セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

仕事を辞める最後の夏の賞与は60万円だった、サラリーマンはバイト感覚で仕事を辞めてもいいと思う

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事業部長と半期振り返りの面談があった、そこでようやく今年夏の賞与の金額も教えてもらった。

 

金額は60万円。昨年の夏よりも10万円増えたことになる。

 

今年の東証第1部上場企業の平均は72万円、民間企業の平均が36万円しかないことを考えると、自分には勿体ないくらい十分な金額である。

 

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従業員はいつでも辞めていい

 

2日後には賞与が銀行に振り込まれる。

 

会社を辞めようと思ったのは2カ月前だが、賞与を貰わずに仕事を辞めるという選択肢はなかったため、辞めると決めた後も重い腰を上げてなんとか会社に出社していた。

 

50万円の現金は今の自分にとって小さくはない。無収入でも8カ月間生きていけるだけの金額だ。

 

賞与が振り込まれることでようやく退職の交渉ができる。

 

現金だと思われるだろうが、お金さえ貰えばもう会社に期待することは何もない。

 

退職したい希望の日程を伝えて、あとはできる限り有給を消化するだけだ。できるなら1日も無駄に出社したくない。

 

最近思うのだが会社と労働者の間には雇用契約書という1枚の紙の関係でしかない、雇う側も雇われる側もこの事実をドライに考えた方がいいと思う。

 

従業員が仕事を辞めたいと思ったら、バイト感覚でその日にメールを出すだけでもいいくらいだ。

 

当日に辞めてほしくないのなら会社側は給与の交渉をすれば良い。翌日辞められたら困るそのために支払う金額がその雇用者の適切な毎月の給与だと思う。賞与にしても後払い制度にしか過ぎないため雇用者から見ればメリットはない。毎月の労働に対する適切な金額を支払うべきだ。

 

従業員はお金を稼ぐために会社に毎日出社し仕事をしているので、従業員を引き留められるのはお金でしかない。

 

中小企業のような小さな会社にいると、権限のある社長か役員が「明日から来なくていい」と言えば、その従業員には実質居場所はない。従業員にできることは、雇用法を味方につけて1カ月分の給与と特別有給を貰うだけである。

 

そう考えると従業員側も辞めると伝えた翌日から会社に来なくてもいい。企業によって細かいルールは違うが1カ月以上引き留めておくことはできない。もし退職日を引き延ばされたら、その分の日数は有給を消化する期間に当てればいい。

 

業務の引き継ぎをしてほしいのであれば、別途引き継ぎのお金を支払う必要がある。

 

突然辞められたらプロジェクトが回らない、代わりの人材をチームに入れないといけないなど、日々余裕がない会社ほど情に訴えて引き留める上司もいるが、辞めると宣言した以上会社が困ろうが何しようが雇用者には関係ない。

 

メンバーが1人抜けてプロジェクトが回らないのならスケジュールにバッファがない、他の人材が会社に居ないのであればリスクヘッジができていない、代わりになる人材がいないくらい優秀であれば、適切な報酬を与えられていなかったというだけに過ぎない。

 

雇用者の責任ではなく雇用主側の責任である。

 

急に辞められて困るのであれば会社側は事前にインセンティブを与える必要がある。

 

会社を保有する権利を一部でも与えれば、労働者にもメリットがあるので献身的に働いてくれる、まわりまわって会社の利益が自分に返ってくるからだ。自分には、雇用者側には何もインセンティブがないにも関わらず、雇用主側はまるでインセンティブがあるかのように振舞っているように見える。労働者もそれが正しいと錯覚している。

 

必要以上にサービス残業で会社のために働く人、仕事を辞めるタイミングを自分の都合ではなく会社の都合に合わせる人を見るといつもそう思う。雇用契約以上の主従関係がそこにはある。

 

会社を保有する権利もない、契約した時間以上に労働者を拘束する、サービス残業で長時間労働させる、というのは会社側からみて都合が良いだけに過ぎないので辞めた方がいい。

 

契約関係はお互いフェアなものなので従業員も好きなタイミングで仕事を辞めていい。

 

後を濁したくないのは当然そう思うがそのために自分が不利益を被る必要もない。

 

収入が増えれば仕事がもっと楽しいと思っていた

 

自分の短いサラリーマン時代を振り返ると収入は順調に増えてきた。

 

昨年の夏の賞与は50万円、その前は42万、その前は32万だった。年収も毎年40万円程上がっている。

 

昔はできる仕事が増え立場が上になればなるほど、裁量権が増え仕事がもっと楽しくなると純粋に思っていた。収入が増えると欲しいものが買えるようになり、人生の幅がもっと広がるだろうと。

 

しかし、実際に収入が増えることで生活が楽になり以前よりもお金の心配をすることは減ったが、なぜか物足りなさを感じる。こう考えるのは自分だけかもしれないが、収入が増えるほど会社に依存するようになり、余計自由がなくなっていくような感覚だ。

 

地方に住むのも飽きたのでそろそろ東京に移ろうと思っても、毎年増える年収のせいでもったいないと思うようになった。転職をするにしても、またイチから会社のルールや新しい仕事に順応するのは億劫だ、新しい場所に行くよりもやり慣れた仕事で毎年順調に収入が増えるのであれば現状維持が一番いい。

 

昔はこんなこと一度も考えたことがなかった。失うものはない方が人は自由を感じれるが、失うものが増えるとそれにしがみ付こうとしてしまう。

 

収入が増えたことで生活は楽になったが人生の選択肢は余計に減った。

 

順調に昇進している同僚の先輩社員を見ても、自分が理想としていたサラリーマン像とはほど遠いものだった。

 

会社から高い評価を受けている社員はみな帰りが遅い、忙しい時期は日付が変わるまで仕事をしている。複数プロジェクトを抱えているため、好きなときに休みをとることもできない。収入が増え買えるものが増えたに違いないが、昔よりも自由に使える時間は減っているだろう。

 

しないことリスト

 

あるときやりたい事ではなく、ヤリタクナイことを考えるようにした。

 

自分が一番ヤリタクナイことは「働く」ことだった。

 

毎日、会社に出社して椅子に座るのは退屈すぎる。お金が増えて買いたいものを買えるようになるが、その分自由に使える時間はいつもない。土日の休みがあるがそれだけでは満足できない。

 

会社にさえ行かなければ、いつでも好きな時に旅ができるし、好きな本がいつでも読める、映画やドラマがいつでも見れる、仕事が早く終わったときだけジムに行けるということもない。

 

年齢を重ねるとヤリタクナイことを考えるようになる。なぜなら人生には時間が限られているということを意識するようになるからだ。

 

IT業界にいていつも思う事だが、この業界は変化が激しく、厳しい競争社会で戦う30~40代のサラリーマンはかわいそうだなと思う。

 

この業界で生きの頃るために必死に努力をしている。住宅を購入するために借金をしていたり、守るべき家族がいると人生の方向転換が効きにくい。自分のように一人身であればいつでも仕事を辞めることができるが、同じ選択肢を取れる人は多くない。

 

実際に仕事を辞めるかどうかは置いといたとしても、いつでも辞める状況は作って置いた方が精神的に楽に働ける。できれば年齢が若い内に「しないことリスト」を作って置いた方がいい。

 

 

資産700万円前後でセミリタイアすることになる。

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