クレジットカードの海外保険の補償を調べていたら、Amazonのゴールドカードの補償内容が厚くてびっくりした。
また、プレミアム会員なら年会費は実質420円になる上に、Amazon利用時の還元率も2.5%と高い。海外に滞在する機会が多い人、Amazonヘビーユーザーなら持っておいて損がないクレジットカードになっている。
ゴールドカードを持つことの特権は、空港のラウンジを無料で使えることだろう。貧乏人にはゴールドカードと聞くとなんだかよく分からない特別な響きがある。
Amazonカードの海外補償内容
・付帯条件 → 自動付帯+利用付帯
・死亡・後遺障害 → 自動:1000万円、利用4000万円
・傷害治療 → 300万円
・賠償費用 → 5000万円
付帯条件が自動と利用となっているのは見たことがないが、おそらく渡航した時点では自由付帯で、渡航先の公共機関を使ったら利用付帯に切り替わるのではないかと思っている。
※契約する時に確認する予定
補償内容はAIU保険並みに手厚い。他のクレジットカードの付帯保険と比較しても差は歴然だ、例えば三井住友カード(クラシック)の傷害治療は100万円、死亡保障は2000万円しかない。疾病治療は病気になった場合の補償だが、これもクレジットカードでは補償していない。
その他の特典
レビューは高評価
Amazonならではの特典が目立つ。逆にいうと、Amazonユーザーでなければ所有対象外になる、あくまでAmazonを使用するからこそ得すると言える。
・Amazon利用時の還元率が2.5%
・Amazonプライムが自動付帯
・年会費割引きにより実質420円
・主要空港(28空港)のラウンジサービスが使い放題
Amazonプライム会員(年額3900円)では次のサービスを受けることが可能だ。
・プライム・ビデオで映画やTVドラマが見放題
(Fireタブレットにダウンロードできる)
・Prime Musicで音楽が聴き放題
・プライム・フォトで写真を無制限に保存
・対象商品の無料配送
参考:Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonプライムについて
年会費が実質420円の理由とは?
ゴールドカードなので、通常年会費は普通のクレジットカードよりも高い。公式サイトの年会費を見ると10800円となっている。
実質420円になると言っているのは、以下の割引を適用することで可能になる。
・「マイ・ペイすリボ」割引、−5400円
・「WEB明細書サービス」割引、−1080円
・Amazonプライム年会費、−3800円
WEB明細書サービスは2年目以降可能なので、1年目は1500円、2年目から420円となる。
「マイ・ペイすリボ」とは、クレジットカードの支払いを自動でリボ払いにすることである。リボ払いとは月々に支払う一定額を決めて、上限をオーバーした場合は翌月に繰り越す支払い方法である。メリットとしてひと月の支払いを少額にできるが、その代わり手数料が高くなるというデメリットがある。
ただし、マイ・ペイすリボの場合、支払額の上限をカードの利用上限にも設定できるので、こうしておけば余計な手数料を支払わなくて済む。
これだけで年額5400円も安くなるので、是非設定しておいた方がいい。
支払額をカード限度額一杯にする方法
三井住友カードのマイ・ペイすリボの支払額をカード利用枠と同じにする方法 - ノマド的節約術
「WEB明細書サービス」とは、設定後に過去1年間に6回以上の請求があれば次の年の年会費を1080円に割引できるというサービスだ。作成した年は利用できないが、翌年から割引が利用できる。
Amazonプライム会員は、Amazonを利用している大半の人が契約しているため、prime会員が付帯されるので、実質3900円が割引となる。
Amazonゴールドカードのまとめ
成田空港のラウンジ
以上がAmazonゴールドカードの中身である。個人的には年会費が実質420円になるのであれば、かなり完成度の高いカードだと思っている。
自分はここ最近かなりAmazon依存症が進んでいる。
クルマがない生活を送っているので、以前から家具や家電など自宅まで郵送して欲しいものはAmazonで注文していたが、現在はお米や味噌、水などの腐らない食べ物もAmazonで注文するし、海水パンツやバッグ、ジャージなど試着しなくても失敗しにくいものも注文する。
以前は Huluで映画やTVドラマを見てたが、現在はプライムビデオだし、書籍や漫画もAmazonのKindle読み放題を利用する。
プライム会員なら、Fireタブレット端末が4000円引きで購入できるので先日入手したばかりだ。端末に映画やドラマをダウンロードできるため、飛行機で移動中にもオフラインでも映画を楽しむことができる。
買取王子の買取りサービスを利用して、セミリタイア生活者に必需品である「Kindle」や「Fireタブレット」をタダで手に入れる方法
海外保険が付帯していて、年会費が掛からないクレジットカードを探していたが、Amazonのゴールドカードに辿り着いた。これを機会にゴールドカードを持つのも悪くないかもしれない。
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何よりも海外渡航者にとって、ゴールド会員向けのラウンジ利用が一番有難いかもしれない。