ひとつの事に本気で打ち込めるのは素晴らしい事だと最近思うようになりました。また、一方で本気で打ち込めるもの以外は、成功するのが難しい世の中になったなとも感じます。
今現在は朝起きてから、夜寝るまでアフィリエイトのことばかり考えています。ご飯を食べるときもお風呂に浸かる時も、スポーツジムに行くときも。極端な話寝ている時間以外は全てネットビジネスのことで頭がいっぱいです。
たまに夢の中でキーボードを打っている時もあります。
成功するのが難しい理由
本気で打ち込まないと成功するのが難しい理由は、グローバル化が進み社会がより均質化したからです。少し前までなら狭いコミュニティの中でも1番を取ることができれば、周りからは高い評価を受けそれなりに成功できていた訳ですよね。
いまはインターネットが世界中を繋げてしまったことで、ひとつのカテゴリーの中で上位に入るのが極端に難しくなっています。
WEBライター、ブログなどは言葉の壁があるのでまだいい方かもしれないですが、イラストや動画、純粋なプログラマーなどの専門職であれば言葉の壁すらありません。
過去にエンジニアとして働いていましたが、ライバルは世界中のプログラマーです。純粋にプログラミングを書く技術だけを求められたなら、上位50%にも入るのは難しいです。また、インドやフィリピンなど物価差がある国の人件費まで生産性に換算されると、下位10%まで落ち込むかもしれません。(実際にはプログラミングスキルだけで勝負しているわけではないですけどね。)
会社という絶対値が数百程度の組織の中に入れば、上位20%に入るのは難しくないです。しかし、ブログやアフィリなどのネットビジネスを始めた途端に、自分より凄い人は数百万人と出てきます。
こうしたことを考えると成功するためには、あえて狭い領域で勝負するか、それともひとつの領域にトコトン打ち込みトライしていくしかありません。狭い領域で勝負する場合は、外部から侵食される可能性もあるのでそれなりにリスクもあります。
昔からひとつの事に集中したいと思っていた
わたしの場合ですが、昔からひとつの事に集中して作業するのが好きな性格だったと思います。IT業界を目指したのは、プログラミングスキルを磨いて技術だけで生計を立てていきたいと思っていたからです。
この仕事を始めたときは純粋に技術を学ぶことが好きでした。
仕事帰りに本屋に行き新しい参考書を購入したり、次のプロジェクトに参加するときはどんなスキルが身につけられるのだろうかと思い、いつも胸が踊っていました。
英語を勉強し始めるようになると、今度は全ての環境を英語だけにしたくなります。このときは会社に行っても大して仕事がない状態だったので、あっさり会社を辞めて語学留学に行ってしまいます。いまの生活を考えると、この時から何も成長していないのかもしれません。朝から晩まで会社に居座りやりたくない事をやるのが物凄く苦痛になってしまうんですよね。
そして、現在はまっているのがアフィリエイトです。本来であればサイドビジネスとして取り組むのが1番良いいのですが、集中したいことができてしまうと極端な方向に走ってしまいます。
1度ハマってしまうと突き進んでいきますが、反対に飽きっぽい性格でもあります。語学や株式投資など色んなものを勉強してきましたが、その道を極めるまでに途中で熱が覚めてしまいます。もしかしたら、それほど好きではなかったのかもしれないですね。
そして、今現在はネットビジネスにハマっています。これも近いうちに飽きてしまう可能性も十分にあります。
やりたい事をやれるのが幸せとは限らないですが、ひとつの事に集中できる環境があるのは恵まれているかもしれません。人によって家庭があったり、お金の問題があったり、見栄や地位が捨てきれず、選択肢が取れない人もいるかと思います。
間違いなく言えることは、本気になれる物を見つけなければどの分野でも成功するのが難しいということです。いまは自己実現が必要以上に求められている時代なので、やりたいことが見つけられないほど、息詰まってしまう世の中でもありますね。
両親の生活を身近に見ていると思うことですが、狭い世界で与えられた役割だけを淡々とこなしていくのが1番幸せかもしれません。
昔インドで働いていたとき、インドでは生まれた時点で職業が決まっていると聞きました。このときは20代前半だったので、地獄のようなルールだなと思いましたが、必要以上に多くを望まないので、その方がいいのかもしれないですね。