サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

無給で働く若者たち 時給単価はコンビニバイトの4分の1程度

 

最近、ゲストハウスなどを中心にフリーアコモデーション(フリアコ)、ヘルパーという形態で無給で働く人たちが増えています。

 

お金は人生のすべてではないですが、それでも重要だと考えているため無給で働きたいという感覚はわたしには無いです。

 

日本が物が満たされるほど豊かになったのか、それとも長年のデフレ経済で行きついた結果なのかはわかりませんが、いずれにしても興味深いです。

 

 

時給単価はコンビニバイトの4分の1程度

 

こういう形態で働くのは、物価が高い外国人に人気な観光地、例えば箱根や鎌倉などのゲストハウスで多いです。

 

高級な旅館やホテルが多いなか、一等地にも関わらずドミトリーで1泊3500円程度など格安でサービスを提供しています。

 

そこで働くヘルパーの多くは、住居費、食費、光熱費がタダになる代わりに無給で働きます。

 

主な業務はシーツの取り換えや掃除、接客、食事の準備です。住居費がタダといっても個室が用意されるわけではなく、屋根裏部屋でカーテンで仕切り、布団と荷物を置くほどのスペースしかありません。

 

住居費、食費、光熱費を給料と考えると、経営者の負担からみればひとり当たり3万円程度の負担です。

 

カーテン仕切りの屋根裏部屋生活、食費と光熱費は大人数で折半と考えるとその程度が妥当です。

コンビニで時給800円で週5日で8時間働くと12万の収入になります。コンビニバイトと比較して4分の1の時給単価で働くという計算になります。もちろん労働自体はコンビニのバイトよりもはるかに楽ですが。

 

そもそも生活が成り立たないため短期で辞める人が多い

 

フリーアコモデーションスタッフの募集欄をみると、正社員登用可と記載されていますが、実際には1人の社員がいれば、6~8人は無給のスタッフの割合です。

 

社員を希望してきても1年間働いても、なれるかどうかは席が空かなければなれません。観光地の物価は高く、レストランやバーなど当然ながら料金は高いです、また携帯をひとつ持つだけでも貯金は減ってきます。

 

結局これでは生活は成り立たないため、ゲストハウス以外でもバイトを掛け持ちし、自由な時間がなく忙しい日々に追われます。アパートを借りてバイトをフルに入れた方が、手元にお金が残るため大半は2~3カ月で辞めていきます。半年続けるだけでもそうとう稀です。

 

経営者とサービスを受ける側はかなり有難い仕組みです。スタッフが無給で働いてくれるため、全般的にサービスが安く、アットホームな雰囲気になります。スタッフも含めてお客さん同士との距離も近くなります。

 

実際にリピーター率もかなり高いです。

 

語学留学やワーホリ経験者が集まる

 

スタッフの募集要項には、「外国人と交流できます」「英語を勉強しながら働けます」「好きな場所に住むことができる」とありますが、それほどのメリットはないのが現実です。

 

スタッフで働く人は、語学留学やワーホリに行って帰ってきた人、仕事を辞めてワーホリに行こうと考えている人が集まります。

 

働いているスタッフからみると、「生活が成り立たないから辞めた方がいいよ」というのが本音です。

 

満員電車に押し込められて奴隷のように生きるサラリーマンをみて、そういう価値観が生まれたのかもしれせんが、自分の労働価値を安売りするのとでは、また違ってきます。

 

20代という貴重な時間を楽しいからという理由でムダにしてしまうのは勿体ないです。

 

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