セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

新入社員は今すぐ株式投資を始めた方が良い理由、投資をしなかったせいで後悔していること

 

新社会人が会社に入社して1カ月が経ちました。毎朝決まった時間に起床し、決まった場所に出社する、そろそろサラリーマン生活にも慣れてくる時期です。

 

そんな新入社員に勧めたいのは企業の株を買うということです。

 

自分が最初に投資を始めたのは、新入社員で働いて1年が経った頃です。そのときは損をして半年も経たずに投資を辞めてしまったのですが、このことを今だにずっと後悔しています。

 

わたしが投資を始めたのは2009年です。当時はネットを見ると不景気の記事ばかり、テレビを付けると派遣切りの話ばかりでした。IT業界でクライアント先に出向をしている中小企業に勤めていましたが、働いている先輩が続々と契約を打ち切られていました。自分の働く環境とニュースで見る暗い経済を重ねて、この先良くなることはないんだろうなと漠然と思っていました。

 

しかし、その時こそが株式投資では絶好の買い場だったのです。

 

2009年がリーマンショックの底値、2011年の東日本大震災で一度は下がるものの、その後は徐々に回復し、2013年のアベノミクスで一気に上昇します。さらに言うと、日本経済よりもアメリカ経済はより力強く成長しています。

 

2009年に投資を続けていたら、ずっと右肩上がりで上昇し、日経平均でさえ3倍になるまでに成長しています。

 

あまりにも、株式投資について無知でした。投資でお金を増やすよりも、仕事に集中してスキルを身に付けるほうが正解だと思っていました。しかし、よくよく考えてみたら銘柄は一度購入すればあとは何もする必要がありません。仕事しながらでも、十分に両立できたのです。

 

今にして思うことですが資本主義社会のルール知っていれば、間違いなく投資をするべきでした。資本主義社会のもとでは、労働者はお金持ちにはなれないからです。2009年は資産を増やす絶好のチャンスでした。

 

このときから毎年100万円投資をしていたら、いまごろ2~3000万円程の資産があったかもしれません。

 

会社の社宅に住んでいたため、月に8万円程度であれば無理なく貯金することは可能でした。

 

何もしない方がお金は増える

 

毎年100万円ずつ投資をするという簡単なことをせずに、何をやったかというと仕事のスキルを上げることに労力を費やしていました。

 

仕事で評価されたいと自己啓発本にのめり込んだり、これからは英語の時代だと思い、費用が高い割に効果の薄い駅前の英会話スクールに通ったり、本屋で仕事関連の専門書を新品で購入したり、仕事を辞めて海外に留学したり、転職活動を20代で2度もしてしまいました。

 

仕事のスキルがない若いときの転職は余計貧乏にしてしまいます。

 

投資の世界でいうと、高いリターンを得るために必死に売買を繰り返しているアクティブファンドは、何もしないインデックスファンドに常に負けています。

 

何もせずに黙って積み立て投資をしていた方が、より早くお金持ちになれたのです。

 

投資は若ければ若いほど有利に働く

 

職場の若い同僚に投資を勧めたりもするのですが、なかなか実行してくれません。おそらく若いときの自分と同じように、今は仕事だけに集中したいと思っているからです。

 

投資の正しい知識を持つようになれば、投資は何もしなくていいとわかるのですが、そこまで到達するためにも、ある程度の時間が必要になります。

 

忙しい職場で働いていると目の前にことに追われてしまうため、仕事以外のことをインプットする時間はほとんどありません。

 

若いときの自分の経験からいうと、労働者として仕事をしているだけではお金持ちになることはありません。サラリーマンで年収1000万円に到達するのは、全体の4%もないからです。稼いだお金で投資をする必要があります。そして投資は若ければ若いほど、投資期間が長いため有利になります。

 

目的と手段を間違えてはいけない

 

若いときの経験は無駄にはならないのですが、自分が本当に何をしたいのかということだけはしっかりと考えておいた方がいいです。

 

目的を達成するためには、やらないといけないこと以上に、やらないことを決める方が重要です。学生時代に時間が有り余った生活を送っているため、若いうちは時間は有限だということを見落としているからです。

 

英語の勉強をすることは一見プラスの要素にしか見えないのですが、その代わりに他の学ぶ機会を奪ってることを忘れてはいけません。学生の頃とは違いサラリーマンは、仕事で1日の大半を消費しているため、何かを選択すれば何かを選択しないという選択も同時にしています。

 

まずは、目的を明確にするために目的と手段を区別する必要があります。目的だと思っていたものは大半は手段でしかないからです。

 

自分のことを冷静に見直してみると、英語や専門のスキルを身に付けて仕事で高い評価を得たいのは、お金を人よりも多く稼ぎたいからだと思っているからです。どうしてお金が稼ぎたいのかというと、大金を手にして働かない生活を送りたいからです。

 

英語や専門スキルの勉強は、お金を稼ぐための手段であって目的ではありません。また、働きたくないという目的を達成するためには、お金をたくさん稼ぐというのも手段でしかありません。

 

働かない生活を送るためには、必ずしもたくさん収入があって、たくさんお金があればいいというわけではありません。

 

働かない生活を目的にするのであれば、そのための英語や仕事の専門スキルを必死に磨くのは返って遠回りだったりします。

 

英語が好きなのであれば、働かない生活を手に入れてからでも勉強すればいいだけのことです。

 

英語を使って仕事をするということを目的にしてしまうと、目標を達成したときに本当にやりたかったことを見失ってしまいます。20代の頃は、目的と手段が明確になっていなかったため、その分多くの時間を消費してしまいました。

 

優先順位を見極める

 

人生には必ず優先順位があります。

 

英語が話せるようなりたいというのは誰もが思うことですが、別にそこまで好きではない人はやらなくてもいいわけです。英語ほど世間で騒がれている評価の割に、期待したリターンがないものは珍しいです。

 

語学を学ぶことに情熱を持っているのであればいいですが、そうではないものは後回しにするべきです。不労所得を得て働かない生活を送っているときにやればいいし、海外を放浪したいのであれば、そういう状況を作ってからにした方が何倍も旅を楽しめます。

 

今しかない、若いうちにしかできない!というのは、サービスを販売する側の都合であって、サービスを受ける側の都合ではありません。

 

英語を上達したいと仕事を辞めてまで、ワーホリや海外留学を行く人はたくさんいますが、大半は目的と手段をはき違えているように見えます。

 

また、仕事で不満がある人はまっさきに転職活動を考えますが、大半の不満というのは労働者であることに不満を持っています。労働者であることに不満を持っているのであれば、転職活動をしても根本の問題を解決できません。

 

同じ業種、残業代がでるからという理由で転職しても上手くはいきません。残業代が欲しいと思っているということは、その仕事は嫌いで金銭的な見返りがないとやりたくないと思っているからです。やりたくないことで人一倍の結果を出すことは不可能です。

 

転職活動が問題のすべてを解決するように見えるのは、そのサービスでお金を貰っている転職エージェントがいるからです。

 

サラリーマンになる人はみなお金が欲しいから働きます。自分の市場価値を高めるのも、効率良い働きかたを学ぶのも、語学や専門スキルを学ぶのも、他人よりもお金が欲しいと思っているからです。

 

お金が欲しいと思っているのであれば、ダイレクトにお金に関することを学んだ方が近道です。その手段として、株式投資などで資本家になる、不動産を所有して人に貸し出す、お金がある人に出資してもらう、スモールビジネスを始めるというのがあります。

 

これ以外の方法でお金を増やそうと思っても大概遠回りになります。労働者の給与所得だけでお金持ちになる人は、世の中にほとんどいないという事実を受け入れておく必要があります。

 

 

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