セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

下流老人とは!?年収400万円でも将来生活保護と同レベル?

藤田孝典

「下流老人、年収400万円でも将来、生活保護」

 

わたしの年収も400万円台です、ショッキングなサブタイトルなので、手に取ってしまいました。

 

著者によると、平均的な年収400万円でも下流老人に仲間入りする可能性が高いようです。

 

 

下流老人とは

 

下流老人という定義は著者が造った造語です。

「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」

 

と定義しています。

 

具体的にどういう生活かというと、以下の方たちを指すようです。

 

・スーパーマーケットで、見切り品の惣菜や食品しか買えない老人

・医療費が払えないため、治療できずに自宅で市販薬を飲む老人

・夏場に暑い中、電気代を気にしてエアコンを付けず熱中症にかかる老人

・家族や友人がいないため、年中室内でテレビを見ている老人

・収入が少ないため、食事がインスタントラーメンや卵かけご飯などの老人

 

こういう方たちはあまり目にする機会はないですが、たしかにたくさんいそうです。

 

内閣府「平成22年版男女共同参画白書」によると、65歳以上の相対的貧困率は22%、単身高齢男性の場合38%、単身高齢女性の場合52%とあります。

 

現在65歳で、40年間厚生年金に加入し、年収が400万円、平均月給与が38万円の場合、支給合計金額は198万円、月にすると約16万5千円が支給されます。

 

現在65歳で、40年間厚生年金に加入し、年収が300万円、平均月給与が25万円の場合、支給合計金額は157万円、月にすると約13万円が支給されます。

 

国民年金のみの場合は、支給合計金額は78万円、月にすると約6万5千が支給されます。

 

つまり、年収400万円程度でも「老後にもらえる年金金額は、月20万円を下回る」ことになります。

 

著者によると、さらに今後年休支給額が下がる傾向にあるため、この水準を保つことが難しいといいます。

 

「あなたの老後は下流ですか?」と聞けば、残念ながら多くの人が「YES」と答えざるを得ない時代が間もなくやってくるだろう、といいます。

 

40代、50代に人気がありそうな本

 

この書籍は20万部を超え、下流老人という言葉は2015年に流行語にノミネートされたようです。

 

読んでみましたが、正直こんな悲観的な未来ばかりを予想して、何が楽しいのだろうかという感想です。

 

今の65歳が40年間、平均400万円納めていれば月に16万円、これだけ貰えればいいんじゃないのかな?と思います。

 

若いうちから、老後の金の心配ばかりして暮らすのは、つまらない人生です。

 

今の若い人で自分の老後を年金に期待している人は、どれくらいいるでしょうか。ほとんどの人が、将来設計を自分で立てている事と思います。

 

いまでは多くの会社が副業を承認しています。というか、副業するなという風潮が自然となくなったように感じます。

 

会社の給料だけでやりくりしようと考えている人は、ほんとに少数です。

 

とくにインターネットが普及したことにより、若い人はパソコン一台でお金を稼ぎやすい時代です。優秀な学生は在学中に、ネットビジネスだけで数10万円稼ぎます。

 

ひとむかし前は、お金を稼ぐためには会社を立ち上げる必要があります。そのためにまず、投資家から出資金を集めるために、事業のプレゼンからやらなくてはいけません。

 

そんなプロセスを経なくても、個人事業主として登録し、初期投資ゼロでネットでお金が稼げる時代です。

 

書いてある内容時代が古臭いというか、視野が狭いというか、自分で稼ぐ事ができない40代、50代あたりの層をターゲットに書いたような本です。

 

高齢化が進み日本の平均年齢は、現在46歳なので、この世代に向けて本を書くのが一番売れやすいです。

 

個人的には年収400万円も稼げていれば、老後の心配をする必要がないと考えています。

 

ムダな事にお金を使わず、毎年100万円手元にお金を残す、投資に突っ込み5%で運用できれば、30年後には6600万円になって返ってきます。

 

3%の配当を得ることができれば、それだけで年間200万近い不労所得が入ります。

 

毎年100万円は、月の収支が8万円を超えれば簡単に達成できる金額です。

 

年収400万円のサラリーマンなら、月の手取りは26万6千円になります。18万6千円で生活すれば簡単に貯まる金額です。

 

日本の平均年齢が高くなってきたことで、中高年向けに老後の不安を煽るタイプの本、若者向けに自分でお金を稼ぐゆるいタイプの本が、二極化してきたように感じます。

 

両者にはかなりの温度差を感じます。

 

下流老人になるタイプは?

 

平均的なサラリーマンで、下流老人になるのは、今の40代が一番危ないのではないかと思っています。

 

なんだかんだで、今の50代のサラリーマンの方は、もう少し頑張ればそれなりの年金がもらえるので、そこそこの生活水準で、なんとかやり過ごせそうな気がしています。

 

しかし、平均的なサラリーマンで40代の方はどうでしょうか。今の40代というと、わたしが大学を卒業し、企業に入社した頃の30代のサラリーマンです。

 

わたしが見た中の狭い世界の話ですが、その当時の30代の危機管理能力は、相当低いなと感じました。もちろんサラリーマンとして成功している方は別ですが。

 

その頃仲良くしてもらった、30代の先輩社員たちとよく一緒に飲みに行っていましたが、クチには出せないけど色々と思うことがありました。

 

うちの会社のこの少ない収入で、よく車を持つなとか、家賃の高い都心に住むなとか、投資とかお金の勉強しないのかなとか、副業しないくて大丈夫なのかなとか、給料貰える会社に転職できるように勉強しないのかなとか、社会に出たばかりで右も左もわかりませんでしたが、これはまずいなと思いながらお酒を飲んでいました。

 

次に下流老人になりそうなのは、20代の若いサラリーマンです。