セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

ブログと株式投資とセミリタイアの関係、生活コストを劇的に抑えられる人ならブログはセミリタイアの手段になり得る

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ブログだけで暮らしていけるほど稼げているわけではないが、セミリタイアとブログは切っても切れない関係にある。セミリタイア生活を将来送りたいと思っているなら、ブログだけはすぐにでも初めておいた方がいい。

 

おそらく、今後も日本経済が縮小を続け、高齢化社会で社会保障費が圧迫していく、個人事業主が加入する国民保険をサラリーマンの厚生年金で補填する状況が続くのであれば、自分のように十分な副収入や資産がないままセミリタイア生活に突入する人は増えていくと思っている。

 

自分がセミリタイア生活を決断したのは、資産が500万円、副収入が5000円以下のときだ。500万円なんて3〜4年ほど頑張れば誰でも簡単に貯められる。

 

アメリカのフリーランスの割合は3人に1人。日本は現在1割にも満たないが、アメリカの後を追って割合は増加すると思っている。クラウドソーシングやクラウドサービスの普及で、組織に縛られない働き方は増加傾向にある。

 

組織から個人の時代に移りつつある。

 

自分が想定とする読者は、資産が300〜1000万円未満でフルタイムで働きたくないと思っている20代後半から30代前半の現役の独身サラリーマンである。

 

いつセミリタイアするか明確な目標が定まっていなかったとしても、将来のためにブログは初めておいた方がいい。時間が経てば立つほど検索エンジンから認知されるようになり、アクセス数が時間とともに比例して増えていくからだ。

 

同じ内容の記事を初日に投稿しても10アクセスしか稼げなくても、1年後に投稿したら1000以上になる。

 

ブログはセミリタイアの大きな武器になり得るが、前提としてブログだけで生計を立てるというのは、現実的ではないということも頭に入れておく必要がある。あくまでブログはセミリタイア生活の補助的な位置付けにしておいた方がいい。

 

ブログだけで生計を立てて、パートナーや子供を養っていくのは現実的ではない。全くないこともないが、そういう人はブログが普及する前の先駆者だったり、勤め人でも高いパフォーマンスを発揮できる極一部の限られた優秀な人達だけだ。普通のサラリーマンが後発で同じことをやるのは、サラリーマンで稼ぐよりもはるかに難しいことを忘れてはいけない。

 

過度にブログに期待してしまうと返ってそれがストレスになってしまう。

 

それでも自分がブログを勧める理由は、劇的に生活コストを抑えられる人ならばセミリタイアの手段になり得るからだ。

 

 

セミリタイア生活の経緯

 

自分がセミリタイア生活に突入したのは2017年8月からだ。最終出社日は7月11日だった。

 

明確にセミリタイアしたいと思っていた訳ではないが、会社から依存せず生きたいと常々思っていた。こう思うようになったのは、社会人1年目に大きな挫折を味わい、サラリーマン生活に魅力を感じなくなってしまった事が大きい。

 

会社員生活は自分が想像していたよりも退屈でつまらないものだった。このまま定年までの40年、この生活が続くのであれば生きている意味はないなと思えるほどだった。そして、会社に依存することなしに生きていけない自分にいつも嫌気がさしていた。

 

セミリタイアに突入したのは株式投資を始めて4年、ブログを始めてから1年がようやく経った時だ。

 

自分がセミリタイア生活に突入できたのは、株式投資で大金を手にしたからでも、配当収入だけで生活できるようになったからでも、ブログで生活できるだけの副収入を得られるようになったからでもない。

 

彼女が2年間で3カ国で働くという会社のプログラムに合格し、生活費を払わずに海外で滞在できる拠点を持つことができたからだ。家賃は彼女の会社が支払うため、自分が支払うことはない。

 

自分にとって毎月の支出の大部分を占めるのは家賃だ。シェアハウスの共用部屋に住むことで最小限に支出を抑えているが、それでも月に6万円消えてしまう。1ヶ月の生活費よりも家賃費の方が高い。

 

たとえ、ブログ収入がほとんど発生しなくても、家賃さえ支払わなければセミリタイア生活ができると思うようになった。

 

株式投資を始めた経緯

 

セミリタイアするという明確な目的を持って株式投資を始めた訳ではないが、投資のやり方を見るとわかるように潜在的にはかなり意識していただろう。

 

投資対象は全て業績回復株に絞っていた。業績回復株とは、大きな問題が発生して株価が一時的に暴落した銘柄をさす。倒産リスクが常について回るが、当たればリターンが大きい投資手法だ。

 

この投資手法の最大のメリットは、格安で配当金を得る権利を獲得できることと、業績が回復したら市況に関係なく株価を大きく押し上げることの2つだろう。そしてこれとトレードオフの関係にあるのが倒産リスクだ。

 

つまり博打に成功すればセミリタイア生活が一気に近づく。

  

例えば東京電力の株に100万円投資しているが、事故前の元の水準まで回復すれば5倍の500万円の資産価値になる。同時に配当金を再び支払うようになれば毎年15万円の不労所得を手にすることになる。資産が急激に増えることに加え、100万円で投資した銘柄から、毎年15万円の配当金を得ることになる。

 

思い描いたシナリオ通りに進むかどうかわからないが、可能性がないとは言えない。60万円で購入したシャープは現在180万円の価値がある。この水準でもまだ配当金は復活していない、まだまだ上がる可能性はある。

 

そんなことを思い描きながら、毎日会社の椅子に座り株価をチェックしていた。

 

しかし、徐々にこのやり方に徐々に疑問を持ち始めるようになる。

 

株式投資だけでセミリタイア生活を実現するためには、あとどれくらいの月日が必要なのだろうか。もともと贅沢品やブランドには興味がないため、順調に持ち株を増やしているが、それでも投資を始めてから4年、資産はようやく500万円を超えたというレベルだ。

 

もちろん自分の少ない収入から比べれば十分だったと思っている。

 

たとえ、高配当銘柄だけを買い揃え資産が3000万円に達したとしても、年に受け取れる配当金は90万円しかない。ここからさらに課税もされる。労働時間ゼロで収入があるのは価値があることだが、これだけではセミリタイア生活が現実的でないことがわかる。

 

シャープのように順調に株価が上がれば有難いが、タカタのように紙くずになる銘柄もある。単純に年間100万円ずつ資産が順調に増えたとしても、3000万円貯めるだけでも30年の月日が必要になる。

 

リーマンショックからもうすぐで10年が経過する、大きな金融危機が発生すればまたセミリタイア生活から一歩遠ざかる。

 

自分が目標にしているのは50代からのリタイア生活ではない。できるなら今すぐにでも働かない生活を送りたいと思っていた。それほど現職の仕事がつまらなかったのだ。

 

株式投資だけでのセミリタイアの実現に徐々に疑問を持つようになった。

 

ブログを始めた経緯

 

ブログを始めたきっかけはもっとお金が欲しいと思っていたからだ。投資額を増やすためにはもっと収入を増やす必要がある。

 

事前知識としてブログで大金を稼ぐのは難しいと思っていた。3ヶ月で10万円、働かなくても誰でも稼げるという宣伝がたくさんあるが信じていない。投資をやっていると美味しい話の裏には金の亡者がいる事は誰でも知っている。

 

ただ、挫折していく人が多いと聞いていたのでチャンスだと思っていた。スポーツジム通いや英語の勉強をしたことがある人ならわかると思うが、継続する事ですらできない人は結構多い。 

 

ブログは継続さえできればある程度なら稼げると思っていた。脱落者が多いことほどありがたいものはない、ライバルは勝手に自滅して消えてくれる。

 

アドセンスが受からないことで収益はほとんどないが、1年で月に3万円近く稼げる程のアクセス数を得られるようになった。これを少ないと思うか多いと思うかは人それぞれだが、自分は率直に高いと思う。

 

時給に換算したら低いのは低いのだが、ネット収入の最大のメリットは場所や組織にとらわれずに稼ぐことができる点である。逆に毎日同じ場所に出社し、会社に人生の大半を縛られて、ようやく稼ぐリアルの世界の労働価値は低いとさえ思う。1年間必死に頑張っても月に1万円ですら昇給できない現実がある。

 

株式投資で月に3万円の収入を得るためにはどれくらいの資産が必要だろうか。高配当の銘柄をより集めても1000万円あっても足りない。株式投資で月に3万円の収入を得るためには、少なくとも8年の年月は必要だろう。

  

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生活コストが低い人ほどセミリタイアは簡単

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ブログの利点は場所に依存せずどこにいても稼げるという点が大きい。これはセミリタイア生活の実現を加速させる効果がある。

 

当たり前といえば当たり前だが、月の手取りが20万あって15万円以上の生活費で暮らしてしまう人はセミリタイア生活に向いていないだろう。20万円の収入でも10万円前後で生活できる人なら向いている。

 

仕事を辞めたら場所の制約がなくなるため、生活費が安い場所で暮らすことができる。例えば東京の郊外のシェアハウスの共用部屋に住めば3万円、自炊して贅沢な生活を望まなければ5万円でも生活できるだろう。

 

この生活に満足できるかどうかは置いておいて、「働かない」という選択肢が現実的になる。セミリタイア生活を送ること自体は難しくない誰にでもできる。ただ、多くの人が会社員生活を辛抱して送る理由は、将来に不安を持って生活したくないからだろう。

 

そういう意味で、生活コストを劇的に抑えられる人にとったら、ブログはセミリタイア生活の手段になり得る。

 

世間体を気にしない人にとってセミリタイア生活は難しくない。良い歳してシェアハウスの共用部屋に暮らすのはどうかと思う人もいるが、相手にどう思われるか気にしている人生ほどツマラナイものはない。人生を楽しむのに年齢制限はない。

 

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郊外で3万円という選択肢があると、例えばバンコクの様な途上国の都市で暮らすよりも生活費は安く抑える事ができると思っている。航空券、滞在費などを考えると東京の郊外はセミリタイア生活の穴場だと思う。

 

自分はセミリタイア生活に入ってから固定費を見直した。生命保険を解約、格安スマホ乗り換え、現在の月の固定費は8000円だけだ。半年後に海外生活を本格的に開始するが、その時には格安スアホもポケットWifiも解約する、月の固定費は2000円になる。

 

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ブログは生活と共に用途が変わる

 

セミリタイア生活に突入してからブログの位置付けが変わった。 

 

仕事を辞める前はお金を稼ぐための手段として必死にブログを更新していたが、辞めてからは承認欲求を満たすため、同じような思考を持つ他者と交流するためにブログを書くようになった。

 

会社の同僚との人付き合いが中心だったサラリーマンが、仕事を辞めると他者との交流は一気に減る。金銭目的で始めたブログだが、初めてよかったと心から思えたのは仕事以外で繋がれる相手を持てたことだと思っている。

 

リアルの世界では海外生活を始めたら交流の機会は劇的に減るが、ブログで繋がった人とはどこにいようが変わらず交流できる。また、会社では思考が合わない人とも付き合わなければいけないが、ブログでは自分の思考に合った人だけが残ってくれる。

 

お金を効率よく稼ぐためならアドセンス用にテーマを絞ってサイトを運営し、そこに資源を集中した方がお金稼ぎができるだろう。仕事を辞めた後に、大してお金にならないブログの方に力を入れている自分に驚いた。それほどブログの存在は自分にとって大きくなった。

 

時代に合った働き方がある

 

個人的には、普通の人が普通に生きているだけでは幸福を感じにくい世の中になったと思っている。経済が成長していかないのが大きな理由だ。

 

時代に合わせて考え方や働き方を変えていくことが必要だ。

 

20年以上前なら、男性だけが働き女性は働かずに家で過ごすのが当たり前だった。経済が縮小し収入が少ない家庭が増えると、女性もパートなど単純作業で家計を支えるように変わっていった。現在では女性も男性も2馬力で働くことが求められている。

 

たまに、男性の収入に寄生して生きていこうとする女性に出会うが、割合としてはごくわずかだと思う。

 

日本経済はこれからも縮小を続けるので、またゆっくりと変化していく。男性も女性もフルタイムで働き会社に縛られる割合も減ると思っている。ともに働いて400万円の収入で世帯年収を800万円目指すよりも、200万円ずつ働いて世帯年収400万円稼ぐことが理想だろう。

 

1人で暮らしても2人で暮らしても生活コストは大きく変わらない。フルタイムで働くことのデメリットは生活の大半を会社に縛られてしまうことである。収入が半分でいいから4時間働くという選択肢はない。実際には8時間の労働契約で1日10時間以上働いている人が大半だ。

 

年収200万円を目標にすると、住む場所の制約は無くなるし時間の余裕が生まれる。人生とは時間そのものなので時間が生まれると幸福を感じやすくなる。

 

毎月20万稼ぐためには、ブログで5万円、アフィリエイトで5万円、株式など不労所得で5万円、あとはリアルの仕事で5万円稼ぐのが理想だと思っている。

 

ブログだけで20万円稼ぐのは無理ではないが、可能性としては限りなく低いし、それを目指すメリットもほとんどないだろう。

 

低所得者ほどパートナーを見つけるべき

 

収入が少ない人がセミリタイア生活を選択することと引き換えに家族を諦める人は多いが、自分は逆だと思っている。収入が少なくセミリタイア生活を目指す人ほど、パートナーを見つけた方がいい。

 

自分がサラリーマンを辞める年の年収は500万円程度だった。彼女の年収を合わせると1000万円を超える。

 

もしこの時点で彼女と結婚した場合、世帯年収が1000万円になる。東京に住んでいてもかなり裕福な生活ができるだろう。しかし、いつも時間に余裕がなくてストレスフルな生活を送っていた。たとえ1年後に結婚して一緒に暮らしても今のままでは満足のいく生活ができないと思っていた。

 

いくらお金があってもやりたいことをやるだけの時間がなければ人生はつまらない。年収が500万円あっても、600万円あっても大差はない。年収に合わせて仕事のプレッシャーが増すだけである。

 

結果的に自分はサラリーマンを辞めてネットだけで生計を目指すようになった。現在、ネット収入はほぼ発生していないため、過去の貯金と彼女の収入に頼って生きることになる。

 

20代の頃には思いもしなかったことだが、これもひとつの生き方だと思うようになった。ひとりで頑張って生きることのメリットはあまりない。生涯のパートナーを見つけて協力しあった方がフルタイムの仕事から解放される。

 

人生は何があるかわからないので、最低でもブログは初めておいた方がいい。承認欲求を満たせるし、思考の合う人と交流ができるし、お小遣い程度の収入は簡単に得ることができるからだ。

 

リアルの世界でビジネスを始めれば相乗効果も生む。自分の生き方によってブログの使い方は変わる。自分のようにちょっとした事がきっかけで、セミリタイアの手段になる得るかもしれいない。

 

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セミリタイア生活を始めてからのブログの変化

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