セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

理論株価から見る50%以上も割安な株、第1位は東京電力株

 

たいへん、興味深い記事を紹介してもらいました。

 

ダイヤモンドZAi

「理論株価」と比較して50%以上も割安な株を発見!日経平均株価に採用されている225銘柄の中から、東京電力やスカパーなど、割安株12銘柄を紹介!|ダイヤモンドZAi最新記事|ザイ・オンライン

 

ダイヤモンド誌が掲載している「理論株価」による割安株で東京電力株が一位に選出されました。

 

この雑誌では日経平均株価の理論株価も算出しています。彼らによると日経平均の理論株価は1万8187円、つまり現在の株価1万9400円は、理論株価よりも7%割高となります。

 

銘柄の数は割安株の方が多いが、割安株の平均割安度が26%に対し、割高株の平均割高度は57%と、割高率が高いことがわかります。

 

日本株で勝負するのであれば、割高株をひかないように丁寧に拾っていきたいところです。

 

このランキングは3か月に一回、四半期の業績予想をもとに理論株価を算出しています。業績予想が見通せなかった東京電力は未定となっていましたが、通期業績予想を発表したことで、今回ランクインされたことになります。

 

当然、東京電力は原発事故の影響で割安に放置されているため、割安度のトップになったということです。

 

株価、440円
理論株価、1783円
割安度、76%

 

事故当初は、原子力損害賠償支援機構から貰ったお金を特別利益として凌いでいましたが、現在はこの分を帳消したとしても3000億円程度の利益が出るまで回復しています。


大幅なコスト削減により、利益率は大きく改善しています。

 

東電の株価が割安に放置されている理由

 

割安株の雑誌に紹介されるまで、東電株が評価されるのはうれしいことですが、だからといってこの銘柄に飛びつく投資家は少ないと思います。

 

電力株には損害賠償・廃炉費用として20兆円を超えると見積もられているからです。このうち、東電が返済するのは16兆円ですが、毎年5000億円返済したとしても、32年掛かる計算になります。

 

このように、現在の財務には見えてこない負債が東電株にあります。だからこそ極端に割安に放置されていても今のところ投資家に買われていません。

 

東電株が本格的に再評価されるようになるのは、新潟の柏崎原発が再稼働し、財務が安定し、年間で5000億円以上の純利益を確保する、配当金が復活してからだと思っています。