サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

サラリーマン投資家が利益をあげられない理由

 

普通のサラリーマンが現状の生活に満足せず、投資で資産を増やそうと考える人はたくさんいます。投資は売買さえしてしまえば、あとは何もやることがないため、副業としてサラリーマンと相性がいいのも納得できます。

 

しかし、投資の世界はだれでも成功できるような甘い世界ではありません。市場で勝ち続けられるのは全体の2割という厳しい世界です。

 

プロの機関投資家が運用するファンドでさえ、市場平均を上回るのは多くはありません。


その中で経済やお金の仕組みに弱いサラリーマンが、時間という大きなハンディキャップを抱えながら、簡単に儲けられるような甘い世界ではありません。

 

 

サラリーマン投資家が増える背景

 

日本経済の不調が続く中、サラリーマンの給料が右肩上がりに上昇する可能性は非常に低いです。

 

仮に給料が下がらなくても、社会保障の増加、所得税、住民税の増加など生活は苦しくなる一方です。今後もハイペースで高齢者の人口が増えるため、状況が改善する見込みはほぼありません。

 

とくにサラリーマンの社会保険は会社が半分負担しているため(実質労働者負担)、仮に業績が良くても経営者も給料をあげにくいという現実があります。

 

厚生年金を払うサラリーマンは、すでに事実上破綻状態にある国民年金の分まで負担しています。国民年金は、自営業者や農林、水産業、非正規が払う年金です。

 

パートなどの派遣や非正規を雇えば、この問題はクリアになるため社員よりも非正規社員が増加していきます。

 

経済全体が成長し続ける社会では、サラリーマンでいることのメリットはありましたが、現代ではサラリーマンは、システム上不利な職業と言わざるおえない状況です。

 

サラリーマンという仕事スタイルで収入を増やそうと考えること自体がナンセンスになりつつあります。

 

10年後にはサラリーマンという職業は、いまでいう派遣労働者と同じような扱いを受けているかもしれません。

 

甘い話につられる人は必ず損をする

 

こういう時代背景を考えるとサラリーマンを続けながら、投資や副業など本業とは別の収入を得たいと思うのは至極当然の考えです。今後もそういう層は一定以上増えていく気がしています。

 

だからこそロバート・キヨサキの金持ち父さんシリーズが世界的なベストセラーになりました。

 

しかし投資の世界でお金を稼ぐのも決して簡単ではありません。市場で勝ち続けれるのは全体の2割しかいません。

 

もし、サラリーマンの仕事でも今の会社で上位2割に食い込むことができていないのなら、投資の世界での成功を夢見るのは危険かもしれません。

 

現実とは裏腹に投資について情報を得ると、サラリーマンでも利益を出す事がさも簡単であるかのように書かれています。

 

・カリスマ投資家の手法を学べば利益を出せる
・個人投資家とは、機関に属することなく誰でも資産運用できる
・増税やリストラ、年金に対する不安が大きい現在、個人投資家は注目を浴びている
・お金の心配から解放される
・デフレだから銀行にお金を置いても増えない
・定年がなく、失業の不安を抱えずに暮らすことができる
・ネット環境さえあれば、デイトレードで生活費を稼ぐ事ができる
・旅行先でもスマホや携帯があれば、だれでも簡単に取引できる
・手元の200万円を10億円にしたカリスマ投資家がいる
・現役サラリーマンがスキマ時間に取引を行い、サラリー以上の収益を上げている

 

こういう話を聞いて、投資をしてみようと思う人は投資には向いていません。

 

本業で必死に稼いだお金を投資に回すよりも、銀行に置いていた方がいいです。甘い話につられて感情的に行動する人は、必ずどこかで足元をすくわれます。

 

インフレが進むとサラリーマン投資家が増えるワケ

 

近年では25年以上デフレ経済が続いたため、銀行貯金にお金を預けること自体が一番賢い選択でしたが、今後はインフレが進むと考えられます。

 

銀行や証券会社の営業マンは、銀行にお金を預けてもお金は増えないとアドバイスしますがこれは間違いです。

 

もしも、政府による人工的なインフレが進むとお金の価値は希薄化していきます。今後は多少リスクをとってでも金融商品に資産を移す人が増える可能性があります。

 

経済的な背景を考えると今後もサラリーマンをしながら投資で収入を増やそうと考える人は増加します。

 

しかし利益をあげられるのは全体の2割です。