セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

セミリタイア生活とは依存しない生き方である、依存症から解放されると人は自由を感じることができる

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セミリタイア生活とは、何からも依存せず自由に生きることだと思っている。

 

サラリーマンを辞めることで会社組織に依存しない、家を持たずに好きな場所に滞在することによって住居に縛られない、テレビに依存しないことで自由に使える時間が増える、クルマに依存しないことで保険などの維持費から解放される。

 

現代人は多くのものに依存して生きている。サラリーマンを辞めてから、本当に必要なものと昔からの常識に縛らていて本当は必要ではないものを疑うようになった。依存しているものがないと生きていけないと言うけれど、それが普及した背景やルーツを探ると意外と新しい習慣だということに気がつく。どれも以前はなくても困らなかったものだ。

 

たとえば年金がないと生きていけないと考え、サラリーマンに縛られている人は多いが、年金制度の起源は世界大戦前のドイツでそれほど古くはない。この制度が生まれた背景は軍事拡大のためだった。年金がなくても皆困らずに生活していた歴史がある。

 

依存するものがひとつずつ消えていくと、またひとつ自由になったように感じるから嬉しい。

 

 

会社組織からの解放

 

会社員の仕事を辞めて自分がセミリタイアしたことの最大の目的は、時間や場所に縛られずに自由な生活を送ることである。

 

サラリーマン時代は毎日忙しく生活していた。朝起きたら会社に行く準備を始め、1日中会社の椅子に座る、家に帰る頃には日が暮れていて、あとはご飯の準備をして寝るだけ、こんな生活に嫌気がさしていた。

 

サラリーマンを辞めると生きていけないと考える人は多いが、元々は大半が何らかの自営業で生計を立てていた。サラリーマンの数が増えたのは、戦後企業の数が劇的に増えたからというだけにしか過ぎない。大量生産して大量消費する時代には、企業は大量のサラリーマンを雇う必要がある。

 

にもかかわらず、人間の歴史が始まった時からサラリーマンとして生きなければならないというような風潮がある。現代社会では、10人大学生がいて彼らが卒業したら、10人ともサラリーマンか公務員として一生生きるように親や学校から教育されている。

 

勤め人としての生き方を辞めると親に伝えただけで、「将来のことはちゃんと考えているのか?」と聞かれるのはその典型的な例だろう。別にサラリーマンをやっていたら将来のことをしっかり考えていて、サラリーマンを辞めたら将来を考えていないというわけではない。

 

どういう手段で収入を得るかの選択肢にしか過ぎない。

 

Amazon: すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

大手通信キャリアからの解放

 

大手通信キャリアと契約していると毎月8000円以上のお金が銀行から引き落とされている。ポケットWifiを入れるとネットの使用料だけで1万3000円になる。手取りが20万円あるうちはいいかもしれないが、これから月5万円の生活をしようとしている時に払っていける額ではないし、それに見合う出費ではない。

 

室内でも外出先でも常に高速のネット回線に繋がっている必要はない、スマホなんてここ10年で流行っただけのものである。

 

スマホ端末を一括で支払い、格安SIMに移行することで月々の支払いを2000円以下に抑えることができる。これならポケットWifiを入れても月の固定費は6000円に収まる。

 

ソフトバンクのiPhone6s端末と電話番号そのままでラインモバイルへ乗り換える方法、音声通話SIMで3GB月額1690円

 

海外に本格的に移住するようになったら、格安SIMもポケットWifiも解約するつもりだ。

 

生命保険からの解放

 

サラリーマン時代は生命保険のために1万円を自動引き落として支払っていたが、これもリタイアと同時に解約した。5万円の生活費の中で20%を占めることになるが、そこまでの価値はない。

 

毎月1万円支払っていると60歳より前に死亡したら500万円の死亡保障が支払われるらしい。60歳移行に死亡するとたった100万円だけだ。そこで60歳前の死亡率を調べてみたら、男性の場合8%以下だった。勝率としては低すぎるだろう。

 

入院保障もあるが、日本国民は公的な保険にすでに高額なお金を支払っている。そのため治療費は3割負担だし、高額な医療費が必要とする治療も、申請すれば上限を超えた分は申請できるのでそこまで心配する必要もない。

 

高額な治療費が必要なほど重病にかかってしまい、生きているだけで親族のお金を蝕むようになったら、自分は自ら命を落とすことを選択した方がいいと思っている。

 

保険に加入するにしても、死亡保険なのか医療保険なのか目的を決めてネットの掛け捨てにした方が安く済む。よくわからない複合的な生命保険で月に1万円は高すぎる。

 

セミリタイア準備中、かんぽ生命の終身保険を解約したら払戻率は62%だった、20万円ドブに捨ててきた

 

深酒、タバコからの解放

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サラリーマン時代は、週末にお酒を飲み始めると次の日に頭痛がするくらいお酒を飲み過ぎていたが、今では飲みすぎることはなくなった。タバコも仕事のストレスで吸っていたが、ストレスがなくなったので吸う機会がなくなった。

 

たまにお酒を飲むときに数本吸う程度である。

 

サラリーマンがお酒を飲みすぎてしまうのは、週末しか自由に使える時間がなくその日をとことん楽しみたいからだろう。酔いが回り飲み過ぎたと思っても、明日休みだからという理由でそこから何杯もお代わりしていたし、それに引きづられて眠る時間も遅くなった。お酒は普段の仕事から離れて思考を解放的にさせてくれる効果がある。

 

仕事を辞めると飲みすぎる必要がなくなる。翌日もその翌日も自由な時間があるので次の日のために気持ちよく眠りにつくことができるからだ。

 

サラリーマン時代の週末は、気の合う仲間と外に飲みに行きそれなりにお金を使っていた。お酒とタバコだけで毎月3万円以上の出費があったが、仕事を辞めて実家に帰ると、家にあるお酒をタダで飲むことができる。タバコも吸わないから、酒とタバコに掛けるコストはゼロになった。

 

ボディソープ・洗顔からの解放

 

仕事を辞めてからの一番大きな変化は時間が劇的に増えたことだ。サラリーマン時代は時間がないからという理由でたくさんのことを諦めていた。平日にゆっくりと湯船に浸かるというのもそのひとつだった。

 

湯船にゆっくりと浸かって汗を流していると、そもそもボディソープと洗顔て毎日する必要があるのか疑問に思うようになった。身体を洗剤でゴシゴシ洗わなくていい理由は、湯船に浸かって汗を流すと汚れが浮き出てくるので、あとは流すだけで十分に取れると言う理屈だ。逆にゴシゴシ洗ってしまうと肌を守るのに必要な皮脂まで洗い流してしまう。

 

仕事を辞めた今は、実際に自分で体験してみて身体の変化を観察するだけの時間と余裕が生まれた。身体を洗わなくて数日間は違和感があったけれど、1週間も経つと何も問題ないことがわかる。

 

芸能人でもこのやり方を実践している人は多い。

 

福山雅治が石けんもボディソープも使わないその理由と正しい体の洗い方 - NAVER まとめ

 

海外に出るようになってから、日本人は清潔過ぎるせいで身体が弱いことに違和感を持つようになった。無菌で清潔過ぎると、環境の悪いインドや途上国に行くと必ずと言っていいほど身体を壊す。たしかに、東南アジアの衛生環境は悪いけれど、日本も昔から今のように無菌だったわけではない、それでも身体を壊さずに生活できていたはずだ。

 

母親には外から帰ってくると石鹸を使って洗うように子供の時から教育されていた。しかし、毎日石鹸を使ってバイキンや細菌を殺してしまうと人間の免疫力が弱くなってしまい、返って病気になりやすい軟弱な身体になってしまう。

 

この話を聞いてからは積極的に手を洗わなくなった。

 

自分が生活の中心に置きた場所は日本よりも衛生環境が悪い東南アジアだ。日本でしか生活できない身体になると、生活が先進国だけに縛られることになる。

 

Amazon:10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア

  

シャンプーからの解放

 

30歳を過ぎてから髪が薄くなってきたので、そろそろ育毛剤など考える必要があると思い本を読み漁っていた。育毛剤や育毛用のシャンプーはお金が掛かるので、効果がないものは使いたくない、そのためにある程度知識をつける必要がある。するとこんな本に出会った。

 

Amazon:シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ"が原因だった! (ノンフィクション単行本)

 

確かにボディソープも洗顔もなくても困らないなら、シャンプーもいらないのではないかと思った。

 

あまり人がやらないようなヘアケアを続けている人に限って猫っ毛といわれる、コシのない、細くてやわらかい髪をしていて、薄毛に悩んでいる方が多いようです。

 

シャンプーに対して私がいちばん実感している問題は、皮脂腺を発達、肥大させることです。シャンプーが皮膚表面の皮脂を根こそぎとりさると、からだは不足した分を補おうと、大量の皮脂を分泌します。しかし、すぐにまた、それを洗い落とすと、皮脂腺はさらに、たくさん皮脂を分泌しなければならないので、皮脂腺を大きく発達させてしまいます。本来なら毛にいくはずの栄養のほとんどが、大きくなった皮脂腺に吸いとられて、毛はいわば栄養失調の状態となり、うぶ毛のように細くなっていきます。

 

ボディソープや洗顔を使わない理由と同じで人には自浄作用が元から備わっている。シャンプーが普及するようになったのは昭和40年頃、テレビのコマーシャルで大量に流れるようになったからだと言う。人間はシャンプーがなくても困らない生活を送っていた。

 

他にもいくつか書籍を読んでいくと、薄毛を治すためにはお金をかけなくてもいいんじゃないかと思うようになった。

 

アフィリエイトの記事を読むと、グーグルのトップに表示される人気記事ほど書き方がうまいので、さも育毛剤を使うと毛が生えるように宣伝するが、商品自体がやっぱり高すぎる。高い料金設定でも商品が売れるのは、アフェリの報酬単価が高く優秀なアフェリエイターが集まるからだろう。

 

アフィリエイトが一番儲かるのは、悩んでいる人に対して解決策を提供することである。薄毛や育毛は最も稼ぎやすい分野のひとつだ。

 

育毛剤を注文しようとすると単品で1万5000円するが、定期便にしたら商品が半額になる。元々、半分の価値しかないのだろう。そこからアフェリエイターにも成果報酬を払うので、この育毛剤の単価はいくらなんだろうかと疑問に思ってしまう。

 

半年使ってみて効果があるかわからないものに大金を出す気にはなれなかったので、とりあえず書籍を読み漁るという選択肢を取ることにした。

 

シャンプーを使わないことで薄毛が改善できるのであれば、逆にお金が節約できることになる。試してみる価値は十分ある。セミリタイア生活をしていると時間に余裕があるので、変化をじっくりと観察することができる。 

 

ちなみにフランス人の彼女は、普段から全くメイクもしないし、身体もシャワーで流すだけ、シャンプーも2週に1度する程度だ。家にいるときは開放感がないからという理由でパンツも履かない。それでも何も問題なく生活している。

 

お金をかけずに改善できるか検証する

 

ストレス社会に生きているため、現代人は多くのストレスを抱えて生きている。そのせいで、肌のトラブルで美容、AGA治療(薄毛)、ED治療(インポテンツ)に頼る人は多い。ネットを見るとこの関連のアフィリエイトが大量に出てくる。

 

自分もアフィリエイトで稼ぎたいと思っていたので、商品を購入して効果があるか試すのがいいと思っていた。しかし、このやり方だと競合相手が多いし、そもそも実際に商品を購入するだけでもかなりの費用が必要になる。また、グーグルのトップに表示されるほどの人気記事はそれなりに労力と費用を掛けて制作している、また本職のプロなので相手を惹きつける文章を書くのもうまい。

 

そう考えるとこの分野で勝負するのは割に合わないような気がした。商品が高いものは成果報酬も高く優秀なアフェイリエイターが集まる。

 

代わりに、時間が有り余っているのでシャンプーのようにお金が掛けずに実践して発信する方がいいのではないかと思うようになった。育毛のために毎月数万円捻出するのはコストが掛かり過ぎる。

 

育毛などテレビのCMを見ると、相手の弱みに付け込んでお金をむしり取っているようにしか見えない。ネットのアフェリエイターの宣伝もお金の亡者のように見えてくる。

 

時間が有り余っているので実際に試してみて、成果を自分で確認できるというのはかなり有難い。

 

ちなみに最近よく話題に上がる「1日1食」も試してみたが、自分には合わないと思って辞めた。1日1食は食事の回数が減るため、1回の食事で血糖値を大幅に上げてしまう。1日1食を否定している医者は結構多い。

 

 Kindle読み放題:やってみました!1日1食

 

セミリタイアするために必要なこと 

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