セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

みな心の中では人生を踏み外したいという欲求がある

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先日、ハウスメイトの女性に誘われて近くの酒場に夜お酒を飲みに行った。サラリーマン時代は次の日の仕事が苦痛になるので平日外にお酒を飲みに行くことは好きではないが、今はお金が許す限りいくらでも飲みに行くことができる。

 

最近思っていることだが、自分は他人の人生を覗き見るのが好きなのかもしれない。特に人生に思い悩んでいる人の話を聞くのが好きだ。

 

思えば自分の人生も悩みばかりだった。社会人で最初に入社した会社がIT業界の最底辺で、社会や会社に不満ばかり持っていた。1社目の会社を辞めて留学したり、日本社会に嫌気がさして海外の途上国で働いたが、それでも心の中にある悩みが消えることはなかった。日本に帰国してからは通帳の残高は増え生活も安定するようになったが、どこか心が満たされない思いがずっとあった。

 

そんな自分の人生が、心から楽しいと思えるようになったのはつい最近のことだ。だからこそかつての自分のように人生で思い悩んでいる人の話を聞くのが好きなのかもしれない。

 

 

26歳カタにハマった生き方

 

彼女はシェアハウスに住む前は実家に暮らしていた。実家が東京にあるため、家を出るのは今回が初めてだと言う。高校も大学も東京の私立でいかにも育ちの良い箱入り娘という印象だった。

 

性格も自分とは真逆で擦れていないのが話していてすぐにわかる。

 

エンジニアの仕事をしていたというと、彼女のイメージでは専門職だから高給で、綺麗なオフィス、自由な社風でクリエイティブな仕事をしているという。そんな会社はカリフォルニアのほんの一握りの企業しかない。大半は工事現場の土方のような仕事をしている。飲食業や介護職に並んで労働条件が悪い業界で有名だが、本当に知らないのか疑うレベルだ。世間一般のITてこんなイメージなんだろうか。

 

シェアハウスに住む理由は英語を話せるようになりたいから。シェアハウスに住み始めたタイミングでオフラインの駅前の英語学校に通い始めていた。会社に不満があるらしく転職したいとも言っていた。仕事は商品を仕入れる流通業で、扱う商品が古いため、小さい会社で平均年齢も高くおじさんだらけの職場らしい。

 

昨日お酒を飲んでいるときに聞いたのだが、先月職場の上司にセクハラされ、それが精神的にショックだったらしい。

 

転職しようにも転職の仕方もわからないし、自分でも何をやりたいかわからないという、とりあえず英語ができれば転職しやすいと英語の勉強を始めた。

 

親に転職したいという話をすると、今の時代資格がないとどこも雇ってくれないから無理だと言われたらしい、考え方が少し古臭い印象を受ける。いまは売り手市場なので、転職すること自体は難しくない。労働条件を改善する良いチャンスだ。

 

また、女性だからなのかもしれないが、今時仕事を辞めることを親に相談することにも少し驚いた。自分の場合、一応報告はするけれど、親に相談やアドバイスを求めたことは一度もない。

 

彼氏は大学の時から付き合っているが、籍を入れずに今のまま関係を続けてきたらしい。多分、相手の男性がプロポーズすれば彼女は受ける気はあるのだろう。長い付き合いなのでズルズルと結婚せずに流れてきた感がある。

 

個人的に思うことだが、結婚は5つくらい歳が離れた方がうまくいくような気がする。女性は結婚や出産の適齢期があるが、男性はもう少し時間に余裕があるからだ。

 

ズルズルと長い付き合いが続くと結婚に踏み切るタイミングが難しくなってしまう。具体的にいつ結婚したいという話がないということは相手の男性がまだしたいと思っていないんだろう。彼氏とも先月喧嘩したという。

 

26歳だとまだまだ若いと言ったら、男性と女性の26歳は違うと一蹴された。

 

 

人生を踏み外したい欲求

 

話を聞いていると、考え方が真面目でずっと型にはまった生き方をしてきたんだと思う。自分から見れば彼女の生き方は真逆で興味があるが、彼女から見ても自分のような生き方は興味があるということが話していてわかる。

 

何をやっているかよくわからないけど、興味本位で聞きたいことはたくさんあるのだろう。

 

彼女は仕事、結婚、私生活など、まさに絵に書いたように人生に思い悩んでいた。お酒を飲んで理性が緩んでいるときに、定職につかないお金がないような男性にでも、ストレートに口説かれたら流れそうなくらい不安定な感じだった。 

 

現代社会は真面目に生きてきた人ほど生きにくい世の中だと思っている。日本社会はこうして生きるべきという固定概念が強い上に、20年以上デフレに苦しみ金銭的な余裕もない。

 

自分からしてみれば、ただでさえやりたくない仕事で、セクハラまでされて耐えてしまう気持ちがわからない。転職に役立つようなスキルが身につくでも、小さい会社で安定しているというわけでもない。

 

東京に実家があり親もお金があるだろうし、シェアハウスと英会話クラスのために月に8万円使うくらいなら、人生を変えるようなことをにお金を使った方がいいと思ってしまう。

 

 

やりたいことを見つけて、もっと気楽に生きれば良いのにと話しても、自由に生きれるほど自分は強い人間じゃないという。でも酔いが回り理性が緩んでいるときに話していると、本当は仕事や恋愛に縛られずに自由に生きたいと思っているように見えてしまう。現実社会から抜け出させてくれる男性が現れるのをどこかで期待しているようにも見える。

 

やりたいことがないという人は多いが、会社勤めをしているとやりたいことを考える気持ちを自分で抑制してしまう。やりたいと思っても実現できないと思うと辛いからだ。大概自分が本当にやりたいと思っていることは会社にいては実現できない。

 

誰もがお金のために会社に行き、労働時間と引き換えに働く必要がある。だからこそ打算的に生きてしまう。会社の仕事をしていると将来このままでいいのか考える人は多い、大半の仕事は取り替え可能で付加価値の高い仕事をしている人は少ないからだ。

 

だからこそ資格さえあればとか、英語ができれば人生が変わると思い、それほど価値のないものに大金を支払う。

 

自分からしてみれば、やりたいことをして自由に生きる生き方も、彼女のように真面目に打算的に生きる生き方も紙一重の差しかないと思っている。自分もサラリーマンを辞めたいと思っていても辞められず、9年間も苦悩の時期を過ごしてきた。働かない生活を送れるようになったのは、予想外の出来事がたまたま続いたからに過ぎない。

 

もしかしたら自分も定年までずっと会社に縛られて生活していたかもしれない。

 

彼女がシェアハウスに来たのは先週で、その頃には既に会社に行かない生活をしていたので、スーツを着て毎日会社に向かう自分のことも知らない。毎日リビングのソファに寝転がっているが、昔からこういう生活をしていたと何となく思っているのだろう。

 

彼女からしてみれば自分と彼女の間には大きな壁があるが、自分からしてみれば彼女と自分との間には大きな壁はない。彼女のように悩んでいる人を見ると、誰もがみな心の奥の深いところでは、人生を踏み外して自由に生きたいという欲求があるのではないかと思えてしまう。

 

 

退職願という紙をたった一枚会社に提出するだけで、彼女はすぐに自分と同じ立場にたつ。そんなことをしなくても、1週間くらい有給を取って会社をやめれば、考え方が180度変わりそうな気もするのだが。

 

考えすぎる必要はない

 

会社なんか辞めて、フリーで生活した方が良いということが言いたいわけではない。自分のような生き方は誰にでもできるわけではないし、これが正しい道だと思っているわけでもない。中途半端な気持ちで会社を辞めても苦労することは多いだろう。

 

会社の椅子に座っているだけで毎月給料が発生するメリットも十分に理解している。

 

自分が言いたいのは、そんなに難しく物事を考える必要はないということ。大手優良企業ならセクハラされても居座りたい気持ちは理解できるが、小さな会社でセクハラされて我慢する理由が理解できない。それがやりたい仕事でもないなら尚更だろう。

 

恋愛にしても相手が切り出さないなら自分から率直に話すべきだろう。相手にその気がないなら別れて次に行っても良い、他にも良い男はいくらでもいる。人生は短いから悩んでいる時間がもったいないと思ってしまう。

 

やりたいこと思ったことはすぐに実行した方がいいし、やりたいことは無理にやる必要はない。

 

もっと気楽に生きた方がいいと思う。

 

 

価値観が違うから面白い

 

シェアハウスに住んでいると様々な人に出会うことがで切るから面白い。たくさんの人と出会うことで自分の考えは少数派だということに気がつかせてくれる。

 

自分の感覚でいうと、今時テレビから情報を得ているの?20歳後半で初めて語学を勉強するの?銀行貯金に全財産置いているの?まだ一度も転職したことないの?と思うが、世間では皆そうではない。

 

 

 

会社を辞めた後、人付き合いがなく家に引きこもる人が多いが、シャハウスに住んでいるとその心配はない。考え方が違う様々な人と知り合いになれるから楽しい。

 

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