セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

セミリタイアしたいならセミリタイアしたいと周囲に発言した方が実現できる可能性が上がる理由

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言葉は発信すると形になることに最近になってようやく気がつきました。

 

去年くらいから、毎週末一緒にお酒を飲む同僚、両親に仕事を辞めるという話をしていましたが、今年の夏に実現します。そのときは、東京に移動する予定もフランスの彼女もいないときの話です。

 

自分がセミリタイアを最終的に決めたのは、付き合っている女性の仕事の都合で日本を離れることになったからだ。

 

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なぜ周囲に発言した方が良いかというと、言葉には魂が宿るという話をしたいわけではありません。

 

やりたいと思っていることを口にしないのは、自分では実現できないから、他人にどう評価されるかを気にしているからです。周囲に話したり、文字にして発信することによって頭の中で整理され、自分と向き合う時間を持つ事ができます。現代社会では忙しすぎて、ゆっくりと自分と向き合う時間が少ないのです。

 

自分と向き合うと、どう行動したら実現できるか具体的にイメージするようになります。

 

もっと資産を増やしてからセミリタイア生活に入るのが理想だったが、1日でも早く「働かない」生活を手に入れたかった。我慢してあと数年働くか、多少お金がなくてもセミリタイアに突入するかで天秤にかけたときに、後者を選んだというだけに過ぎない。

 

 

やりたいことをやるためにお金が足りないというのは、言い訳にしかすぎない。

 

冷静に考えると生活費は最小限に抑える生活を送るため、月に5万円も稼げるようになれば、やりたいことが持続可能になる。やりたいことを十分に実現できるということがわかった。収入がゼロでも7~8年は生きていけるだけのお金はある。そう考えれば十分なお金はすでに持っている。

 

ちなみに、積極的に周囲の人に発言した方がいいけれど、仕事で職場が一緒だったり、何かしら利害関係がある同僚や知人に話すのは辞めた方がいいとは思う。不本意なタイミングで職を失うのは避けたいし、株でお金持ちになりたいと思っているのに、証券会社の営業マンに話すのはナンセンスだ。

 

自分の人生を思い返してみると、理想通りには実現できていないけれど、何かしらの形で口に出したことは達成できている。

 

・英語が話せるようになりたい
・海外で仕事をしてみたい
・西洋人の彼女が欲しい

 

 

英語が話せるようになりたい

 

昔ほどは話せなくなったが、ある程度コミュニケーションに困らないレベルの英会話はできるようになった。

 

日本人なら誰しも思う事だが、英語をスラスラと話せることに憧れのようなものがあります。たぶん、日本はアメリカに戦争で負けアメリカ中心に戦後の歴史を作ったこともあり、影響を大きく受けているからだと思う。アメリカの食べ物、映画、ファッション、音楽、価値観が日本に流入しています。

 

自分が英語を勉強するようになったのは社会人になってからです。話せるようになりたいというプラスの要因からではなく、このままだと不味いなという危機感からでした。

 

社会に出て働き始めたときに窮屈な日本の会社組織を目にして焦りました。IT業界は若い会社が多く、欧米社会のようなフランクな職場をイメージしていたからです。とくに最初に入社した会社は、安月給で仕事がないのにもかかわらずも毎日残業しているし、お客さんのところに常駐してペコペコしているのが仕事でした。

 

システムを開発している会社だと思い入社したが、社員はほぼ全員が常駐先で仕事をしているため実際にソフトは何も作っていません。お客さんが作っている製品のお手伝いにしか過ぎません。

 

働き始めたのが2008年の金融危機のときだったこともあり、大学を卒業して入社した会社の仕事にも満足がいかず、毎日景気の悪いニュースを目にしていると、日本はもう駄目なんだなと本気で思っていました。その年の年末には日比谷公園に仕事を打ち切られた人たちのために派遣村ができていましたが、他人ごとには思えないと考えていました。

 

ということもあり、英語ができることで仕事の選択肢が増えるだろうと期待して勉強を始めた。

 

当時は急激な円高とメーカーの業績悪化で開発費用を削減するために、海外の途上国に開発を依頼する需要が高かったというのも理由のひとつにある。

 

まず初めは月に2万円程度払い駅前の英会話教室、週末や仕事帰りに図書館やカフェに行き英語の勉強をしていた。

 

英会話教室は割高でした。週に2回、日本人教師と50分のグループレッスンで月に2万円。インターネット上にいるフィリピン人英会話教師と競争できるはずがなく、その2年後には大手のサービスは消えていきました。オンライン英会話は、マンツーマンレッスンで毎日受講しても月に5000円だけです。

 

その後は、海外旅行に行くようになり日本以外の文化に接したこと、仕事があまりに退屈だったこともあり、海外に語学留学に行くことにした。日本とは違う、海外の多様性に急激に惹かれていきました。

 

語学留学と聞くと数百万円出して、2~4年間かけてアメリカやイギリスに行くことを想像していたが、英語が準公用語の途上国にいくと3カ月滞在しても、50万円程度で足りることがわかった。

 

このまま会社に居ても大して仕事はなかったし、将来のキャリアアップも望めないと思っていたので、大卒後に入社した会社を1年半で辞めてでも十分に行く価値があると思った。大学費用を出してくれた親には申し訳ないという気持ちもあったけれど。

 

結果的にそれほど話せるようにはならなかったが、会社のストレスから解放され人生で1番楽しい時期を過ごすことができた。その後も、英語の勉強は地味に続けていたこともあり、流暢ではないけれど生活する分には困らないレベルの英語力を身に付けられた。

 

今にして思うとだいぶ遠回りをしたなとは感じます。

 

投資だと思って高額の英会話教室に通ったり、仕事を辞めて語学留学に行ったりとお金を使ってきましたが、スカイプのオンライン英会話があればそれだけで十分上達できます。

 

基礎的な英会話はマンツーマンレッスンで学び、それ以外は海外ドラマを英語字幕で楽しみ、BBCの自分が興味がある分野、たとえば経済のカテゴリーの記事を毎日読んでいれば上達できる。興味を持つ分野だと比較的ストレスなく読み進められます。

 

TOEICなど意味のないリスニングや退屈な長文を読んで必死に勉強している人をみると、英語が好きなのではなく、TOEICの点数がすきなんだなと解釈しています。英語の教師や翻訳家になりたい、英語圏の上司にレポートを提出するという特別な理由がなければ、中学レベルの文法さえ知っていればあとはどうでもいいと思う。机に向かってテスト勉強のために暗記したり、どれだけ必死に勉強しても、グーグルの人工知能の機械翻訳の前では無価値になってしまう。

 

最近は本業の仕事に加えて副業で忙しくなったため、英語に使う時間はなくなったが、セミリタイア生活をして時間に余裕ができたら、また語学を習うための時間を作りたいと思う。飛行機も格安で手に入るので、また短期で語学留学するのもありだ。

 

海外で働きたい

 

希望していたような外資系企業、キャリア、高収入での海外勤務ではなかったが2年間発展途上国で働くことができた。

 

現地採用だっため給料も低かったし、やりたい仕事を満足にできたわけではなかったが、とりあえず目標は達成できたのでよかったと思うことにしている。

 

海外で働きたいと思うようになったのは、やはり日本の硬直した会社組織から脱出したかったから。

 

海外勤務を実際にして思うのは、労働者で働くうちは日本にいようが海外にいようが大して変わらないということ。結局どこにいても自由を感じることはできない。週末に遊べる場所が違うというだけで、会社にいる時間が苦痛なのには変わりません。

 

海外にさえ行けば何かが変わると思っていたのは、世の中のことを知らない若者だったからです。

 

海外に行ったとしても世界の経済大国3位の日本の企業で働くことで日本人は多くの恩恵を受けています。言葉や文化という高い壁を越えて、わざわざ他国の企業に勤めるメリットというのはそれほどありません。プロのサッカー選手やクリエイターでなければ無駄です。純粋に能力だけで多国籍企業で勝負できる人材は1%もいないのではないでしょうか。

 

海外で働くと言っても大半は日本企業で働くことになります。

 

想い描いていたような海外勤務ではなかったが、それでもどういう世界か知ることができたのでそれだけで満足しています。

 

もしも、20代のときにこの目標を達成していなければ、30代を過ぎてもこの幻想を抱いていだろうと思います。サラリーマンを辞めて後悔しないと思えるのは、やりたいと思ったことを実現できたからだと思う。

 

海外で働くか日本で働くかは大きな違いはないけれど、労働者として働くか自分でビジネスするかでは天と地ほど差があります。

 

西洋人と付き合いたい

 

自分だけではないと思うけれど、英語を勉強する人の多くは白人社会に憧れのようなものを持っていると思う。自分が白人社会に憧れを持っているのは子供のときから、毎週末テレビのロードショーを見ていたせいなのかもしれない。

 

アジアを旅行しているときもヨーロピアンが集まる宿を探してしまう。

 

途上国に住んでいたときに、週末はひとりで市街地の観光地に行き、欧米の旅行者に声をかけていた。自分も旅行者のフリをして一緒に観光地を回ったり。そのときは英語が上達したいという目的もあり、それほど億劫にならずに話かけていた。ナンパと言われればナンパなのだけれど。

 

日本に再び戻ってからは地方に住んでいたこともあり会社以外の外国人と接する機会はなくなった。

 

年齢も重ねて海外熱も徐々に冷めていき、結婚するのなら質素な日本人がいいなとなんとなく思っていたときに、フランス人女性と付き合うことになった。しかも、東京に移動しシェアハウスに住み始めてからたった3週間の間だ。

 

人生って何がおきるかわからないと思った。

 

フランス人女性と付き合って、自分の感覚はフランスに近いというのがわかった。

 

フランス人は自由な文化で自分の意見や主張を第一に考えます。自分の考えをしっかりと持ち、言うべきときにきちんと伝える技術はヨーロッパ諸国の中でも高いと言われています。また、自由奔放で自然体、周りからどう思われるかもあまり気にしていません。そのせいか一緒にいても気が楽です。

 

フランス人が日本の会社組織で働くのは不可能だと思う。

 

ネットと海外ビジネスを軸にしたい

 

ということもあり、割とやりたいことは20代のうちに実現できて来た方だと思う。必ずしも理想通りとはいかなかったけれども。

 

実現できた理由は口に出して言葉で発言してきたからだと思う、これからもそうしていくつもりだ。

 

2~3年を目標に、ネット収入とリアルなビジネスで生計を立てていきたい。ネット収入のターゲットは当然日本だけれど、リアルの世界では海外でビジネスを始めたいと思っている。

 

海外でビジネスを始めたい理由は、日本市場はこれ以上経済成長することはないからです。

 

バブルが崩壊してからは、少ないパイを奪い合う形が何年も続いています。新しいお店をオープンしたら、他の店の客を奪う事と変わりはありません。インターネットでも誰かが新しいサイトを作りアクセスを増やして商品を売るという事は、他の人が儲ける機会を奪っていることになります。ネットの広告収入は今のところ他の業界、テレビや雑誌から奪い取る形で増え続けていますが、これからも増え続けるわけではありません。日本の人口が減っていくに連れてネットユーザーの数は減少します。

 

成長している分野では比較的楽にお金を稼ぐことができます。名前の売れていない個人が書籍を書いたり、スマホのアプリを開発するよりも儲けることができるのは成長分野で勝負しているからです。

 

日本のような資本主義社会、経済がすでに成熟した国と、人口が増え続ける途上国とでは考え方は180度違います。自分がラーメン屋を開業するのであれば、東京のラーメン屋が無数に集まる場所ではなく、海外のラーメン屋が少ない場所に開店したいという理由と同じです。東京は競争が激しすぎて、4割がオープンから1年以内に店を畳みます。アイディア、斬新、味、料理、マーケティング、他のお店と常に差別化することを考えなくてはいけません。

 

にもかかわらず次から次に新しいお店が生まれるのは驚きます。消費者としてはいいのかもしれませんが、サービスを提供する側に立ったら地獄です。

 

対して人口が増える国ではそれほど頭を使う必要はありません。

 

彼女は待遇の良い企業に勤めているけれど、会社員としてずっと働きたいわけではありません。2年間のプログラムが終わったタイミングで仕事を辞める可能性もあります。その後は、どこかの国でユースホテルを開きたいという話をしています。

 

ユースホテルをもし開く場合に自分が候補地として考えているのは、インド、ミャンマー、タイです。この3カ国は人口が増えているという理由もありますが、一番の理由はグローバルな職についていたおかげで、信頼できる現地の元同僚が何人かいることです。

 

海外で失敗するケースでよくあるのは、現地の事情、法や政府の許可など得るために現地のパートナーを作る必要がありますが、そのパートナーに裏切られるケースです。たとえば、不動産や会社が外国人が所有できない国で、パートナーを名義人として使った場合、合法的に奪われてしまいます。

 

訴えたとしても先進国のように法が整備されているわけではないので、諦めるしかありません。信頼できる知人が何人かいるだけで結果は大きく違います。

 

ユースホテルを開業した場合、儲けられなくてもいいと思っています。自分と彼女の生活費が払う必要がない分稼げれば十分です。収入はスモールビジネスを複数持つのが理想だからです

 

また、一番の目的はビザが簡単に取得できて海外に複数拠点をつくることです。自分たちが働く必要はなく、現地人にできるだけの経営を任せて自由な時間を確保します。途上国は物価が安く利益は低いですが、経済成長という恩恵を受けることができます。

 

物価の安い国でリアルな世界でお金を稼ぎ、ネット収入で先進国の市場からお金を稼ぐのが一番効率がいいと思っています。

 

海外に長期滞在しようと考えた時に、労働ビザを取得しないといけないと考える人は多いですが、労働ビザを発行してくれる企業を探すよりも、お金さえあれば法人を作ってしまった方が早いようです。そうすれば自分で自分のビザを発給できます。

 

「セミリタイア成功術」という本によると著者は、カナダに移住するために、事業の中身を考える前に先に現地で法人を作り、カナダに住み始めてから何をやるか考えたようです。海外に法人を作ること自体すごいですが、事業が決まっていないのに作れることにそれ以上驚きました。

  

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カナダやオーストラリアなどの資源国は今でこそ物価が日本よりも高くなりましたが、かつてはアジアのように物価が安い場所でした。20年前はオーストラリアにプール付きの自宅を建てるためには、1000万円あれば十分だと言われるほどです。

 

とくにミャンマーでは最近になってようやく市場を開放した国なので、是非行ってみたい場所です。都市部でも大卒の月給は3万円にも届きません。数百万円の元手でもビジネスを始めるとができます。

 

先のことはどうなるかわかりませんが、今のうちにやりたいことを発言しておくと近い将来現実になるかもしれません。

 

人は自分が思い描いたような人間になるという。すなわち思考は現実化する。原題は『The Think and Grow Rich Action Pack』。「Rich(富)」とは金銭的なもの精神的なもの、いずれをも指す。


著者のナポレオン・ヒルは、鉄鋼王カーネギーの発案に乗り、20年間無報酬で「成功哲学」を徹底的に研究した。そこに共通する“思考”と“やりかた”を体系的にまとめたのである。驚くべき偉業である。この本は、なぜ「あなた」が今の「あなた」なのかをやさしく教えてくれる。不安の種を取り除き、未来を自分の思う方向に切り開いていくすべとともに。

 

確固たる願望を持つこと、決断、信念、忍耐、マスターマインド、計画の組織化が成功の扉を開ける鍵であると説き、「欲しいものを知れば、それは得られる」「他人を傷つけてまで成功することほど、愚かなことはない」という。そして「勝利者は断じてあきらめない」とも。

 

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働かない生活スタイルを実現 していきます。

 

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セミリタイア後の最初のプラン

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