サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

フィリピンなどの短期留学はどれだけ費用対効果が高いか

[1] サラリーマンにとって英語の勉強は、費用対効果が悪いと思う理由
[2] サラリーマンが最低限の労力で効率良く、英語を勉強する方法
[3] 歴史的な視点で、日本人が英語ができない理由を考える
[4] 経済的な視点で、日本人が英語ができない理由を考える
[5] フィリピンなどの短期留学はどれだけ費用対効果が高いか
[6] TOEICや英検は受ける価値があるのか
[7] 社内公用語を「わざわざ」英語にする意味はあるのか
[8] ビジネス英語を身に付けて、日経企業から外資系企業に行くメリット
[9] 仕事のために語学を勉強するなら、中国語を選択すべき理由

 

近年、フィリピン短期留学がとても人気です。フィリピン観光省によると2010年にフィリピンを訪れた日本人の英語留学者数は約5000人。

 

その後、日本のメディアに大きく取り上げられたこともあり、2013年には5倍の2万5000人まで増加しています。
 
フィリピン留学が人気の理由として挙げられるのは以下です。

・マンツーマンでクラスを受けられる
・フィリピン人講師の高い英語力
・物価、授業料が安い
・東京、マニラ間片道4時間半
・1週間からの短期でも留学可能
 
グループレッスンとマンツーマンで話す量が違うので、スピーキングが伸びます。フィリピン講師の英語はアメリカ英語なので、日本人に聞き取りやすい。

 

1か月の平均予算は、授業料と3食込み宿泊費が付いて17万程度(チケット代、入学費、ビザ代は別)なのでかなり安いです。東京、マニラを片道4時間半で行き来でき、1週間からでも留学を受け付けています。
 
社会人が英語学習のために会社の休暇を利用して1~2週間留学するのはそれなりに魅力的ですが、仕事を辞めてまで3カ月~1年留学するのはあまり賢いとは思わないです。

 

こういうところに行くと、英語を使って仕事をするために会社を辞めてきたという人がいます。次の仕事までの明確な道筋があればいいですがそうではないケースが多いです。

 

現職に満足できないからという理由で、英語の習得に過度に期待すると痛い結果が待ち受けています。
 
会社を辞めて、英語留学した後に転職する場合以下のケースにあてはまります。

 

・ 業種を変えずに、英語を使う仕事を探す
・ 業種を変えて、英語を使う仕事を探す
・ 英語に関係ない仕事をする
 
・業種を変えずに、英語を使う仕事を探す

 

前職と業種を変えずに、英語を使う仕事ができる場合は一番理想ですが、仕事をしていない空白期間があるため転職市場では不利に働きます。

 

業種内でのビジネススキルが高くないと、前職より良い待遇を得るのは難しいです。

 

英語は、例え1年間留学していても、仕事での業務経験がないとそれほど評価されません。同じ業種で、次の仕事先が決まっている状態で留学することが一番理想です。
 
在職中の転職であれば、心に余裕を持って就職活動ができます。自分の条件に合わなければ、辞めればいいし、来年に再チャレンジという選択肢もあるからです。

 

仕事をしていない状況での就職活動は、心理的にも条件面でも非常に不利です。活動期間が伸びる程、貯金も減っていくし、条件に合わなくても、最終的にはどこかの企業を選択しなければいけないからです。
 
空白期間があるかないかで、転職の条件に大きく影響がでるのは納得がいかないですが、現状のビジネスの転職市場がそういうルールになっているのでこれは仕方がない事です。

 

採用する側はできる限り、経費を下げて良い人材を採用しようとします。
 
・業種を変えて、英語を使う仕事を探す

 

業種を変えて、英語を使う仕事を探す場合も、大きく年収ダウンになります。未経験の業種、且つ、英語の業務経歴がない条件で仕事を探すからです。その業界の新卒入社1、2年目並みの年収まで下がるリスクがあります。
 
・英語に関係ない仕事をする

 

最初は英語の仕事をしたくて、留学する人が多いですが、最終的には英語に関係ない仕事を選択する人が多いです。

 

日本で仕事をする以上、英語を使う仕事はそれほど多くないのが現状だからです。このケースも、空白期間を作って就職活動するため、前職より待遇が下がる可能性が非常に高いです。
 
また留学費用以外にも、仕事をしていた期間に本来得られるはずだった「機会損失」も考える必要があります。1か月で授業料と宿泊費込みで17万円でも、1年間滞在したら200万を超えます。

 

それ以外にも生活費や旅行、何かあった時の一時帰国費、帰国してから次の仕事が決まるまでの生活費など、すべてを合わせるとそれなりの金額になります。
 
語学は長い期間かけて、少しずつ頭にインプットしていくものなので、短期間に無理に覚え込む必要性もないです。6か月留学しても日常会話が少し話せるくらいだし、短期間で覚えたものは忘れるのも早いです。
 
フィリピン留学は安くて魅力ですが、それでもこれらの経費を足したら、費用対効果は決して高くはないです。長期の休みを利用して留学するか、仕事をしながら、少しずつ英語の勉強をした方が良いと思います。

 

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