セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

南ヨーロッパの若者の失業率は50%

 

2010年あたりから言われていることですが、南ヨーロッパの失業率はもはや深刻な状況になっています。

 

日本が3.3%に対して、

ポルトガル12%、スペイン22%、イタリア11%、ギリシャ25%

 

25歳以下は日本が5.9%に対して、

ポルトガル42%、スペイン56%、ギリシャ59%

 

 

若者の失業率は欧州の保護主義が原因

 

若者の失業率が中高年より高いのは、自分から仕事を辞めて職探しする人が多いからですが、南ヨーロッパの失業率は異常に高いです。

 

ドイツには南ヨーロッパから仕事を探しに来るポルトガル人、イタリア人、スペイン人が語学学校に押し寄せています。

 

ドイツはヨーロッパ内で一番雇用が安定し、失業率は4.2%と低水準です。

 

南ヨーロッパの国々の失業率が高い理由は、イスラム系やアフリカ系の移民に仕事を奪われている、法律上簡単に労働者を解雇できないため、企業側が不景気で若者を採用できない、税金が高いから等あります。

 

欧州は保護主義が強い国が多いです、ヨーロッパの労働者は日本よりも守られています。


長い歴史上、王政権から民主権を勝ち取った国々なので権利主義が強く、労働環境が悪いと感じたらすぐに裁判を起こします。

 

労働者は通勤時間でさえも労働時間に加えようとしています。多くの若者が働ける場所がない事さえお構いなしです。

 

労働者の権利が強いと企業側は社員を解雇することができません。そうすると企業側は不景気になると若者の採用を辞めてしまいます。

 

政府の税金が高いということは、経営者と労働者側の負担が増えます。税金の負担が高い国が、不景気になると駅や市街地に非合法の売春婦が立つようになります。

 

合法の店で働いて税金を大量に持っていかれるよりも、税金が掛からない路上でサービスした方がお金を簡単に手にできるからです。

 

仕事がないか休みがないか

 

むかしインドで働いていたときに、長い連休を使って観光地を1カ月くらい旅行するヨーロピアンにたくさん会いました。

 

彼らは年に2、3回はこういう機会があるようです。

 

当時は手放しに羨ましいなと思っていましたが、その陰で若者の失業率が高止まりしている一面があることを考えると、複雑な気持ちになります。

 

日本は長期連休を取れずに働いてばかりですが、それでも若者の失業率が6%しかありません。失業率だけみると、他国よりも若者に働くチャンスを与えているといえます。

 

働く機会がたくさんあるけど長期連休が多い日本と、労働者の権利が強く長期連休が多いけど若者に働く機会がないヨーロッパ、どちらかを選べといわれるとかなり難しい問題です。