今月は資産が大きく急上昇しました。先月比プラス140万円と収支記録を付けるようになってから過去最高の伸び率です。
過去最高益の140万円
ちなみに今までの過去最高は2015年8月の73万円でした。
冬の賞与を差し引いても95万円の利益です。理由はわかりませんが、今週の1週間で所有する株すべてが急上昇しました。こんなことってあるんですね。
市場平均の日経も一時19000円台へと一週間で4%も上昇した週ですが。
<1週間の伸び率>
日経平均、18232円→18996円、4%
東京電力株、414円→521円、25%
北海道電力株、810円→948円、17%
シャープ株、188円→249円、32%
タカタ株、551円→616円、11%
1週間ずっとこんな感じでした。トランプ銘柄と相性がいいのでしょうか。上がった理由は、正直よくわかりません。
東京電力の原発再稼働が決まったという報道が出るのかなと思いました。今のところそのようなニュースは出ていないです。この1週間で出たニュースといえば、原発費用の新電力会社の負担と、送電線の提携についてです。
株価が急上昇したせいか、電力関連株のアクセス数が急上昇しました。
シャープ株も急上昇しましたが、これもまだ赤字を脱却したわけではありません。会社の今年度の業績予想もマイナスのままです。
1週間で持ち株の銘柄がこれだけ急上昇するのはかなり珍しいです。現物取引しかしていないのに、1週間で100万近い金額が動きました。しかも株の投資額はたったの300万円です。
短期的に利益を稼ぐデイトレーダーではなく長期投資です。現物取引き一本の長期投資でこれだけ、変動が大きいと投資戦略としてどうなのかなと思いますが。。リスクが高すぎるのかもしれません。。
業績回復株のボラティリティはやはり高いなと今回あらためて思いました。1週間で100万利益がでるということは、1週間で100万円の損失もあり得るということです。
まあ、倒産する可能性がある、極端に割安な企業に投資しているので、そういうものなのかもしれませんが。
変動率が高くて怖いなと思った反面、病み付きにもなりそうです。資産が少ないうちは、効率よく資産を増やすために、まだまだ業績回復株の集中投資一本でいいのかもしれません。
株が紙切れになったら、いちから投資戦略を練り直し、サラリーマンの仕事を頑張ります。
しかし、資産が大きくなってくると、投資戦略をちょっと考えなくてはいけません。投資額が1000万円あるとすると、1週間で300万〜400万円の動いたことになります。
それだけ動くと本業の仕事がおろそかになりそうだし、健康にも悪そうです。
業績回復株について
今後も世界の株式市場は成長していくのか
今週はNYダウ平均も日経平均も大きく上昇しました。これは再び株式市場の上昇相場を意味するのでしょうか、それとも暴落が近い兆しなのでしょうか。
わたしは、ネガティブで慎重派な人間なので後者ではないのかなと思っています。こういうときは、ジョージ・ソロス氏の言葉が頭をよぎります。
「強気相場は小爆発にときおり見舞われながら続いていく。そうしているうちに、だれも小爆発を恐れなくなる。このときこそ、大暴落の条件が整ったときなのである。」
2015年の原油価格の暴落、2016年始のチャイナショック、イギリスのEU離脱、ドイツやイタリアの主要銀行の倒産危機など、一時的に下げるイベントがありながらも、再びトランプ氏の大統領選挙勝利で、再び大きく上昇しました。
ソロス氏がいうように、だれも小爆発を恐れなくなり、大暴落の条件が整いつつあるのかもしれません。
選挙後の上昇相場は、まるでトランプがすでに大統領になり、トランプの財政政策がうまくいったかのように株価が動いています。実際には、まだ何もやっていません。
政府と中央銀行による6年間の量的緩和バブルもまるでなかったかのようです。
投資家が注目すべきは、トランプ氏は利上げをすれば株価が下落すると語っていることです。トランプ氏の財政政策は、国債の大量発行とインフレによって、長期金利を上昇させるものです。
トランプ氏は長期金利の上昇を許すのでしょうか、それとも今までと同じように低金利を何としても維持するのでしょうか。
まあ先のことを考えると、まだまだわからないことばかりですが、とりえあえず先月は過去最高益を更新できてよかったです。 今週末は美味しいお酒が飲めそうです。