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燃費不正問題の三菱自動車の決算と株価 平均年収700万円

 

2016年春に燃費不正問題が発覚した三菱自動車の株価と決算について調べてみました。

 

この問題は日産が買収(M&A)することによって片付きそうです。

 

三菱自動車は三菱グループが筆頭株主でしたが、日産が34%出資することによって三菱を抜いて筆頭株主になります。

 

三菱自動車は主に東南アジアで収益を上げています。

 

 

三菱自動車の株価と決算

 

売上高、営業利益、経常利益、当期利益
14年、20934億円、1234億円、1294億円、1046億円
15年、21807億円、1359億円、1516億円、1181億円
16年、22678億円、1383億円、1410億円、725億円

 

2010年に2000円もあった株価、リーマンショックの影響で1200円程度まで下落しました。その後は、2013年に1500円まで回復しましたが、16年春に発覚した燃費不正問題で800円から430円程度まで暴落しています。

 

現在は日産と提携するというニュースが流れ580円前後で推移しています。

 

株価に比べて過去3年の決算は順調に推移しています。燃費問題で決算に影響を与えるのは来期ですが、いくらか販売台数を減らしますが、それほど大きな問題ではないように思います。

 

自己資本比率は16年に46%、41%、35%とすぐに倒産するような危険な状態ではありません。自己資本金は6711億円もあります。

 

リーマンショックの影響で2010年に平均年収は543万円しかありませんでしたが、株価とともに徐々に回復し、現在は700万円まで回復しています。

 

恐らく今後も大きく下がることはないと予想します。

 

過去の過ちを何も学んでいない三菱自動車

 

三菱自動車の不正問題は過去にもありました。2000年にリコール隠し問題で経営危機に陥りましたが、今回は軽四自動車の燃費不正の発覚です。

 

日産は自社で軽自動車を開発していないため、三菱自動車から買い取って販売をしていました。今回燃費不正で対象の車種は、三菱よりも日産の方が台数が多いです。

 

過去にも同じような問題を指摘された三菱自動車ですが、過去の過ちを何も反省していないようです。

 

国土交通省の追加の調査で三菱自動車の車は、19911年以降に販売されたほぼ全ての車種で違法な燃費データが発覚しました。

 

こういう企業には投資をしたいと思いませんが、何が起こるのかわからないのが株式市場です。日産のカルロス・ゴーン氏が三菱自動車を業務提携で買収することが決定しました。

 

一時ストップ安を記録し大幅に株価を落としていましたが、業務提携が発表されると一気に反転します。

 

日産は超安値で三菱自動車を買収

 

自社で軽自動車を開発していない日産にとってこれほど美味しい案件はありません。

 

日産はわずか2370億円で三菱自動車を傘下に収めたことになります。繰り返し不正が発覚した三菱自動者に、筆頭株主の三菱グループも呆れていたと思います。

 

日産は三菱自動車の株を第三者割当増資で引受ける予定なので、既存の投資家にとってもそれほど損はありません。

 

むしろ三菱自動車株が暴落し、チャンスを狙っていた業績回復株の投資家にとってはこれほど有難い状況はありません。

 

日産からみたら、不正発覚前は三菱自動は1000億円の純利益をあげる企業です。それを2370億円で買収、軽自動車の開発ラインまで獲得するなんてまさに棚からぼたもちです。

 

カルロス・ゴーン氏は倒産危機にあった日産自動車をV字回復させた立役者です。それに比べたらすでに財務も安定している三菱自動車の改革は、それほど難しくありません。

 

再建はカルロス・ゴーン氏の手腕に問われますが、これはもうある意味勝負がついています。もし、今後三菱自動車の株が下がるようなことがあれば、三菱自動車の株を買いたいなと思いました。

 

リーマンショック後の株価が1200円だったことを考えると、まだまだ十分に儲けるチャンスはありそうです。