セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

サラリーマンを辞めたい人に副業で稼げば良いというのは適切なアドバイスではない、会社は辞めようと思ったらいつでも辞められる

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サラリーマンを辞めたい人、ブログやアフェリエイトでお金を稼ぎたい人、セミリタイア生活を送りたい人、そういう人たち向けに多くのブログや電子書籍がある。

 

自分も結構な数の書籍やブログを読み漁っていた。

 

しかしそのどれを読んでもずっと違和感があった。本当にこれはサラリーマンを辞めたいと思っている人に対する適切なアドバイスなのだろうかと。

 

自分は人にアドバイスできるような立場ではないが、それでも31歳でセミリタイア生活に突入することにした。セミリタイアを決断した時は、本業以外の収入が5千円にも満たない時だ。資産は500万円ほどあったが、普通のサラリーマンが本気で節約すれば3年もあれば貯められるくらいの額である。

 

今すぐサラリーマンを辞めた方がいいとかそんな無責任なことは言うつもりはないが、仕事を辞めたいと思い悩み、重い足を引きづり会社に行くくらいなら具体的に行動を起こした方がいいとも思う。

 

やりたいことあるのにそれを押し殺して、思い悩む時間はあまりにも非生産的だからだ。

  

 

現実と理想を知る

 

ブログをしていると仕事を辞めて自分の好きなことをして生活したいと思っている人が沢山いることに気づく。自分の場合は、特別にやりたいことがあったわけではなく、単に「働かない」ということをやりたかった。好きなことをして生きたいと思っていても、最初の一歩踏み出せず思い悩む人の数も同じくらい多い。

 

セミリタイアをテーマにしている方のブログを見ると特にそう思う。

 

かつての自分もそうだったが、仕事を辞めたいと思っていても最初の一歩がなかなか踏み出せなかった。

 

資産はすでに十分、本業以外の副収入も稼げている、いつでもセミリタイア生活ができるけれど、あえてサラリーマンを続けている人もいる。もちろんこの状態で仕事を辞めてセミリタイア生活に突入するのが理想だろう。

 

しかし、現実問題そこまでたどり着けるのはほんとに一握りの人間だけだ。

 

ここまで辿り着くだけでも相当な労力を必要とする。順調に稼げる人の数は決して多くない。大半は、重い足を引きずりながら会社に行き、将来のセミリタイアを夢見ながら副収入を得るために身体にムチを打って必死に副業に走る。

 

アクセス数を稼ぎたいと思って書く記事こそ、第三者から見てつまらないものはない。記事を書くこと自体がストレスになっているからだ。やらなければいけないと義務感で発生した作業は、他人に与えられた労働と一緒だ。

 

かつては自分も嫌々机に向かってブログを書いていた。本業の仕事もパソコンの前に座ってする仕事、家に帰って疲れていても会社から依存しないためにブログを書かなくてはいけない。本当は読みたい本があるし、見たい海外ドラマもある、身体を動かして運動もしたい、海外旅行に行きたい、英語も勉強する時間を作りたい、そんなことを我慢しながら毎日ブログと向き合っていた。

 

そんな辛い思いまでして我慢して続けたにも関わらず、対した成果なんて出ない。自分が辛い思いして頑張っているからと言うのは、他人から見ればどうでもいいことだ。学校教育かテレビドラマの影響かわからないが、頑張って耐え忍んだ先に成功できると思い込んでいる人は多い。

 

ブログを初めて半年で3万円稼いだ、1年続けて10万円稼いだなんて他人の記事を読む度に焦っていた。好きなことを書いていたら、報酬なんてどうでも良いと思えるから不思議だ。

 

このまま今の生活を続けていたら、ブログで稼げるようになる前に精神的に追い詰められるような気がしていた。会社から自由になるために副業をやっているのだが、副業と本業の仕事の忙しさでゆっくりできる時間なんてほとんどない。

 

いつしかブログを続けることがストレスになってしまった。意外とこういう経験をしている人は多いと思う。だからこそ3ヶ月も継続できずに大半が離脱してしまう。仕事で忙しい中ブログを続けても成果がでないのであれば、苦痛以外の何ものでもない。

 

電子書籍やブログなど自身の成功体験を語る人は多い。サラリーマンを辞めた人のアドバイスで、月の副収入がサラリーマンの月収を超えたから辞めた、仕事をしながらでも頑張れば稼げるようになるから頑張りましょうというが、現実にそこまで稼げる人なんてほとんどいない。

 

アフェリエイトの現実世界

 

2014年アフェリエイト収入の割合 

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その中で、月に3万円以上の収入を稼いでいるアフィリエイターの割合は3.3%でした。ハードルを下げて、月に5,000円以上の収入を稼いでいるアフィリエイターの割合で見ると11.7%。

【2014年版】アフィリエイトで3万円以上の収入を稼ぐ人の割合 | のーまねー、のーふりーだむ

 

情報弱者をカモにして稼いでいる人たちは、ブログやアフェリエイトは誰でも稼げるというが、こうした負の側面をもっと語るべきだろう。月に20万円も稼げる人なんてほんの一握りの人間だけだ。月に3万円稼げるようになるだけでも上位3.3%しかいない。

 

年収で1000万円稼げるサラリーマンは、上位4%しかいない。今自分が本業で取り組んでいる仕事は上位何%にいるだろうか、よくて上位40%が良いところだろう。現実を見たらブログやアフェリエイトで月に3万円稼ぐことがいかに難しいかわかる。

 

FXで月に100万稼げる人から月に数万円出してお金を払いアドバイスをもらえれば、自分でも10万円くらいなら稼げるかもしれないと思うのは幻想にしか過ぎない。上位3%以外は投資したお金を回収することはない。

 

継続すれば誰でも稼げるようになるというが誰でも稼げるわけではない。やはり人によって向き不向きはある。

 

他人の成功体験を読みながら自分はずっと違和感を持っていた。すでに副業を得るために頑張っているが、あとどれだけ頑張れば自分でも稼げるようになり、念願のセミリタイア生活ができるのだろうかと。

 

短期間で成功する人たちは、本人の努力はもちろんあるのだろうけれど、自分に適性があることをもっと認識するべきだろう。このビジネスで短期で成功できる人は、すでに需要がある高度な専門知識を持っているか、ネット収入の深い知識がある人たちだけだということを忘れてはならない。

 

自分のブログも含めて、雑記や日記を書いているだけでは自己満足は得られるが、他者を満足させることはできない。

 

どちらにも属さない場合は情報弱者をカモにしているだけだ。サラリーマン続けながら10万円稼いだ方法とか、自分の成果を過度に宣伝して成功体験を弱者に売りつけて満足している。同じように稼いできた人同士が群れてオンラインサロンやブログ塾を始める。

 

情報商材を売るビジネスが悪だとは思わないが、自分はやりたいとは思わないし、そういう人達を尊敬することはない。やっていることの本質はネットワークビジネスやネズミ講と変わらない、建築業界やIT業界がピラミッドを作って自分より下の階層から摂取する下請業界の構造を見ているようで胸糞悪い。

 

弱小ブロガーを食い物にする手口とは

 

以前、コンサルの特典がつくと言う理由であるブロガーの方から、サラリーマンでも10万円を稼ぐ方法というNote教材を5000円で購入したことがある。この教材にはどこにでも得られるような当たり前の事しか書かれていなかった。

 

スカイプでコンサルを受けたのだが、彼は自分のブログをさらっと読んだだけであまり深く読んだわけではないことがすぐにわかった。アドバイスの内容もとりわけ普通のことで、わざわざ会話してまで話す内容でもない。狙ったワードで上位に表示する、リアルに商品を説明する、キラーベージを作って誘導する、そんなアフェリエイト関連の本を読めばどこにでも書いているような内容を話しただけである。

 

直接成功者と話すとモチベーションが上がるということを仕切りに話していた。サロンやブログ塾に誘導する時によく聞く言葉である。モチベーションを上げなければいけない作業ならどの道長くは続かない。

 

コンサルから数日後、彼のNote教材を記事に紹介してくれたら2000円支払うとラインでメッセージが来た。このとき、たいして中身がないこのNote教材を紹介するブロガーが多い理由がわかった。

 

こちらはこの教材を得るために5000円を支払っている、2000円キャッシュバックしても3000円の利益だ。スカイプで30分会話し、口コミで自分の教材を広めてもらうのである。

 

記事をひとつ書いて2000円得られるのであれば、当然自分としても有難い。そもそもブログで稼ぐことができていないから、教材を購入してコンサルしてもらったのである。

 

それでもなぜか乗り気がしなくて、結局これに関して記事を書くことはなかった。

 

たかが2000円のために記事を書く自分が安っぽく見えてしまったというのもあるが、こういうやり方をする人間が薄っぺらいと思う自分がいた。薄っぺらい商材を販売するために貴重な時間を使って記事を書く気にはなれなかった。

 

自分のブログを読んで面白いとコメントを書いてくれる人から頼まれたら、たとえ無償でも喜んで紹介したいと思う。

 

失った5000円はいい勉強代になったと諦めることにした。

 

例えば月額5000円のネットサロンは安いというが、本当にそんな価値があるのか疑問だ。人に教えてもらうことでなんとなく勉強した気になっているだけでしかない。ブロガーと交流する貴重な機会を持てるというが、金銭関係を通した薄っぺらい関係でしかない。

 

彼らは会員を100人集めればそれだけで毎月50万円の利益を得る、1000人集めれば500万円だ。専門学校よりは良心的かもしれないが、彼らの利益率を考えたら褒められたビジネスではないだろう。 

 

同じ金額を出すならスカイプのオンライン英会話を受講した方が何倍もマシである。 

 

自分を凡人だと自覚する

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偉そうに他人にアドバイスできる立場ではないのだが、まずは自分がどこにでもいる凡人だということを理解する必要がある。凡人だということを認識したら、余計な幻想を持たなくなる。

  

ブログや電子書籍のアフェイリエイトの成功体験を読みながら、副業で稼いだらいいというのは仕事を辞めたいと思っている人に対する適切なアドバイスではないような気がしていた。大半はもうすでに一生懸命頑張っている人の方が多いからだ。

 

彼らにもっと頑張れというのは酷だと思う。

 

仕事以外でも副業に使える時間が沢山ある、仕事が楽しい、副業も毎日順調に結果が出て楽しいというのであれば何も問題ないだろう。しかしそんな人は決して多くない。仕事が楽しくない、仕事以外に自分の時間が持てない、だからこそ副業をしているのである。

 

無責任に今すぐに仕事を辞めた方がいいと言いたいわけではないが、辛い思いをして会社に行くくらいなら感情に身を任せて行動してしまった方が良い。仕事に追い込まれないためにも、選択肢として作っておくべきだろう。

 

仕事を辞めたいと思っても辞めれない、そう思い悩んでいる時間は非生産的だ。仕事を辞めたいと思い初めてから実際に、辞めるまでに会社で過ごした時間は不毛だった。本業の仕事はすでにやる気がなく周囲にも迷惑を掛けていたと思う。

 

他の方がそうであるように、自分もセミリタイア生活に突入する前は最低ラインを決めていた。資産が1000万円を超えること、副業で最低でも5万円を稼げるようになること。ここまできたら精神的に楽になれるだろうと理想のラインを見つけては線を引いていた。

 

結果的にこのハードルを飛び越えられないほど自分には高い壁だった。

 

途中から、境界線をいくら引いたところで意味はないと思うようになった。ラインを引くことで安心したいだけで、実際にその壁を飛び越えたとしても心境が大きく変わることはない。

 

現実世界では資産が100万円に満たなくても仕事を辞める人はいるし、1000万円あっても辞められない人はいる。手元にいくらあるか気にしてる人は、仕事を辞めない理由を探しているだけに過ぎない。

 

資産が100万円に満たずセミリタイア生活を成功した人からアドバイスを得たとしても、今度は別の辞められない理由を見つけるだろう。最初は自分よりも少ない額でセミリタイアした人を探すが、実際に見つけてしまうと彼は特別だから自分にはできないと言う。そしてまた別のセミリタイア生活者を探すことを繰り返す。

 

資産が100万円もない時は300万円あれば満足できるとその時は本気で思う。300万円まで増えれば今度は500万円、500万円あれば今度は1000万円となる。

 

貧乏でお金がない家に暖房があれば快適な生活が送れると言う、しかし数日経てばその生活が日常になる、今度は別のものが欲しくなるだけだ。

 

他人の評価を気にしない

 

あまり深く物事を考えずに自分が進みたい方向に進むことが、やりたいことを実現するための一番の近道だと思う。

 

自分が思うほど人は他人のことを気にしていない。仕事を辞めてワーホリ行くことに親が反対するのは、親族や近所からの世間体を気にしているからだろう。数日経ち冷静になると、20歳を超えすでに独立している他人の決断に親であろうとも口を出す権利はない。お互い価値観が違う別々の人間だ。

 

自分のやりたいことをやるために、他人に理解してもらう必要はないだろう。

 

失敗しようが自分が心からやりたいと思った道に進めば後悔することはない。

 

ワーホリして人生失敗したと思う人は、英語ができるようになれば自分の人生が変わると幻想を抱いているケースが多いからだ。彼らと話していると本気で英語を学びたいと思った人は少なく、現状に不満を抱いていたり、留学カウンセラーから言われたことを鵜呑みにして決断した人が多い。

 

自分が心からやりたいと思った道に進んだわけではない。

 

本能に任せて進みたい方向に進む

 

好きなことしていると自然と道が開けてくる。スピリチュアルな話をしたいわけではなく、単に進んだ道の先に同じように考えている人たちに出会うことが大きいからだと思う。正しい方向に進んでいけば、その道でお金を稼ぎ生計を立てている人たちが必ずいる。

 

書籍を読めばいつも思うことだが、自分が抱えている悩みを持つ人は過去にも現在にも無数に存在する。自分だけが悩んでいるということはない。

 

自分と向き合い頭の中で考えていることを文章に起こして整理していると、自然と進むべき道が見えてくる。周りに合わせて打算的に生きていると目の前にチャンスがあっても見て見ぬふりをしてしまう。

 

自分は過去に仕事を辞めるチャンスがいくつもあったがそれらを避けて通ってきた。

  

アフェリエイトやブログで稼ぐための書籍をたくさん読んだが、いくら読み漁っても自分の人生が変わることはなかった。つぎの本を2回読み直したら自分の人生は劇的に変わった。

 

キンドル読み放題: ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

 

私たちが個人としても社会としても豊かになるためには、プライベートな生活と境界がなくなるほどの楽しい仕事をし、精神的な満足感を成功の基準とし、無条件に人や社会に与え、右脳を活用して直観にしたがった生き方をしたほうがよいのです。

 

人にとって最高の責任感とは、自分自身に正直になり、自分の心からの願いやニーズに忠実になることです。そうすることで、自分自身にとってもまわりの人間にとっても、ずっと魅力的な人間になれます。そうした生き方をしている人は、バイタリティにあふれながらも、心がゆったりと落ち着いて集中力があります。

 

ヤル気というのは、無理に起こそうとしてもうまくいきません。持続もしません。他の人間にヤル気を起こさせようとしてみてください。しばらくは張り切っていても、そのうちかならず、ヤル気がしぼんでくるはずです。自分を奮起させようとしても、同じことです。ヤル気はつづきません。無理矢理にヤル気を出す必要があるのは、したくないことをしなければならないときだけです。

 

ヤル気を起こすのは不可能です。ヤル気は錯覚にすぎません。 自分にとって自然な方向に進んでいないときに、はじめてヤル気が必要になります。それも持続しませんし、たいして効果がありません。外からヤル気を植えつけようとしてもめったに長続きしませんが、内側から起こったヤル気は持続し、実行力があります。

 

なぜ自分が大好きなことをしていないか、という言い訳はだいたい決まっています。「収入がないと困るから」 「それをやるだけの能力が自分にはないから」 「不器用だから」 「年を取りすぎているから」 「私の好きなことにお金を払おうという人はいないから」  そう言って、人は重い足を引きずりながら退屈な仕事に向かうのです。

 

「人生に問題はつきものだ。 問題をなくす努力をするのは大切なこと だが、 問題が全部なくなることはない。 だから、問題を解決してから自分の生きたいように生きようと考えていても、そんな日は 永遠にやってこない。 それよりも問題や障害物があろうが、自分 の生きたいように生きるという態度( 決意)が必要なのだ。問題があることを言い訳にして、やりたいことをしないまま生きるようなことをするな」 

  

こういう目線で物事を見ると世界は全く違って見えるから不思議だ。今まで学校や親から教わってきた思考を180度変える必要がある。年齢を重ねて思うのだが、自分の生き方を否定し軌道修正できる人は少ない。

 

30歳を過ぎると人生で思い悩む人は多い。20代の頃のように新しいことにチャレンジするか、周囲に合わせて理性的に生きることを選択するか、大きな岐路にたつ。30歳を超えたら会社員であれば新しい業界に入るのは難しくなる。

 

30代で理性的な生き方に走ったら、そのあとはもう自分の考えや生き方を大きく変えることはないだろう。

 

やりたいことをするために翌月にサラリーマンを辞めた方がいいと言いたいわけではない、理性で物事を考えることを辞め、自分に合った道に舵を切るだけで良い。自分に何ができて何ができないかは今までの人生を振り返れば簡単にわかる。できないことをいくらやったところでできるようにはならない。

 

シェアハウスで同い歳のハウスメイトがいるが、彼は毎日遅くまで自分に適性のない分野の高度な資格の勉強をしている。背水の陣で臨んでいるのでどこか鬼気迫るものがあり、下手なことは言えない。見るからに顔が疲れていて老け込んでいる。自分には彼は周りからどう思われるか考えて、自分の道を決めているようにしか見えない。

 

一度立ち止まって本当に自分がやりたいことと向き合った方がいい。公認会計士という資格は難易度も知名度も高いので、勉強していると周囲に話すことで満足感を得てしまう。周りに話すだけですごいですねと言ってもらえる。そんな彼の生き方は自分にはどこか薄っぺらく見えてしまう。

 

 

進みたい方向に流れると様々な可能性が見えてくる

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仕事を辞めた時の話、上司に退職の旨を伝えてその4時間後に退社した

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シェアハウスにすみフランス人の彼女ができたことで人生が変わった

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