セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

給料は増えるけれど、サラリーマンの手取りが増えないわけは?

f:id:eyasu2008:20170921230131j:plain

とても興味深いニュース記事を見つけました。サラリーマン額面の伸びの半分以上が社会保障費に消えているという話。2011年、434万円の額面であれば10年後には30万円も社会保障費など税金に消えてしまう。

 

内閣府の国民経済計算によると、2016年度の額面給与の総額は、4年前に比べ、およそ16兆8,000億円増加。一方、手取りの増加は、7兆9,000億円にとどまった。

 

額面の伸びの半分以上が、社会保険料や税金に消えている。
大和総研によると、年収500万円、片働き4人世帯の手取り収入を2011年と2020年で比べてみると、434万円から404万円へと、10年間で30万円も減少していることが明らかに。

3%賃上げ焦点の中...手取り増えないわけは?(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

記事に関するコメント

年収350万で手取り200万台
じゃあ400万なら、、、、結局200万台

仮に手取り250万として、月20万でやりくり。
やりくりして、ここから貯蓄に回さないといけない。

必然的に格安SIMスマホや、安く使えるサービスを選ぶようになる。
補助金が出ないと家電も、車も買い替えなくなる。
そして、国の借金も増える。

 

昇給額より社会保険料の方が多いので、手取りが毎年少しずつ減り続けてる現実。

後、訪日外国人から消費税を取らないセンスのなさ。

 

所得税や消費税の増税は、大きく取り上げられるのに
社会保険の増額は、ひっそりと行われている
厚生年金 H15年6.79%→現在9.15%
     昔は賞与0.5%→現在9.15%
介護保険 昔はなし→現在約0.8%(都道府県・組合で異なる)
健康保険 H15年4.1%→現在約5%(都道府県・組合で異なる)
     昔は賞与0.3%→現在約5%(都道府県・組合で異なる)
     標準報酬の上限も拡大
窓口負担 昔は2割→現在3割

国民年金 H15年月13,300円→現在月16,490円
国民健保 住民税額基準から所得基準へ統一
    (扶養親族が多いなど、所得控除が多い人は、最大2倍に)
     さらに保険料の年間上限額と保険料率を拡大

 

サラリーマン時代の税金

社会保障費でひとり当たりの税負担が増えると、ボディブローのようにサラリーマンの懐を苦しめます。自分もサラリーマン時代、苦労して働き1万円昇給しても、社会保障費で負担が増えると5000円しか増えないことに不満がありました。

 

額面が増えても手取りが20万円に届かない、賞与でたくさん貰うと翌年の税負担が増える、節約しても必需品を買わないといけないので消費税で持っていかれる、円安が進むと輸入品が寝上がるのでレストランやスーパーは値上げしていきます。 

 

まるで重力に逆らって生きているような気持ちでした。まだ、毎年給与が上がっていたので良い方かもしれないですが。もしも、給与が上がらない会社に勤めていたらと思うと、ゾッとします。

 

超高齢化社会で高齢者の数が急速に増え、働いて消費を促す生産年齢人口は減っていくのだから、10年後20年後のことを考えると息苦しさ覚えます。社会に出たばかりの若い世代の方が顕著にそう思うはずです。

 

いま現在サラリーマンの仕事を辞めてからは、なんとなくですが流れに沿って生きているような感じがします。収入がほぼないことに対する息苦しさはありますが、それでもいましていることを続けていけば、時期に好転するのではないかという期待はあります。

 

現在はほぼ収入がないので、昨年の税金を支払えば税負担はほぼなくなります。今後お金を稼ぐようになれば税金を支払わなければなりませんが、サラリーマンのように強制徴収ではありません。自宅や旅費を経費として算出したり、仕事の量を抑えるなど負担額を自分で抑えることができます。

 

収入が少ないことを威張れるわけではないですが、年収が500万円だと税金で130万円支払う必要がありますが、200万円以下だと40万円で済みます。

 

生涯稼げる金額はサラリーマンより遥かに少ないですが、それでも仕事を自分でコントロールできるメリットがあります。これが良いと思うかどうかは人それぞれですが。

 

老後少ない年金でどうするのかという不安はありますが、それは自分と同世代で本業の収入が会社員一本の方も同じだと思います。自営業を選択するともらえる年金は少ないですが、老後までにビジネスを構築するチャンスがあります。

 

サラリーマンを続けた場合、年金支給開始が70歳、75歳に引き上げられ、収入の当てがないと、それまで会社にしがみ付く可能性があります。年齢を重ねるほどリストラされた時の恐怖が大きくなり、新しいことを始めるのも億劫になります。

 

今後は収入源を増やすために、サラリーマンも死に物狂いで副業に参入してくる事が予想できます。

 

「30過ぎて100万も貯金が無い奴は信用できない」収入が少ない人は収入の割に贅沢な暮らしをしている