セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年7月に資産500万円でセミリタイアして、海外と日本のデュアルライフを目指します。
現在ネット収入は5000円。働かなくても良い、新しい生活スタイルを実現したい。

平均的な30歳のお金事情、平均年収412万円、平均貯金額150万円

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2017で30歳になりました。30歳からは若者というと抵抗があるので中年と呼ぶ人もいるかもしれない。周りを見渡してみると、白髪や薄毛が目立ち始めたり、運動不足で肥満体型になったりと、20代の頃と同じような生活していると、身体が崩れ始めてくる年齢だ。

 

30代の節目とあり、世の中の30歳の懐事情について調べてみた。

 

大卒であれば社会に出てから8年が経つ。20代のときは、給料にそれほど差はなかったが、30歳になると仕事ができる人とできない人で差がつき始める時期である。結婚してマイホームを持ち始める人もいるので、貯金額でも大きな差がついてくる。

 

価値観はそれぞれ違うので他人と比べても仕方ないが、自分の立ち位置を知っておくために平均値を把握するのは悪いことではない。  

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30歳の平均年収は412万円

【平均年収】 

年齢、    男性、   女性
25~29歳、378万円、297万円
30~34歳、446万円、301万円

年代・年齢別 平均年収 特集-年収ラボ

 

30歳の男性の平均年収は412万円になる。これが多いと感じるか少ないと感じるかは、住む場所や家族構成によっても変わる。

 

個人的には30歳を超えて400万円というのは少ないように感じる。年収400万円というと、手取り320万円、月収が20万円なら賞与は80万円になる。地方の田舎に住んでいるが、賃貸を借りクルマを保有すれば手元にほとんど残らない。賞与は車検や保険代、海外旅行に行くか欲しかった物を一つか二つ購入すれば残らない。

 

家族を持ち子供を育てようと思うとひとりだけの収入では厳しいのが現実だ。

 

同僚で30歳でクルマを保有し、住宅ローンを組んでいる人がいるが、厳しい生活を送っているのではないかと思う。

 

平均貯金額(中央値)は150万円

金融広報委員会の家計の金融行動に関する世論調査によると、20~40代の平均貯金額は次のようになる。

 

年代、平均値、中央値、貯蓄のない世帯
20代、189万円、68万円、36.4%
30代、494万円、213万円、27.8%
40代、594万円、200万円、35.7%

 

平均値は少なくないのだが、中央値で見ると30歳の貯金額は140万円しかない。また、40代でも35%の人が貯金できていない。

 

40代でも貯金が増えないのは、住宅ローンの支払いに加えて育児や学費でも支払いが増えるからだろう。共働き生活でも資産を増やすことは難しくなる。

 

20代から30代で平均値が300万円以上離れている。平均値が高いのは、貯蓄できる人とできない人の差が大きくなったからだ。20代で貯金できなかった人は、30代でもできない。逆に20代でも貯金できた人は、収入が増えた30代で大きく資産を増やすことに成功している。

 

投資系のブロガーを見ていると、30歳を超えると1千万円を超える人はチラホラ出てくる。

 

世代間で金銭感覚は違う

自分は今年30歳になったが、同じ会社の社員でも年代が違えば金銭感覚は全然ちがう。同年代や30代社員は収入が増えると新しいクルマに乗り換えたり、一眼レフのカメラを購入したり、ブランド物のスーツを購入したりと出費が多い。

 

対して、若手の社員を見ると生活は質素だ。クルマは保有しない、保有しても軽自動車、外食は極力避け家から弁当や飲み物を持参する。

 

大学を卒業しても地方の企業に入社すると、税金を差し引いた初任給は17万円ほどしかない。賃貸暮らしでクルマを所有すると生活が成り立たない、毎日外食していると手元にお金が残らない厳しい現実がある。

 

生活が厳しい上に税負担が毎年上昇していくので、贅沢しようという気にはなれない。

 

自分も地方の田舎に住んでいながら今だにクルマを購入していないが、その理由は単純にお金がもったいからである。若い世代の金銭感覚の方が、現実を見た生活をしているように見える。

 

貯蓄額に大きな差が出る

社会に出て10年近く経つと、将来のことを考えてお金を貯める人と、好きなことに使って消費ばかりしてる人とでは大きな差がつく。

 

20代で年間100万円貯金できてる人は、30歳を過ぎる頃に1千万円を超え始める。投資の複利とアベノミクスの恩恵を受けて、2千万、3千万という人も沢山いる。

 

逆に収入が増えるたびに新しいクルマを購入、ブランド品など必要ないものに消費している人は100万円でさえ貯められない。

 

自分も20代の時は、将来収入は増えるだろうと楽観的に考えていたので好きなことにお金を使っていた。貯金を始めたのは27歳になって株式投資を覚えてからだ。それからは4年で500万年まで増やすことができた。もっと若い時から貯めておけばよかったと後悔している。

 

収入源を複数持つ

社会に出て8年が経ち働き盛りの30歳でさえ、平均年収は412万円しかない。野心的な人は1千万稼ぎたいと思っている人もいるかもしれない。サラリーマンで1千万円稼げるのは上位4%しかいない事を考えると、この道で高収入を目指すのは賢いやり方ではない。

 

サラリーマンの仕事は頑張ったからといって成果が出にくい仕事だからだ。また、大半のサラリーマンは毎日夜遅くまで働いている。そのため、プライベートを犠牲にしてまで働いても差別化しにくい。

 

対して、平均貯金額を見ると150万円しかない。

 

個人的には貰っている収入よりも、使いすぎている人が多いのではないかと思っている。経済が成長していかない、高齢化社会で税負担が増す日本では、サラリーマン収入だけを増やすよりも、収入源を複数持ちお金を使わない生活を目指した方が賢い。

 

会社組織に縛られている人を見ると、過度に会社に期待している節がある。

 

会社に居座り長時間残業するよりも、若い時から貯蓄に励み、収入源を増やす事に労力を使っていれば、30代や40代でリタイアすることも可能だ。

 

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