セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

長時間労働に悩むサラリーマンが読む本「気持ちが楽になる働き方、長時間労働をやめる」

 「気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。」

滝川徹

 

サラリーマン生活が嫌だ
⇒自由になりたい
⇒独立したい

 

と独立を安易に考えている人は、注意が必要です。著者は、サラリーマン生活を「不自由」にしているのは、自分自身だったと言います。

 

サラリーマン生活をしながらでも、「自由」を感じることができます。やりたいことを見つけずに、自由だけを求めて独立してしまうと、失敗する確率も高まってしまうのではないでしょうか。

 

 

被害者意識が強い人たち

 

読んでみた感想は、みんな同じようなことで悩んでいるんだなあと思いました。著者は大企業サラリーマン、わたしの場合は中小企業のサラリーマン、立場や職種が違えど人間考える事は同じようです。

 

たとえ非難されてでも、本当の自分の気持ちと向き合い、他人の目線よりも自分の気持ちを優先して生きていく。たったこれだけのことで、著者はサラリーマンでも「自由」を感じることができたといいます。

 

以下のように感じている人は、読むことをお勧めします。Kindleで読み放題対象です。

 

仕事への執着を捨ててから数週間後。
仕事で移動中の電車の中で、ある日突然自分がとてつもなく自由だったことに気づきました。

 

行きたくもない飲み会にいかなければならない。
やりたくない仕事も無理してやらなければならない。
好きな時間に帰れない。
上司に言いたいことが言えない。  
例をあげればキリがありません。

 

自分の行動が会社や上司に常に制限されているように感じ、いつもストレスを感じていました。だからこそ、「いつか独立したい」とこれまでずっと思ってきたのです。しかし電車の中でふと、気づいたのです。

 

「行動を制限していたのは自分自身だったのではないか?」ということに、です。  

 

飲み会に行くか、行かないか。決めているのは他の誰でもない、自分です。
行きたくなければ行かなければいいのです。
上司に意見を言えなかったことも、仕事を断れないことも、早く帰れなかったことも。振り返れば自分が「言えない」、「断れない」、「帰れない」だけでした。
他人や会社からの評価を気にするあまり、「言う」、「断る」、「帰る」勇気が自分になかっただけの話であることに気づいたのです。

 

これを言われてしまうと、多くのサラリーマンに耳が痛い話ではないでしょうか。わたしは100%自分に当てはまりました。
→他にも胸に突き刺さる言葉がたくさんあります

 

残業をすることを選択しているのは自分自身です。有給を取らないことを選択しているのも自分自身です。会社のためにプライベートを犠牲にしてまで働くことを選択しているのも自分自身です。

 

自分も含めて、現状に不満を持っている人は、被害者意識が人一倍強いように感じます。


まず、自分が何に不満を持っているのか、冷静に判断する必要があります。サラリーマンを続けるか、辞めるのか、独立するのか、フリーランスで働くのか、話はそれからです。わたしはこれをして、仕事がかなり楽になりました

 

ちなみに、もしも有給を取るなと言われた、サービス残業しろ!とハッキリと上司に言われるような職場であれば、すぐにでもその会社を辞めるべきです。この場合は、本人の被害者意識が問題ではないため、個人の努力だけではどうにもならないケースが多いです。


自分の問題か環境の問題か、後者であれば本人の努力ではどうにもなりません、早急に見切りをつけましょう。

 

定時に帰れない人たちを冷静に分析してみる

 

わたしは冷静になって分析してみると、自分が考えるほど労働環境は悪くなかったりします。むしろ自分の立ち位置は、周りのサラリーマンよりも有利だということに気がつきました。

 

仕事が忙しくない普段は定時に帰りますが、納期が近付いたりスケジュールが順調に進まないと自然と残業時間が増えていきます。残業しても給料が増えるわけではないので、残業は絶対にしたくありません。

 

それでも、プロジェクト開発の現場は不確実性の高いことが多いので、自然と残業時間が増えていきます。

 

わたしは残業する人はどういうタイプかカテゴリー化してみました。わたしの会社の場合、非正規社員以外で定時に帰るのは、全体の5%もいないような会社で働いています。

 

①入社したばかりでスキルが低い若手
②場の空気に合わせて帰れない人
③住宅ローンや家族を抱えて会社のために働くしか選択肢がない人
④責任感が強く、仕事にプライドを持っている

 

①入社したばかりでスキルが低い若手は、やはり帰れない傾向にあります。IT業界の仕事は専門的なスキルが必要なので、若手は先輩に遠慮して帰れない人が多いです。納期など一切関係ないスキルアップの期間でさえ帰れない人が多いのをみると、このタイプは5年後も10年後も残業している気がします。

 

スキルを速く身に付けて、残業がない会社に転職しようとしているなら、それはそれで応援したいです。

 

②場の空気に合わせ帰れない人、この層が一番多いと思っています。このタイプは定時退社日を会社が設けた途端、毎日の残業しているのは何だったの?っていうくらい即座に会社を去ります。
→見ていて気持ちがいいです

 

このタイプが一番タチが悪くて多数派です。周りをみて誰かが席を立ち始める、8時くらいが定時だと思っています。

 

③一番かわいそうな層です。地方で働くサラリーマンだと、近くに転職先もないし、住宅を購入したため不満があっても転職先が限られます。つまり会社のために、自分の人生を捧げる覚悟をした人たちです。納期がどれだけ厳しくても、仕事がハードでも諦めるという選択肢を持っていません。
→自分を追い込むと頑張れると思っている方が多いです、その割に仕事のスキルは低いです

 

④責任感が強く、仕事にプライドを持っている人たちは、決して多くはないですが一定数以上います。この方たちが頑張ってくれているおかげで、会社は成り立っています。この責任感が強い人たちに引き連られて、その他の人たちは、残業しているケースが多いです。

 

冷静に分析すると、自分は残業する必要は一切ない

 

冷静に周囲を見渡すと、自分は①~④のどれにも属していないことがわかりました。
→残業しなくても困る事は一切ありません。

 

結局のところ、みんな事情があって残業をしています。たとえそれが、お金が発生しないサービス残業だったとしても。
→時間はお金よりも価値が高いので、わたしには無理ですが

 

残業したいから残業している、もしくは、残業が正しいことだと信じて、そういう行動を選択しているわけです。なかには住宅ローンで身動きできない、会社に外に持ち出せるスキルがない、そういう人たちもいますが、それはそれで自分が選んだ生き方です。

 

彼らが一生懸命頑張って、自分の時間を犠牲にしてまで会社のために働いてくれています。会社の利益が増えたら、わたしの給料もあがります。逆に感謝しないといけないなという気持ちになりました。

 

間違っても、自分が早く帰ることを非難されないために、「みんな定時に帰るべきだ」というのは違います。価値観の違う赤の他人が、正論ぶって「会社のために自分の時間を犠牲にするべきではない」というのも違うなと感じました。

 

「他人に自分の価値観を押し付けるべきではありません。」

 

本書を読んでサラリーマンの自由について色々と考えさせられるところがありました。わたしも様々な試行錯誤があり、最近このような結論に至りましたが、著書も同じような葛藤をし、この結論に達しています。

 

似たような思考を持っている人は、どこにいても似たような考え方に落ち着くんだなと、読んでいて面白かったです。

 

 

他にも年末年始に読みたい本

 

www.eyasu2008.com

 

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