぐで10年が経過する、大きな金融危機が発生すればまたセミリタイア生活から一歩遠ざかる。

 

自分が目標にしているのは50代からのリタイア生活ではない。できるなら今すぐにでも働かない生活を送りたいと思っていた。それほど現職の仕事がつまらなかったのだ。

 

株式投資だけでのセミリタイアの実現に徐々に疑問を持つようになった。

 

ブログを始めた経緯

 

ブログを始めたきっかけはもっとお金が欲しいと思っていたからだ。投資額を増やすためにはもっと収入を増やす必要がある。

 

事前知識としてブログで大金を稼ぐのは難しいと思っていた。3ヶ月で10万円、働かなくても誰でも稼げるという宣伝がたくさんあるが信じていない。投資をやっていると美味しい話の裏には金の亡者がいる事は誰でも知っている。

 

ただ、挫折していく人が多いと聞いていたのでチャンスだと思っていた。スポーツジム通いや英語の勉強をしたことがある人ならわかると思うが、継続する事ですらできない人は結構多い。 

 

ブログは継続さえできればある程度なら稼げると思っていた。脱落者が多いことほどありがたいものはない、ライバルは勝手に自滅して消えてくれる。

 

アドセンスが受からないことで収益はほとんどないが、1年で月に3万円近く稼げる程のアクセス数を得られるようになった。これを少ないと思うか多いと思うかは人それぞれだが、自分は率直に高いと思う。

 

時給に換算したら低いのは低いのだが、ネット収入の最大のメリットは場所や組織にとらわれずに稼ぐことができる点である。逆に毎日同じ場所に出社し、会社に人生の大半を縛られて、ようやく稼ぐリアルの世界の労働価値は低いとさえ思う。1年間必死に頑張っても月に1万円ですら昇給できない現実がある。

 

株式投資で月に3万円の収入を得るためにはどれくらいの資産が必要だろうか。高配当の銘柄をより集めても1000万円あっても足りない。株式投資で月に3万円の収入を得るためには、少なくとも8年の年月は必要だろう。

  

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生活コストが低い人ほどセミリタイアは簡単

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ブログの利点は場所に依存せずどこにいても稼げるという点が大きい。これはセミリタイア生活の実現を加速させる効果がある。

 

当たり前といえば当たり前だが、月の手取りが20万あって15万円以上の生活費で暮らしてしまう人はセミリタイア生活に向いていないだろう。20万円の収入でも10万円前後で生活できる人なら向いている。

 

仕事を辞めたら場所の制約がなくなるため、生活費が安い場所で暮らすことができる。例えば東京の郊外のシェアハウスの共用部屋に住めば3万円、自炊して贅沢な生活を望まなければ5万円でも生活できるだろう。

 

この生活に満足できるかどうかは置いておいて、「働かない」という選択肢が現実的になる。セミリタイア生活を送ること自体は難しくない誰にでもできる。ただ、多くの人が会社員生活を辛抱して送る理由は、将来に不安を持って生活したくないからだろう。

 

そういう意味で、生活コストを劇的に抑えられる人にとったら、ブログはセミリタイア生活の手段になり得る。

 

世間体を気にしない人にとってセミリタイア生活は難しくない。良い歳してシェアハウスの共用部屋に暮らすのはどうかと思う人もいるが、相手にどう思われるか気にしている人生ほどツマラナイものはない。人生を楽しむのに年齢制限はない。

 

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郊外で3万円という選択肢があると、例えばバンコクの様な途上国の都市で暮らすよりも生活費は安く抑える事ができると思っている。航空券、滞在費などを考えると東京の郊外はセミリタイア生活の穴場だと思う。

 

自分はセミリタイア生活に入ってから固定費を見直した。生命保険を解約、格安スマホ乗り換え、現在の月の固定費は8000円だけだ。半年後に海外生活を本格的に開始するが、その時には格安スアホもポケットWifiも解約する、月の固定費は2000円になる。

 

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ブログは生活と共に用途が変わる

 

セミリタイア生活に突入してからブログの位置付けが変わった。 

 

仕事を辞める前はお金を稼ぐための手段として必死にブログを更新していたが、辞めてからは承認欲求を満たすため、同じような思考を持つ他者と交流するためにブログを書くようになった。

 

会社の同僚との人付き合いが中心だったサラリーマンが、仕事を辞めると他者との交流は一気に減る。金銭目的で始めたブログだが、初めてよかったと心から思えたのは仕事以外で繋がれる相手を持てたことだと思っている。

 

リアルの世界では海外生活を始めたら交流の機会は劇的に減るが、ブログで繋がった人とはどこにいようが変わらず交流できる。また、会社では思考が合わない人とも付き合わなければいけないが、ブログでは自分の思考に合った人だけが残ってくれる。

 

お金を効率よく稼ぐためならアドセンス用にテーマを絞ってサイトを運営し、そこに資源を集中した方がお金稼ぎができるだろう。仕事を辞めた後に、大してお金にならないブログの方に力を入れている自分に驚いた。それほどブログの存在は自分にとって大きくなった。

 

時代に合った働き方がある

 

個人的には、普通の人が普通に生きているだけでは幸福を感じにくい世の中になったと思っている。経済が成長していかないのが大きな理由だ。

 

時代に合わせて考え方や働き方を変えていくことが必要だ。

 

20年以上前なら、男性だけが働き女性は働かずに家で過ごすのが当たり前だった。経済が縮小し収入が少ない家庭が増えると、女性もパートなど単純作業で家計を支えるように変わっていった。現在では女性も男性も2馬力で働くことが求められている。

 

たまに、男性の収入に寄生して生きていこうとする女性に出会うが、割合としてはごくわずかだと思う。

 

日本経済はこれからも縮小を続けるので、またゆっくりと変化していく。男性も女性もフルタイムで働き会社に縛られる割合も減ると思っている。ともに働いて400万円の収入で世帯年収を800万円目指すよりも、200万円ずつ働いて世帯年収400万円稼ぐことが理想だろう。

 

1人で暮らしても2人で暮らしても生活コストは大きく変わらない。フルタイムで働くことのデメリットは生活の大半を会社に縛られてしまうことである。収入が半分でいいから4時間働くという選択肢はない。実際には8時間の労働契約で1日10時間以上働いている人が大半だ。

 

年収200万円を目標にすると、住む場所の制約は無くなるし時間の余裕が生まれる。人生とは時間そのものなので時間が生まれると幸福を感じやすくなる。

 

毎月20万稼ぐためには、ブログで5万円、アフィリエイトで5万円、株式など不労所得で5万円、あとはリアルの仕事で5万円稼ぐのが理想だと思っている。

 

ブログだけで20万円稼ぐのは無理ではないが、可能性としては限りなく低いし、それを目指すメリットもほとんどないだろう。

 

低所得者ほどパートナーを見つけるべき

 

収入が少ない人がセミリタイア生活を選択することと引き換えに家族を諦める人は多いが、自分は逆だと思っている。収入が少なくセミリタイア生活を目指す人ほど、パートナーを見つけた方がいい。

 

自分がサラリーマンを辞める年の年収は500万円程度だった。彼女の年収を合わせると1000万円を超える。

 

もしこの時点で彼女と結婚した場合、世帯年収が1000万円になる。東京に住んでいてもかなり裕福な生活ができるだろう。しかし、いつも時間に余裕がなくてストレスフルな生活を送っていた。たとえ1年後に結婚して一緒に暮らしても今のままでは満足のいく生活ができないと思っていた。

 

いくらお金があってもやりたいことをやるだけの時間がなければ人生はつまらない。年収が500万円あっても、600万円あっても大差はない。年収に合わせて仕事のプレッシャーが増すだけである。

 

結果的に自分はサラリーマンを辞めてネットだけで生計を目指すようになった。現在、ネット収入はほぼ発生していないため、過去の貯金と彼女の収入に頼って生きることになる。

 

20代の頃には思いもしなかったことだが、これもひとつの生き方だと思うようになった。ひとりで頑張って生きることのメリットはあまりない。生涯のパートナーを見つけて協力しあった方がフルタイムの仕事から解放される。

 

人生は何があるかわからないので、最低でもブログは初めておいた方がいい。承認欲求を満たせるし、思考の合う人と交流ができるし、お小遣い程度の収入は簡単に得ることができるからだ。

 

リアルの世界でビジネスを始めれば相乗効果も生む。自分の生き方によってブログの使い方は変わる。自分のようにちょっとした事がきっかけで、セミリタイアの手段になる得るかもしれいない。

 

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セミリタイア生活を始めてからのブログの変化

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日本にいればまだまだ貧困は楽に脱出できる

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英語ができると人生はさらに楽しくなる

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やりたいことが実現できない人の特徴、思い立ったことは20代のうちにすぐにやってしまった方がいい

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20代後半、30代前半になると、今の延長線上で生きていいのか悩む人は多い。新しいことに挑戦するのであれば、これが最後のチャンスだと思い悩み始める人はいる。

 

ワーホリは30歳という年齢制限があるし、30歳過ぎた会社員が未経験で新しい職種に入るのは難しくなるだろう。文句ばかり言っていた職場でも30歳を超えると居心地が良いと感じる、新しい職場からゼロから始めるのが億劫になるからだ。

 

気持ちさえあれば年齢は関係ないとはいうけれど、社会のルールが必ずしもそうなっているとは言えない。やれることの幅は年齢とともに徐々に狭くなっていく。女性であれば子供を産める年齢制限もあるし、いつでも門戸が開かれている訳ではない。

 

個人的に思うことだが、20代で人生を深く考えることなく世間に流されて生きて来た人は、30歳になって新しいことに挑戦するのは難しい。考え方や人生観は凝り固まっているし、20代の時のような情熱を持つことはできない。

 

重要な決断は先延ばしせず、やりたいことは思い立った時にすぐにやってしまった方が良い。時間が経てば経つほど障害が大きくなり、ハードルが高くなるからだ。

 

 

ヤラナイことの恐怖

 

自分の20代の頃を思い起こすと、世の中の事を全く知らない非常識な人間だったけれどガムシャラに挑戦だけはしてきた。

 

国立大学を卒業して、新卒でブラック企業に入社したことは人生で最大の汚点だったが、結果的に失うものがなくなり何でも挑戦できる環境が整った。家族やパートナー、住宅ローン、高収入、地位、失うものが大きければ身動きができなくなるが、失うものがない方がフットワークは軽いだろう。

 

この時期は人生で最も辛い時期を過ごした。その日にやる仕事がないけれど東京の満員電車に揺られて常駐先の会社に向かった。寝る前も起きた後も、お酒を飲んでいる時にも生きることに苦痛を感じていた。行きと帰りの電車の中では、何のために会社に行くのか、何のために生きているのか、違う生き方があるんじゃないか、そんなことを漠然と考えながら毎日出社していた。

 

石の上にも3年という言葉がある通り、たとえ出社しても仕事がないという状況は与えられた試練かもしれない、逃げたら負けだと思われたくない。それとも会社を辞めて別の道に進むのが正しい道なのか、毎日自分の中で答えの出ない葛藤があった。

 

本心では新しい道に進みたいと思っているけれど、外の世界で生きて行くことが怖かった。技術職にも関わらず社会人1年目で仕事を辞め、職歴がない自分を雇ってくれる会社はどこにもないと思っていたからだ。いくら資格や技術の勉強をしても仕事ができないという不安からは逃れることはできなかった。

 

 

怖くて新しい一歩を踏み出せなかったのだが、多分こういう時は新しい道に進んでしまった方が正しい。今自分がいる道に満足していたらそもそも悩んでいない。自分の心の中では正しい道はどっちかわかっている、勇気がないから進めないだけにしか過ぎない。過去自分と同じように悩んでいた人が現れて、自分を説得してくれるのを待っている。

 

 

新卒で入社した会社を辞めたのは今までの人生の中で大きな決断だったが、この決断が大きかったおかげで後は楽に物事を決めることができた。人間は落ちるところまで一度落ちてしまうと後は怖いものはなくなる。人が恐れるのは今いる場所から落ちた時だが、一番下まで落ちれば後は何も感じない。

 

自分が英語を勉強しようと思ったキッカケは会社からの依存を減らしたかったからだ。日本語しか話せないと日本の会社に縛り付けられることになる。英語ができれば海外で働く可能性も出てくる。実際は英語ができようができまいが大した違いはないのだが、当時は本気でそう思っていた。

 

結果的に海外留学し、2年間海外で働く事ができた。人生を深く考えるようになり色々な本を読んだ、仕事も人一倍一生懸命取り組んだ、株式投資やネットビジネスも挑戦するようになった。

 

全て20代のうちにやって良かったなと思うことばかりだ。30代でもできる事だが、若ければ若い方がいい。新しことに挑戦する時は必ず失敗が伴うが、若い時の方が軌道修正しやすい。

 

今の自分からすると、思い立ったことをヤラナイことは恐怖でしかない。今はお金がなくてできないからもう少し時間が経ってからにしようと言う人が必ずいるが、後に伸ばせば伸ばすほど精神的なハードルは高くなる。

 

30歳過ぎてからの決断は重い

 

半年前からまた東京のシェアハウスに住み始めた。シェアハウスに住んでいると同年代で人生に悩む人を見る機会が増えた。彼女たちを見ていて思う事だが、20代のときに決断を先送りして来たツケは重い。20代前半の時にできなかった事を30歳手前にしてやろうとしている。1社目の会社を辞める決断ができなくて、あのまま1社目に居たかもしれない自分を重ねて見るようになった。

 

彼女たちの多くは、新しい出会いと英語を話せるようになることを期待してシェアハウスに入居してくる。英語を話せるようになりたいと考えている人は、潜在的に一度でいいから海外に暮らして見たいという願望がある。

 

ワーホリは年齢制限を煽っているので、30歳手前になると独身女性が大きく押し寄せる。

 

ワーホリや語学留学は楽しく人生が豊かになるので積極的に取り入れたほうがいいと思うが、一方で30歳手前になるとあまりにも決断が遅いという気持ちがある。

 

自分のように社会復帰はするつもりはないのが前提であればワーホリや留学は楽しいでいいが、社会復帰が前提になると重い決断になる。一度社会人のキャリアを捨てなければならないし、1年滞在しても英語が大して伸びる訳でもない、大半は貯金を使い果たして日本に帰国してくる。30歳過ぎてから再就職、一文なしというのはその後結婚相手を見つける上でも難しくなる。

 

早い話、英語が話したかったり海外生活をしたいと思ったなら、若い時にいつでも始められた。そういう心の声と向き合わずに年齢を重ねてしまったに過ぎない。 20代でして来なかったことを30代でやろうとするリスクは大きいだろう。

 

海外生活に憧れる人は多いがそれほど特別なことではない。海外の暮らしも1ヶ月も住めば次第に日常に変わる。それはアメリカに住もうがヨーロッパに住もうが東南アジアに住もうが大きく変わらない。

 

30歳を目前に海外生活したいと思っている人を見ると少しかわいそうな気持ちになる。こういう人はテレビを見てなんとなく日常を過ごしてきた人が多い。テレビを見ていると自分の頭で考えるという習慣がなくなる。大衆の価値観に流されていると自分の心の声を見逃してしまう。

 

年齢がいくつになってもできるとか綺麗事をいう人は多いが、今まで何もして来なかった人が30歳を目前に突然始められる訳ではない。20代をなんとなく過ごしてきた人は30代も40代も同じように過ごす。

  

思い悩むことはチャンスになる

 

20代で悩むことはいいことだと思う。人間は大きな壁を乗り超えた時に大きく成長できる。

 

若い時に思い悩むことで自分の進みたい道が見えてくる。物事が順調に進んだり、悩みがあってもそれに向き合わない人はそのまま年齢を重ねてしまう。

 

そして、ワーホリの年齢制限のように最後の選択肢を突きつけられた時に気持ちが大きく動く。この時に行動に移すのはもう遅い。20歳前半で自分の心の声を聞いて海外で過ごした人は、その後も海外に関連した仕事をしている可能性が高い。そして年齢を重ねるとまた新しいことに挑戦していく。

 

 

充実した人生を送るためには、20代どう考えてどう行動するかはとても大事なことだと思っている。今やりたいことができないと思い悩んでいるなら、それは良いことだと思う。悩むことを避けずにどう生きるか考える良い機会だ。

 

自分が進むべき道は自分でわかっている場合の方が多い

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計画通りに進まない人生を楽しみたい

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自分には堕落して生きたいという欲求がある

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会社を辞めてセミリタイア生活を送ってからのブログの変化、セミリタイアってそもそもなに?

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仕事を辞めたのは7月11日、仕事を辞めてセミリタイアに関する記事を書き始めてからまだ1ヶ月も経っていない。

 

セミリタイアとGoogle検索したらトップ3番目に表示されるようになった。

  

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セミリタイア系ブログのアクセス数の変化

 

アクセス数は最近になってようやくひとつのブログだけでも10万アクセスを超えるようになってきた。グーグルアドセンスに合格していたないため、収入は増えていかないがアクセス数だけは順調に増加している。

 

2017年

5月、6万PV

6月、11万PV

7月、10万PV

 

このブログは当初、サラリーマン、株式投資というカテゴリーでブログを書き始めた。セミリタイア系に方向転換し始めたのは1ヶ月前の話である。そのため、検索流入はサラリーマンのお金に対する話題と、株式の投資関連しかない。

 

6月にアクセス数が伸びたのは、持ち株のタカタ株が法的整理することが決まったからである。これだけで3万程度のPV数が増えた。7月はセミリタイア関連で少しずつ流入が増えてきた。

 

新しく読者になってくれるブロガーも、ツイートでコメントしてくれる人も株式投資よりもセミリタイア系の人が増えてきた。

 

セミリタイア系で稼ぐ難しさ

 

雑記や日記系のブログはアクセス数に応じて収入が増えるクリック型課金と相性がいい。難しく収益化を考えることなしに、自分の考えを発信しているだけで、似たような思考の人が自然とあつまってくれる。

 

日記系はアフィリエイトで稼ぐのは難しい。介護士のブログは介護の日記を毎日書くだけで人は集まり人材紹介で高単価の報酬が発生しやすい。 映画好きな人は毎日観た映画のレビューを書いて、NetfixやHuluの会員登録のアフィリエイトを貼り付ければそれなりに稼げるだろう。

 

そう考えると同じ日記でもセミリタイア系はテーマが漠然としすぎているため、難しいものがある。セミリタイアする具体的な手続きがあるわけでもないし、そもそもセミリタイアという言葉の意味自体かなり曖昧だ。

 

セミリタイアしようと思えば、誰でも翌月からやろうと思えば可能だ。ノウハウというよりも本人の気持ち次第になる。

 

セミリタイアってなに?

 

英語でセミリタイアという言葉があるわけではないので、当然ネイティブに話ても通じない。アメリカ人にセミリタイアしたという話をしたことがあるが、なにそれという顔をされた。「それって単にネットビジネスを始めただけ」と言われた。

 

確かに彼のいうとおりである。会社員を辞めてネットで収益を得ようと働いているのにリタイアしたというのは違和感がある。

 

セミとは半分、準という意味があるが、仕事を半分しているというのはよくわからない。アーリーリタイアは、定年よりも早くリタイア(退職)する事なのでセミリタイアとはまた違う。

 

日本では働くというと、正社員、フルタイムでサラリーマンとして働くことを指す。非正規は正規社員に慣れなかった人が一時的にとりあえず働くというイメージがある。

 

アメリカではフリーランスが国内の3分の1を占めるくらい働き方が多様な国だ。

 

日本でセミリタイアという言葉が曖昧なのは、働く=フルタイムという前提があるからだと思う。日本でセミリタイアというのは半分働かない生活、フルタイムではない、非正規社員でもない、フリーターでもない、企業と個人で契約しているフリーランスでもない。個人事業主の届けを出すほど収入がない人に対する呼び名がないのである。

 

ちなみに収入がなくても個人事業主の届けを出せば、翌日から会社役員と名乗ることもできる。世の中って自分が思っているよりもはるかに適当な社会だ。

 

テレビをつけると、芸能人や会社社長とニートが議論する番組があるが、どれも大差はないと思う。売れていない芸能人はニートに近い、大半の芸能人は過去にニートのような生活をしてきたはずだし、ニートもペーパーを1枚役所に提出すれば会社役員に生まれ変わる。

  

ネット見ていると、セミリタイア同様にニートもかなり曖昧な意味で使われている。毎日ネットやゲームをして働かない若者が自称ニートだと名乗っていたが、しかし実際には月に10万円ネット収入を得ている。これはニートとは言えない。今の世の中には純粋なニートはどれくらいいるのか疑問に思う。

 

「若年無業者」という意味。上記がイギリスにおける本来のNEETの定義であり、主に16歳~18歳の非常に範囲が狭い若者に対して使われる言葉である。現在ではほぼ死語となっている。なお自営業者(個人事業主)は、自身の会社、店舗、農場(個人事業)に雇用されていると考えられるため、当然NEETには該当しない。

  

肩書きがわからない

 

新しい人に出会うときに自分のことを何て説明したらいいのか迷う時がある。シェアハウスに住んでいると自己紹介する機会は月に数回ある。紹介する相手が日本人とも限らない。

 

一言で働いていないというと場の空気が重くなるように感じるので、当たり障りのないように回答しようとは思っている。仕事を探しているわけではないので、失業者というわけでもない。

 

セミリタイアしたというと、セミリタイアという言葉の意味を聞かれたら自分でもよく説明できないから辞めることにした。ネットだとセミリタイアという言葉はよく目にするが、リアルだと何それという顔をされることがしばしばある。

 

プロブロガーというとなんかダサいし、そもそもプロブロガーと言えるほど稼いでいるわけでもない。アフェリエイターではないけれど、アフィリエイトって何?と聞かれるのもメンドくさい。

 

結局ネットを使ってビジネスをしているという回答に落ち着いた。メディアを作ってそこに広告を貼っているというと、よく意味はわかっていないだろうけどそれなりに納得してくれる人は多い。それ以上深く聞いてこないので、これが一番答えやすい回答かもしれない。

 

実際にはほとんど報酬がないのでニートが一番近いような気もしないでもない。仕事というよりもどちらかというと趣味だ。日記のように自分が思ったことや出来事を書き留めているだけ。

 

働く=フルタイアム、大人は必ず仕事をしなければならないという概念があるせいで、自分の立ち位置が人に説明しずらくなってしまった。

  

とりあえず30万PV

 

そんなことを思いながらブログを続けている。そのうちアフィリエイトに特化したサイトを作ろうと思っているが、今はまだやる気が起きない。仕事を辞めたらもっと本格的にお金稼ぎに力を入れるのかと思っていたがそんなことはなかった。

 

目標を立てるのは嫌いだが、とりあえずこのブログだけで30万PV集められるようになってからアフィリエイトにも挑戦しようと思っている。

 

お金のために働くのは辞めたばかりなので、今はあまりお金のことは考えたくないのかもしれない。

 

2017年8月から本格的なニートになる

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どうやったら5万円稼げるのだろうか

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