サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

サラリーマンで仕事ができる人はアウトソースする能力が高い

わたしは決して仕事ができるタイプの人間ではありませんが、仕事をする上で大切にしていることがあります。

 

それは生産性のある仕事と、生産性のない仕事を見極めることです。

 

アウトソースすると自分の時間が増える

 

わたしは以前に比べて、手を動かして仕事をする時間がだいぶ減りました。そうすることで作業時間を劇的に減らすことに成功しています。かわりに、自分が今までやっていた仕事を、海外にいる外国人スタッフ(リソース)にお願いしています。

 

外国人スタッフにお願いすると、仕事のアウトプットも成果物の質も低いし、言語の問題もあるし、自分でやった方が何倍も速いです。しかし、これらのデメリットを帳消しにできるほど、自分の時間が確保できるという大きなメリットがあります。

 

ついつい自分がやった方が仕事が早く終わるため、自分でやりたい衝動に駆られますが、これを続けていると、トータルの生産性が一向に上昇しないという問題にぶち当たります。

 

もちろん個人の能力が高い方がいいです、しかしひとりひとりが使える時間は限られているため、どれだけ能力が高い人でも限界があります。個人のアウトプットの能力を2倍にするよりも、2人、3人とリソースを増やした方が何倍も効率が高いです。

 

とくに労働者は、短い時間で多くのアウトプットを求められる仕事が基本になるため、会社が大量に抱える人というリソースを使った方が、より差がでます。

 

最近になって思うことですが、仕事ができる人というのは、仕事の質を見極める能力が高くアウトソースが上手い人です。

 

これは、独立して自分で事業を始めたときに、必須で求められるスキルです。自分で事業を始めるようになると、やらなければならない仕事というのは無限に発生します。どの仕事が自分が一番能力が発揮できるかを見極めて、それ以外の仕事を可能なかぎりアウトソーシングすることが求められます。

 

それができないと、生き残っていくのは難しいからです。実際にビジネスをはじめて失敗する確率は、90%と言われています。失敗する原因は、大量の仕事を効率よくアウトソースすることができないからです。

 

この能力は、独立していないサラリーマンであっても、ないにこしたことはありません。仕事で高い成果を出す人は、この能力が特出して高いなと感じています。

 

アウトソーシングできないと給料に差がでる

 

ITの現場は、アウトソーシングを最も利用しやすい職種だと思っています。パソコン一台で作業できるため、インターネットさえ繋がっていれば、基本どこにいても仕事ができるからです。もちろん、開発者が同じ場所にいる方が何倍も効率がいいですが、それは必須条件というわけではありません。

 

以前は、他人に丸投げして自分でプログラムしないエンジニアをどこか軽蔑した目で見ていました。自分ができないことをよく平然と人に丸投げできるなと思っていました。

 

基本的には、自分が理解していることをお願いするエンジニアの方が大半ですが、中には自分がまったく理解していないことを平然と丸投げするエンジニアがいます。
→開発現場はこういう人のところでいつもトラブルが発生します

 

この先も一生プログラマーとして生きていかないだろうな思ってからは、この考えを一変しました。

 

プログラムの作業の大半をお願いするのは当たり前ですが、気付いたら品質や進捗まで別のスタッフにアウトソースするようになりました。資料も顧客に提出するような重要なものでない限りは、ほぼ外国人スタッフに創らせます。

 

このスタッフには、自分と同じように考えて、行動させるように長い時間を割いて会話をしています。

 

そうすることで、自分の仕事に余裕ができ、何かトラブルが発生したら真っ先に動ける、作業が滞っていないか全体を見回せるようになりました。

 

これは自分の能力が高いからではなく、会社が大量のお金を使って海外に事業所を持ち、たくさんのスタッフを雇ってくれているおかげです。

 

自分がプログラムに集中してしまうと、このメリットを最大限に生かすことができません。そもそも自分は優秀なプログラマーだから、自分がやった方が速いという過信が常にありました。

 

会社によって求められる役割は違います。自社製品を直接エンドユーザーに届けるようなクリエイティブなエンジニアであれば、まったく違う能力が求められます。

 

しかし、あくまでこの会社で求められていることは、ITの知識を利用して他のリソースを有効活用することが求められます。

 

そこで必要になるツールが、外国人とコミュニュケーションする英語やプログラムの読解力、仕様を考える能力です。

 

会社にいる同年代のエンジニアを見ていると、このことに気付いていない人は、やはり給料に差がでてきます。なぜだかわからないけど、昇進している人も当然いますが。

 

目の前の仕事に一生懸命になって取り組んでいる真面目なエンジニアこそ、この罠にはまりやすいです。

 

20代を過ぎて30歳にもなると、今よりももっと大きく差が出始めてきます。