セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

今年の夏でサラリーマンを辞めます。資産は500万円、副収入は1万円以下、フランス人の彼女に養ってもらうことにした

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資産も副収入も十分じゃないけれど、今年の夏でサラリーマンを辞めることになりました。

 

国立の大学を卒業しサラリーマンを初めて9年も経ちましたが、まさか辞めるまでにこんなに時間が掛かるとは思っていませんでした。思えば働き始めてからずっと辞めるきっかけを探していたように思います。

 

辞める理由は、セミリタイアするだけの十分な資産を貯めることができたからではありません、生活水準を上回る副収入を稼げるようになったからではありません。

 

彼女が仕事の都合で日本を離れることになったからです。

 

 

セミリタイアする経緯は?

 

フランス人の彼女が会社のあるプログラムの合格結果を貰いました。

 

会社の制度で2年間3カ国で働くという制度です、どこで働くかはまだ決まっていません。まだ付き合って3ヶ月も経っていないけれど、このプログラムに合格したら一緒に日本を出る話をしていました。

 

これに受からなかったとしても、8月でビザが切れるので日本でもう1年仕事を延長するか、それとも他の国に移動するか何かしら決断がありました。

 

他人本位だけれど、自分が仕事を辞めるタイミングとしてはちょうど良いなと思っていた。

 

元々サラリーマンを辞めてインターネットだけで生計を立てたいと思っていた自分としては、連いていくことを断る理由はありません。

 

というのも、彼女は年齢が8歳下だけれど自分よりも収入が多いのです。世界中に支店があるフランスの大手企業に勤めています。社会に出て1年目ですが、1年目から日本で働いています。大学時代はフランス政府のお金で中国の大学を卒業し中国語が堪能、中国語、英語の他にスペイン語も流暢に話します。日本語はそこまでうまくはないけれど、当初出会った時よりも格段にうまくなっています。

 

フランス人女性ということで自立心は強く、男性に頼ることはなく自分が生きて行く分は自分で稼ぐというスタンスです。それは結婚してからも、子供が出来てからも変わりません。

 

そんな理由もあって、日本男児のように男性に合わせて生活しろなんて口が裂けても言えません。むしろ、サラリーマンとしてお金を稼ぐ才能が自分よりもはるかに高いので、彼女に合わせた方が効率がいいというだけの話です。

 

月の手取りが20万円しかない自分が必死に働くよりも、40万円近く稼ぐ彼女の方がはるかに優秀です。ワーホリで日本で働く外国人と付き合っていたら、一緒にいるために籍を入れるという選択をしていたと思いますが、そういう状況ではありません。

 

彼女は1000人以上が応募し10人しか受からないプログラムに合格しました。他の応募者は、彼女よりもキャリアも年齢の上なので、彼女はただラッキーなだけだったといいますが、実際には彼女の経歴が大きかったと思います。

 

これからはアジアの時代なので、アジアでのキャリアはフランス企業からみてもやはり貴重な人材なんでしょう。西洋と東洋にはまだまだ大きな壁があります。アジアで働く日本人は多いですが、アジアを超えてヨーロッパというと途端に数は下がります。西洋人も同様で、旅行でアジアや日本に来る人は多いですが、仕事で住む人はほとんどいません。

 

アジアで一番の大国である中国で4年間過ごし、世界経済大国3位の日本での仕事の経験は大きいです。加えてスペイン後も英語も流暢に話せるので、落とす理由はないでしょう。

 

セミリタイアに必要なコストは?

 

十分な収入がないのにどうやって暮らしていくのかというと早い話ヒモになります。住宅費を彼女に負担しもらい、自分は払いません。労働ビザを取得するわけではないので、ビザが切れるタイミングでその国を出るか、近くの国に数ヶ月滞在してまた戻るという生活をします。

 

1年の半分は日本にいるかもしれないし、1ヶ月もいないかもしれません。税金や失業保険の手続きが必要であれば戻ってくるけれど、そうでなければ帰ってくる理由はありません。

 

仮に滞在先が中国になった場合、労働ビザがなくても1年は滞在することができるため、日本に帰ってくることはほぼないと思います。日本に帰国する必要があったとしても、時間的な制約がないため格安航空券を利用すれば金銭的な負担は最小限に抑えられます。セール時に帰国すれば片道5000円も可能です。

 

数ヶ月日本に滞在する必要があれば、月に3万円台の郊外のシャアハウスに寝泊まりするか実家で過ごします。実家は本州の外れなので、海外から日本への渡航費よりも、東京から実家までの費用の方が心配です。

 

結局のところ、生きて行く上で必要なお金の大半を占めるのは住宅費です。旅行するにしても、世界一周の旅をするにしても、金銭的な問題になるのはホテルです。住宅費さえなんとかなれば、あとはなんとか暮らしていくことができます。彼女の立場からしても、住宅費はもともと払う必要があるため、同棲するからといって負担が増えるわけではありません。

 

自分的にももとから仕事は辞めるつもりでした。彼女に会う前から、実家に帰ったときに早ければ来年にも仕事を辞めるという話をしていました。まさか、東京に移動して3週間でフランス人の彼女ができて、彼女に連いていくことで仕事を辞めるなんて思ってもいませんでしたが。

 

お金はどうする?

 

最初の半年間は、失業手当がでるので資産を減らさずに暮らしていくことができます。失業手当がもらえるのは仕事を辞めてから3ヶ月後ですが。働かずに月に15万円の収入はこれほど有難いことはありません。

 

その後は収入が途絶えることになりますが、それほど悲観はしていません。

 

月に5万円以下で生活できた場合、収入が一向に発生しなかったとしても8年間暮らしていくことができます。近隣諸国を放浪する予定なので多めに使ったとして月に10万円、その場合は4年間は無収入でも生きていくことができます。

 

この間、インターネットでお金を稼ぐことができなければ、自分には才能がなかったと諦めることにしています。その場合は日本に帰国して介護の仕事に就くか、アルバイトで生計を立てるか。まだ彼女と関係を続けていたら、現地で外国人でも働ける仕事を探します。

 

日本では労働者が減っているため、働き口がないということはありません。仕事を選ばなければ働ける仕事はいくらでもあります。外食チェーン店でも時給1100円、深夜は1400円でアルバイトを募集しています。

 

自分で稼げる能力がないサラリーマンでも、こういう選択ができるのは時代のおかげです。

 

時代が10年違っていれば、彼女と別れる選択をしたと思います。

 

格安航空のおかげで移動費が馬鹿みたいに安くなりました。サラリーマンは、働いていない人よりも2〜3倍の航空券を購入する羽目になります。新幹線は快適で便利な乗り物ですが、東京から大阪までいくのに片道で13620円かかります。バスの最安値をみると1600円で移動できます。

 

働いていなければ、急いで大阪にいく理由はありません。

 

時間を持て余している人であれば、海外旅行をしてもAirbnbを利用して安く滞在することができます。アジアの物価の安い地域にいけば、500円の宿も見つかります。

 

これからは組織の時代ではなく個人の時代です。

 

個人でもお金が稼ぎやすい状況が揃っています。商売の才能がなくても、30万アクセスのあるメディアを持てば、5〜6万円の収入を手にすることができます。

 

インターネットがつながっているおかげで、どこの国にいってもネットが楽しめるし、Kindleがあれば日本語の本が手に入ります。1000円の月額サービスを申し込めば映画は見放題です。仕事に忙しいサラリーマンは、月に数本しか見れないけれど、時間を持て余してる人は100本見れますが、支払う値段は変わりません。

 

公共の図書館にいけば、無料でいくらでも本を読むことができます。サラリーマンがアマゾンで本を購入するのは、図書館にいって本を探す手間と、本を返しに行く手間を省きたいからです。時間を持て余していれば、読書にさえ使うお金はかかりません。

 

この時代にあえて、日本企業で働くという選択肢をするひとは仕事が好き、もしくはお金を貯めてどうしても欲しいものがある、というわけでなければ成り立たないと思っています。朝の満員電車の光景をみると、仕事が楽しいのかというとそうには見えません。むしろ、生きているのが辛そうにさえ思えてしまいます。

 

あと10年も経てば半数以上が脱落するのではないでしょうか。

 

結婚や家族については?

 

セミリタイア系のブログを見ると、一人で生きていくことを前提にしている方は多いですが、自分の場合はできれば家族を持ちたいと思っています。彼女はまだ若いので、結婚と子供は早くて5年後という話をしています。5年経っても28歳です。フランスは結婚という制度が崩壊しつつある国なので、こういうフランクな感じはありがいたいです。

 

海外に一緒に連いて行くからとか、世間的を気にしてという理由で結婚しようとはなりません。

 

一緒に居たければいるし、お互いの気持ちが離れたらそのときは別れるだけです。別れる時に離婚という手間を考えたら、結婚をするメリットはありません。結婚するとしたら、子供ができたときで十分です。

 

結婚や子育てについて、日本にいると息苦しさを感じます。

 

収入が少ないとパートナーを作って子育てできないという風潮があります。人間は豊かになりすぎたせいであまりにも複雑な社会を作ってしまいました、そのおかげで子供にかかる教育費が理由で子供を育てることを諦めている人はたくさんいます。

 

自分がお金を払う余裕がないくせに、大学に行くために子供に数百万円の借金を背負わせる光景をみると異常としかいいようがありません。

 

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2015年で「生涯未婚率」の対象になる日本人は、男性が23.37%、女性が14.06%にのぼったといいます。過去5年で3%急上昇しています。

 

自分が結婚の適齢期になって思いますが、未婚者が増える原因は明らかです。

 

男性と女性の価値観が現状にマッチしていないからです。女性が結婚相手に求める年収は500万円以上が最多ですが、これだけの年収を稼ぐ20代男性は全体の5%もいません。30代になると割合は増えますが、年収500万円以上の男性が未婚の確率は下がります。

 

結婚相手に求める年収、男性と女性ではこんなに違う!|アニヴェルセル 総研

 

女性側から見れば自分に相応しい相手はいないと思っていますが、男性からしてみれば無理に結婚する理由はありません。娯楽が充実しているため、養ってもらうことを前提にしている女性を探すよりも、一人で生きた方が楽だからです。

 

年の差婚を批判する女性は多いですが、資本主義の世界では綺麗にバランスを取っています。

 

日本は職業とか世間体とか気にしすぎです。アルバイトよりも安い時給で、正社員という職業にしがみ付く人が多いことを考えると、この先も価値観は大きくは変わらないと思っています。

 

結婚相手を探したいのであれば、アジアに行くのがいいかもしれません。東南アジアに行くと男性よりも女性の方が働きます。ヨーロッパに行くと経済的に自立している女性が多いので、相手の収入に頼らない人が多いです。

 

セミリタイアを決めたとき

 

昨日、職場で仕事をせずセミリタイア系のブログを見て、株式投資で3000万円の資産があるけれどセミリタイアに踏み切れない人のブログを読みました。

 

思わず笑ってしまった。

 

彼は資産が3000万円になると株に投資するのが辛くなるといいます。資産が増えても自分を律して生きなければなりません。たとえ、1%の値動きでサラリーマンの月給は軽く吹っ飛びますが、朝早くから会社に行き、わけのわからない上司の指示に従う。3000万円もあれば誤差のように感じる1000円の外食ですが、セミリタイアのスピードを落とさないためにも我慢します。

 

自分は資産が500万円しかないが、3000万円の資産があっても同じように悩んでいる人を見て笑ってしまった。結局いくらお金があっても、人は皆同じような悩みを持っているということ。

 

画面上に映り込んだデジタルの数値をみて、それに振り回される人生は馬鹿馬鹿しいなと思った。

 

そんな気持ちで家に帰ったら、プログラムに合格したと喜んでいる彼女に会いました。ようやくサラリーマンを辞める決心が付いたときだった。

 

現代人は日々成長しなければいけないという固定概念にとらわれすぎてしまい、生きることに対して複雑に考えすぎているなと感じます。

 

これからは、人生をゲーム感覚で生きることにしました。

 

そうすると、仕事のウンチクを語って売上目標に追われている上司や、パソコンに向かって難しいソースコードを解く同僚や、夏の賞与を貰うために次の半期の目標を立てている自分がおかしく見えてしまう。ストレスを抱え、小難しい難題を乗り越えて、どこに向かいたいのだろうか。

 

10万円の高い家賃をはらって、サービス残業だらけで一ヶ月一生懸命働いても手元にお金が残らない同僚がいます。キャリアとか面倒くさいことは何も考えなくていい、1300円の時給アルバイトではダメなんだろうか?物価の高いところに住んで高い家賃を払わなくても、月給平均が3万円の国でインターネットで生計を立てた方がもっと楽しい人生が送れるんじゃないだろうか?

 

自分は彼女に住宅費を払ってもらうというズルい方法でセミリタイアを実現するけれど、これも人生だと思うことにした。

 

自分が好きなことをしていればお金は付いてくると思うし、そうならなかったらそうならないでも良いと思った。

 

もしも彼女と別れることになったら実家に帰ります。両親は供働きでまだ現役で働いているし、兄弟はマイホームを持っているので、実家に居座っても何も言われることはありません。