以前、ライターを募集するこんな記事を書きました。
【ライターさんを募集します】発生額144.2万円のサイト運営を教えます
1番最初にライターを始めたのは、2019円の3月です。その後、8人前後の方とコンタクトを取りその内の数名にお願いしました。その結果、現在もライターを続けてくれているのは、たったの2人だけです。
この2人はリアルで知り合った友人で、直接私がお願いした人たちです。残りのネットで知り合った人たちは、全員が数週間で離脱しています。
なぜ、ライターを続けることができないのか、その理由をここで考察します。
ライターを募集している条件は次の通りです。記事単位で成果を求めるのではなく、月発生額100万円を超えるサイト運営を学ぶことが目的でないと、そもそも成立しません。
- 1〜30記事:10万円
- 30〜60記事:20〜30万円
- 60〜100記事:20〜30万円
- ライターは8人中6人が失敗した?
- ライターの外注化がうまく行かない要因は?
- ライターを募集するのはもう辞める?
- そもそも、外注化を始めようと思った動機は?
- これからは、外注化より教育に力を入れる?
- まとめ
ライターは8人中6人が失敗した?
ライターを募集してから、数名の方がブログ経由でご連絡してくれました。
しかしながら、その全てが失敗に終わっています。いま現在もライターを続けてくれている人は2名いるが、そのどちらともリアルで知り合った友人です。逆に言うと、ネットで知り合った残りの6名全員に、惜しくも途中離脱されています。
途中離脱の中には、最初のスカイプ面談後に断った人、1記事目のレビュー後に辞退した人、2記事目に差し掛かるタイミングで辞めた人が含まれます。
前払い、後払いどちらでも良いと伝えているのですが、途中離脱した人は全員が後払いを希望していました。彼らにとっては、最初から本気度は低く、辞められるタイミングを常に探していたのかなと思います。
ライターの外注化がうまく行かない要因は?
- リライト込みで100記事書くのは、想像する以上に大変である
- 応募者は、そもそも失敗から何かを学びたいとは思っていない
- 自分に無理だなと感じたら、すぐに辞めれば良いと思っている
- 単位時間あたり(1記事あたり)で、楽に稼げる方法を探している
1番の要因は、ある程度質が担保された記事を100個書くのは、相当な労力が必要だと言うことを、認識してもらえていない事です。この点に関しては、ブログでも何回も伝えているし、最初の面談でも伝えています。それでも、伝わっていないんですね...
ただし、私の予想に反して、早急に辞める人が多かった事が1番のショックでした。
後払いを望む理由も、早く辞められるポイントを彼らは常に探している事がわかりました。ネットで知り合った薄い関係なので、やっぱり辞めますと伝えて連絡を拒否すればそれで終わりですね。
もちろん、当初は教える側の私にも多くの問題がありました。
それでも、条件や期待値を大きく緩めたり、対応を変えても、オンライン経由のライターさんの離脱率が100%だった事実を考えると、そもそも、オンラインでお願いする事自体が無駄だという結論に達しました。
無理に続けたとしても、私の方がはるかに大きなストレスを感じますね。
ライターを募集するのはもう辞める?
100%の失敗率を踏まえて、オンラインだけの関係でライターを募集するのは辞めました。
こちらからしてみれば、競合サイトや市場調査、キーワード選定、見出しの抽出、100記事の計画、レビューの準備、書籍を購入してその分野の知識を入れるなど、膨大な時間を使っています。
見出しの抽出まで私の方で全て行なっているので、書く方のハードルは決して高くはありません。
それでも、辞めると言われた時のショックは、計り知れないものがありますね。
以上の失敗を踏まえて、お願いする事があれば、直接私の所に会いに来てくれた方のみ、さらに条件が合えばお願いする事にしました。お会いしたとしても、本気度が見られなかったり、誠実な人でなければ、断らせてもらいます。
と言うのも、最後にライターさんで失敗した方があまりにも不誠実でした。
この方は最初のスカイプ面談時に教えてくれなかったのですが、会社員の仕事が夜の10時まであり、通勤に2時間を消費しているため、帰宅に帰るのが夜の12時過ぎでした。翌朝も早いので、副業に使える時間はほぼありません。
この事実を私に伝えないまま、ライターをスタートしました。
当初は、週に2〜3記事上げられると言っていたのですが、2週間経っても2記事目が上がらないため、詳しく理由を聞いたところそもそも作業する時間が全くない事がわかりました。どうするんですか?と聞いても、「頑張ります」しか答えてくれません。
もちろん問題は、時間がない事ではなく、仕事する上で大切な事を話さずに不誠実な対応をしていた事です。
その人は7年間ブログやアフィリエイトをしていたが、月に1万円すら稼げない理由がわかりました。
子供の大学の養育費を稼ぐためにお金が必要と言っていたけれど、年収が800万円あると嘘を付かれ(証拠はないけどたぶん嘘)、最終的には連絡不振で去りました。
この時は、私の方も精神的なショックで、もうネット経由でライターを募集するのは辞めようと思い至るのに、十分すぎるほど大きな理由ですね。本気でやりたい人だけ、お願いした方がお互いのためですね。
そもそも、外注化を始めようと思った動機は?
外注化を始めようと思った理由は、同時進行で効率良くサイトを制作したいからです。それ以外にも、稼げない人の力になれたら良いなと思って始めました。なぜならば、私自身がネットビジネスを長く続けるも、ずっと成功できず苦しい体験をしたからです。
会社員時代にネットビジネスを始めて、4年以上月の収入が1万円を超えませんでした。会社員を辞めてからも、月の収入が1万円を超えたのは、ようやく1年が経ってからです。
その後1年以上稼げずに、このまま生きるのが辛いと思うほど挫折した過去があります。同じような苦労を味わってほしくないので、最短ルートで稼げる方法を人に教えたいと思いました。
しかしながら、ライターを始めてから感じたことは、大半の人たちは、苦労してお金を稼ぐ方法を知りたいわけではない、ということです。お金を払ってでも楽をして稼ぎたい人の方が圧倒的に大多数でした。
自分の貴重な時間を投資して、人に教えても離脱されるくらいなら、教えない方が良いかなとなりました。
これからは、外注化より教育に力を入れる?
基本的にはライターを募集して、仕事を教えるスタンスは辞めました。ライターだと教えられる人数は限られるし、途中でドロップアウトされるリスクが高いからです。また失礼な言い方をすると、ハズレを引く可能性も恐ろしく高いです。
厳しい言い方をすると、私がお金を払ってまで教えたいと思う人を見つけるのはそもそも難しくて、どちらかというとこちらがお金を貰わなければ割に合わないと感じたのが正直な感想です。
私のリソースは限られるので、外注化に力を入れるよりも教育に時間を投資した方がいいですね。
今回、ブログでライターを募集したり、リアルやネットでたくさんの人々に相談されて気づいた事ですが、多くの人はネットで稼ぐ方法を知りたいと思っています。リアルの世界でも人と話していると、男性であれば5人に1人は過去にネットビジネスに挑戦した事があります。
そして、彼らの大半はすでに挫折しています。月5万円稼げるのは、全体の5%もいないので必然的にそうなりますね。
同時に、ネットビジネスで稼ぐ方法を知るために、数十万円を超える悪質な情報商材や被害に合う人も多い事がわかりました。リアルで知り合った友人でも、200万円、80万円、40万円と騙し取られています。
ネットビジネスを始めた当初は、ブロガーによるオンラインサロンや情報商材は詐欺だと思っていました。情報弱者を騙す彼らのビジネスを見ながら、自分が教える側に回る事は一生ないだろうとも思っていました。
しかしながら、騙される人を実際に何人も目にするようになり、彼らのために何か出来ることはないかなと考えるようになります。
考えた結果、月に数万円とる高額塾やコンサルではなくて、安価で不特定多数向けにオンラインで動画を配信する仕組みが妥当なのかなと思いました。例えば、月に2千円支払えば、オンライン上にある動画に自由にアクセスでき、学びたい情報だけにアクセスできる方法ですね。
必要な情報だけ仕入れて、いつでも自由に退会できます。
そして、受講してくれるユーザの中から、情熱や意欲がある人材にライターの仕事をお願いするのが良いかもしれません。ネットでライターを募集して育てるやり方は、あまりにも非効率でしたね。
まとめ
外注化やオンライン動画をせずに、このまま1人で専門サイトを作り続けた方が確実に儲かります。正しいやり方を覚えてからは、1年間で確定額が62.8万円まで増えました。
まだまだ作りたいジャンルはあるし、やればやるほど収益が増えるのは目に見えています。しかしながら、それだけでは満足できない自分がいます。稼げない時に助けてもらったように、私自身も誰かのために出来ることをしたい気持ちがあるからです。