セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

ありそうでなかった本格投資漫画「インベスターX」

 

キンドルの月額980円の読み放題でこんな漫画を見つけました。

 

ある中学生が学校運営のために100億円の資産運用を任される内容です。

 

学金、授業料がすべて無料という学校があります。その資金は、各学年から成績優秀な人材が1人選出され、彼らが学校の運営資金を株式の運用で稼いでいます。

 

この学校の資産は3000億円、利回りは15%程度、毎年450億円程度なら学校運営しても赤字になりません。

 

利回りは15%というと高いですが、世界一の投資家ウオーレンバフェットの平均利回りは20%なので、高すぎるということはありません。

 

設定は100年以上歴史のある学校のため、戦争の前後の経済環境まで出てきます。戦争のときに株価がどう動いたかというのは、かなり貴重な情報です。

 

ストーリーとしてはちょっと胡散臭かったのですが、投資のところはけっこう本格的な内容でした。

 

たとえば、紙幣の歴史から始まったり、ローマ帝国が滅びるときに銀貨の含有量が5%しかなかった話だとか、通貨に紙幣が発行されてからはマヤカシでしかないと言ったりとか、現実社会に基づいた話です。

 

途中、アベノミクスを名指しで批判するのかなとドキドキしました。

 

絵のクオリティが多少低いのが残念ですが、投資好きからしたら、絵よりも投資のリアリティの方が重要です。

 

本格的な投資の漫画というのは今までありそうでなかった分野です。ギャンブルや博打に関する漫画は多いですが、株式投資は今回初めて目にしました。

 

巻を読み進めていくと、江戸時代や戦後など歴史と経済の関係にも触れてきます。

 

歴史の教科書を読めば、どういう戦争が行われたかを知ることはできますが、それによって経済がどうなったかまで語られることはありません。

 

全部で12巻ありますが、ひさしぶりに漫画を読もうという気持ちになりました。