女性が結婚相手に求める年収で"500万円以上"というのをよく目にする。しかし、一生懸命汗水垂らして働いている側からすると、サラリーマンが年収500万円超えるのはとても難しい。
年収ラボの調査によると、30代後半男性の平均年収でさえ500万円に届かないい。事務や派遣の仕事が多い女性の平均年収は300万円ですら超えない。
つまり、年収500万円の男性を求めて婚活パーティに参加しても、大半は40代以上ということになる。30代独身、年収500万円以上という男性は全体でどれくらいいるだろうか。
20代の頃は、年収500万円くらい簡単に超えられると思っていた。
しかし、現実はどれだけ熱心に仕事に打ち込んでも400万円でさえ届かない。プライベートや私生活を犠牲にしたくらいでは収入は伸びる訳ではない。なぜなら、すでに大半のサラリーマンがプライベートを犠牲に朝から晩まで働いているからだ。
エンジニアの仕事で年収が400万円を超えたのは29歳になってからだった。その2年後に物価手当が付いたことで年収500万円を達成できた。
振り返ってみると、年収500万円の壁を超えるまでに相当な労力を使った。わかったことは、給与を上げるためには個人の努力は必要としないということだ。それよりもどこの組織に所属しているか、組織の給与体系の方が何倍も重要だ。極端な話、上がる時は黙っていても上がるし、上がらない時はどれだけ努力しても上がらない。
1本の収入だけで年収500万円を超えるのは簡単な事ではない。本業だけで500万円目指すよりも、副業と組み合わせる事で目指した方が近道だ。
年収500万円を超える割合は?
年代別に年収500万円を超える割合はどれくらいいるのか調べてみた。結論からいうと、20代で500万円を超えるのは9%、30代で超えるのは36%、40代になってようやく半数の65%が超える。
つまり、40歳でも年収500万円を超えない割合は64%もいるという事だ。
【20代の年収】
平均値343万円、中央値320万円
300万円未満:33%
300万円台:39%
400万円台:19%
500万円台:6%
600万円台:2%
700万円台:1%
800万円以上:0%
合計:9%
【30代の年収】
平均値458万円、中央値420万円
300万円未満:12%
300万円台:25%
400万円台:27%
500万円台:17%
600万円台:10%
700万円台:5%
800万円台:2%
900万円台:1%
1000万円以上:1%
合計:36%
【40代の年収】
平均値608万円、中央値550万円
300万円未満:6%
300万円台:12%
400万円台:17%
500万円台:18%
600万円台:15%
700万円台:11%
800万円台:8%
900万円台:4%
1000万円以上:9%
合計:65%
参考にした数値は転職のDODA、転職希望者のアンケート結果なので実際の平均年収よりも高めに設定されている。
年収500万円の手取り
年収500万円の場合、ざっくりと国民健康保険で45万円、住民税で35万円、所得税で25万円、税金を差し引いた年間の手取りは"400万円"前後になる。月に換算すると毎月手取りで"33万円"支払われることになる。
独身者がこれだけ稼いでいたら十分だろう。
家賃や光熱費、携帯料金など固定費で8万円、交際費や娯楽など変動費で8万円使っても手元には17万円残る。住宅やクルマのローンがなければ年間で200万円蓄えることも可能だ。
結婚するにしても、パートナーが200万円稼いでくれるだけで世帯年収は700万円になる。よほど贅沢しない限り生活が破綻することはない。
年収500万円を実現するためには?
働いているサラリーマンの実感としては、一生懸命仕事に打ち込んでいる割に、収入が少ないと感じている人は多い。
年収400万円稼いでプライベートを充実させるか、年収700万円稼いで家族を犠牲にするかという議論を良く目にするが、実際には仕事で朝から晩まで働いてても、年収が400万円未満という人の方が圧倒的に多数だ。
自分の年収が400万円を越えてきた辺りから、これ以上仕事のために時間を犠牲にしたくないと思うようになった。人生とは突き詰めていくと時間そのものなので、少ない年収でも自由な時間が増えれば幸せを感じやすくなる。
年収は400万円あたりを目標にし、それ以外の収入は副業を増やすことに労力を費やした方がいいと思うようになった。 サラリーマンが仕事で神経をすり減らし精神を病む理由は、辞めたくても辞めれない状況に自らを置いてしまうからだ。たとえ、ひとつの収入源で500万円稼ぐことができたとしても安心を買えるわけではない。
年収500万円を目指そうとすると人並み以上の努力を必要とするが、400万円くらいなら難しくない。成果主義が導入されているといっても、まだまだ年功序列なので会社が少しでも成長している企業に勤めて入れば、なんだかんだ時間と共に給料は増えていく。
ブログやアフィリエイトで収入を増やす
インターネットが発達した現代社会は、個人でもお金を稼ぎやすい時代になっている。
現実的にネットだけで月に3万円程度なら稼ぐのは難しくはない。1年間継続することができれば、割と大半は達成してしまう。達成できない人は途中で辛くなって辞めてしまうからだ。
ブログだけで生計を立てたい、月に20万円稼ぐというのは宣伝が多いので信用できないけれど、サラリーマンの月収を増やすよりもネット副業の方がハードルは低いと思う。
2018年になりようやく収益が発生し始めました。
株式投資で収入を増やす
株式に投資することによって配当収入を得ることができる。月に3万円の配当金を得るためには、毎年100万円貯めることができれば10年後、1000万円の原資で達成可能だ。
株式投資の最大のメリットは、労働時間ゼロで収入が発生することだ。
1000万円貯めるのは簡単ではないが、投資が楽しいと思えれば苦にはならない。自分は株式投資を始めてから4年間で500万円貯めることができた。
株式と同じように不労所得というと不動産の家賃収入も含まれるが、収入を得るためには膨大な初期費用が必要、空室リスク、物件の管理など手間が必要になる。
株式投資を始めることでセミリタイアの可能性はグッと上がる。
週末アルバイトで稼ぐ
アルバイトのデメリットは時間を犠牲にして働くことだが、趣味の延長戦上で働きたい仕事がある人には魅力だ。例えば、将来飲食店を開業したい人にとって、週末にレストランやバーで働くことは苦にならない。
時給800円のバイトなら月に40時間働けば3万円稼ぐことは可能だ。
肉体労働に頼らなくても、FXの口座開設やクレジットカードの自己アフィリエイトで楽に稼ぐこともできる。高単価の案件だと口座を開設するだけで2万円得られる。
永久に使える方法ではないけれど、この2つの自己アフィリだけで20万円近く稼ぐことは可能だ。ネットで収入を得る方法を知れば、肉体労働以外でお金を稼ぐのはそれほど難しくないことがわかる。
→ A8アフィリエイトのセルフバックを使ってFX口座開設で簡単に7万642円稼ぐ方法
まとめ
年収500万円というと年齢を重ねると誰でも越えられると思われがちだが、実際にはほとんど人が達成できない。
年収500万円を稼ぐ人は、
男性が、約339万人。
女性が82万人。
男女合わせ約421万人程度という結果がでました。全体的な割合では男性約12.4% 女性4.5%の人が稼いでいる収入となります。
参考:完全版!年収500万円の手取り・税金額(所得税・住民税)・平均貯金額や割合・生活|平均年収.jp
500万円を達成するためには、本業の仕事だけで目指すよりも副業を取り入れた方が達成する可能性は高くなります。収入を分散させて株式の配当金、ブログやアフィリエイトなどのネットビジネス、リモートでも働ける案件などで月に10万円稼ぐことができれば、本業の収入は380万円でも達成することができます。
ITエンジニアの仕事は、フリーランスやクラウドソーシングルを利用してリモートで働ける案件がたくさんあるので、本業以外でもお金を稼ぎやすい職業です。IT関連に詳しくなるのでネットビジネスでも成功しやすくなります。
IT業界は現在人材不足が続き異業種からでも転職しやすい状況が続いています。未経験者に無料でプログラミングを教えて転職サポートをしてくれるプログラミングスクール も増えています。
もしも、現在の仕事の延長戦上に年収500万円がないと思ったら、エンジニアになることも選択肢として入れて見るのもありかもしれません。
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