セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

ITエンジニアは射精障害になりやすい職業、ある診療所の患者の52%がITエンジニア

 

20代の頃と比較して、30代になるとすこしずつ身体が衰えてきます。

 

ジムに行って走ると昔よりも体力が落ちていることが気になるし、筋肉痛や肩コリも昔に比べると治りが徐々に遅くなり始めます。自分は若い頃と同じで健康だと思っているのなら、日々身体を動かさないから気付かないだけです。

 

人間の身体は25歳前後まで成長し続けその後は下がる一方なので、30歳あたりから体の異変に気付き始める人は多いです。

 

男を維持する「精子力」という本を手に取ったのですが、ショックなことが書かれていました。

 

 

僕がこれまで診療してきた射精障害の患者さんのうちで、この膣内射精障害のある人について、その職業を調べてみたところ、興味深いことがわかった。最も多かったのは「ITエンジニア」(52%)、次は「海外証券トレーダー」(14%)、続いて「教師」(10%)、「その他」は24%であった。

 

射精障害の職業はITエンジニアが圧倒的に多いと言います。しかもその割合は半数を超えているから驚きです。とてもじゃないですが他人事ではありません。

 

エンジニアに射精障害が多い理由は?

 

著者はその原因をパソコンとインターネットの台頭になるといいます。1990年後半は、インターネットが普及したことでパソコンを利用する人の数は一気に伸びました。

 

〇パソコンの普及率
1993年、11.9%
1999年、29.5%
2004年、65.7%

 

〇インターネットの普及率
1997年、9.2%
1999年、21.4%
2002年、57.8%

 

2017年現在のインターネット普及率は93%です。今の若い世代はスマホをパソコン代わりに使っています。スマホになったことで移動中も隙間時間も絶えずスマホをいじっています。

 

現代人はパソコンやスマホを使い過ぎています。肉体労働者以外は1日に10時間以上パソコン画面を見続けています。

 

中でもITエンジニアは、通常の人たちよりもパソコン画面に向き合っているというのは想像に難しくありません。食事や入浴、睡眠時間以外、一日におそらく14~18時間パソコン画面を見続けているのではないでしょうか。

 

著者は次のようにいいます。

 

情報の入り口は視覚が大半を占めてしまい、五感を使った情報収集ができにくくなる。具体的には、嗅覚が鈍ったり、味覚が鈍くなって、「甘い」と「辛い」しか判断できなくなったりする。

 

自分の20代のときの生活を思い起こしてみると、朝の7時半に家を出る、通勤電車の中で1時間ほどスマホを見る、会社に着くと9時から夜の21~22時頃まで仕事をする。この間はずっとパソコンと向き合います。帰りの電車でも携帯をいじり、家に帰ってからもパソコンかスマホやりながら布団に入ります。

 

平日は一日中液晶画面を見ていることになります。

 

さらに仕事が忙しく独身だと、睡眠時間は短い、食事も外食かコンビニで済ませます。

 

こんな生活を何年も続けていたら身体に異変が起きてもおかしくありません。身体に異変が起きない方が珍しいくらいです。長時間椅子に座りパソコンすることで身体が前かがみになる、身体が凝り固まって血流が悪くなる、下半身の筋力が衰える、液晶画面で目が疲れて眼精疲労になる、ストレスで心身を擦り減らすなど、様々な弊害があります。

 

20代の若いときに多重請負や派遣の末端の企業にいましたが、そのとき周辺にいた30代の労働者を思い起こしてみると、大半が頭が薄かったり、顔の皮膚が赤らんでいたり、メタボで太っていたり、年齢の割に老けこんで見える人がたくさんいました。

 

今の勤め先は、それほど労働環境が悪い職場でもないし、仕事時間も20代の頃より減りましたが、あの頃の生活を続けていると、自分も彼らと似たような外見になっていたかもしれません。

 

ITエンジニアの仕事は百害あって一利なし

 

ITエンジニアの中でも、給料が安く労働環境が悪い労働者ほど、労働時間が長くパソコンを見ている時間が長いです。末端プログラマーは会議に参加することもなく、ひたすらコーディングや誰が読むかわからない資料作りに勤しみ、パソコン画面を見続けます。

 

ITサービスを利用する側に立てば便利な世の中になりましたが、その一方でサービスを提供する側に一歩たてば、パソコンを使った世の中の仕事は複雑化する一方です、仕事の負荷も量も絶えず増え続けています。末端の仕事をすればするほど、競合相手は単価の安い海外労働者になります。

 

仕事で疲れ切って身体を動かす時間もない、仕事でストレスが溜まっているため脂っこい食べ物や甘いお菓子を好んで食べます。また、お酒やタバコの量も増えていきます。

 

30歳になる頃には、すでに身体に何かしら前兆が表れています。

 

安い給料で長時間働き、さらに身体が不健康で治療代がかかるとなったら、百害あって一利なしです。これだけ高いリスクを冒してまで働く必要があるのか疑問になります。結婚して子供を作ろうと思ったときに、射精障害だったら不妊治療に高額な治療代が必要になります。

 

現代人は身体を酷使しすぎている

 

数ある職業の中でエンジニアは長時間椅子に座り、人と話す時間も短く、パソコン画面を見ている時間が長いので最も不健康な職業かもしれませんが、基本的に現代人はIT機器を使いすぎています。

 

IT機器を使わずに仕事をしようとすると、肉体労働かパートしか残されていないためしょうがない一面もありますが。ただ、このようなパソコンを向き合い続ける仕事のスタイルは、長い人間の歴史でわずか30~40年しかありません。

 

最近の健康ブームも、現代人の身体が悲鳴を上げていることの表れなのかもしれません。いくらサプリメントで補助的に栄養を取ったとしても、根本的に生活を変えなければ無駄な気がしてしまいますが。

 

経験を重ねるにつれて職場環境は以前よりも良くなったのですが、それでも今年一杯でエンジニアの仕事を辞めようと思っています。正直なところ、このデータをみてスッキリしました。身体を害してまでこの仕事を続ける価値はないということに改めて思います。

 

身体が病気になって病院代がかさむと、かえってお金が減ってしまいます。身体が健康であればムダなことにお金を使う必要がないし、健康な身体こそが一番の資本だからです。

 

パソコンを使って仕事をするのは午前中一杯だけにして、午後はジムに行って身体を動かす、読書や料理趣味に没頭するなりした方が充実した人生を送れそうです。

 

余分な物やサービスに期待しなければ、それほど多くのお金は必要としません。多くを望まなければ十分生きていくことができます。