セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

元エンジニアが語るITと英語を学ぶ3つのメリットとは?

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IT大国のインドや、英語留学が人気のフィリピンでITと英語を同時に学ぶ留学が注目を集めて来た。

 

元エンジニアで途上国に開発拠点がある企業で英語を使って働いていた経験から、英語とITを学ぶことのメリットについて考えてみることにした。

 

個人的には、費用が高すぎるという理由で留学してまでプログラミングを学ぶメリットはそれほど感じていない。留学のために3ヶ月滞在すると、100万円近いコストが発生するからだ。現在の仕事を辞めてまで留学するのはリスクが高いと思っている。

 

ただし、時間に余裕があれば格安で留学する方法があるので、費用対効果を上げて効率よく学ぶことができる。実際に、自分は今年の11月から1ヶ月間無料でセブ島のIT留学に参加し、来年はゼロ円留学という制度を利用して3〜6ヶ月程度留学してみようと思っている。

 

もしも、現職が将来性のない仕事でキャリア形成が難しく、転職や留学を検討しているなら、英語とITを学ぶ留学も選択肢に入れても良いのかもしれない。

 

ITと英語を学ぶことのメリットは次のような事にあると思っている。

・ITなしでビジネスを語れない時代

・グローバルな視点が身につく

人生の選択肢が広がる

 

自分はITと英語を学んだ事で人生の幅が広がった。もしもこの2つを学んでいなければ、今のようにネットだけで生計を立て海外と日本を行ったり来たりする生活を送る事は出来なかったと思っている。

 

 ITなしでビジネスを語れない時代

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現代はITなしではビジネスを語れない時代になりつつある。プログラムが具体的にどう動くかまでは知っている必要はないが、現在のIT技術でどういうことができるのか、どういう仕組みでサービスが動いているのかは理解しておいた方がビジネスを語る上で有利だ。

 

プログラムの詳細を理解する必要はそれほどない。最近は開発現場も効率化が進んでいるので、高度な知識がなくてもある程度動くシステムは誰にでも作れたりする。特にアプリやソフトなど階層が浅いものについては。

 

IT業界は不景気で斜陽産業が多い中、他業界のサービスを飲み込みながら成長している数少ない成長産業だ。テレビ、携帯、新聞、書籍、電話、ショッピングなど、多くのオフラインサービスはインターネットによって市場が飲み込まれている。

 

IT中心の世の中で、ITスキルなしにビジネスの世界で成功するのは難しい。

 

ITも様々な企業があるが、IT企業でさえ技術のことを知らない経営者やトップがいる。日本は正社員の雇用が過度に守られているため、人材を派遣するだけで売上げを立てることが可能だ。技術を理解していないトップは、技術者を安く常駐先に派遣することでしか収益を上げられない。

 

対照的にITを理解しているトップは、顧客のビジネスモデルを理解し自分たちの会社がIT技術を使って何を提供できるか理解している。

 

前者は景気が良いときは生き延びられるが、景気が厳しくなると生き残れない。 単価の安い外国人プログラマーが参入してくると売上げも落ちる。

 

プロフェッショナルなエンジニアになる必要はないが、ITの仕組みを知っているかどうかはビジネスを理解する上でも重要だ。

 

グローバルな視点が身につく

IT業界で働いていると外国人と机を並べて働く機会が多い。プログラミングは世界共通の言語のため、最も国境の壁を越えやすい仕事だ。

 

日本と違う文化圏で育った外国人と一緒にいると、自分のことを客観的に見ることができる。彼らと一緒に働いていると、自分の仕事のアウトプットは外国人に代替可能かということを常に考えなければ生き残っていけない。

 

危機感を持つことで将来自分はどの道で勝負するべきか考える機会を持つことができる。安定思考が強くなんとなく生きていると、高い壁にぶち当たった時に乗り越えることはできない。

 

プロフェッショナルとして生きるか、顧客のビジネスモデルを熟知するか、英語を身につけて付加価値をつけるかなど、どの道を進むか考える必要に迫られる。

 

国内に閉じた仕事をしていると、外国人に仕事を奪われるという危機感を持っていない人は多い。日本の雇用は法律で守られているため、高給を維持できている労働者は多いが、そうでなければ仕事を失う人はたくさんいる。

 

外国人に仕事を奪われることも脅威だが、それ以上にこれからは人工知能によって代替可能でないかを考えなくてはいけない。

 

外国人と一緒に働くことによって、客観的に自分の立ち位置を理解することができる。

  

人生の選択肢が広がる

ITと英語を学んで良かったと思えた1番の理由は、人生の選択肢が広がったことだ。

 

自分は未経験でIT業界に飛び込んだ。学生時代はパソコンを使うことがなかったのでインターネットに接続することもなかった。

 

この業界に入ったことで、わからないことは検索して自分で調べるという習慣ができた。結果論にしか過ぎないが、IT業界は様々な分野を飲み込んで急成長している分野だったので、他のことにも興味を持って調べるようになった。

 

世の中には、ITという言葉を聞いただけで苦手意識を持って一切近付こうとしない人も多いので、ただITを詳しく知っているというだけで優位な立場で会話する事ができる。

 

他にも外国人と働く機会が多かったため、英語を勉強しようと思うようになった。

 

海外で3ヶ月留学し英語を学んだ事で、途上国で2年間働く機会を得る事もできた。現在はエンジニアの仕事を辞めて、海外と日本を行ったり来たりする生活を送っている。文化が異なる人と接する機会が増えると、考え方が柔軟になり壁にぶち当たっても何とかなるという気持ちが強くなった。

 

もしも大学時代の友人のように国内に閉じた安定企業で働いていたら、今のような生き方をしていなかったと思う。9年間この業界で働いたおかげで、アンテナが高くなり多くのことを学ぶことができた。

 

ITや英語に関しては必ず深い知識が必要というわけではないが、どの業界に勤めていてもある程度必要な知識だと思う。仕事で英語を使わないサラリーマンが普段から英語を勉強するように、プログラムについても学ぶ機会があった方がいいのではないかと思っている。

 

 ITと英語を効率良く学ぶことができるがデメリットもある。

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