セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

副収入が毎月10万円稼げるしくみ、ネット収入を得るのに向いていない人

 

 

インターネットの世界でお金を稼ぐのは当たり前になりつつあります。これだけ初期費用ゼロで始められるビジネスは他にはないので、当たり前といえば当たり前の話になります。

 

ネットだけで生計を立てられると考えている人は、少し前までほぼいませんでしたが、そういう生活をしている人がネットに公開するようになり徐々に浸透している感じがあります。

 

ちょっとネットの世界を覗いてみると、サラリーマンをしながら副業で10万円稼ぐ人、ネット収入だけで生計を立てている人は大量に見つかります。

 

その反面、今だにネットでお金を稼ぐことはできないと考えている人がたくさんいるのも事実です。

 

自分が生きている狭い世界では、ネットで収入を得ようとしている人は見つけることができません。10人出合ったら10人とも会社だけの収入で生計を立てています。

 

こういう人たちと話していると、考え方が時代遅れに見えてしまうものです。

 

誰でも簡単にとは言わないですが、月に3万円程度であれば1年も頑張ればネットで得られるようになります。これは会社員の仕事で月に3万円上がるよりも何倍も価値があることです。

 

他人のために働いても価値はない

 

ネットで稼ぐことが100%正解だとは思っていません。

 

本業の仕事が向いていて、収入源が1本しかなくても満足した生活を送っている人はたくさんいます。ひとつの道で究めるレベルまでいくと、転職しても不利にはなりません。

 

しかし、人並みの給料しか稼げない、仕事に情熱を持てない人が世の中にたくさんいるのは紛れもない事実です。

 

今現在の仕事に将来性を見いだせないのであれば、ネットによる収益化を考えなければいけません。なぜなら、労働して得られる給料はどれだけ働いても生活が楽になることはないですが、ネットによる収入は月日が経つほど自由度が増して生活が楽になるからです。

 

自分が育てたホームページは自分の物になりますが、会社のリソースにどれだけ愛情を注いでも自分のものにはなりません。ネット収入を得るために勉強したことはすべて自分のものになりますが、ひとつの会社で得た知識は大概はその会社でしか通用しません。外に持ち出せる知識は多くはありません。

 

神経を擦り減らしながら会社のために働くことこそムダなことはありません。同じだけの労力を費やすのであれば、自分の所有物に対して行うべきです。

 

月に10万円稼ぐのは難しい

 

アルバイトで月に10万稼ぐのは難しくないですが、ネットだけで月に10万円稼ぐというのは簡単ではありません。超えなければならない壁がいくつもあります。

 

その高い壁を越えられず、高額なセミナーにお金をだまし取られたり、途中で挫折する人が後を絶ちません。必死に頑張っても月に5千円ですら稼げないときに、ネットで稼ぐ方法を高額で販売している人はたくさんいます。意思が弱いとお金を払うことで問題を解決しようとします。

 

毎日スポーツジムに通うことが苦痛になっている人にとって、腰に巻くだけで腹筋が鍛えられるなら数万円は安い買い物です。一度挫折すると、似たような商品を次から次へと購入するようになり、二度とスポーツジムへは通えなくなります。

 

しかし、お金を払うことで解決しようと考えてしまうと、逆に成功は遠ざかってしまいます。

 

それだけ成功するやり方が人それぞれで、万人に共通するやり方というのが存在しないということです。

 

自分の強みを見極めて、何を提供したらいいのか分かっている人は強いです。しかし、最初からそれを理解している人はほとんどいません。試行錯誤の上に徐々に自分のやり方を追求していきます。

 

どのビジネスでも本質は、いかに人の役に立つものを提供できるかどうかです。人の役に立たないものをいくら発信しても、金銭のやりとりは生まれません。大切なお金を払うときというのは、支払った対価の延長線上に自分が役立つと思うものがあるからです。

 

ブログを始める動機は自分を表現したい、好きなことを書きたいという理由で始めますが、それだけではお金を稼ぐことはやはり難しいです。もちろん、自分が表現したいことが誰かの役にも立っているのならいいですが、成功者が少ないことからもわかるように、そういうケースは多くはありません。

 

ネット収入に向いていない人は?

 

半年も頑張ったけれど月に5千円しか稼げなかったと考える人はネット収入に向いていません。時間を犠牲にして対価を求めているからです。こういう人は、アルバイトやサラリーマンの方が向いています。そうはいっても会社でしか収入を得られない人は、他人に依存するしかなく不幸であることに変わりはないですが。

 

ネットの世界では、自分の強みを理解して、何に価値があるのか見極められる人は伸びていきます。

 

一番良いのは書きたいことを書き自分を表現するためのブログを日々更新をする、ブログを続けネットの需要と自分の強みをさぐりながら、収益用にもうひとつサイトを作成するのがいいのではないかと思っています。後者では戦略を必要とします。

 

高収入を目指すのか、ネット収入を目指すのか?

 

今の時代の流れを考えると、ネットで10万円稼げるようになるのは難しいと思うけれど、雇われの身で10万円増やす方が難しいのではないかと考えています。

 

知り合いで米国公認会計士の資格を取るために必死に勉強している人がいます。

 

公認会計士は非常にレベルが高い試験です。会計の知識だけでも難しいですが、さらに高いレベルの英語を理解していなければ合格できません。

 

雇われの身として一発逆転を目指すのであれば、たしかに挑戦し甲斐のある高度な資格なのかもしれません。試験に合格できて軌道に乗れば月に10万円以上収入を増やすことに成功できる可能性も十分にあります。

 

しかし、この試験に合格するためにどれだけのことを犠牲にするか考えなくてはいけません。20代であれば比較的犠牲は小さいですが、30代、40代になると犠牲は大きくなります。

 

必死に勉強したからといって皆が合格できるわけではありません、途中で挫折して諦める人もたくさんいます。

 

この知人は年齢が30歳を超えていて、仕事から帰ったあとも、週末も毎日椅子に座ってひたすら試験勉強をしています。また、試験に合格するために、専門学校にもいくらかお金を払っています。

 

端から見てもわかるくらい、明らかに顔に疲れが出ています。

 

話す度にオレは頑張っているアピールをされるのですが、無理をして頑張っている時点で厳しいのかなと思います。辛い思いをして努力をした先に成功が待っていると思うと、現実的に成功は難しくなります。年齢を重ねると自分が好きではないことはやり続けられなくなります。身体が拒否反応を起こしてしまうらからです。

 

労力に対するリターンを考えたときに、元が取れる資格というのは限られています。

 

成功者で資格の取得を率先して進める人はほとんどいません。必要な知識はその都度覚えていけばいいし、無理して覚えたところで身にはならないからです。机上の問題集であれば尚更です。

 

もちろん、試験内容を頑張って頭に叩き込んで合格できたら、今よりも収入を大きく増やすチャンスはあります。

 

しかし、ネットで個人で稼ぎやすい時代になったことを考えると、同じだけの労力を使うのであればネットで稼ぐことを考えた方が近道ではないか、ということのが私の考えです。

 

公認会計士になったとしても、所詮勤め人であるということには変わりはありません。

 

ネットで稼げるようになると住む場所や働く時間に捕らわれない自由な生き方を選択できます。稼げない人がたくさんいるのも事実ですが、ネット利用者は何千万といるので上限は天井知らずです。

 

自分が好きなことに没頭して他と差別化できるというのも面白いです。

 

20代の頃であれば好きでないことでもある程度頑張れることができますが、年齢を重ねるとヤリタクナイことはヤリタクナイという気持ちが強くなります。

 

30歳を超えて一生懸命頑張る姿は偉いと思うのですが、精神的なストレスは辛そうです。

 

ネットで稼ぐにしても、資格を取得して稼ぐにしても、どちらの道を選んでも大変なのに変わりはないのですが、ネットで30~40万円稼いで脱サラしている人たちを見ると、この道の方が楽に人生を生きているように見えてしまいます。