セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

英語が苦手な日本人が短期間で効率良く「楽に」上達する方法

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社会人の学習動向や学習意向を探るために取ったネットの調査によると、英語を学びたい人が圧倒的に多いことがわかる。ファイナンスやプレゼン資料作成、ロジカルシンキングや経営よりも需要が高い。

 

個人的には、英語ほど期待値が高く投資した労力の割に結果が伴わないものは他にないように思う。年収やキャリアアップなどの金銭的な目的のために勉強するくらいなら、コンビニ行ってアルバイトした方がいいと思うくらいだ。稼いだお金は株式など将来の不労所得に回す。

 

また、英語を話したい思っている割に、ある程度話せるレベルまで上達する人も少ない。 

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スキルや能力を高めるために取り組んでいることについて聞いたところ、「英語(21.8%)」、「会計・ファイナンス(9.2%)」、「Office(Word、Excel、PowerPoint)・プレゼン資料作成(8.3%)」の順に高い割合となった。
いずれかに回答したのは52.9%となり、半数以上が何らかの取り組みを行っていることがわかった

社会人の学びに関する意識調査 ~「学び」の実践率は52.9%。学びへの意識が高いほどEdTech※1への関心が高い~ | EDTECH SMART LAB

  

転職やビジネスのことを考えて英語を勉強するくらいなら、本業の専門分野を勉強した方が効果は高い。エンジニアであれば英語を勉強するよりも、技術やプログラムを学びスペシャリストの道へ進んだ方が将来稼げるようになる可能性は高い。英語を勉強することで本業の仕事が疎かになったらそれこそ本末転倒だ。

 

なんでもそうだが、新しいことを身につける時はどうやったらストレスが掛からず「楽に」上達できるか具体的に考えてみた。

 

英語を効率良く学ぶ最適解とは?

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自分は英語力を売りにビジネスができるほど優秀ではないが、20代の若い頃からそれなりに労力を使って英語を身につけてきた。

 

23歳の時に1社目の会社を辞め、フィジーという国に3ヶ月間語学留学したことがあるし、英語が準公用語の国に2年間働いていたこともある、サラリーマンの夏休みを利用してフィリピンに短期留学にも行った。

 

今現在はシェアハウスに住んでいるが、入居者の半数は外国人ということもあり、英語を身につけるために入居する日本人は多い。ホームページを見ると、英語を学びたい日本人をターゲットにしていることがわかる。

 

こうした経験から20代のときは、英語を勉強する日本人に出会う機会は人一倍多かった。興味深いのは人によって勉強の仕方やレベルが全く違うことだ。例えば、弁護士や会計士の仕事であれば皆同じような勉強をしている。

 

語学学校や英会話教室に通わなくてもスラスラと話せる人がいる一方で、TOEICの勉強が得意だけれどまったく話せない人や、ワーホリや語学留学で海外に長期滞在している割に話せない、英語で飯を食べている英語教員でも話すとなるとダメな人もいる。

 

大抵の習い事は、時間を掛ければだれでも上達していくものが多いが、英語はそうとは限らない。ある程度話せるようになるまでのハードルが高く、途中で挫折してしまう人が多いからだ。

 

自身の体験や周囲で英語を勉強している人を見てきた経験から、本格的な通訳や英語の教師になりたいという以外の人に向けて、日本に居て効率良く短期間で「楽に」英語を勉強する具体的な方法を考えた。

 

賛否両論あると思うが、個人的にはTOEICや英検のための勉強は辞めた方がいいと思う。理由は問題を正しく答えられたからと言って、英語が話せるようになるとは限らないからだ。長時間椅子に座って勉強するやり方は語学に合わない。

 

中学英語を身につける

自分は英語の勉強を始める前に、どうやったら効率よく英語が身につくのか本を読んで知識を得ることにした。 

 

楽をして、英語が身につくことはありません。けれど、誰だって効率的に英語力を高めたいと願っているでしょう。本書は学習者の意欲と努力を決して無駄にしないために、具体的で効率的に学べる方法を示しています。 

 Amazon: 〈具体的・効率的〉英語学習最強プログラム

 

実は、会話で必要な英語は中学までの英語力で十分だと言われている。理由は日常生活に必要な文法や単語が一通りカバーできているからだ。通訳者や英語で論文を発表する以外の人であれば、仕事で使う専門用語プラス日常レベルの英会話力があれば十分だ。

参考:「中学英語で十分」は本当だった:日経ビジネスオンライン

 

英語ができない人から、字幕なしに英語の内容が理解できる風に話されるが、ネイティブのスラッグや多岐にわたる専門用語を理解して、完璧に理解できる人なんてプロの通訳者並みのレベルだ。

 

日本の討論番組で議論に参加できる外国人は何人いるだろうか。普通の人であれば日常会話に困らない英語ができればいい。

  

英語の勉強を始めたときに、中学校の授業で使うような問題集をひと通り購入し、頭の中で日本語に変換せずに英文をそのまま読むようにした。中学英語は複雑な表現はないので、それほど難しくはない。

 

英語が話せる人で「This is a pen」を頭のなかで、これはペンだと脳内変換する人はいない。いちいち頭で変換していると会話にならない。頭の中で変換せずに理解できる英語を増やすのが語学の学習で必要なことだ。

 

テスト勉強で穴埋めに入る単語を考える作業をしても、いつまでたっても会話ができるようにはならない。

  

Amazon:中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

 

リスニング力を身につける  

 英語力を伸ばすために優先順位をつけるとすると、リスニング力が一番重要だと思う。

 

自分が言いたいことを相手に伝える事も重要だが、相手が何を言っているのかわからなければ、そもそも何を話していいかわからない。相手が言ったことがわかれば、焦らずに冷静に対処することができる。話し相手がネイティブスピーカーでならば、単語を並べただけでもこちらが言いたいことは察してくれるし。

 

英語を勉強し始めた当初は、TOEICの問題集を購入して付属のCDをスマホに入れて聞いていたが、途中から辞めた。理由はCDで話す内容があまりにも綺麗な話し方で、普段使われるような英語とはほど遠かったからだ。ネイティブの人は綺麗な発音でゆっくりと話してはくれない。

 

聞き流しは大事だというけれど、本当に聞き流すだけでは意味はない。

 

英語を聞き流すだけで上達すると言ったプロゴルファーの広告が一時期流行ったが、これだけで英語が「本当に」上達するのであれば、国民国民も全員話せるようになるだろう。彼が英語ができるのは、彼が実際に勉強したからであって、テープを聞き流ししていたから話せるようになったわけではない。

 

自分はどうせ英語を聞くなら実際に使われている英語を聞こうと思った。

 

海外ドラマやYoutubeで気に入ったスピーチをスマホにダウンロードして聞くようにしていた。海外ドラマは一度見て内容が頭に入っていると、音声を聞くだけで情景が頭の中に広がるのでオススメだ。また、毎回同じ人の声を聞くことになるので徐々に慣れて、2、3回来ると聞き取れるようになる。

 

自分が英語を勉強し始めた時は、海外ドラマのワンシーズンをiTunesから購入しスマホ端末にダウンロードするのに5千円以上のコストを支払った。今なら海外ドラマや映画が月に千円で見放題になったので、インターネットにさえ繋がっていればいつでも海外ドラマを視聴することができる。

 

オススメの動画配信サービス

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自分のオススメは動画配信サービスの「Hulu」だ。 

Huluとは、月額933円(税込1,007円)で、人気の映画やドラマ、アニメなど13,000本以上の作品が無制限に視聴できるという動画配信サービス。

 【Hulu】会員登録はこちら

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Eメールアドレスと名前を設定すると2週間無料で利用できる。

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アマゾンのプライム会員になれば年額3800円(月額325円)と格安だが、プライムビデオは英語字幕に対応できていない、また動画本数も25000本とHuluの40000本よりも少ない。

 

また、Huluはスマホアプリを取得すればネット環境さえあれば、移動中いつでもどこでも視聴することが可能だ。

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Hulu / フールーを App Store で

 

信憑のほどはわからないが、英語がある程度聞き取れるようになるには1000時間英語をリスニングする必要があると聞いたことがある。

 

Huluに配信されている人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」はシーズン7まで全部で84話ある。「24」はシーズン8まで190話ある。1話が45分とすると合計で205時間英語をリスニングできる。

 

週末は家でのんびりと海外ドラマ、旅行の移動や通勤中も英語を聞く習慣をつけると意外に早く英語が聞き取れるようになる。 

 

英語を身につけたいのであれば、家に帰ってテレビを流し見するよりも海外ドラマを見た方が有効な時間を過ごし、かつ楽しく英語を上達した方がいいだろう。

 

ちなみに、アマゾンのプライムビデオはFireHD端末があれば、ダウンロードしてオフラインでも視聴できる。海外に行く機会が多く、移動時間が長い人にオススメ。

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スピーキング力を鍛える 

リスニングの次に重要なのはスピーキング力だ。テスト勉強では読み書きや文法を優先するが自分としてはそれほど大事だとは思っていない。英語を勉強する目的にもよるが、英語を話すことができれば出会いの場が増え、海外に行っても旅行が何倍も楽しくなる。

 

学校のテスト以外で英語を勉強し始めた23歳のときは、外国人の友人もいなかったし、英語で話す相手もいなかったので、駅前の英会話教室に通うことにした。

 

今にして思えば、英会話教室は時間とお金の無駄でしかない。日本人英会話講師と50分のグループレッスンを週に2回受けるために、少ない給料から月に2万円を支払っていた。

 

3ヶ月間の海外留学に行った後に知ったが、月に6千円支払えばオンライン英会話でフィリピン人講師と毎日30分話すことが可能だ。しかも、日本人講師よりも英語の質が高いことに驚いた。

 

フィリピンはアメリカの植民地だったこともあり、日本人に聴きやすいアメリカ英語だ。自国産業が発達していないフィリピンで英語教師になるのは、良い大学を出ている人が多いため、講師としての質も高い。

 

アメリカなど英語圏のコールセンターはフィリピンに作られる。そのためマレーシアやシンガポール、インドよりも綺麗な英語を話してくれる。

 

日本の民間の英語講師だと学歴が良いとは言えない、学校の英語講師は公務員なので知識はあるが面白味に欠けてしまう。

 

海外留学前にこのサービスを知っていたら、留学するのを思いとどまったと思うくらい良かった。ちなみに駅前の英会話教室は、格安のオンライン英会話との競争に勝てず、自分が通っていた学校も潰れてしまった。

 

オンライン英会話のレアジョブ

自分が勧めるオンライン英会話は業界最大手のレアジョブだ。 

 

レアジョブの特徴は

・25分、200円以下でマンツーマンが受けられる

・無料レッスンが2回受けられる

・スマホ携帯からでも受講できる

・朝の6時から、深夜1時までレッスンが予約できる

・ビジネス英会話コースが受けられる

 

無料体験レッスンは公式サイトから

オンラインレッスンの「レアジョブ英会話」

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 名前とメールアドレスの登録だけで即日に利用できる。

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レアジョブのアプリをダウンロードすることで、どこにいても英語の授業が受けられる。

レアジョブ英会話を App Store で

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英会話教室などのオフラインで英会話を学ぶメリットはなくなりつつある。オフラインの場合、決まった時間、決まった場所に居なくてはならない。オンラインだと自宅にいようが通勤途中だろうが、会社の会議室だろうが、どこにいてもレッスンを予約してすぐに受講できる。

 

最初全く英語ができなかったとしても、3ヶ月も毎日休まずに続けていると、明らかに伸びているのが自分でもわかる。英語なんて毎日話す環境があるかないかで上達のスピードは大きく違う。

 

わざわざ仕事を辞めて、海外留学なんかしなくても低コストで十分に上達することができる。

 

自分は一時期、毎日朝の6時に30分のレッスンを受講していた。6時に目覚ましをセットし、パソコンを布団の隣に置いて眠る。目覚ましがなるとSkypeを起動し、起きたらすぐにレッスンを受けられるようにした。

 

授業が始まり5分も経てば目がスッキリ覚めるので、2度寝することがなくなり気分良く起きられるようになった。前の日仕事で疲れてどうしても眠い時は、そのままレッスンをパスするが。この生活を3ヶ月も続けていると、毎朝6時に起きることができ、かつ英語力も上達するようになる。

 

オンライン英会話について知りたければ以下の本を1冊読むのも悪くない。留学しなくても英語が身につけられると自信を持てるようになるかもしれない。

これまでは英語を話せるようになるには、海外留学をするか、英会話スクールに通うなど、お金がかかるものだった。しかし、インターネット、特に無料で通話ができるスカイプの発達により、なんと自宅にいながら、英語を公用語とするフィリピン人講師と、25分129円でマンツーマン英会話ができるようになった。   

 

オンライン英会話の無料体験

【無料体験で受けられるオンライン英会話3校比較】英語を上達するコツは毎日会話する事

  

まとめ

英語を勉強する目的にもよるが、本業の仕事で忙しいサラリーマンであれば、上記の方法で楽に英語を身につける事ができると思う。

 

中学レベルの英語力さえ身につけてしまえば、あとは「話すこと」「聞くこと」の量を増やしていけば、簡単な英会話力はすぐに身につく。この学び方の利点は、ストレスにならないから挫折せずに続けられる事である。

 

仕事が忙しいサラリーマンだと難しいかもしれないが、最近はタダで留学できるプランも増えてきた。代わりに労働する事が条件など学校によってはマチマチだが。

 

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