英語以外にも他の言語を身に付けたい、英語だけでは物足りないと考えている人はいないでしょうか?
フィリピンの格安留学、オンライン英会話が普及した結果、日常会話レベルの英語を習得するのはそれほど難しくはありません。
留学中の大学生の方に会えば、流暢に話せるというわけではないですが、相手が話している内容を聞き取り、自分の考えを相手に伝えるだけのスキルはあります。10年前のでは考えられないほど、多くの大学生が夏休みを利用し海外の一人旅や語学留学を経験しています。また、留学生以外でも外国人が多いシェアハウスに住むと、英語が使える日本人の方が多いです。
つまり、英語は誰もがある程度話せるようになり、学習コストが大幅に下がったことで、差別化が難しい分野です。MBAなどの経営学修士は取得する人が少なければ価値はありますが、当たり前のように取得する時代になれば価値はなくなります。
自分の周りでは英語の他に、中国語やフランス語など別の言語を話せる人の方が企業からも、個人からも高い評価を得ることに成功しています。
オンライン中国語教室(SpeakMandarin.com)とは?
【特徴】
・英語で中国語が学べる
・ユーザー数は9000人超え
・営業所はアメリカのサンディエゴ地区と中国北京にある
・中国語講師はプロの語学講師
・365日24時間授業が受けられる
・授業の録音、録画、復習用の教材のダウンロードが可能
・学習者のレベルに合わせて教材を無料配分
基本的に日本で流行っているオンライン英会話と大きくは変わらない。一番のポイントはアメリカを中心に世界中の国の人たちに中国語を教えているため、授業で習う言語が英語になります。
中国語を英語で習うことによって英語の勉強にもなります。ある程度英語のスキルが上達し他の言語も習いたい人にとっては良いプランだと思います。
1ヶ月の費用は?
【25分クラス】
5コマ/1ヶ月:64.5ドル(7,224円)
10コマ/1ヶ月:120ドル(13,440円)
20コマ/1ヶ月:199ドル(22,288円)
【50分クラス】
5コマ/1ヶ月:119ドル(13,328円)
10コマ/1ヶ月:185ドル(20,720円)
20コマ/1ヶ月:299ドル(33,488円)
50コマ/1ヶ月:399ドル(33,688円)
※1ドル=112円(2017年11月)
クラスは25分と50分のクラスが選択できます。オンライン英会話だと25分のクラスを毎日受けて6000円前後なので、フィリピン人講師よりも6倍のコストになります。
1年単位で契約すると15%引き、3ヶ月単位で契約すると10%引きになります。1番安いプランで契約してみて、手応えを掴めてから授業数を増やすのが良いと思います。
1レッスン無料体験の感想
オンライン英会話と同様に無料体験を受けることができます。当日の予約はできないですが、時間は24時間いつでも指定できます。氏名とアドレスを入力し、送信すると次の内容のメールが送られてきます。
SpeakMandarin.com.に試聴課についての要望を 提出して頂きまして、ありがとうございました。ご希望に応じて試聴課の授業を予定いたしました。日時は11月 ○日09:00時(日本時間)です。授業が始まる10分前に、こちらから招待メールを送信しますので、ウェブ リンクを通じてオンライン教室にお入りください。
無料体験を受けてみた感想は、英語圏のユーザーをターゲットにしているため、英語をゆっくり話してくれるので聞き取るのはそれほど難しくありません。ただ、英語が全くわからない人にとっては時間の無駄になるので、最低でも日常会話レベルの知識をつけてから受講した方がいいです。
日本語以外で他の言語を習うのは初めてですが、中国語と英語は語順や文法が似ているのでそれほど難しくありません。また、漢字なので何となく意味がわかります。英語を中学教育から習い、中国から来た漢字を使っていることを考えると、他のロシア語やフランスよりも中国語はマスターしやすいのかなと思います。
なぜ中国語なのか?
個人的には趣味で言語を習うなら英語、ビジネスのために言語を習うなら中国語だと思っています。英語は日本のビジネスの場でそれほど需要がないですが、海外で他国の人とコミュニケーションを取るためにはブロークンイングリッシュが主流になるからです。現地の人とコミュニュケーションが取れると、旅は何倍も楽しくなります。
対して中国語を覚えるメリットは、日本と韓国は急成長している中国経済の影響を最も受ける国だからです。
日本の貿易輸出相手国は1位がアメリカですが、アメリカの代わりに中国がここ数10年で割合を大きく増やしています。
日本の主な貿易相手国 | JFTC キッズサイト | JFTC - 一般社団法人日本貿易会
貿易輸入相手国ではすでにアメリカよりも中国との方が貿易しています。
これから先、中国の経済成長に合わせて輸出相手国でも中国が1位になるのは避けられません。
2011年に日本は中国にGDPで抜かれましたが、2016年の日本(22位)と中国(74位)の一人当たりのGDPは5倍も差があります。つまり、中国にはまだまだ成長の余地があるということです。
現在、世界で最も大きな市場はアメリカの18兆ドルですが、30年後には中国がアメリカを抜いて24兆ドルの市場規模になると言われています。
日本と中国はすぐ隣の国、付き合う歴史も長い割く、ビジネスも活発にしている割には日本人で中国語が話せる割合は圧倒的に少ないのが現実です。キャリアのために語学というとなぜか英語ばかりが重視される傾向にあります。
言葉はパワーバランスで変わる
今現在、中国人と日本人がビジネスをするときは日本語を使うケースが多いです。なぜなら、一人あたりのGDPで言ったら日本は中国よりも裕福な国なので、中国にとって日本は顧客だからです。
しかし、近い将来立場は逆転します。日本の製品やサービスを顧客である中国に購入してもらうために、日本人が中国とビジネスするために中国語を習う時代が来ます。
知人が韓国空港のブランドメーカーで仕事をしていますが、10数年前までは商品を日本人に売るために、手当を付けて日本語を勉強することが奨励されていました。しかし、現在は中国語を習うことが奨励されています。日本語ができる人材はいくらでもいるし、日本語を身につけても売り上げに貢献できるわけではありません。日本語よりも中国語の方が付加価値が高いです。
ビジネスの現場は合理的に動くので、日本でも同様のことが起きます。
フィリピン講師に飽きたらネイティブ講師のオンライン英会話