セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

セミリタイア生活を1週間プチ体験してみた、仕事をしないと何をしていいかわからない人は羨ましいと思う

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会社を1週間休むことにした。

 

理由は仕事を辞める前に有給を消化したいというのもあるが、セミリタイア生活をプチ体験してみたかったからだ。

 

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会社を辞める決断をしてからは仕事にはもう何も未練はない。たとえ椅子に座っているだけでもこれ以上は貴重な時間を無駄にはしたくはない。

 

人と違うことをするときはとても勇気がいる。踏み出そうと思ってもなかなか始めの一歩を踏み出せない。でも一度道を外れたときは言葉では言い表せない高揚感がある。これからは自分の進みたい道を自由に進むことができる。

 

朝、仕事に行くフランス人の彼女を駅まで見送るために、ビジネス街のサラリーマンの人混みの中を駅まで手をつないで歩く。みな駅から降りて職場に向かうため、ちょうど彼らとは真逆の道を進むことになる。

 

平日の通勤ラッシュの朝の時間にジーパンTシャツ、白人女性と手をつないで歩いていると視線が熱い。

 

今まで自分もこのサラリーマン達と同じ道、同じ格好、同じ考え方で生きてきたけれど、生き方を180度かえることにした。言葉では言い表せない心地いい快感がある、一度味わったらもう辞めることはできない。

  

 

1日の生活スケジュール

 

セミリタイアプチ生活の初日は朝からカフェに行った。ブログを書こうと思ってカフェに行ったが、前日はよく眠れなかったためすぐに眠たくなって飽きてしまった。

 

この時間いつもなら、会社の椅子に座って前日のメールをチェックしている時間だ。自分は定時に帰るが、同僚はみな夜の10時、日によればもっと遅い時間まで仕事している。そのため、朝会社にいくとそれなりにメールが溜まっている。

 

カフェにいても眠たくて集中力が続かないためスポーツジムに行くことにした。平日の午前中はジムにほとんど人はいない。同じ日でも夜にいくと仕事帰りのサラリーマンがいっぱいで使いたい器具を使えない。この日は一切待つことなく使いたい器具を好きなときに利用できる。

 

13時、ジム帰りにスーパーに寄って1週間分の買い物をした。家に帰ってシャワーを浴び、牛のステーキ肉を焼いて食べた。

 

いつもなら昼休みが終わって午後の仕事が始まる時間である。外食するお金がもったいないため、なるべく家に帰って食べるようにしている。そのため、食後にゆっくり休む時間はあまりない。昼休み後はすべてのサラリーマンにとって睡眠欲と戦う時間だ。10分でもうつ伏せになって眠った方がその後の仕事ははかどるのだが、そういうわけにはいかない。労働者同士で常に監視し合っている。

 

午後からブログを書こうと思ったが気持ちがのらないので、ソファに座って読書をすることにした。シェアハウスのリビングにはアメリカ人女性が昼寝をしていた。本を読んでいるとちょうど良い感じに眠くなるので、少し寝てまた本を読んでと繰り返しているとあっという間に夜の7時になる。

 

夜ご飯を作って食べた。8時をすぎた辺りにシェアハウスのサラリーマンが帰ってくる時間だ。定時に帰れない日は、このくらいの時間に自分も家に帰る。

 

その後は部屋に戻ってYoutubeを見たり、続きの読書したり、23時前には電気を消す。

 

とても充実した1日だった。

 

何日も続けば飽きるのかもしれないが、こんな日が一生続けばいいと心から思った。

 

この日の出費はカフェで300円、ジムで400円。1週間の自炊用の食費は3000円くらい。彼女と折半するとそれほど負担にならない。お金を使わなくても充実した1日を送ることができる。

 

いま一番の負担は家賃である。職場に近いところに住んでいるが、シェアハウスで個室を諦めても1日で2000円支払っていることになる。仕事を辞めればここに住む必要はなくなる。

 

実家に住めば0円だし、東京の郊外に住めば1日1000円以下になる。

 

 

仕事を辞めて1日何をするのか?

 

仕事を辞めて1日中何をするんだ?と心配する人がいる。たしかにサラリーマンは1日中会社にいるため、突然自由な時間を与えられても困る人は多いだろう。自分で考えて仕事を生み出すよりも、上司から与えられた仕事をたんたんとこなした方が充実感はある。

 

仕事を辞めたら暇になるという人もいるが、これは自分には当てはまらない、やりたいことは無限にある。

 

 

1日中本を読んでもあきることない、Kindleの読み放題があるおかげでタダで本を読むことができる。読み放題対象でない本は安い中古本を選択する。仕事を辞めたら図書館に行って読みたい本を探すことにしている。

 

自分は身体を動かすことが好きだ。フットサルやバスケット、一緒にやる相手がいないときはスポーツジムで汗を流す。

 

一時期スポーツジムにはまっていたときは、会社帰りにも毎日行くようにしていた。月会費を払っていたため週末しかいけないと損をしてしまうからというのも理由にある。ただ、平日もスポーツジムに行くと、それ以外のことが何もできなくなるので諦めた。

 

平日行くようにしても、仕事の都合でジムに行けないとストレスになってしまう。

 

仕事を辞めたあとは、時間は有り余るためいくらでも行くことができる。副業のネット収入なんて1日3時間もやらないので、ジムで2時間汗を流したあとも好きなことをできる時間はいくらでもある。

 

副業はもっと頑張った方がいいのかもしれないが、お金稼ぎのために頑張ったらまたサラリーマン時代と同じだ。生きていくためにお金は必要だけど、お金のために生きるのは辞めた。

 

東京に移動してからは街中を歩くだけでも楽しい。

 

彼女と自宅から歩いてお台場まで行った、歩いた距離は20キロだった。使ったお金はアイス代100円だけ。

 

計画を立てて1〜2ヶ月海外を旅するのも悪くない。

 

お金を使いたくなければ、家で1日中海外ドラマや映画を見るのもいい。月会費1000円払えばいくらでも見ることができる。英語圏、英語字幕があるドラマを選択すれば英語の勉強にもなる。

 

ブログの検索流入を見ながら、どうやってアクセス数を増やすのを考えるのも楽しい。仕事をしている感覚はないが、金銭を得る行動につながるので仕事になるかもしれない。

 

やりたいことを探せば無限に出てきてしまう。

 

少し嫌味な言い方をすると、1日中過ごしてやりたいことがないというのはある意味羨ましい。やりたいことがないということは、会社で他人のために貴重な自分の時間を消耗しても苦にならない。逆にやりたいことがあるとストレスになってしまうからだ。

 

やりたいことを先延ばししていた20代

 

自分は20代のときはやりたいことを押さえつけて、将来のために必死に働いてきたつもりだ。その結果、高い収入を得られたのなら良かったのかもしれないが、そういうわけではない。人並みの給料は得られるようになったが、かわりに会社に縛られて生きていく道しかない。

 

思えば仕事のためにいつもやりたいを後回しにしてきた。

 

見たい邦画があっても、英語の勉強になるからと字幕付きの洋画を選択していた。1週間会社の連休があるときも、読みたいと思う本ではなく、仕事に役に立ちそうという基準で本を買い漁っていた。

 

海外旅行が趣味だが、お金が減ると困るからという理由で行くのを我慢していた。

 

たとえば、本屋にいっても次のような本は見たいけれど、あえて見ないようにしていた。行きたいと思ったところがあっても、お金や時間、将来のことを考えて我慢することほど辛いことはない。気持ちを抑えるくらいなら最初から見ない方が楽だからだ。

 

今は積極的に購入し、自分の欲を刺激している。

 

 

自分を押し殺しても成功という道はない 

 

かつての自分もそうだが、耐え忍んで我慢した先に成功があると考えている人は少なくない。しかし、自分の感情を押し殺して賢く論理的に生きても、人生で成功できる可能性は低い。

 

好きではないことを続けてもストレスにしかならないからだ。

 

サッカーを好きな子供が、サッカーを我慢してバスケをしても成功できない。サッカーが好きで続けていけば、たとえプロの選手になれなくてもサッカーに関する仕事に携われる可能性がある。本当にサッカーが好きであれば、満足な収入がなくてもストレスは低い。好きなことを突き詰めていけば、成功する可能性も高くなる。生活するために選んだ、得意だから選んだという人は自然に淘汰されていく。

 

生きていくために、自分の欲求を押し殺して合理的な選択をすればするほど、行き詰まってしまうのである。

 

Kindle読み放題:仕事は楽しいかね?

 

本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。

 

たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。

 

自分はこの本を読んで、仕事に対する価値観がかわった。

 

会社にいたら予算や目標、毎日のように計画を立てることを教えるが、そんなものは生きていく上で邪魔になるとわかったからだ。

 

隣の席で会社から高い評価を得ている同年代の同僚が、新人社員にスケジュールを立てることの重要性や、日報の書き方を教えている。分単位で計画通りに進むことがいかに重要かを説いている。計画通りに順調に進まなくて報告が遅れると怒られる。計画通りに進まないことに教える側もイライラしている。外からみてお互いがストレスになっていることがわかる。

 

 

対照的に自分は、若いインド人スタッフには何も教えない。与えたタスクがいつ終わるかも聞かない。率先的に作業してくれているのに、いつ終わるか催促したら、義務的なつまらない作業になってしまうからだ。

 

今日終わらなかったら明日やってくれればいい、明日終わらなければ来週でもいい。人が足りなければ、違う人に手伝ってもらってもいい、インド人の人手はいつも余っている。

 

みな人生で成功するために身体にムチを打って一生懸命頑張る。アーリーリタイアするためには早く成功しなければならない、そのためには必死で働くしかないと考える。けれどその先に成功はない。

 

会社には何人かサラリーマンの道で成功している人がいる。IT業界にいて思うことだが、彼らはなぜ自分が成功できたのか自分自身でわかっていない人が多い。

 

優秀で若くして成功したビジネスマンは、部下や同僚に、自分のように夜遅くまで働き、週末も仕事のことを考えているいれば成功できると本気で思っている。だから若い労働者に長時間働かせることに罪の意識を持っていない。

 

彼が今のポジションを得たのは、純粋に仕事の内容が自分のやりたいことにマッチしていただけに過ぎない。同じことを他人に求めても無理がある。

 

労働者の大半は好きな仕事を選んでいるのではなく、自分が食べていけそうな仕事を選んでいるにすぎない。高校や大学を卒業しても、テスト勉強してきただけで、自分が好きなことが何かを理解しないまま周りを見て職業を選択するかだ。

 

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セミリタイア後の気持ちの変化を楽しみたい

 

セミリタイア関連のブログを見ていると、仕事を辞めても1〜2年経つとまた仕事がしたくなるらしい。人はひとりでは生きていけないので、承認欲求が得られる組織の中に身を置きたくなるからだ。

 

ただ、この場合は自分に合う仕事に出会う確率は高くなる。

 

好きな仕事しかやりたくないし、自分がやりたくないことはわかっている、週5日で働くやり方が嫌ならそれを選択しない。日本社会が嫌なら海外で働くことも視野に入れる。

 

個人的には、仕事を辞めて世界一週やワーホリ、語学留学に行くことには魅力を感じない。お金を使っている間は楽しいけれど、お金が尽きればまた自分の気持ちを押し殺して我慢して働くしか道はない。そこに未来はない。

 

とくに語学を目的に海外に行く人は高い確率で失敗する。語学の勉強は国内にいても十分にできる、海外に飛び出したいのは仕事がうまくいっていないなど別に理由があるからだ。最初は英語を勉強したいからというけれど、話を聞いていくと仕事のグチに変わっていく。たぶん、語学はそれほど好きではない。

 

自分は今のところ、サラリーマンとして再び働くことはないと思っているが、働かい生活を1〜2年後もそう思っているか興味がある。

 

気持ちの変化も楽しみたいと思う。

  

毎日やりたいことが変わる

 

時間がたくさんできるとあれもこれもしたくなる。

 

仕事を辞めたあとは、とりあえず東南アジアを周ろうと思っているが、そのため旅行記を読む機会が圧倒的に増えた。たぶん自分が本当に読みたい本はこれだった。

 

世界一週したいと思っていたけれど、バックパッカーのバイブルである沢木耕太郎の「深夜特急」でさえ読んだことがなかった。読んでしまうと仕事を辞めて旅に出たくなるからだ。

 

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下川裕治のゆるい旅行記も面白い。おしつけがましくないところが良い。

 

Amazon:12万円で世界を歩く (朝日文庫)

 

旅行記を読んでいると、次から次に行きたいところがでてくるため、なかなか計画が立てられない。行こうと思えばどこにでも行けることがわかる。

  

以前は、やりたいことがあってもお金を理由に諦めていたが、お金は理由にならない。2017年10月の航空券を見ているとアジアはびっくりするくらい安い。片道ではなく往復である。

 

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香港は15000円、マニラは2万円、バンコクは3万円、ベトナムのハノイは45000円である。

 

ハノイから入ってバンコクから日本に戻る計画を立てていたけれど、香港から入るのも悪くはない。香港からハノイまでバスが出ている。バスは時間がかかるけれど、飛行機よりもさらに安く移動することができる。

 

深夜バスで12時間かけて移動する距離だが、時間だけは有り余っている。本を読みながら移動するのは楽しい。旅は移動する過程も楽しい。

 

サラリーマンのころは、目的の場所にいくためにお金が掛かってでも最短距離をいつも探していた。これからはいくら寄り道をしても構わない。寄り道でさえ楽しいのだ。

 

会社にいると、お客さん先に行くために上司と同僚が地下鉄の最短ルートを探している。こっちを選んだ方が歩く距離が少ないとか、目的地につくためにはこっちの出口が近いとか、何線だからこっちの方が乗客が少ないとか。

 

どっちの道を選んでも10分も変わらない、正直どうでもいいしくだらない。そんなくだらないことを話すくらいなら、別々に行けよと思う。

 

仕事を辞めたあとは1年で10カ国くらい旅をしたい

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仕事を辞める決断をするために9年間かかった

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日本を「あえて」降りる若者は多いらしい

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