2014年4月から投資を始めて今年で4年の歳月が経ったのでグラフにしてみました。
100万円の銀行貯金から投資を始めて、現在は530万円まで資産が増えたことになります。順調といえば順調に資産は増加しています。
100万円から530万円へ
4年で100万円から530万円に資産は順調に増加しています。評価損益はプラス100万円なので、悪くもないしある程度満足できています。
ただし、これは投資家として優れているからというよりも、市場の好景気とサラリーマンの安定収入に支えられているからです。資産総額が少ないサラリーマン投資家は、ある意味負けようがありません。年間100~150万円の資産を投入していれば誰でも勝つ事ができます。
この4年間が上昇相場ではなく下落相場であれば、ここまで順調に推移していなかったです。投資を始めたときは、日経平均株価は1万5千円前後で推移していましたが、現在は1万9千円で推移しています。
全体の資産が少なくマイナス分を定期収入だけで相殺できるうちはいいですが、投資額が大きくなってくると必ず勝てるというわけにはいかなくなります。
毎年夏と冬に資産が増えているのは賞与の時期と重なります。
2015年8月にで電力株が一時的に高値になってからは、それ以降ずっと資産は目配りしていました。その後2017年にトランプ相場のおかげで急激に資産が増えました。
投資能力の高い投資家であれば、資産が増大するにつれて複利の効果を発揮し、二次曲線的に資産が増えていくのが理想です。わたしの場合、上昇相場でもそのときどきで大きく上げ下げしています。これは、リスクが高く変動率が高い資産で運用しているからです。
運に頼った投資をしていることになります。
投資スタイルは変えてもいい
当初は少ない資産を効率良く増やすために、問題が起きて株価が暴落した銘柄で長期の逆張りを目指していましたが、今は180度考え方が変わっています。投資額が300万円で、評価額がプラス100万ということを考えると、結果的には失敗ではなかったと思っています。
当初の投資手法を変えることで軸がないと言われるかもしれないですが、投資の経験値を増やし投資スタイルを変えることは普通のことです。個人投資家の戦略を参考にすることで、自分の戦略も同時に見直す必要があります。
大きな調整がないまま世界の株価が上昇を続けていることを考えると、現金比率を高めに保ったまま、永久保有できる安全資産を少しずつ買い進めるたいと思っています。
8年間で米国株は大きく成長している
投資歴が4年しかない私の場合でも、これだけ順調に資産を増やすことに成功しているので、全体的に資産を増やすことに成功している投資家は多いです。短期投資でギャンブルをしている個人投資家は論外ですが。
配当金でマイナス相場を回避したり、毎月のように資産額を更新している投資家を見かけます。
2008年以降の米国株の成長は素晴らしいものがあるので、米国株投資家はこの恩恵を大きく受けています。この頃から投資の知識があれば、間違いなく米国株を投資先に選んでいました。
2017年の投資の方針
リスクの高い銘柄に投資していたとういう反省点を踏まえて、できる限り安全資産に資金を置こうと考えています。近いうちに暴落するかもしれないという期待はあるので、現金の比率も増やしておきたいところです。
今年から東京に移動しライフスタイルが大きく変わったことで、年間で200万円の投資額を目標にしています。
ただし、サラリーマンを今年度中に辞める可能性もあります。
プライベートで外国人のパートナーができたことで、今年から海外で数年暮らすかもしれないし、国内で生活するのであれば、週二日労働のフリーターとして生きるかもしれません。そうすると、数年間は投資のために余剰資金が作れなくなるため、資産は減るか変わらないかの退屈な時期を過ごすことになります。
地方に住んでいた時は、クルマがなく外に出かける機会も少なく毎日同じルーチンの中で生活していましたが、東京に移ってからは刺激がある生活を送っています。独身であれば、多様性がある都会で住む方が生活は充実します。4年間の地方暮らしは得るものもありましたが、無駄に長い時間を過ごしてしまいました。
シェアハウスに住んでいますが、外国人との知り合いも増え、毎月のように人が入れ替わるため新しい出会いがあります。外に出て歩くだけでも、観光地はたくさんあるので飽きません。たいしたお金を使わなくても、スポーツジムや図書館など公共のサービスは充実しています。
週2日だけの休みだけでは足りなくなってしまいました。サラリーマンを辞めることで不安もありますが、今は先の事がどうなるかわからないという期待でワクワクしています。