セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

都内アルバイトとサラリーマンの時間給が近似している、学生アルバイトは1300円でサラリーマン時給換算は1486円?

 

都内の単純労働のアルバイトとサラリーマンの1時間あたりの時給が、近づいていることに気付きました。

 

地方で物価が安いところで働いているサラリーマンからすると、東京のアルバイトの時給にはびっくりします。学生と面接するために東京に来ていた上司が、学生のバイト代を聞いて驚いていました。

 

学生が居酒屋で自給1100円でバイトしている聞くと、深夜のバイト代だと勘違いしていたが、夜のシフトは1300円、昼のシフトで1100円だといいます。

 

下手をすると職歴がない学生アルバイトよりも、地方サラリーマンの時給は低いことになります。

 

彼のバイトがたまたま高いというわけではなく、どこにでもある都内の外食チェーン店も昼は1100円、深夜は1300円で募集しています。

 

 

サラリーマンの時給換算

 

マイナビの調査によると、サラリーマンの給料を時給換算にすると平均「1486円」とあります。

 

■人数別の平均金額の順位は?
第1位 1000円以下   37.6%
第2位 1001円~1500円 31.8%
第3位 1501円~2000円 20.0%
第4位 2001円~3000円 5.4%
第5位 4001円以上   3.0%
第6位 3001円~4000円 1.6%

 

なんと1,000円以下の人の割合も4割弱も。そして7割近くが1500円以下という結果になりました。実際に年収はアルバイトの人より多くても、労働時間はものすごい数字になっているのでしょうね。

 

サラリーマンの給料、時給換算するとなんと平均「1486円」→半数以上が「割に合わない」 | 仕事全般 | 内定・仕事 | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口

 

本当かどうかわからないですが、1000円以下が4割とあります。

 

これだとイメージがわかりにくいため自分で計算してみます。

 

2015年のサラリーマンの平均年収は414万円、休日を除いた稼働日数は245日、8時間労働に毎日2時間残業したとすると、「1680円」になります。2時間よりも多く残業すると時給は減り、少ない残業だと時給は高くなります。

 

同じ労働時間で20代と30代の平均年収で割ると次のようになりました。

 

年齢、   平均年収、 時間給
20代前半、265万円、1080円
20代後半、339万円、1380円
30代前半、384万円、1770円

 

20代後半でさえ時間給は1380円、学生の夜の居酒屋と80円しか差がありません。

 

労働時間が長いIT企業で計算するともっと悲惨な数値になります。たとえば、新卒だと初任給が22万円で働き始める社会人は多いですが、初年度だと夏の賞与が寸志というところも少なくありません。

 

そうすると初年度の年収は300万円すら届きません。1年目は売上にならないからという理由で、残業代なしで残業を強要されてしまうと1000円未満になります。

 

地方は本当に給料が安いです。本州最貧国の青森県は平均年収が350万円しかありません。地方の僻地に行くと200万円台で働いている若者がたくさんいるということです。

 

東京でアルバイトで生計を立てていた学生が、地方に帰り就職をするとあまりの正社員の給料の安さにカルチャーショックを受けるかもしれません。学生時代のアルバイトよりも、サラリーマンの方が給料が安いという事実に耐えられないと思います。

 

都市圏のアルバイト時給は上がっている

 

都内のアルバイトの時給も少し前までは、ここまで高かったわけではないようです。

 

三大都市圏のアルバイト平均時給によると、2007年は928円でしたが、2015年から急激に上昇し1000円を超えるようになりました。10%近い上昇になります、10%というと年収400万円であれば、440万円になるので大きな額であることがわかります。

 

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アルバイトの時給動向をグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース

 

おそらく東京だけで見た場合、もう少し上昇しているのではないかと思います。

 

ここまでバイト代が急上昇したのは、雇いたい側の供給に対して働きたい側の需要が少ないからです。


若者の人口が減少し、企業の有効求人倍率は1.45倍とバブル期並みの水準まで回復したように、企業はここ数年人手不足に悩まされています。アルバイトも同様に数年前から人手不足に悩んでいます。


雇用が柔軟なアルバイトの方がサラリーマンの収入よりも早く上昇したということです。

 

少子高齢化時代がこれからも続くことを考えると、アルバイトの時給はますます上昇するかもしれません。レジ打ちだけなら外国人でも代わりが効くかもしれませんが、外国人だけでは成り立たないバイトもあります。

 

日本人のアルバイトを採用しようと思うと、時給を上げるしかありません。

 

時間給よりも重要なのはキャリア

 

社会人の仕事とアルバイトの仕事は時間給だけで単純に比較することはできません。

 

たとえアルバイトの方が時間給が高かったとしても、サラリーマンは業務経験を積みキャリアを積むことができるからです。逆に言うと、キャリアが積めず将来性がない仕事であれば、正社員として働く意味はないということです。

 

なるべく早い段階で、将来性と必要なお金を稼ぐのに必要な労力を天秤にかけて見切りをつける必要があります。そうでなければ、ただ浪費するだけの時間を過ごしています。

 

正社員として働くことのメリットは、業務知識を身に付けてキャリアアップするという将来に向けた希望があるからこそ成り立ちますが、そうでなければ非正規社員やアルバイトに転向するべきです。

 

将来性がないブラック企業に勤めていると人生が詰んでしまいます。将来が期待できないと判断したら早めに方向修正しなければなりません。

 

サラリーマンの長時間労働や仕事のプレッシャーはアルバイトの比ではありません。将来性がない、長時間労働で辛いと思っていても、そこから抜け出せない若者はけっこういます。これだけ時間給がアルバイトと近似すると、ニートやフリーターで働く若者が増えるのも納得できます。

 

ニートやフリーターは空白期間や職務経験がなくてもすぐに働けるため、働いている期間を気にする必要がありません。職場が合わないと思ったら、気軽に職場を変える事ができます。

 

正社員で働くことを望む人は多いですが、非正規社員が4割を超えたことでメリットも薄れつつあります。

 

少ない年収で仕事のために一人暮らしするくらいなら、実家に帰って実家から通える場所でアルバイトを探した方が生活は楽になります。一人で暮らすコストというのは無視できないほど大きいからです。


収入から生活費を差し引いて、月に貯まるお金が2~3万円、キャリアップが見込めない職業についているサラリーマンをみると、この人はなんの為に働いているのか疑問に思う時が多々あります。仕事の意義が見いだせない職に就いているならなおさらです。

 

サラリーマンとアルバイトで退職金を引き合いに出す人はいますが、大手企業や公務員でなければ退職金はあまり期待できません。

 

たとえば、中小企業退職金共済法で退職金を契約している中小企業は多いですが、掛け金5000円で30年働き続けても支払われるのは210万円だけです。元金の30万円しか上積みされません。

 

退職金のために正社員にしがみ付くのはナンセンスです。

 

退職金シミュレーション

中退共 退職金のシミュレーション(必要項目入力)

 

末端プログラマーはフリーターに移行した方がいい

 

正社員として働くことのメリットはキャリアを積むことだが、生涯同じ仕事で働き続ける人はどれくらいいるのでしょうか。

 

IT業界に勤めていると、年齢を重ねてずっと続けられる職業ではないため、年齢を重ねると仕事を去る人たちは次第に増えます。10人いたら40歳を超えてこの業界に残るのは1~2人程度です。生き残った人は超優秀か、会社に居づらいけれど肩身を狭くなんとか居座れるかのどちらかです。居座れたとしても、業績が傾けば真っ先に解雇されます。

 

年齢を重ねて頭の柔軟性がなくなると技術のアップデートついていけなくなります。10年も経つとこの業界の様相はガラリと変わっています。

 

職業によって正社員で居続けた方がいいのか、それとも早いうちに離脱した方がいいのかわかれるところです。ただ、長年IT業界の労力の割に合わない仕事を見てきた立場としては、下請け構造の末端で働く大半のプログラマーであれば、フリーターに移行した方がいいのではないかと思っています。

 

他にも経歴に合わせて年収が増えない職業、コールセンターや事務や受付などの単純労働、正社員と同じように働くけれど待遇が低い派遣労働者もこれに当てはまります。

 

IT業界の場合、離職率が高いため30代を迎える前に大半がこの仕事を辞めるし、20代は身体を酷使して使い捨てされる前提の世界です。サービス残業で少ない給料で休みもなく長時間労働で働くよりも、柔軟に働けるフリーターの方が人生に余裕が生まれます。

 

生涯フリーターを押したいわけではありませんが、働き方を柔軟にすることでスモールビジネスに挑戦する時間を作ることができます。インターネットのおかげで個人でも稼げるハードルは限りなく下がっています。

 

努力は自分のためにしなければ、いつまで経っても人生は楽になりません。労働者と資本家にはそれだけ大きな壁があるからです。

 

自分の20代のときを思い起こしてみると、多重下請け構造の末端で働き、忙しいときだと朝の8時には家を出て夜家に着くのは11~12時という生活を送っていた時期がありました。通勤時間も含みますが、会社に拘束されるのは15時間程度です。通勤時間が長いのは、収入が少ないため郊外にしか住めないからです。

 

時給に換算すると1000円を軽く下回ります。

 

忙しくなくなると時給は上がりますが、忙しくないという事は仕事がないということなので、契約を切られて次の忙しい現場に配属されます。

 

このときにアルバイトで時給1100円、夜時給で1300円と聞いていたら、今と違った人生を歩んでいたかもしれません。

 

自分の場合は、転職を繰り返したり海外で働くことで突破口を見い出しましたが、同じだけの労力をかけるのであれば、フリーターで生計を立てながらスモールビジネスにのめり込んだ方が、早く目標を達成できたのかなと思っています。

 

郊外の住宅費が安いシェアハウスに住み、1日に12時間週5で働けば額面26~28万円、6カ月働いて3か月海外放浪もできます。市場価値の高いプログラマーではなく労働単価の低いプログラマーがフリーターに移行できないのは、プライドによる問題が大きいと思う。

 

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