セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

セミリタイア、縛られない生き方の準備をする

 

本田直之
「何を捨て何を残すかで人生は決まる」

 

タイトルに惹かれて手に取ってしまいました。組織や場所に縛られずに自由に生きることの重要さを説いている内容です。

 

著書は世界を旅しながら積極的に情報をアウトプットし続け、自由な働き方を実践しています。世界へ旅をする時間を増やし、1年の6ヶ月をハワイ、4ヶ月を東京、2ヶ月をその他の国で過ごしたといいます。

 

「忙しく働いているのに、金銭的な余裕を感じられない。気が付くとスケジュールが埋まり、自分の時間が減っている。いつの間にか付き合う人の多くが、仕事関係の人ばかりになっている。」

 

「仕事や人間関係を抱え込みすぎて、「息苦しさ」を感じたなら、この本を読み進めてください。自分らしく自由に生きるための唯一の方法--それが、この本でお伝えする「持たない生き方」です。 」

 

まさに自分にも当てはまる言葉でした。

 

 

モノを持たない選択をする

 

まずは固定概念を無くしゼロから考える必要があります。

 

高度経済成長からバブル経済を経てきた日本のサラリーマンたちは、所有することが人生の美徳のように感じています。

 

いい時計を持つこと、いい車を持つこと、結婚したらマイホームを持つことで社会から一人前として認められます。こういう人生を送ることに多くの人は疑いを持たなくなりました。

 

近年ではサラリーマンのような縛られた生き方を否定する人も徐々に増えてきました。こうした価値観は社会が右肩上がりに上昇しているという前提のもとで成り立っているからです。

 

家を持つことを前提に人生設計をしてしまうと、それだけで自分の人生を縛りつけるつまらないものにしてしまいます。

 

マイホームは自分の人生を場所と会社に縛られる代名詞になりつつあります。

 

30歳で35年ローンを組み65歳まで払い続けると、それだけで一生を台無しにしてしまいます。

 

毎月10万円の住宅ローン、車の維持費を抱えて家の中にはモノで溢れかえった生活。こんな生活をしていると1カ月間仕事を休むことさえ許されなくなります。

 

これからの時代は、マイホームや土地、車、テレビや家具などモノが多いことが人生の足かせになります。

 

モノに溢れかえった生活をしていると、月収が下がることを一切許されない窮屈なライフスタイルになります。

 

家具付きの賃貸に暮らしていれば簡単に収入に合った家に引っ越しができます。やりたい仕事を優先するために月収30万円から20万円になったとしても何の問題もありません。

 

車を持っていなければ保険や駐車場など維持費を一切払う必要がなく、お金を貯めることができます。持たない生活をしていると、モノ、場所、時間、お金から自由になる生活を選択しやすくなります。

 

年収は上がり続けるわけではないと認識する

 

著者によると、

「右肩上がりのライフプランを立てたために今の年収を下げるような事はできない、というのは本当に勿体無い働き方です」

 

年収は上がり続けるものだという固定観念を捨てる必要があります。収入が減ることを恐れていると、何も選択できなくなります。

 

やりたい仕事を優先すると収入は一時的に必ず下がります。だからといって、やりたい仕事をできずに、一生会社の奴隷として働くのは地獄でしかありません。

 

やりたい仕事を実現できれば収入はまた上がってきます。好きなことを仕事にしている人ほど自然と仕事に没頭するため成功率は高くなるからです。時間を使って苦になるか、ならないかは成功率に大きく影響します。

 

やりたい仕事をするためにも、サラリーマン時代からシンプルな生活をしてお金を貯めておく必要があります。ムダな物を買っていると、いつまでたってもお金から自由になることはできません。

 

段階的に自由な生き方へシフトする

 

段階的に自由な生き方へシフトする必要があります。社会人を経ていない学生が実践しようとしてもできるほど簡単ではないからです。

 

自由な仕事の仕方を選択するためにも、ベースを作る必要があるからです。本当に好きかどうかもわからず、やったことがない事で成功しようとするのは、あまりにもリスクが高いからです。

 

好きかどうかは実際にやってみないとわからないからです。サラリーマンを辞めたあとにやっぱり違ったというのは、取り返しのつかない失敗になります。

 

本業の仕事をしながら最低でも2~3年働やってみて、ある程度確信を持てたら独立へ向けてシフトするべきです。

 

サラリーマンであれば会社に勤めているからこそ、安定して収入をえることができます、大抵の人は土日があるので、その時間でじっくりと準備をすることができます。

 

仕事と遊びの境界をなくす

 

これからの時代、人工知能がどんどん賢くなって単純労働者から急速に仕事を奪うようになります。そんな時代に残る仕事は、人工知能を管理するか、クリエイティブな仕事くらいです。

 

人工知能に仕事を取られてなくなってからクリエイティブな仕事を探すのでは遅すぎます。

 

クリエイティブな仕事は働くという感覚とは真逆の発想になります。人から指示されるのを待つ仕事、言われたことを的確にこなそうとする仕事、手を動かすだけで頭を使わない仕事、仕事という感覚で働こうとすると単純労働者の仕事にいきつきます。

 

人工知能が仕事を奪う社会で、自分の好きな事で収入を得ることができなければ、金銭面で成功するのは難しいと心得た方がいいです。会社で成功している2割の人も自分の仕事が好きだからこそ成功しています。

 

サラリーマンは年金などの仕組み上、社会から過度に摂取されている構図になっています。サラリーマンの成功者も会社に縛られてた生き方をしている人が多いですが、この2割の人材が独立するようになったら、会社に残るのは単純労働しかできない労働者だけが残ります。