セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

アフィリエイトで稼ぐのが難しくなる3つの理由

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アフィリエイトである程度生活ができるくらいの収入を目指していますが、アフィリエイトだけには固執しないようにしようと思っています。なぜなら、時間が経つにつれアフィリエイトで稼ぐのは難しくなると考えているからです。

 

アフィリエイトは初期費用と維持費がほぼゼロで始められる魅力的なビジネス、ということに変わりはないですが、過度に依存するのは危険です。収入源は複数増やしていくことが求められます。

 

アフィリエイト市場のバブルが弾けると次のことが起こります。

  1. 単価が高い案件が半額以下に下がる
  2. 商品のクリック率が激減する
  3. 労働市場もバブルが弾けて競合者が増える

 

近いうちにこういう日が現実に訪れることを想定して作業した方が良いと思っています。

アフィリエイト市場はバブルだと思う理由

2000年以降、既存のメディアである新聞やテレビ、雑誌、書籍からシェアを奪うことで伸び続けているインターネットの広告費ですが、日本市場が成長しているわけではないので増え続けることはありません。

 

いつかはわからないですが、成長が止まる日が訪れます。アフィリエイトは既存のビジネスでいうとテレビ通販に一番近いですが、ネットを使い似たようなサービスが今後出てこないとも限りません。

 

アフィリエイトの企業でフリーランスとして勤めている方と知り合ったのですが、彼女が会社から請け負う文字単価を聞いたり、アフィリの企業が海外にも支店を作り始めるなど景気の良い話を聞くと、この業界はやはりバブルだと感じます。

 

ネットとパソコンさえあればどこでも始められるビジネスで、わざわざ経費を掛けて海外に支店を作るのは、企業が儲かりすぎているからに他なりません。どの世界でもそうですが、景気が良い時に経営者は財布の紐を緩め、流れが反転すると全力で引き締めることになります。

 

自分が扱っている案件でも、メールアドレスを登録してネットで30分〜1時間程度サービスを利用体験をするだけで2万円を支払う案件があるなど、胡散臭い状況だなと客観的に見て感じます。

 

アフィリエイトだけが特別バブルなのではなく、仮想通貨、株式市場、転職市場など色んな分野で感じることですが。IT業界でも最近転職した友人の話を聞くと、客先常駐で大して仕事はないけれど保守運用に任されるエンジニアが増えるなど、企業の財布の紐は緩くなったなと思います。

 

理由1.音声認識の需要が増えていく

アフィリエイトは、グーグル検索の入力からユーザーが知りたい情報や悩んでいる内容の答えを先回りしてネット上においておくことで収入を得ていますが、文字を検索する行為自体が音声認識によって減っていきます。

 

現在は文字検索から始めたユーザーが大多数なので文字を入力しますが、あと数年経つと音声認識が当たり前になるユーザーが市場に増えてきます。

 

音声認識だけある程度答えを知ることができたら、文章だけで答えを用意しているアフィリエイターの需要は減って行きます。

 

理由2.スマホネイティブユーザーが増えていく

スマホ経由からの検索流入は年々増加しています。案件が成約する可能性があるのは、スマホよりもパソコン経由の方が多いです。なぜなら、スマホだとメールアドレスや個人情報など入力が面倒だからです。

 

自分が紹介している案件も、パソコン経由じゃないと自分ならクリックしないだろうなという案件がたくさんあります。

 

中国やインドではパソコンが高価すぎるという理由で、以前からスマホだけのユーザーがたくさんいましたが、日本でも学生の頃からスマホ端末だけでも不便を感じずに生活する若者が増え、自宅にパソコンを置くユーザーは減りつつあります。

 

ソファやベッドの上で寝ながらスマホやタブレットを使うのが当たり前になったユーザーにとって、机の上に座ってパソコン画面を開くのは億劫になっています。

 

スマホネイティブユーザーが増えれば、アフィリエイトは稼ぎにくくなります。

 

理由3.サラリーマンの競合者が増えてくる

政府が副業を解禁したことで社会的に受け入れられるようになりました。そのため、今後は大手企業のサラリーマンでも、初期費用が掛からないネットビジネスに流入してきます。

 

副業は日本経済が豊かになるわけではありません。副業者同士がニッチ産業でお金の奪い合いをすることになるので、誰かが稼げるようになれば誰かが稼げなくなります。

 

いま現在はどちらかとうと、収入が少なく本業の仕事が忙しいサラリーマンが生活費を稼ぐためにネットビジネスに参入している印象ですが、今後は労働時間が短いホワイトワーカーもたくさん参入してくる事になります。

 

ネットビジネスはトップ5%が大量に稼いで、あとの残りは1万円も稼げない世界なので、優秀で時間に余裕がある人が流入するほど稼ぐのが難しくなります。

 

まとめ

以前から考えていることですが、アフィリやブログで稼ぐお金はベーシックインカムのように最低限の生活費を稼げる程度を目標にするのが良いと思います。すると一般的な労働から解放されるのであとは自分がやりたい仕事、追求したい事でお金を稼ぐ余裕が生まれます。

 

一部のホワイト層を抜かして現代の労働社会の問題は、労働時間が長すぎることで自分のやりたいことを追求できないことです。資本家のために労働しているとどれだけ働いても労働から解放されることはありません。

 

リスクを取らないと自由は手に入らないわけですが、最低限の生活をできるだけの収入があればリスクを取りやすい環境が生まれます。

 

また、アフィリやブログである程度成功できると、現実社会のビジネスでも成功できる可能性が上がります。

 

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