セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

イケダハヤトさんも購入したビットコインが20%急落!なぜ仮想通貨がだめなのか説明します

仮想通貨が好きな人たち

 

1月5日、仮想通貨のビットコインが一時20%急落し885ドルの安値を付けたと報道されました。

 

ロイター

ビットコインが一時20%急落、人民元の急上昇と好対照 (ロイター) - Yahoo!ニュース

 

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同じ日にプロブロガーのイケダハヤトさんが、以下の記事を書いていてちょっと笑ってしまいました。(タイミングがよくて)

 

www.ikedahayato.com

 

決して嫌味がいいたいわけではないです、イケダハヤトさんは月に数百万円稼ぐほど、ブログとマーケティングの才能があります。投資の才能までなくてよかったなーと、ちょっと安心しました。

 

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まぁ彼の場合は、投資したいとかそういう気持ちではなくて、単にお金が有り余っているから買っただけだと思いますが。金銭的にはそれほど得をしないと思います。

 

以前、NHKのテレビ番組でこれからはビットコインの時代だ!と語る人たちがいましたが、少し滑稽に見えました。べつに仮想通貨が悪いとは思わないけど、そんなにいいものなのかな?というのが感想です。

 

ビットコインのような仮想通貨は、数ある金融商品の中でも相当下位に位置するでしょう。

 

通貨という言葉の意味を考えればわかります

 

仮想通貨は一概に悪いとは思っていません、主要国の中央政府が大量に通貨を乱発しているのをみると、たしかにリスク分散として持ちたい気持ちもわかります。

 

しかし、投資の一種のように「資産運用として」持つのであれば、賢い選択とはいえません。

 

通貨はあくまで通貨です。

 

通貨とは、流通手段・支払い手段として機能している貨幣のことを指します。円やドル、ユーロ、人民元にしても言えることですが、単なる支払いの手段でしかありません。

 

通貨は時代とともに、その時の需要に合わせて姿、形をかえてきました。あるときは食べ物、貝殻、あるときは金や銀、そして現代は紙です。紙は持ち運びが楽だからです、その次は姿形のない電子でしょうか。

 

わたしたち日本人が円を使うのは、日本で円が流通しているからです。仮想通貨はすべて電子だけのやりとりなので、非常に便利だと思います。今の時代にあった考え方です。これからよりもっと流通する可能性もあります。とくに財政に問題を抱える小国なんかは、あっという間に流行る可能性も否定できません。

 

通貨とは単なる流通手段の話なので、べつにそうなってから乗り換えればいいだけの話です。

 

仮想通貨は電子だけの世界なので便利ですが、しかし今の通貨も似たようなものです。銀行やSuicaなどみてわかるようにほどんど数値だけのやり取りです。携帯だけで決算を済ませる人も当たり前のようにいます。

 

そう考えると仮想通貨はそれほど目新しいものではありません

 

利便性という面でみると、日本はすでに円が日本中に普及していて、円だけでも電子決済できるので、あまり得はないです。むしろ日本円だけで生活できるのに、ビットコインを持つことによって、お金の管理が複雑になってしまうだけです。

 

今日はこっちで支払いしようとか、そんな無駄なこと考える必要なくなりますよね。中途半端にビットコインが流行って、この店はビットコインが使えるけど、円は使えませんと言われると不便でしかありません。

 

お金を複数持つということは、1つの銀行だけでいいのに、むだに2つや3つも銀行にお金を置いている状態でしょうか。

 

お金の管理はひとつにできるのであれば、ひとつにした方がいいです。家計簿が楽になり、人目でお金の流れがわかります。

 

ビットコインは中央政府が発行していないことに意味がある

 

ビットコインの場合、利便性よりも重要視されるのが、中央政府が発行していないという点でしょうか。たしかに国家が破産するレベルまで日本経済が崩壊していたら、

 

「おれは日本円をすべて売り払って、ビットコインで持っているから大丈夫だ!」

 

となるかもしれませんが、そうなる頃には、資産がある多くの日本人は国外に出て、その国の通貨やべつの資産を所有しています。

 

自国の通貨暴落(国家破産)に賭けたいなら、べつにビットコインでなくてもいいです。むしろ難易度が最も高く、リスクが高い割にリターンが少ない点に注意が必要です

 

難易度が最も高いというのは、過去に海外の数多のヘッジファンドが日本の国家破産に挑戦しては敗れています。いずか財政が圧迫して立ち行かなくなりますが、肝心のいつかを予想することは誰にもできません。

 

日本政府が信頼できない人は、金やビットコインが大好きです。しかし、結局のところ通貨は信用力に落ち着きます。

 

円を発行している日本政府は、年間にGDP450兆円ものお金をコントロールしている主体が発行しています。これに対して、ビットコインはどれだけ信用できる通貨でしょうか?

 

繰り返しますが、通貨とは支払いの手段でしかありません。

 

仮想通貨ではお金持ちになれない理由

 

仮想通貨が悪いから辞めましょうというよりも、資産形成としてみた場合に、他にもっといい投資対象があります。それはすでに歴史が証明していることです。それを選択せずに、なぜ仮想通貨に走るのかがわかりません。

 

ジェレミー・シーゲル博士は、株式投資が金融商品の中で、最もリターンが高いことを証明しました。1801年に金融商品に1ドルを投資して、200年後にいくらになるか計測した結果です。

 

①米国株、1270万ドル
②長期債、1万8235ドル
③短期債、5061ドル
④金、32ドル

 

2位の長期債でさえ、株式の1000分の1しかありません。

 

この中で通貨は何位に入るでしょうか?ビットコインなどの仮想通貨は何位に入るでしょうか?

 

通貨は明らかに「金」よりも下です。資本主義経済では、通貨はつねにインフレ(価値が下がる)に見舞われています。

 

仮想通貨は、もしかしたら通貨よりも上かもしれません、しかし金と比較した場合はどうでしょうか?通貨が暴落したときに、人々は金よりも仮想通貨に殺到するでしょうか?

 

仮想通貨の歴史はまだまだ浅いので、これは誰にもわかりませんが予想は「金」以下です。

 

わたしの予想とは裏腹に、100年後には米国株よりも高いパフォーマンスを叩き出す可能性も当然否定できません。しかしわたしが言いたいのは、米国株がこれだけ他の金融資産を圧倒しているにもかかわらず、どうなるかわからない「仮想通貨」で資産形成する理由とはなんでしょうか?

 

同じ理屈でドルやユーロ、金や銀などの先物も投資対象から外しています。FXなどの為替売買は相変わらず人気ですが、あれは短期売買でギャンブルするためのただの娯楽です。カジノなどの娯楽と一緒だと考えて割り切ってやりましょう。

 

というかこの結果を見れば明白です。日本円にリスクヘッジしたいなら、ビットコインに変えたお金を、ドルに換金して素直に米国株に投資しましょう。

 

最近は「ビットコイン入門書」という書籍まで発行されていて、ちょっと首をかしげてしまいます。

 

大学の教授もこういう本を書くようです。

 

一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。

 

 

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www.eyasu2008.com