セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

トランプ大統領の政策の主役は減税と公共事業

 

アメリカ大統領選挙後、ドル円相場は1ドル103円前後で推移していのが110円と、大幅に円安方向に動いています。

 

アメリカのNYダウ平均は、17800ドルから18900ドルまで上昇し、日経平均も17000円から18000円と大幅に上昇しています。

 

わたしの期待とは逆方向に市場が動いています。

 

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世界の株式市場はトランプ氏の大統領就任を、プラス要因として見ているようです。

 

プロの機関投資が、トランプの経済政策をどのように評価しているのか調べてみました。


FRBの利上げはあるのか、再び量的緩和を実施するのか、減税と公共事業への投資は行われるのか、注目すべき材料がたくさんあります。

 

具体的な経済政策については、まだトランプ氏の口からは語られていません。

 

 

大幅な減税と公共事業による景気回復

 

大統領に当選する前にトランプ氏が語っていた経済政策から判断すると、大幅な減税と公共事業による景気回復です。

 

とくに減税は経済に間違いなく大きな効果をもたらします。従来の政治家の多くは、減税することよりも、お金を徴収しそれをバラまくことしか頭にありません。

 

お金をバラまくのであれば、最初から減税した方がはるかにマシな政策です。

 

トランプ氏は公共事業について、以下のように語っています。

 

「アメリカ政府のインフラを直す必要がある。この国のインフラは史上最悪の状態だ、アメリカにある橋の半分は信じられないほど危険な状態だ。道、トンネル、病院、空港を直さなければならない。」

 

米国政府は1947年以降、インフラ投資にお金を使ってこなかったといいます。

 

実際にアメリカ政府の経済全体に対するインフラ投資の割合は、最も低い国のひとつです。

 

先進国は低い需要と低成長、低インフレに苦しんでいますが、しかしその代わりに低金利で借金を借りれられるという利点があります。

 

トランプ氏は不動産で財を成した人物です。

 

不動産投資の基本は、低金利でお金を借りて部屋を貸し出し、その差で利益を稼ぎます。つまり低金利の今こそが、米国のインフラを整備する上で、経済効果が高く景気を刺激するチャンスだといいます。

 

日本のように、すでにインフラが十分に設備投資されているところで、さらに投資しても効果が薄いのは周知の事実ですが、トランプ氏が言うように、低金利、資源が極めて安いことを考えれば、建築業はかつてない好景気になります。

 

減税と設備投資のお金をどこから調達するのか

 

トランプ大統領が莫大な借金をして、大幅な減税とインフラ投資をすると、すでに高値にある株価をさらに押し上げる効果があるのかもしれません。

 

わたしは懐疑的に見ていますが、それでも多くの市場関係者が期待している結果、今のアメリカ株にプラスの影響を与えています。

 

問題は莫大な借金をどこで賄うかという話になります。

 

アメリカ政府が資金調達する場合は、中央銀行に紙幣を刷らせて、国債を発行する必要があります。

 

たしかに、金利が歴史的な低水準であるのなら、借金をしてそのお金で設備投資をした方が効率がいいという理屈は通ります。

 

具体的な金融政策については、トランプ氏はまだ発言していません。

 

トランプ氏が減税とインフラ投資を効果的に進める場合、金利を低い水準に維持しておく必要があります。

 

金利が上昇すると、国債の利払いが増えるため、トランプ氏の政策自体がそもそも頓挫してしまいます。

 

政府が借金をするということは、国債を発行することであり、国債を大量に発行することは国債価格を下落させ、金利を上昇させます。

 

トランプ氏は金利について以下のように語っています。

 

「金利はあまりに低い。この金利が上がる時期が来ればどうなる? 調達コストがあまりに高くなって、何も借りられなくなるだろう。財政が完全に崩壊する。しかし今、金利は低い。借金をすべき時なのだ。」

 

トランプ氏は、FRBの金利政策について批判しています。今の金利政策が株式市場にバブルをもたらし、金利が上昇すれば、バブルが崩壊するとも発言しています。

 

今の段階で金利が上昇すると考えるのは未知数です。

 

トランプ氏は金利上昇はバブルの崩壊に繋がるし、減税と公共事業の投資をするためには、低金利の方が都合がいいからです。

 

低金利を維持させるためには、再び大規模な量的緩和を再開するというシナリオも無視できなくなります。

 

市場が量的緩和を期待して再び上昇しているとも読み取ることができます。

 

トランプ氏は他の政治家よりも賢い

 

大統領選挙前は多くのことを発言してきましたが、実際に当選してからは、発言が慎重になっています。

 

このことからも、選挙前の発言がただのパフォーマンスだったことがわかります。

 

従来の政治家と違い、トランプ氏は自らの力で富を築いてきた人物です。

 

少なくとも経済面では、他の政治家よりもはるかに賢いです。

 

そういう人物が大統領になった場合、どのような影響を市場に与えるのか、大変興味があります。

 

明らかに他の政治家よりも、一枚も2枚もうわてです。

 

短期投資家にとっては、しばらく目が離せない相場になりそうです。