セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

仕事を辞めると身体が健康になる理由、健康よりも価値の高い労働者の仕事はない

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健康になるために仕事を辞めた方がいいというつもりはない。

 

ただ、サラリーマン時代にシステムエンジニアをしていた自分のように、仕事をすることで不規則で不健康な生活しか送れないなら、仕事を辞めること、もしくは健康を理由に労働時間が短い職場へ転職を検討してみるのも悪くないと思っている。

 

自分が経営している事業のために健康を損なうなら納得できるかもしれないが、たかが労働者の仕事で身体を壊すほど、人生で勿体ないことはない。

 

労働環境の良い職場で楽しく仕事ができることに越したことはないが、そういう職場に就ける人の絶対数は多くないのが現実だろう。

 

仕事を辞めてから人生が何倍も楽しくなった。人生が楽しいとこの生活を継続したいと思うようになる、そうなると健康でいることは1番重要なファクターになる。

 

 

現代社会の病気事情

 

現代社会は仕事のストレスがあまりにも大きすぎて、健康に大きなトラブルを抱えている人は増えている。

 

例えば、薄毛や抜け毛で悩むAGA患者は全国で1200万人、男性の5人に1人の割合で発症しているという。AGAと認定されていない人もたくさんいる。他にもED(勃起不全)の患者も、1998年の調査によると1130万人以上いるという。

 

こうした病気にかかる理由は明らかだろう。

 

日本経済が成長せず企業の売り上げが伸びないため労働者のプレッシャーが増すばかり、顧客至上主義で社員の健康よりもお客さんのスケジュールを優先されること、長時間椅子に座るデスクワークが中心になったため下半身の筋肉が衰退、長時間パソコン画面を見て過ごすため眼精疲労による頭皮の凝り。

 

大半の労働者は精神的にも肉体的にも疲れ切っているのが現状だ。

 

20代の頃の不健康な生活習慣

 

自分も20代のときは人並み以上に不健康な生活を送っていた。

 

朝7時に起床し、会社までの通勤に1時間使い、朝の9時から仕事が始まったら、あとは夜の9時や10時まで働く。そこからまた電車に乗って家に向かう、家に帰ってからは自炊するのがめんどうなため、自宅近くのチェーン店の安食堂かコンビニでお腹を満たす。

 

布団でゆっくりする頃には夜の11時を回っている。明日も仕事かと思うと寝る気にはれず、布団の上でネットサーフィンをして1時頃に眠りにつく。睡眠時間は6時間あればいい方で、翌朝アラームで目を覚めるのが1番の苦痛だった。

 

仕事が忙しい時は12時間以上会社の椅子に座り、歩くことはほぼない、起きている間はパソコン画面からスマホ画面を見続けていた。

 

貧乏が食や生活習慣を貧相にさせるのか、生活習慣が貧乏にさせるのかわからないが、自分のような低所得者ほどこういう暮らしをしている。

 

この生活に不満を持っていたが、周りも同じように働いていたため、深く考えることなしに時間を過ごしていた。この下積みのような辛い生活もそのうち終わり、収入が増えると同時に自分の時間も次第に確保できるようになると思っていた。

 

しかし、どれだけ仕事を覚えても、ポジションが上がり収入が増えても、自分の時間が増えていかないことに違和感を持つようになった。

 

仕事が忙しくない時は、せっかくスポーツジムに通う習慣を作ったとしても、また仕事が忙しくなれば長時間労働に明け暮れることになる。

 

ある時、なんとなく手にした本で次のようなことが書かれていてショックを受けた。

 

僕がこれまで診療してきた射精障害の患者さんのうちで、この膣内射精障害のある人について、その職業を調べてみたところ、興味深いことがわかった。最も多かったのは「ITエンジニア」(52%)、次は「海外証券トレーダー」(14%)、続いて「教師」(10%)、「その他」は24%であった。

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ITエンジニアという仕事がどれだけストレスがかかる仕事で、どれだけ身体に悪い影響を与えるかは9年間働いてきた自分が一番よくわかっている。

 

将来、大切なパートナーとの間で子供を産めない身体になったとしても、この仕事を続けたいか考えときにその答えは当然ノーだった。労働者という仕事にそれほどの価値はない。

 

この生活を続けても、20代の時は身体が若いから大丈夫だろう。30代は若いときのようにはいかないかもしれないが、まだ何とかなるだろう。40代、50代になる頃には間違いなく深刻な病気を患うだろうと思うようになった。

  

仕事を辞めてからの習慣

 

仕事を辞めてからは以前よりも健康に関心を持つようになった。仕事を辞めると人生が楽しくなる、楽しくなるとこの生活を継続したいと思うようになる。継続するためにはまず身体が健康じゃないといけない。

 

セミリタイア生活に突入してからは、悪い習慣を辞めたり、新しいことを取り入れたりしながら身体の変化を観察している。

 

・タバコを辞めた

・深酒を辞めた

・2日に1回スポーツジムに行く

・3食栄養のある食事

・睡眠時間の確保

・毎日湯船に浸かる

・シャンプー、洗顔を辞めた

 
深酒をしなくなったのでタバコを吸わなくなった。以前は翌日お酒を肝臓が消化できないほど飲みすぎていた。酒を飲めばタバコを大量に吸い肺が消耗し、必要以上に食べすぎ胃腸もたれもしていた。

 

仕事を辞めてからはストレスがない生活を送っているため、飲みすぎるということはない。夜の7時に晩御飯を食べながら晩酌しても、9時には寝る準備を始めて布団に入る。

  

サラリーマン時代は1日に12時間以上会社の椅子に座ってパソコンを眺めていることがザラにあった。今は1日3〜4時間パソコンを眺めるだけだ。あとは好きなことをしてのんびり時間を過ごす。

 

平日にも湯船にゆっくり浸かれることも大きい。サラリーマン時代は家に帰るのが遅いから、時間短縮のためにシャワーだけで済ませていた。

 

この生活を続けてると、肩こりや腰痛も次第に解消されるだろう。12時間以上、同じ姿勢でパソコンをしながら椅子に座っていたので、身体が硬直しない方が不思議だ。多少空き時間にストレッチをしたらからといって解消できるものではない。

 

シャンプーや洗顔、ボディソープを辞めたのは、化学物質が含まれている洗剤は身体に有害だと知ったからだ。

 

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睡眠時間の確保

 

仕事を辞めた1番のメリットは睡眠時間を十分に確保できることである。睡眠時間を削って無理に働いていると寿命を削っているような気がしてくる。

 

翌日が仕事の時に何度か眠れなくて、翌日辛い日々を過ごしたことがある。寝不足で疲れている時に働く時ほど苦痛なことはない。

 

眠れなくなる原因はいくつかある。

 

仕事が忙しく夜遅くに帰った時は、頭がまだ緊張しているのですぐに寝付けない。夏に暑苦しい夜は目が覚めてしまう時もある。たまに平日にお酒が飲みたくなって飲んでしまうと、脳が興奮して部屋の電気を消しても寝付けないなど。

 

明日は仕事だから早く寝なきゃと思うと余計緊張して眠れなくなる。

 

仕事を辞めてからもごくたまに眠れない時があるが、その時は本を読んだり、動画を見るなど無理に寝ようとしない。翌日、好きな時間に昼寝をすれば良いだけだからだ。

 

翌日にはまたぐっすり眠れるようになる。

 

システムエンジニアは働きすぎ

 

仕事を辞めてからは実家で過ごしているが、父親も母親も遅くても夕方の6時には家に帰ってくる。両親ともに夜の10時には寝室に入る。

 

自分が社会に出て東京で働き始めた頃、夜の9時や10時まで働くのが当たり前の環境だった。地方のIT企業に勤めていたとき、周りは田舎の民家だったので夜の10時には一軒家の電気が消えていたが、この会社は日付が変わっても電気が付いていた。

 

この業種だけが特別なのかわからないが、今の若い世代は働きすぎているような気がしている。東京のシェアハウスに住んでいると、エンジニアの帰りが1番遅いが、大半は夜の8時を過ぎてから家に帰ってくる。

 

仕事を辞めると健康になる

 

仕事を辞めてから身体が不健康になったという人を知らない。

 

大半はぐっすり眠れるようになり髪や肌の調子が良くなったとか、長時間椅子に座ることがなくなって肩こりや腰痛が解消したとか、身体を動かす時間が増えて痩せたとか、ストレスがなくなって性格が穏やかになったという話を聞く。

 

たまに夜型になって眠れなくなったという人もいるが、そっちの方が少数派な気がしている。仕事を辞めると帰る時間がその日によって違うということはない。だから食事を摂る時間や寝る時間は安定し、体内時計が正常に動くようになる。

 

こんな生活をしていると、タバコを吸おうという気持ちはなくなる。いかに仕事が自分にとってストレスだったかがわかる。

 

目覚ましをセットしないで寝るが早ければ6時には起床する。どれだけ遅くても7時には布団から出る。仕事を辞めてから1ヶ月しか経っていないが、自分も健康になっていくような気がしている。

 

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