セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

優秀で賢い投資家ほど株式市場で大損する理由

 

株式投資とは買う、売るという2つの行為だけです。

 

この単純な行為にもかかわらず多くの投資家を魅了する不思議な世界です。そして多くの投資家は損をして市場から消えていきます、市場参加者の8割が負けていると言われるほどシビアな世界です。

 

金欲に駆られて行動し、自分の資産を吹き飛ばしてしまう危険といつも隣り合わせです。

 

株式投資は運の要素が強いと言われますが、しかしその一方で常に勝ち続ける投資家がいるのも事実です。

 

ウオーレン・バフェットは過去37年間の運用で、ほぼすべての年のパフォーマンスはプラスです。平均運用は22%です。投資元本を1949倍にしています。

 

儲けられるか儲けられないかを「運」という一言で片付けてしまうと、彼らの存在を否定することになります。

 

成功者と失敗者の違いはなんでしょうか?

 

投資の世界で一番危険なタイプ

 

勝ち続ける投資家の特徴は、常に負ける理由を減らして負ける確率を最小限に抑えようとします。負ける理由をなくしていくことで、結果的に毎年安定したパフォーマンスを達成していきます。

 

一番危険なのは勝つ理由を探すことです。

 

このタイプの投資家一番危険です。運だけに頼って感覚だけで売買している人たちより大損する可能性があります。

 

株式投資で危険なタイプは以下のような投資家です。

 

・勉強家、努力家で勉強した時間に比例してパフォーマンスが上向くと思っている人
・自分を賢いと思っている人(実際に賢い)
・常に人の裏をかきたがる人
・数値が好きでそればかりを追いかける人

 

こういうタイプは自分が選ぶ銘柄に絶対的な自信を持っています。

 

勉強家や努力家は人一倍勉強が好きです。人より多くのことを学ぼうとするため知識も増えて賢くなります。自分が常に正しいと考えています、また調査に調査をかけてそれを裏付けるデータも収集します。

 

この投資家は考え方を固定化させてしまいます。判断材料となるベースのテンプレートが間違っていた場合にとりかえしのつかない損失を抱えています。

 

また、世界の経済でおきていることを正しく理解できていると思っているため、なにか事象が起きたらすばやく対処しようとします。

 

努力家だと過去の失敗から正しく学ぶことができたら次は大丈夫だと勘違いします。

 

優秀な人ほど陥りやすい罠です。勝つ理由を探そうと行動しても答えは見つからないです。

 

勉強時間に応じて勝てるほど、投資の世界は単純ではありません。

 

勝ち続ける投資家は負ける理由を探す

 

成功している投資家は常にシンプルに考えます、そして間違えていることを前提に考えます。自分がコントロールできない物事にたいしては、最初からコントロールしようとしません。

 

そして、勝つ理由ではなく負ける理由を探します。

 

例えば、

 

・証券会社に払う売買手数料を最小限にする
・インカムゲインにかかる税金を最小限にする
・感情的な判断を最小限にする
・自分の考えが間違えている前提で銘柄を調査する

 

論理的に考えて数値を追いかけることも重要ですが、そればかりを気にして投資をすると思わぬ落とし穴にはまります。

 

例えば日本政府が発表する数値を信じて投資判断に使うと、そのデータが間違えていたらすべてが間違えていることになります。

 

政府が発表する数値はあくまで政府にとって都合がいい数値です。すべてを疑うことはできませんが、すべてを信じることもできません。

 

通貨を大量に発行したい政府にとって、インフレ率は低いほうが都合がいい場合もあります。

 

投資家ジム・ロジャーズはファンド時代に、10年間で3365%の利益をリターンをあげていますが、「政府の公表する数値は信用していない、だから生き残ってこれた」と語っています。

 

投資は勉強したからといって勝てる世界ではない

 

運に頼る人は勝ち続けることができません。勝ち続ける人は、運が悪くても勝てる道を追求し続けていく人です。

 

一般の世界ではこれで通用します。

 

しかし投資の世界では、勉強して実力をつけたからといっても必ず勝てるほど甘い世界ではありません。

 

だからこそ多くの人を魅了しています。