セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

「29歳貯金ゼロ! 年収300万! このままで大丈夫か!?」と思ったら読む本

 

 

面白いタイトルだったので手に取りました。

 

 

お金がない人をやみくもに不安を煽るわけでもなく、現実的な根拠を示して論を展開するので好感が持てます。

 

また、押し付けがましいということもありません。この人生を歩むならこれだけお金が必要ということを教えてくれます。読者をそれを知った上で自分に合った人生設計を立てます。

 

 

収入が少ないと嘆く人は多いですが、世の中の大半の人にとって必要なのは収入を増やすのではなく、家賃、保険、クルマなどの固定費を減らすことです。収入を増やすことに労力を使っていると、いつまで経ってもお金を増やすことはできません。

 

まずは現実を受け止めなくてはいけません。本書にもあるように年収500万円を超える人は少数です。

 

男性であれば一番多いのは300万円台、女性であれば100万円台です。

 

男性でも30代を超えても年収が400万円しか稼げないというのは、珍しいことではありません。夫婦共働きで合計5~600万円も稼げばいい方です。

 

本屋に行きビジネス書を手にすると、年収を上げるための働き方を紹介する書籍は多いですが、はっきりいってあまり意味はありません。

 

読んだ直後はモチベーションが上がりますが、2日も経てば書いている内容を忘れます。効果も低いし実用的ではないからです。また違うビジネス書を読んでは、その繰り返しでお金を浪費するだけで対して意味はありません。

 

本書のようにたとえ少ない収入でもどうやって人生設計をするか、という内容の方が多くの人にとって現実的です。

 

冷静に考えればわかることですが、普通のサラリーマンが新築の住宅を購入することはあまりにもリスクが高いです。3000万円の新築を30年ローンで組んでも、金利を合わせると4000万円を超えます。

 

1000万円ムダな利息を払うようよりも、賃貸に住み数千万円の金融資産を持っていた方が豊かな生活を送ることができます。

 

新築のマイホームは潤沢な金融資産を持っているか、よっぽど良い優良企業に勤めている人以外は辞めた方がいいです。

 

老後に住まいが欲しければ、地方にいけば数百万円で土地付きの物件が手に入ります。

 

現実に必要なお金を知る

 

本書では年齢ごとにどれだけお金が必要になるのか具体的に教えてくれています。20代男性の場合、結婚、出産、老後など、どれくらいのお金が必要なのかイメージできません。

 

人生設計を考える際には、どれくらいのお金が将来必要になるのか考えておく必要があります。

 

本書によると、結婚生活で最初にかかるお金は100万円とあります。もしも交際相手が結婚式だけで200万円とか300万円とかするような人であれば、早々に見切りをつけた方がいいです。

 

子供が1人増えると生活費は3万円アップ、子供の教育費は公立だと680万円、私立だと1900万円とあります。

 

子供を育てるかどうかは、パートナーとよく話し合った方がよさそうです。

 

ただ、収入が少なくても共働きであれば、世帯年収は500万円は超えるようになるので、無理だというわけではなさそうです。

 

具体的な人生設計を立てる

 

人生設計で大事なのは次の3つです。

 

①生活水準を落として手元にお金を残すこと
②価値観の共有できるパートナーを見ること
③資産形成の知恵を養う事

 

手元にお金がないのは、収入が少ないからだという人は多いですが、それは間違った考え方です。収入が少ないということを言い訳に、考えることから逃げています。

 

収入が少ないときにお金を残す術を身に付けておけば、その後収入が上がった分はすべて資産に回すことができます。年収300万円で200万円の生活をしておけば、100万円収入が増えれば200万円手元にお金を残すことができます。

 

本書では29歳貯金ゼロ、年収300万円とありますが、わたしも27歳まで貯金は100万円もありませんでした。途上国で働いていたので収入も年で150万円程度です。

 

日本に帰国してからも年収は300万円台でした。

 

収入が少ない中、本気でお金を貯めようと思うと人間考えるようになります。

 

家に帰っても寝るだけだから家賃は安い方がいい、クルマは本当に必要だろうか、外食は辞めて自炊にしたらどれくらい安くなるのか、ブランド物はそれほど価値がない、こういうことを考えるようになります。

 

年収が300万円しかなくても、地方であれば安いアパートに住み、クルマを手放せば普通に生活しているだけでもお金は貯まっていきます。

 

地方で生活を圧迫させるのは、クルマの維持費と高い家賃くらいしかないからです。

 

その生活を3年間続けたおかげで金融資産は500万円まで増えました。

 

年収も500万円まで増え、高収入のパートナーも見つけました。パートナーとお金の価値観が共有できていると、一緒にいてもストレスになることはありません。

 

お金に対して知識が増えてくるようになると、自然とお金は集まってくるようになります。お金が無駄に流れている場所を塞ごうとするし、お金の流れを増やそうとするからです。

 

現在は本業以外の仕事で、株式投資の配当金で不労所得を得る方法と、ネットでお金を稼ぐ方法に力を入れています。


楽しみながらお金を増やす

 

年収が300万円しかないからお金が稼げないと諦めるのではなく、収入が少なくてもどうやったら手元にお金を残すのかを考える必要があります。

 

お金を増やす上で最高の戦略というのは、娯楽化しながら生きることです。苦しみや辛さという感覚があるうちはお金を増やすのは難しいです。お金を貯めることがストレスになると、ストレスを発散するためにお金を使ってしまうからです。また苦楽が伴うことは、人間長くは続けられません。

 

人生とは所詮ゲームにしかすぎません。お金も生きていく上に必要なただのマネーゲームです。そう考えるとお金を貯めること自体が楽しくなります。

 

書籍を漁れば過去にどうやって偉人たちがお金を生み出してきたかがわかります、インターネットを覗けば、ライバルたちがどういった戦略でお金を増やすことに成功しているのか知ることができます。

 

こういうことを調べることは、ほとんどお金は掛かりません。ネットサーフィンはタダだし、書籍も高くて1000円程度です。興味を持って取り組むと楽しくお金を増やす知識を学ぶことができます。

 

お金がないことに耐え忍びながら生きていくの人生は辛いです、人生を楽しみながらお金を増やすことを考えます。