サラリーマン時代は節約していたつもりでも、思い返して見ると無駄にお金を使っていた。20代の頃から日々の生活費を見直していれば、もっと早くセミリタイア生活を送ることができたと後悔している。
住居、生命保険、格安SIM、外食費、この4つを見直すだけで月の生活費を6万以内に抑えることも可能だ。
家庭の固定費は先延ばしせずにすぐに検討することをお勧めする。
サラリーマン時代の出費
サラリーマン時代は20万円の手取りで、月に残るのは5〜8万円程だった。実家に帰省したり旅行に出かけた月は手元に残らない。過去に戻って節約できるなら次のようなことを実行していただろう。そうすれば毎月10万円以上貯めることができた。
【毎月生活費】
・住居費5万円 → 個室を諦めて3万円
・携帯、通信1万2千円 → 格安SIMで3千円
・食費3万円 → 外食しないで1万5千円
・生命保険1万円 → 解約で0円
・書籍1万円 → Kindle読み放題で1000円
・飲み代3万円 → 宅飲みで1万円
【合計】
14〜15万円 → 5万9000円
節約1.携帯を格安SIMに替える
サラリーマン時代は毎月8千円のスマホ料金を支払っていた。自宅で使うためのポケットWifiと合計すると通信費だけで1万2千円を超えてしまう。
インターネット環境がどこにいても高速で使えるのは便利だけど、だからといって1万2千円は高すぎた。自宅用のネットはWifi付の物件に住めば必要ない。スマホは大手キャリアから格安Simの3GBプランに乗り換えると月額1700円で収まる
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スマホの契約先を変えるだけで年間12万円も節約できる。
節約2.お酒を外で飲まない
サラリーマンをしているときに何気に増えてしまうのが飲み会の出費だ。週末、仕事のストレスから解放されるので飲み過ぎてしまう。地方の何もないところに住んでいたため、唯一の娯楽が気の合う同僚との飲み会だった。
1軒飲みに行くだけで家に帰れば安く済むのだが、その後女性がいるお店に飲みに行くと万単位でお金が減っていく。週にお酒のために1万円使うと、1ヶ月で4万円の出費になる。1ヶ月に4万円稼ぐことの労力を考えたらお酒を減らした方がいいだろう。
仕事を辞めてから思うことだが、ストレスさえなければ次の日にもお酒が残るほど飲み過ぎないということ。最近はワイン1本買っても、晩酌程度でしか飲まないから3日間もつ。ワインは300円程度の安物だ。
節約3.住む場所を変える
サラリーマン時代は仕事で疲れて家に帰ったら個室でゆっくり休みたいと思っていた。そのために、会社の近くに1Kの物件を借りて光熱費、家具レンタルを含めて5万円の物件に住んでいた。
仕事を辞めることになる半年前、東京に転勤になったタイミングで共同部屋のシェアハウスに住んでみたが、思ったより苦にならなかった。全く気にならないということはないが、寝るときはアイマスクと耳栓があれば睡眠の質を下げなくて済んだ。家具家電を買いそろえる必要がない、無料で使えるWifiがある、同年代の女性との出会いもある、外国人とも交流できる、自分にとっては共同部屋の不便さよりもコストパフォーマンスの方がはるかに上回った。
会社から物価手当で3万円支給されたが、おかげでこの分は貯金に回すことができた。
東京の郊外に行くと3万円台の物件がある。20代に戻れるなら格安のシェアハウスに住んでいただろう。
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節約4.生命保険を見直す
生命保険は親が契約してくれていたものを大学を卒業してから加入していた。解約すると親に申し訳ないという気持ちがあって中々解約できなかった。
仕事を辞めて生活費を5万円以内に抑えたいと思っていたので、本当に契約する価値があるのか生命保険に関する書籍を読んだり銀行員に相談した。結果、お金の無駄だということを知り即座に解約した。
日本人は公的な保険が手厚いので大半に人にとって保険は必要ない。
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節約のまとめ
住居費以外は割とすぐに検討できることだ。サラリーマン時代から固定費をもっと真剣に見直していればよかったと後悔している。そうすれば月に15万円、賞与も入れて毎年250万円くらいは株式投資に回すことができた。
ちなみにセミリタイア生活を送るようになった今では、月の固定費は6000円にも満たない。
住む場所は日本の実家か、海外に住む彼女の滞在先なので住居費は発生しない。外食もしないし、外に飲みに行くこともない、タバコも酒を飲む機会も減った。書籍はKindle読み放題で済ませるので、よほど欲しいものがなければ購入しない。体の調子も良く毎日気持ちよく目がさめる。
お金を稼ぐのは難しいが、出費は誰でも簡単に可能なので是非検討して欲しいと思う。
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